赤ちゃんへの牛乳の与え方に関する記事

赤ちゃんに牛乳はいつから?離乳食量/そのままの飲ませ方

赤ちゃんに牛乳はいつから?離乳食量/そのままの飲ませ方

「赤ちゃんが牛乳をガブガブ飲んだら楽なのに…」と思うママ、ガブガブ飲み過ぎると弊害もあるのです。離乳食の量にも注意!

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赤ちゃんに牛乳はいつから?そのままは?必要?量や飲ませ方

赤ちゃんの離乳食に牛乳を使ったり、そのまま飲ませたりして、生きるために必要な栄養やエネルギーをたっぷり手軽に摂らせてあげたいですね。けれど子供の食物アレルギーの原因で2番目に多いのが牛乳アレルギー!乳脂肪分も多く、離乳食初期から与えることで、赤ちゃんの内臓に負担がかるなどのデメリットがあります。当然、そのまま飲ませるのもNG!

そこで今回は、赤ちゃんに離乳食やそのままの牛乳を与えられる時期、注意点、離乳食への活用方法など、牛乳の与え方に関するお悩みを、一気に解決していきたいと思います。

赤ちゃんに牛乳を与えられるのはいつから?

赤ちゃんに離乳食で牛乳を与えられるのはいつから?

ストローを咥える幼児

赤ちゃんの離乳食作りに牛乳を使える時期は、離乳食中期の生後8ヶ月頃がよいでしょう。消化機能が十分に発達していない離乳食初期以前の赤ちゃんは、消化の良い離乳食を食べることはできるようになっても、タンパク質の分子が大きく脂肪分も多い牛乳を消化吸収できません。

赤ちゃんに牛乳を早く与えすぎると…

アレルギー抗体を作ってしまい、牛乳アレルギーになる可能性があります!家族にアレルギー体質の人がいる場合には、特に注意しましょう

初めて離乳食に牛乳を使う場合は、スプーン小さじ1杯から始め、赤ちゃんの肌や便の状態を見ながら量を増やしていきましょう。生後5~6ヶ月になり初期の離乳食に慣れたら、まずは牛乳よりもタンパク質の分子が小さいく、消化吸収をしやすいプレーンヨーグルトやカッテージチーズを少量ずつ与えて、様子を見てみましょう。

赤ちゃんにそのまま牛乳を飲ませられるのはいつから?

ホットミルク

赤ちゃんに牛乳をそのまま飲ませられる時期は、生後1歳を過ぎてからです。生後1歳を過ぎる頃には、消化機能の発達が進み、牛乳アレルギーのリスクも低くなってきています。しかし、1歳を過ぎても赤ちゃんの消化機能が未熟なことは変わりがありません。いきなり冷たい牛乳を与えると、消化不良や下痢を引き起こしやすくなります。

赤ちゃんにそのまま牛乳を飲ませる場合、最初は人肌程度に加熱した牛乳を赤ちゃんに与えましょう。牛乳は、加熱すると消化吸収がしやすくなり、甘みが出て飲みやすくなるため、赤ちゃんも進んで飲んでくれます。
しばらく温めた牛乳で様子を見て、赤ちゃんの肌や便などに問題が見られないようであれば、その後は少しずつ冷たい牛乳も与えて慣らしていきましょう。

また、牛乳を与え始める時期はあくまでも目安ですので、離乳食の進みが遅い子に早い段階で無理に与える必要はありません。少しずつ様子を見て進めていきましょう。

家族がアレルギー体質の場合

赤ちゃんもアレルギー体質が疑われますので、フォローアップミルクから始めると安心です

赤ちゃんに離乳食で牛乳を与える時の量や注意点

赤ちゃんに牛乳を与えてもよい時期を気にするママは意外と多いのですが、OKの月齢になると量を気にせず「牛乳は体にいい」と、与えすぎてしまう人が結構います。また、ママだけでなく気をつけたいのがおばあちゃん世代!いくら体にいい牛乳といえども「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですよ。

