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生まれつきのあざは治療必須の種類もある!?消す方法や費用

生まれつきのあざは治療必須の種類もある!?消す方法や費用

生まれつきの赤ちゃんのあざが心配なママ、種類によっては自己判断が危険なことも…。

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生まれつきのあざは自然に消える?赤青茶のアザを消す治療方法

ふっくらとやわらかな赤ちゃんの肌に生まれつきあざがあると、「何で?何かの病かしら?」と不安になってしまうものですね。あざやほくろはどんな人の体にも1つや2つはあるものですが、私たちの体に現れるあざにはさまざまな種類があり、色や大きさ、できる原因も違いますので、我が子の肌にできてしまうと、やはり心配になってしまうものですよね。

中には治療が必要なあざもありますので、赤ちゃんの体のあざの種類ができる原因、症状や治療の必要性などを、しっかり理解しておきましょう。

生まれつきのあざは自然に消える?消えない?

這っている赤ちゃん

赤ちゃんの肌をしっかり観察すると、肌の奥の血管が透けたような赤いあざや、何かにぶつけた跡のような青い色のあざ、シミのような茶色いあざなど、など、さまざまな色のあざがあることに気が付くことと思います。

生まれつきのあざは、多くの赤ちゃんにあるものです。赤ちゃんの体の大きなあざや顔のあざを見つけてしまうと、将来を悲観してしまうママが多いのですが、赤ちゃんの場合は自然に色が薄くなって消えてしまうあざも多いので、まずはあざの種類と原因をしっかり理解し、落ち着いて対処していきましょう。

赤ちゃんのあざには、ママのお腹にいたことからできている先天性、つまり生まれつきのあざと、生後しばらくたってから皮膚に浮かんでくる後天性のあざがあります。放っておいても自然に消えるあざもあれば、積極的な治療をしないと消えないあざもありますが、なかには悪性のあざや病気が隠れているケースもあります。あざが目立たないからといって軽く考えず、お医者さんの助言や指導を受けながら、赤ちゃんのあざを観察していきましょうね。

生まれつきのあざができる原因

一般的に「あざ」とは、皮膚の一部で何らかの異常が生じ、皮膚の表面までその色が透けて現れている症状をいいます。ただし、ぶつけて内出血を起してできるあざは放置しても数日で自然に治るため、いつまでも心配する必要はありませんよね。こちらでご紹介する生まれつきのあざは、青、茶、黒、赤のあざが、長期間残ってしまっているものです。

皮膚にあざができる要因

  • メラニンの部分的な増殖
  • 毛細血管の部分的な増殖

あざの色が違うのは、変色を引き起こしている要素や、色素細胞が皮膚のどの深さにあるかに違いがあるからです。
なぜ増殖がおきるのかといった、あざができる原因に関してはハッキリと解明されていないことが多いのですが、紫外線などの外部因子遺伝による要因などが原因であるとも指摘されています。

生まれつきの赤いあざの主な種類

あくびをしている赤ちゃん

赤ちゃんの体に現れる赤い色のあざは、何らかの原因で毛細血管が異常増殖してしまい、血管を流れる血液の色が表面に透けて見えている、血管に起因する皮膚の病気です。赤いあざは、基本的に赤ちゃんの健康に即悪影響を与えるものではありませんので、安心してくださいね。

赤いあざには、自然に消えるものと消えないものがあります。あざができた場所や症状によっては積極的な治療が必要になるケースもありますので、赤ちゃんのあざの経過を見守りながら、お医者さんの意見を聞いて対処していきましょう。

サーモンパッチ

サーモンパッチは、赤ちゃんの顔に生まれつきある赤いあざで、次のような特徴があります。

  • 眉間やまぶた、おでこ、上唇と鼻の間など、顔の中心にできる
  • 表面は平坦で、くぼみや盛り上がりはない
  • 境目がはっきりしない

サーモンパッチは新生児の約30%に見られるメジャーな皮膚の症状で、かゆみや痛みはなく、赤ちゃんの身体に害を及ぼすようなものではありません。赤ちゃんが泣いた時や興奮した時、入浴したときにあざの色が濃くなって目立つようになりますが、これは全身の血流が促進されたことによるごく自然な生体の反応ですので、心配しすぎないでくださいね。

サーモンパッチは、1歳半を過ぎる頃までには自然に消えるケースがほとんどです。そのため、産後すぐに産院で相談しても、「治療しなくても自然に治りますよ」と言われることが多いのですが、中には大きくなってもあざが残るケースもあります。

