新生児の体重が増えない原因に関する記事

新生児の体重が増えないと悩んでいる人へ原因と対処法

新生児の体重が増えないと悩んでいる人へ原因と対処法

新生児の体重が増えないことは、即、病気を意味するわけではありません。その意外な原因と対処法について説明します。

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新生児の体重が増えない!原因を見つけましょう

赤ちゃんは少しずつ大きくなっていきますが、生まれたその日から体重が順調に増えていくわけではありません。なかなか新生児の体重が増えないと悩んでばかりいないで、赤ちゃんの体重の変化の仕方について理解したり、その原因を見つける努力をしましょう!

初めての子育てなので、つい考えてしまう「病気の可能性があるのかどうかの不安」を一緒になくしていきましょう。

新生児の体重が増えない時期「生理的体重減少」

新生児の大半は、生まれた時の体重の10%ほどが生理的体重減少によって減ってしまうこともあります。3~10%の体重の減少は生理的体重減少の影響ですので、その時期にきちんと母乳を飲んでいるにもかかわらず、体重が減少していても特に心配する必要はありません。

生理的体重減少とは?生後5日間は体重が減少するのが普通

哺乳瓶を脇に置いて指を咥える赤ちゃん

新生児の生理的体重減少は、お母さんのお腹にいるときに溜めこんだ便や汗・尿などが体の外に放出されることでおこります。それらの不要物は出生してから少しずつ体の外に出していきますので、生後5日間くらいまではきちんと母乳やミルクを飲んでいても、体の外に出されるものの量が多く体重が減ってしまいます。

はじめのうちは体重が減っていくので心配ですが、おおよそ生後5日間が体にため込んだ不要物がなくなり、赤ちゃんの体重は徐々に増えていきます。生後1週間~2週間ほどたつと、生まれた時と同じくらいの体重まで回復していきますよ。

生理的体重減少が終わると、1日平均30gずつ増加する

生理的体重減少の時期が過ぎていくと、体内に老廃物が溜まっていないため、すっきりとした状態なので赤ちゃんの体重は徐々に増えていくようになります。もちろんたくさん増える日や減ってしまう日なども「食べ物」や「体調」の影響を受けて変わってきますので、毎日体重を測って「今日は増えていない!何故‥。」と深刻に捉える必要はありません。

新生児期は1カ月検診までに700g~1,000g増えるのが理想ですが、もちろんこれも目安なので、個人差があるものだと考えておきましょう。生後1カ月までは、毎日25g~30g体重が増加するペースが理想的ですが、「1ヶ月経って結果的に1日平均30gずつ増えたな」という意味ですから、日々の増加量などは、あまり気にしないようにしましょう。

生理的体重減少が終わったのに、体重減少が続く場合

新生児によっては、生後1週間まで生理的体重減少が続いていくこともありますが、その時期を過ぎて新生児の体重が上向きに伸びていけば不安解消です。けれど、1週間をゆうに超えても体重が減り続ける場合や、生後2週間が過ぎても生まれたときの体重に戻らない場合には注意してみてあげて下さい。

  • ミルクや母乳を機嫌よく飲んでいるか
  • 顔の血色がよく色つやがよいか
  • 身長は伸びているか

毎日チェックして、なんとなく違和感を覚えたら、そこに新生児の体重が増えない理由があったりします。

新生児の体重がなかなか増えない…意識すべきポイント&家庭でできる対処法

授乳する母親

新生児の体重が増えなくて募っていく不安な気持ちに応えるため、ご家庭でできる対処法を紹介します。対処法といっても、新生児を注意深く観察するだけ、母乳やミルクのあげ方やお部屋の温度に注意するだけです。

母乳やミルクが不足している

生後1カ月以内に体重があまり増えない場合、実は母乳やミルクの量が不足していることが原因となっていることが多くあります。特に母乳だけで新生児を育てている場合は、お母さんも初めの1カ月は母乳の量が安定していませんので、知らず知らずのうちに新生児への栄養が不足していることがあったりもします。

「母乳があまり出ていないことがその原因かもしれない?」と思ったときは、100%母乳の栄養にこだわるのではなく、ミルクも足してみるのはいかがでしょうか。そうした方法に変えることによって、新生児の体重が増えていくことだってありますよ。

母乳やミルクをあげる回数が少ない

眠る赤ちゃん

本来は母乳やミルクをあげなければいけない時間帯なのに、新生児が気持ち良さそうに寝ているので起こさないでそのまま寝かしつけていれば、母乳やミルクを上げる回数が少なくなってしまい、栄養が不足してしまいます。

我が子の寝顔は、かわいいけれども体重を増やすには、気持ち良さそうに寝ていても起こしてあげて母乳やミルクを与える必要があります。「母乳やミルクのあげる回数が少ないかも」と感じたら、ぐっすり寝ている新生児の起こし方を知ってその回数を増やしていきましょう。