離乳食で牛乳を与える時の量の目安

乳製品の摂取量の上限は、赤ちゃんの内臓の発達具合によって変化します。ママは、赤ちゃんの月齢で摂取可能な牛乳や乳製品の量を、きちんと把握しておきましょう。

<離乳食1回で与えられる牛乳や乳製品の量の目安>

  • 離乳食初期(生後6ヶ月)

乳製品(小さじ1~50gまで

  • 離乳食中期(生後7~8ヶ月、)

牛乳などの乳製品(50~70gまで
※ただし、牛乳は生後8ヶ月からスタート

  • 離乳食後期(生後9~11ヶ月)

牛乳などの乳製品(80gまで

  • 離乳食完了期(満1歳~1歳6ヶ月)

牛乳などの乳製品(100gまで

赤ちゃんや幼児の牛乳過剰摂取は厳禁!

消化力が未熟な赤ちゃんに離乳食で牛乳や乳製品を与える時は、一日の摂取量を守ることが大切です!与える量が多ければ消化吸収が大変になって胃腸に負荷もかかりますし、様々な体調不良の要因となります

離乳食で牛乳や乳製品を与える時の注意点

1歳未満の赤ちゃんに離乳食の食材として牛乳を使う場合、必ず牛乳を加熱して使いましょう。牛乳は暖めることで消化吸収しやすくなり、消化不良による下痢予防にもなります。

ヨーグルトやチーズは、糖分や塩分が含まれているものが多いので、離乳期に与える乳製品は、プレーンヨーグルトや手作りカッテージチーズを使うとよいでしょう。プロセスチーズやクリームチーズ、粉チーズには、塩分が多く含まれているため、時期を生後8ヶ月頃からとし、量も少量にしましょう。

カッテージチーズの作り方

材料:ヨーグルト50g、レモン汁1~2滴、鍋、ザル、キッチンペーパー

  • ヨーグルトを鍋に入れて加熱し、沸騰する直前で火を止める
  • レモン汁を加えてかき混ぜる
  • ザルにキッチンペーパーをひき、固まったチーズを入れて水を切る
  • 冷蔵庫で一晩冷ます

一般的に食物アレルギーの反応が出るのは、初めて口にした時でなく2回目にその食べ物を食べたときですので、2回目以降にこそ赤ちゃんの様子を注意して観察することが必要です。慣れないうちは急なアレルギー反応に備え、病院に通える平日の午前中の離乳食で、牛乳や乳製品を使うようにしましょうね。

赤ちゃんにそのまま牛乳を与える時の飲ませ方や量

お菓子を食べる幼児

赤ちゃんが1歳を過ぎたら、いよいよ本格的に牛乳を飲み物として与えることができるようになりますが、油断は禁物です。1歳を過ぎた幼児に牛乳をコップでそのまま飲ませる場合、初日の量は50mlの少量から始め、赤ちゃんの肌や便に異常が起きなければ、徐々に量を増やしていきましょう。

幼児に一日に与える牛乳の量の目安

  • 1食 50~200ml
  • 1日 300~400ml

これはあくまでも目安ですので、「必ず毎日この量を飲ませねばならない」というものではありません。むしろ、飲み過ぎ防止のために上限を覚えておくことが大切!

たまに、水やお茶代わりに、毎日1ℓ以上の牛乳を飲んでしまう幼児がいますが、これは明らかに飲み過ぎです。幼児用のコップ1杯が200ml位ですので、毎食コップ1杯の牛乳を飲ませるのは、1回に注ぐ量にもよりますが飲み過ぎになることもあります。食事中の飲み物はお茶を飲ませるなど、ママが量を調整してあげましょう。

赤ちゃんに牛乳って必要?メリットとデメリット

赤ちゃんに牛乳は必ず必要かといえば、答えはNOです。牛乳アレルギーの赤ちゃんは牛乳を飲みませんし、他の食材で栄養を摂れればよいのですから。ただし、牛乳は気軽に栄養を補給することができる、赤ちゃんにとってメリットの多い優秀な食材ですので、上手に食卓に取り入れられると恩恵も多いですよ。