保険適用になるケースもありますので、なかなかあざが消えない、あざが大きく目立ちすぎるなど不安な場合は、乳幼児健診の際などに小児科医に皮膚科や形成外科の専門医を紹介してもらい、一度相談してみるとよいでしょう。

ウンナ母斑

ウンナ母斑は、新生児の約10%に見られるメジャーな赤いあざで、生まれつきみられる赤ちゃんが半数、残りの半数は後天的に現れます。ウンナ母斑には次のような特徴があります。

  • うなじから後頭部に生じる
  • 表面は平坦で、くぼみや盛り上がりはない
  • 周囲の皮膚との境目が比較的わかりやすい

ウンナ母斑も、大半は3歳頃までに自然に消えていくのですが、サーモンパッチに比べて消えにくく、全体の約半数は大人になってもあざが残る可能性があります。

ウンナ母斑は赤ちゃんの健康に害は及ぼさず、比較的服などで人目から隠れる場所にできるので、積極的な治療をしないケースが多いのですが、目立つ場合には皮膚科などで治療をすることもできます。レーザーでの治療を髪の生え際にすると毛根が焼けてしまい、髪の毛が生えなくなってしまうなどのリスクがありますので、治療する場合には専門医の意見をよく聞いて対処していくといいでしょう。

単純性血管腫/ポートワイン母斑

単純性血管腫は、赤ワインのような赤色から「ポートワイン母斑」とも呼ばれている、生まれつきの赤いあざです。単純性血管腫の特徴は、次のとおりです。

  • 顔や首、四肢など、全身の場所を問わず現れる
  • 表面は平坦で、くぼみや盛り上がりはない
  • 色が濃く、境界がはっきりとしている

単純性血管腫は、サーモンパッチやウンナ母斑と間違われやすいのですが、単純性血管腫の場合は自然に消えることはなく、成長するにつれて赤みが強くなることもあります。

単純性血管腫は、目の周りに出来た場合は緑内障などの視力に悪影響を及ぼす可能性がありますので、できるだけ早く専門医に相談して治療をおこないましょう。
また、美容のためにレーザー光線などで治療をすることも可能ですが、全ての単純性血管腫が消えるわけではないので、一度専門医に相談をしてみましょう。

生まれつきの青いあざの主な種類

ランドセルを背負っている女の子

赤ちゃんの体に現れる青い色のあざは、皮膚の一番深い真皮と呼ばれる部分で、本来あるはずのないメラノサイト(色素細胞)がメラニン色素を増殖させることで、その色が皮膚表面に透けて見えるために生じます。よく知られているのが蒙古斑ですね。

青いあざは生まれつきのもので、長期にわたって皮膚に現れるものを指していて、何かに強く打ちつけてできる皮膚下の内出血とは区別されます。青いあざも基本的に赤ちゃんの健康に悪影響を与えるものではありませんが、範囲が広く、顔などの目立つ部分に現れた場合は積極的な治療ができます。

蒙古斑

蒙古斑は生まれつきの青あざで、白人種や黒人種にも現れますが黄色人種の肌には特に現れやすく、日本人の場合は99%以上の赤ちゃんに何らかの蒙古斑が現れます。私たちにとって蒙古斑は「赤ちゃんらしさ」の象徴ともいえるものですね。蒙古斑は青みがかったあざですが、他にも次のような特徴があります。

  • お尻から背中にかけて現れる
  • 表面は平坦
  • 大きさや形はまちまち
  • 境界ははっきりしない

蒙古斑は多くの場合は服などで隠れる場所にでき、無害ですし、10歳前後までの間に自然に消えてしまうことが多いので、基本的には積極的な治療の必要はないでしょう。ただし、蒙古斑が消える時期には個人差があり、中には大人になっても残ってしまうケースもありますから、気長に見守っていきましょうね。

太田母斑

太田母斑は顔などにできる青いあざで、生まれつきのケースは稀ですが、生後6ヶ月以内に現れることが多いです。また、思春期ごろになって目立ってくる場合もあり、日本人の1000人に数人の割合で発症すると推定される皮膚の病気です。男の子よりも女の子の方が発症しやすい傾向があり、次のような特徴があります。

