赤ちゃんの原始反射の種類と時期に関する記事

原始反射とは?新生児・赤ちゃんの反応の種類・消失時期

原始反射とは?新生児・赤ちゃんの反応の種類・消失時期

赤ちゃんの原始反射にはこんな意味があったんです!知っているだけでちょっと得する「原始反射」の種類と時期についてまとめました。

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原始反射とは何だろう ~ 新生児がよくするその意味や種類などについて

新生児の頃によく見られる「原始反射」。「何かいつも、決まったタイミングで同じ動きをするきがするな」ってことを思ったことはありませんか?赤ちゃんの原始反射にはどんな意味があるのでしょうか?その意味や種類をご紹介します。また原始反射をする時期や消失時期についても、合わせて説明していきます。

新生児がよくするという原始反射とは?どういった意味があるの?

可愛い赤ちゃん

新生児期は、脳が発達する前でも生きていくための行動が出来るように、脳と脊髄からなら中枢神経の働きによる様々な種類の反射運動があり、原始反射と呼ばれます。新生児期の赤ちゃんの手のひらに指を近づけるとギュッと握ってくれたり、おっぱいを近づけると吸ったりする動きもこの原始反射によるものです。

また発達障害などを判断するのにも、原始反射が出来ているかどうかで診断されることがあります。新生児の原始反射が正しく行われているかは、その赤ちゃんの成長を見るのに適しているため、病院の乳児健診の際にはこの原始反射を確認します。現れるべき時に現れなかったり、消失する時期にもまだ原始反射が見られたりする場合には、脳障害の疑いを持つこともあります。

原始反射にはどれくらいの種類があっていつ頃までするのかな?

赤ちゃんの原始反射と一口に言っても、その種類は様々です。有名なモロー反射を含め、「こんなにあるの?」とびっくりするくらい、多くの反射が新生児の成長を支えています。覚え方としては「モロに手足の大きなベイビー」というごろ合わせもあります。「モロ(モロー反射)に手足(把握反射)の大きな(追いかけ反射)ベイビー(バビンスキー反射)」という意味になります。

ゴロ合わせを覚えていても、テストに出る訳ではないので、なんとなくその音の響きと、原始反射って不思議だな~と、
子育てしながら、「あれっ、もしかしたら、さっきしたのは○○反射では?」な感覚で、いましょう!

1 モロー反射

スピーカー

モロー反射は生まれてすぐにその反応が見られ、生後4か月くらいまでには消失します。びっくりすると何かを抱きしめるような仕草を見せるのが特徴で、外敵から身を守ってもらおうとする働きがあると考えられています。

光や音の刺激に反応しやすく、何か不安なことがある場合もこのモロー反射を見せるので、お母さんは赤ちゃんをおくるみで包んだりしっかりスキンシップをとってあげると良いでしょう。
また生後5か月を過ぎてもこのモロー反射が見られる場合には、発達障害の可能性もあるので注意して観察するようにしましょう

2 吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)

新生児がお母さんのおっぱいを吸うことができるのは、この吸啜反射の働きによるものです。唇の近くや頬にものを触れさせると、触れた物を探して(探索反射)舌を出して吸うような動きを見せるのが特徴です。空腹の時により起こりやすいと言われています。

吸啜反射は生まれてすぐに見ることができますが、実は妊娠28週から32週ぐらいの、お母さんのお腹の中にいる時から、すでに始まっているようです。そして生後5,6か月あたりからその反射が弱まり、1歳を過ぎる頃には消失しています。

3 把握反射

把握反射は、新生児の手のひらに刺激を与えるとギュッと握るような仕草を見せる反射です。これは母親に抱きつきながら行動していた、猿の時代の名残と言われています。足の指も同じような反応を示し良い刺激にもなるので、新生児を持つお母さんは是非試してみてくださいね。「うちの子は反射がない!」と思っても、握る強さには個人差があるので安心してください。ただ全くこの反射が見られないようならば、発達障害を疑う必要もあって、1度病院を受診されるのがよろしいかもしれません。