新生児が母乳やミルクを上手に飲めていない

新生児に母乳やミルクの量や、回数に注意して十分に与えているにもかかわらずに、体重が増えないことがあります。その原因は新生児が母乳やミルクを飲む時に、沢山こぼしてしまうことで実は栄養を十分にとれていないのかもしれません。

今度、新生児に母乳やミルクを新生児に与える時には、口からこぼれていないかを注意深く観察して下さい。もしも、口からこぼれる量が多かったら、新生児の抱き方を変えるなどクッションをつかってみる工夫などをしていけば、こぼれる量が減っていき結果的に新生児の体重は増えていきます。

室温が低い

新生児期の赤ちゃんは体温調整機能も未熟な状態です。しかも、体重に比べて体の表面積が大きいので、体の熱が奪われやすい体の構造になっています。赤ちゃんが過ごす部屋の温度が低い場合、下がり始めた体温を上げようとするため多くのカロリーが消費されて、その体温を上げるために余計なカロリーが使われた分、体重増加しにくいということもあります。

母乳やミルクをちゃんと飲んでいるにもかかわらず体重が増えない場合は、お部屋の温度が25度前後に調整されているかどうかを確認し、大人よりも室温にデリケートに反応してしまう新生児のためを思って、お部屋の温度をいつもよりも高めに設定してあげてみて下さい。

元気で良く動くから

新生児であっても当然個性があり、手足をよくバタつかせて元気で良く動く新生児も中にはいます。そういう元気な子には、育児本どおりの母乳やミルクの量を与えていてもなかなか体重が増えないこともあります。そういう原因も考えて、新生児を観察してみて元気でよく動く子だと思ったら栄養をおおめに与えてみましょう

身長が伸びている時期だから

新生児の体重が増えない原因としてもう一つ考えられるのは、身長を伸ばすために多くのカロリーが消費されていて、体重が増えにくい時期だということです。赤ちゃんの成長は、「体重が増える時期」と「身長が伸びる時期」を交互に繰り返す成長パターンであるので、新生児の体重が増えない時期に身長の測定をしてみて、身長が伸びていれば「今は身長が伸びる時期なんだ」と理解してください。

新生児の体重がなかなか増えない…病気が原因かも?

生後2週間が過ぎてもなかなか新生児の体重が増えていかなくて、さきほど紹介したようなご家庭でもできる対処法を試してみても、体重が増えていかない場合は病気が原因であることも考えられます。

ヒルシュスプルング病

抱っこした赤ちゃんを医者に診せる母親

大腸や小腸の運動を調整させるのに必要な、神経節細胞が生まれつき備わっていないために、排泄がスムーズに行われず、便秘になってしまう病気を『ヒルシュスプルング病』と言います。排泄がスムーズに行われないので、食べた分がそのまま腸内に溜まってしまい、お腹が大きく膨れてしまいます。

ヒルシュスプルング病の場合は、生まれた時から便が正常に出にくいので、出産から退院までの間に気付くことが多く、もしその間に発見されれば退院が長引きます。神経節細胞が欠如している部位の広さによって手術が異なりますので、入院期間もそれに応じて異なってきます。けれど、治療法が確立されている病気でして、そう診断されても不安になる必要はありません!

ヒルシュスプルング病を患っていると、排泄がスムーズに行えないので常にお腹が張った不快感を新生児がかかえて、ミルクや母乳を飲まないようになってしまいますので、新生児は体重が減少してしまいます。たとえ入院時に気付かなかったときも、便がきちんと出ているかを毎日チェックすることでヒルシュスプルング病の早期発見がご家庭でも行えます。便やガスが出ているか、お腹が大きく腫れあがっていないか、食欲はしっかりあるかを常に確認しておきましょう。そして、その疑いがあったら病院で診察してもらいましょう。

新生児の体重が増えない‥病気を疑う前にすべきこと

新生児の体重がなかなか増えなくて不安になると、その「原因」=「病気」と結びつけてしまうのは、初めて子育てをするお母さんがよくしてしまいがちな考え方かもしれません。けれど、新生児には「生理的体重減少」期があることを知ってその不安は和らいだはずです。

「生理的体重減少」期が過ぎているのに、新生児の体重がなかなか増えていかないこともあります。そういう時には、新生児をこれまで以上に注意深く観察してあげれば、新生児の体重を増やすための「ヒント」や「答え」が見つかります。見つけてあげたらすぐに対処してください。ほとんどの新生児の体重が増えないケースは、家庭でできる対処法をすれば効果があらわれるので、安心してください。

家庭でできる対処法をしたのに、新生児の体重が増えないこともあるかもしれません。その時には、病院で診察を受けることをお勧めします。病気ではない可能性も十分にありますが、ヒルシュスプルング病のような病気の早期発見・早期治療につながることもありますので、万が一の可能性に備えるうえでもそう心掛けて下さい。

新生児の体重が増えない原因は色々ありますが、一番そばにいる時間が長いお母さんでしたら、注意深く観察することで原因に気がつくことはできます。赤ちゃんのためはもちろん、自分の不安をなくすためにも、早めにその原因を見つけてあげて対処してあげてください。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