  • 目の周り、おでこ、頬、鼻、首筋など顔周辺にできやすい
  • 両側に現れる場合もあるが、顔面の片側できることが多い
  • 白目の中や口の中にできることもある
  • 米粒大の小さい平坦なあざが集まって、大きな母斑を作っている
  • 色は青、茶色、黒であることもあり、成長とともに色が濃くなる

太田母斑は蒙古斑などとは違って、自然に消えることがないあざです。それ自体が赤ちゃんの健康に害を及ぼすことはないものの、顔の目立つ場所にでき、成長につれて目立ってきますので、レーザー治療などの治療を検討しましょう。早ければ早いほどあざはひどくなることを抑える効果があるといわれています。レーザーでの治療は生後数ヶ月からできますし、一部の治療は保険の適用が受けられますので、早めに皮膚科の専門医に相談をしておきましょう。

異所性蒙古斑

異所性蒙古斑とは生まれつきある青いあざで、わかりやすく説明するとお尻や背中以外にある蒙古斑のことです。次のような特徴があります。

  • 腕や腹、顔など全身に現れる
  • 表面は平坦
  • 大きさや形はまちまち
  • 境界ははっきりしない

色の薄い異所性蒙古斑は、成長するにしたがって自然に消えていきますが、色の濃いあざは大人になっても消えずに残ることもあります。悪性のあざではないので、基本的に積極的に治療をする必要はないのですが、顔などの目立つ場所にある場合にはレーザー治療が有効ですので、早めに専門医に相談をして対処するといいでしょう。

生まれつきの茶色いあざの種類

赤ちゃんを抱っこしているお母さんのイラスト

赤ちゃんの体に生まれつき現れる茶色いあざは、皮膚の表皮に何らかの原因でメラニン色素が増殖してできます。赤ちゃんの身体によく見られる茶色いあざにはいくつかの種類がありますが、シミやソバカスとは区別されていて、自然に消えることはありません

茶色いあざには悪性の病気が隠れているケースがありますので、家庭であざを自己判断することは危険です。リスクのあるあざかどうかは、専門医が検査をすれば簡単にわかりますから、早めに病院を受診して、あざの種類をしっかり特定してもらい経過を観察していきましょう。

扁平母斑

扁平母斑は、生まれつきの薄茶色のあざで、次のような特徴があります。

  • 顔や腕、腹や背中など全身に現れる
  • 表面は平坦で、くぼみや盛り上がりはない
  • 大きさや形はまちまち
  • 境界がはっきりとしている

扁平母斑は自然に消えることはなく、成長するにつれて色が濃くなって目立つ傾向がありますが、悪性化はしません。目立つ場合はレーダー光線による治療で除去ができますが、一度あざが消えてもしばらくたつと同じ場所にあざが再発するケースが多いので、医師と相談をしながら、長期的に経過を見守っていく必要があります。

カフェオレ斑

扁平母斑と見た目の差はない、生まれつきの薄茶色のあざです。生後しばらくしてから現れることもあります。日本ではカフェオレ班と扁平母斑の違いを、レックリングハウゼン病などの病気があるかどうかで診断しています。次のような特徴がある場合、レックリングハウゼン病が疑われますので、病院を受診しましょう。

  • 1.5㎝以上のミルクコーヒーのような色のあざが6個以上ある

レックリングハウゼン病は難病です。成長につれて骨や脳、目や内臓などの身体の各部位に、神経線維腫などの良性の腫瘤ができるリスクも高く、完治が難しい病気なので、早めの対処が必要です。
また、このほかにも体の広範囲に茶色いあざがある場合には、骨の成長に支障が出るアルブライト症候群の可能性もありますので、できるだけ早く皮膚科を受診してあざの原因を特定してもらい対処していきましょう。

脂腺母斑

脂腺母斑は、生まれつき顔や頭部にできることが多い黄色いあざです。通常は頭皮にあざがあっても髪の毛があるために見つけにくいのですが、脂腺母斑はあざの部分に髪の毛が生えないので、赤ちゃんの髪の毛をとかしていて気付くママも多いです。

  • 初めは青みがかった白や黄色
  • 成長するにつれて表面がでこぼこしてくる
  • 頭に出来た場合は、その部分にケガは生えてこない

脂腺母斑は自然に消えるあざではなく、思春期以降に皮膚がんになるリスクの高いあざで、乳幼児期に外科手術で切除して対処することが多いです。かきむしるなどの刺激でガン化することも多いので、髪の毛の中に無毛の茶色いあざを見つけたら、慌てずにすぐに専門医を受診して治療を開始しましょう。

あざとほくろの違いって?