この把握反射は生まれてすぐに見られ、生後5,6か月くらいには消失します。足の反射はそれよりもう1か月ほど長く見られるようです。

4 ルーティング反射

吸っていたおっぱいを逃さないようにできた反射です。口や顔に何かが触れて動くと、それを追うように顔が動き口に含もうとする反応で、「口唇追いかけ反射」とも呼ばれます。これも吸啜反射と同様に産まれてすぐ見られ、生後6か月くらいには消失します。

5 共鳴反射

お母さんに抱っこされている赤ちゃん

相手と同じ動きをすることで好感を得る心理的効果を「ミラーリング効果」と言いますが、新生児の共鳴反射はまさにこれです。目の前の人が舌をべえっと出すと、真似をして舌を出すのです。これにより相手に共感を与え、守ってもらいやすくなります。実際お母さんの真似をしてくれる赤ちゃんって「可愛い!」と守ってあげたくなりますよね。

新生児期からも見られますが、明確に分かるようになるのは生後3か月くらいになってからのようです。

6 歩行反射

まだ立てない赤ちゃんを支えながら足を床につけ、前かがみの姿勢にすると、歩くように足を交互に動かす反射です。この反射は別名「自立歩行反射」や「足踏み反射」や「原始歩行」とも呼ばれ、この反射を通じて、赤ちゃんは歩く練習をしています。

これもお母さんのお腹にいる時から見られ、妊娠34週から40週くらいには歩いているような動作をしている姿が確認されています。生後5,6ヶ月ほどまでに消失するようです。

7 パラシュート反射

まさにパラシュートを広げたように、自分の身を守ろうとする反射です。新生児をうつ伏せの状態で抱き上げそのまま下降させると、両手を広げ支えるような仕草を見せるのです。大人が転びそうになった時に思わず手を出してしまうのと同じ反射で、他の原始反射と違い1度この反射が身につくと永久に消失することはありません。生後8か月頃からこの反射がみられるようになります。

8 バビンスキー反射

バビンスキー反射は、新生児の足の裏をかかとからつま先にかけてゆっくり刺激すると起こる反射で足底反射とも言われます。綿棒や指先などで赤ちゃんの足の裏をゆっくりこすってあげると、足の親指だけが甲に向けて曲がり、親指以外の4本が外側に開くことを言います。

これは生まれてすぐに見ることができ、通常ならば2歳頃には見られなくなる反射です。

9 引きおこし反射

仰向けに寝ている赤ちゃん

仰向けに寝かせた新生児の両手を持って引き起こすと、首や肩の筋肉を使って肘を曲げようとしたり身体を丸めようとする反射のことを引き起こし反射と言います。新生児の1か月検診などで発達具合を確認するために行いますが、首の据わっていない新生児を持ち上げるのって少し怖いですよね。だいたい生後1か月を過ぎると消失するといわれています。

10 ギャラン反射

ギャラン反射は、胎児がお母さんのお腹の中で運動するために必要な反射です。うつ伏せにした赤ちゃんの、背骨を中心として左右のどちらかを上から下にこすると、こすった側にお尻を振ることを言います、生まれてすぐの新生児にも見られる反応で、生後5か月頃には消失します。

11 緊張性頸反射

仰向けで寝ている新生児の顔を左右どちらかに向けると、向けた方の手足は伸び、もう一方の手足は曲がるちょうどフェンシングの構えのようなスタイルを取る反射でフェンシング反射とも呼ばれているそうです。これは赤ちゃんがうつ伏せになった場合に、呼吸が止まらないように気道を確保したり、物を見たり触れたりという、基本動作の練習になります。緊張性頸反射もお腹の中にいる時から始まるため、生まれてすぐに見られる反射運動で、生後4,5か月ほどで消失します。

原始反射があるからママのオッパイを吸えたりします! 少し遅れても大丈夫

いかがでしたか?原始反射は赤ちゃんが生きるために必要な反射であったり、これから生きてく上で必要な動作の練習をしていたりするようです。また原始反射の出現時期や消失時期などを見ることで、発達障害などを早期に発見することができたりもします。しかし原始反射には個人差があり、見られなかったり遅れていたりしても慌てる必要はありません。

わが子がする可愛らしい仕草は、数ある原始反射のどれかのおかげかもしれないので「今の仕草は、もしかしたら○○反射だ!」と、子育ての楽しみの一つに加えてみてください♪

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!