赤ちゃんに牛乳を摂らせるメリット

牛乳には、骨を丈夫にするカルシウムだけでなく、活動するために必要とされている三大栄養素や、体調を整えるミネラル、脳や体の発達に役立つビタミンB1、B2、B12、目や皮膚の機能を保つビタミンAなどのビタミン類など、さまざまな栄養素が、バランスよく含まれています。1つの食材で多くの栄養素が摂取できるのは、赤ちゃんだけでなくママにとっても嬉しいメリットですよね。

牛乳に含まれる三大栄養素

・タンパク質
・脂質
・炭水化物

牛乳の入ったコップを差し出す女性

牛乳は安価で、スーパーやコンビニ、自動販売機などどこでも購入できますし、加熱してもカルシウムやタンパク質、ビタミンA、B1、B2などの栄養価がほとんど変わりません。ですから、これらの栄養が不足する飲み物に加えたり、食材に加えて調理したりすることで、手軽に栄養バランスを整えられるというメリットがあります。

また、赤ちゃんの離乳食や幼児食作りでは、牛乳を加えて煮たり、ホワイトソースをかけたりすることで、料理のバリエーションが広がり、赤ちゃんや幼児が食べやすくなるというメリットもありますね。

カルシウム量の点においても、牛乳をしのぐ煮干しやひじきなどの食材は、赤ちゃんや幼児にとってクセや苦味があって食べにくく、好き嫌いが激しくなりがちな食材ですが、牛乳はクセも少なく、幼児期になれば気が向いたときに、そのまま飲むことで摂取できますよね。

また、カルシウムの吸収率が高い子供の時期に、牛乳を飲んでカルシウムを蓄えておけば、将来の骨粗しょう症予防にもなりますので、赤ちゃんや子供にとって牛乳は、非常に嬉しいメリットが豊富な食材なのです。

牛乳の過剰摂取によるデメリット

牛乳は、あくまでも人間ではなく牛という大型動物を育てるための母乳です。栄養価が高くて摂りやすいからと過剰摂取すれば、食物アレルギーやアトピーなどを起こしやすいというデメリットだけでなく、乳糖不耐症の症状として下痢になる、タンパク質の過剰摂取により肥満を招きやすいなどのデメリットもあります。

また、牛乳は完全栄養食品と考えられがちですが、ビタミンCや食物繊維、鉄分の含有量は少ないです。そのため、特に3歳以下の乳幼児の場合、過剰摂取することで牛乳貧血になるというデメリットがあります。

牛乳貧血とは

牛乳貧血とは、牛乳の過剰摂取で鉄分が不足して起こる鉄欠乏性貧血のことで、牛乳を飲み過ぎることでお腹がいっぱいになってしまい、離乳食や幼児食からの鉄分の摂取量が不足してしまったり、牛乳に含まれるカルシウムやリンが鉄分の吸収を抑えてしまったりするために起こります

また、乳幼児期の牛乳の過剰摂取によって、腸管出血を起こすこともあります。その場合は吸収できずに鉄分が不足するだけでなく、もともと持っていた鉄分まで、便と一緒に体外に排出されてしまいます。

日本では、一日600ml以上の牛乳を3ヶ月以上飲んだ幼児が、牛乳貧血を起こした症例もあります。これは、毎日牛乳を水やお茶の代わりに飲んでいる幼児にとって、あり得る摂取量ですよね。赤ちゃんの離乳食に牛乳を使い過ぎたり、幼児に牛乳を飲ませすぎたりしないように、ママは十分配慮しましょう。

赤ちゃんが下痢の時も牛乳を与えてもいいの?

赤ちゃんが下痢をしている時、離乳食を止める必要はありませんが、牛乳を与えるのは一旦ストップしましょう。牛乳は消化が悪く、下痢でダメージを負った赤ちゃんの胃腸に過剰な負担をかけてしまいます。ひどい場合には、アレルギーを引き起こす恐れもあります。

また、離乳食で牛乳を食べると便がゆるくなったり下痢をしたりする場合は、食物アレルギーではなく乳糖不耐症の可能性もあります。一度、医療機関を受診してみましょう。

赤ちゃんに適した牛乳の種類は?