大人になると誰にでも2~3個はあるほくろですが、皆さんは黒い色のあざとほくろの違いをご存知ですか?黒色のあざもほくろも自然に消えることはなく、医学的には同じ「母斑」という分類になりますが、通常小さいものは「ほくろ」大きなものは「黒あざ」と呼ばれています。

黒あざの場合は、将来的に悪性化する恐れもありますし、ほくろでも形や色、出来る場所によって悪性化することがありますので、危険のないものかをチェックし、心配な要素があるばあいには、皮膚科などの専門医を受診しましょう。

生まれつきのあざを消す治療方法

塗り薬とお薬手帳

顔などの目立つ場所に生まれつきあざがあり、消える見込みがない場合は、あざを早めに消すことを検討するママもいるでしょう。また、医師から安全性を考えて、消すことを提案されることもありますよね。生まれつきのあざを消す治療方法としては、次の4つの方法があります。

  • レーザー光線による治療
  • 内服薬や軟膏などによる薬による治療
  • 放射線による治療
  • 外科手術による幹部の切除

あざの場所によってはできない事もありますが、一般的に皮膚科や形成外科であざの除去治療では、レーザー光線による治療を行うことが多いです。レーザー光線による治療は、あざの色に反応する光線を患部に照射して、異常増殖している血管や細胞を除去する治療方法です。

若干の痛みが伴いますし、目の周りなどには照射ができない、完全に消えないあざもあるなどのデメリットもありますが、皮膚科の治療に使うレーザー光線は体への負担が少ないため、生後数ヶ月の赤ちゃんから治療ができます。

レーザーによる治療は、早ければ早いほど効果があるといわれていて、皮膚が薄く、細胞が未熟で新陳代謝の盛んな子供の肌の方が良い結果が得られます。赤ちゃん期の方が治療に対する精神的な負担が少くすみますので、治療が必要な生まれつきのあざがある場合には、是非早めにアクションを起こすことを考えてみてくださいね。

あざを消すのにかかる費用はどれぐらい?

生まれつきのあざを消すのにかかる費用は、ケースバイケースです。次の2つのポイントで、費用は変わります。

  • 保険適用になるかならないか
  • 治療にかかる日数

まず、保険適用かそうでないかですが、単純性血管腫、太田母斑、異所性蒙古斑、カフェオレ班、扁平母斑には、基本的にレーザー治療への保険が適用されます。ただし、頻度によっては自費負担となってしまいます。また、黒あざの場合はレーザー治療での効果は期待できないため、通常は保険適用とならず手術であれば保険が適用となります。

あざの治療は、美容目的であれば保険適用となりませんが、生まれつきのあざの場合は、悪性化する可能性がなくても目立つために将来的に生活に支障が出ることも予測されますので、保険適用にならないと決めつけず、まずは専門医に相談してみましょう。

レーザー治療の場合、基本的に一度の治療であざがキレイに消えるということはありません。数回にわたって治療が必要になりますから、そのぶん日数もかかりますし、治療費もかかることになります。自費負担に切り替わるルールは、それぞれの病院によって違いますので、治療をする前にしっかり病院に確認することが大切です。

自分を責めずに気長に赤ちゃんのあざと付き合いましょう

あざのある赤ちゃんをみた人の中には、「お腹にいるときに、あんたがお葬式に出たからだ」「お腹に赤ちゃんがいるときに、火事を見たからだ」などという人もいるそうです。当たりまえのことですが、あざに関してだけでなく、こういった迷信・俗信には何の根拠もありません。このような迷信は本来、「お腹に赤ちゃんがいるときには、無理をせず大事にしなくちゃいけないよ」という戒めの意味があるのです。

体に何らかのあざを持つ赤ちゃんのママは、「あざができたのは自分のせいだ…」と思い込んでしまいがちですが、赤ちゃんにあざができることとママの妊娠中の行動には、何の因果関係もありません。自分を責めることはやめましょう。

赤ちゃんの体に現れるあざは、ある意味赤ちゃんの個性の一つです。娘のあざを「神様からの贈り物」「いとおしい」というママも多いですよ。あざがあることを気に病む必要はありませんので、ママは力を抜いて、赤ちゃんのあざの経過を見守っていきましょう。

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この記事を書いたライター
はたこ

はたこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!