商品棚に並ぶ牛乳パック

一言に「牛乳」といっても、牛乳にはいろいろ種類があります。スーパーには次のような種類の牛乳が置いてありますので、パッケージを確認してみてくださいね。

  • 牛乳(成分無調整牛乳)

絞りたての生乳を加熱殺菌しただけの牛乳

  • 成分調整牛乳

製造工程で乳脂肪分などの成分を減らした牛乳

  • 低脂肪牛乳

製造工程で乳脂肪分を減らして、低脂肪にした牛乳

  • 無脂肪牛乳

製造工程で乳脂肪分を減らし、無脂肪(0.5%未満)にした牛乳

  • 乳飲料

鉄分などの栄養分や、果汁、コーヒーなどを加えた牛乳

  • 全粉乳

水分を取り除いて粉末状にした牛乳

  • 脱脂粉乳

水分と脂肪分を取り除いて粉末状にした牛乳

赤ちゃんにおすすめの牛乳

できるだけ生乳に近くて安心な、「牛乳」か「成分無調整」と書かれた種類の牛乳を選ぶとよいでしょう

牛乳の脂肪分は、他の動物性脂質に比べて消化吸収が良く、血液の中の善玉コレステロールと悪玉コレステロールの値を上げにくいと言われています。乳幼児の場合、適切な量の摂取であれば、牛乳に入っている乳脂肪による肥満を心配して、低脂肪乳や無脂肪乳を飲ませる必要はありません。

「成分が調整してある牛乳は体に悪い」と言うわけではありませんが、成分が減らされているため少量しか食べられない離乳食で、期待する栄養が摂れない可能性があります。また、成分が調整されているため、無調整の牛乳と味が変わってしまい、赤ちゃんの好みに合わず離乳食を食べてくれないこともあります。

赤ちゃんが1歳になっても牛乳を飲まない時の対策

コップで牛乳を飲む幼児

赤ちゃんや幼児にとって、牛乳は栄養価が高い食品の一つではありますが、必ずしも牛乳を飲まないと成長できないということはありません。赤ちゃんにも味の嗜好がありますので、1歳を過ぎたからといって、飲みたがらない牛乳を無理に飲ませず、様子を見ながら少しずつ進め、いつか牛乳が飲めるように準備してあげることが大切です。

保育園では給食やおやつの際に牛乳が添えられることが多いため、「牛乳が飲めないと入園した時に困る」と不安になるママもいるかもしれませんが、保育園でも嫌がる子供に無理に牛乳を飲ませるようなことはありません。牛乳を嫌がるようであれば、麦茶などの飲み物に変えてもらえますので、心配せずに保育士さんに相談をしてみるとよいでしょう。

また、保育園や幼稚園の給食時間は、友達と一緒に食べられる楽しい時間です。そのため、家庭で牛乳に興味を示さない子供でも、お友達が美味しそうに飲んでいる姿を見ることで、自然と牛乳に手を伸ばすことが多いです。あまり心配しすぎず、子供が牛乳に興味をてるように、調理に使ったり一緒に料理をしたりして見守りましょう。

牛乳だけでなく他の栄養や睡眠もバランスよく取り入れましょう

「牛乳を飲むと背が伸びる」といわれているため、牛乳ばかりをガブガブ飲む子供がいますよね。確かに身長の伸びが良くなるとうデータもありますが、骨となるカルシウムを吸収するビタミンDなどの栄養も必要ですし、体の成長を促す成長ホルモンの充分な分泌も必要です。

成長ホルモンは就寝後2時間で分泌し、午後10時~午前2時頃に分泌量がMAXになると言われていますので、子供の身長を高くしたい場合は、牛乳だけでなくいろいろな食材から栄養をとり、元気に体を動かし、夜8時には寝るのが効果的!赤ちゃんへの牛乳は過剰摂取しないように注意し、離乳食や幼児食にも美味しく取り入れてあげましょう。

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この記事を書いたライター
はたこ

はたこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!

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