ウンナ母斑のあざについてに関する記事

ウンナ母斑のあざはいつまで?気になる母斑の原因と治療法

ウンナ母斑のあざはいつまで?気になる母斑の原因と治療法

ウンナ母斑は消えるの?放っておいても大丈夫?ウンナ母斑に関する原因や治療法、疑問、あざにまつわる言い伝えを解説します。

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赤いあざは濃くなるの?赤ちゃんのうなじにできるウンナ母斑とは

生まれたばかりの赤ちゃんにあざがあったら、「このあざ、何かの病気?」「大人になったら消えるの?」と、ママは不安でたまりませんよね。そんな赤ちゃんのあざの中でも、ここではウンナ母斑(ぼはん)について詳しくみていきます。母斑とは、生まれた時または小学生頃までに見られるあざのことです。ウンナ母斑は、蒙古斑と比べると意外と知られていない母斑ですが、心配すべきあざではないので、正しい知識を持っていれば不安が募ることもありません。

ウンナ母斑ってどんなあざ?

小児科の医師との相談

ウンナ母斑は、赤ちゃん全体の1割に生まれたときから見られる、後頭部からうなじにかけてできる平らな赤いあざのことです。これは、赤ちゃんがお腹の中にいるときに、皮膚の一番外側にある表皮より一つ内側にある真皮という部分で、毛細血管が拡張・増殖したものが赤いあざとして現れたものです。

悪性ではないので、早急に治療しなくても日常生活に支障はなく、髪の毛で隠れるような目立たない部分にできているので心配しなくても大丈夫。それに、このあざは、濃淡が一定ではないし境目もほとんどなく、平らなので触ってみても他の部分との違いが分からないくらいなので、気にならない人もいるようですよ。

ウンナ母斑は消えないの?

ウンナ母斑は、目立たない位置にできていて、髪の毛で隠すこともできるため経過観察することが多いのですが、一般的に、1歳頃までに半分は、ほとんど分からくなるまで消えると言われています。しかし、3歳になるまでに消えないと、大人になっても消えない可能性が高いので、気になる場合はかかりつけ医に相談するようにしましょう。

ウンナ母斑、何歳で消えた?先輩ママの体験談

ウンナ母斑は、大きくなったら消えるのか消えないのか、いつ頃消えるのかは人それぞれ。消えなくても治療は絶対にしなければならないものでもないし…では、どう対処すればいいのでしょう。先輩ママは、赤ちゃんにできたウンナ母斑を見てどのように感じ、消えなくて悩んだことはないのか、見ていきましょう。

ペンちゃん
43歳

3歳であざの治療を始めたが、1年でほとんど消えた

一歳児

生まれたときから髪の毛がほとんど生えていなかった息子。だから、うなじのウンナ母斑がすごく目立っていました。健康に害のないものと聞いても、息子の後頭部を見るたびにあざが目について、思春期になって消えなかったら困るなぁと思い、2歳のときに医療機関で相談しました。その時点では経過を見ましょうとのことでしたが、3歳になっても消えなかったので、治療を開始しました。効果は、治療をしてすぐに現れ、あざは1年ほどでほとんど分からなくなるくらいまで消失しました。現在、息子は野球部で丸刈り。ウンナ母斑が消えてくれてよかったなぁと思います。

かっぱっぱ
34歳

今の自分にも娘にもある同じ「しるし」

はいはいしている子供

私自身、うなじにウンナ母斑があるのですが、普段はほとんど目立たないし、髪の毛をおろしていたら隠すこともできるので、全然気にしていません。3歳になる娘も、ウンナ母斑が生まれたときから今まで消えずに残っています。ビールを飲むと浮き上がってくる私のあざに、娘は興味津々。そのたび「コウノトリのくちばしのあとだよ。○○ちゃん(娘の名前)にもあるよ。」と教えてあげています。親子同じしるしがあって嬉しく思っています。

ウンナ母斑の治療法

初めて赤いあざを見たママは、びっくりしますよね。でも、お医者さんなら他のあざとの見分けが簡単なので、すぐにウンナ母斑と診断されます。ウンナ母斑の治療は、成長と共に消失するケースを考えて、3歳くらいまでは経過観察をし、あざが消えない場合はレーザー治療によってあざを取り除く処置をします。身体にも影響のないあざなので、治療の時期が遅れても問題ありません。

ウンナ母斑はコウノトリのくちばしのあと?

コウノトリ

「赤ちゃんはどこから来たの?」と幼い子供に聞かれたときに、「コウノトリが運んできてくれたんだよ」と答えることがありますよね。実は、ウンナ母斑は、別名ストークマークと呼ばれていて、コウノトリが赤ちゃんをママのところに運んできたときにできた、くちばしのあとだと言われているのです。

ただのあざだと思うとイメージがあまり良くないですが、「コウノトリのくちばしのあとがつくくらい、赤ちゃんを大切に運んできてくれたしるし」と思うと、なんだか嬉しくなりますよね。あざに対して不安に思う気持ちを、前向きにしてくれる神秘的で素敵な言い伝えです。

また、ヨーロッパでは、「天使のキスマーク」とも呼ばれているようです。こんなふうに素敵な表現をされているのを知ると、あざさえも愛おしく感じて不安な気持ちもなくなりますよ。赤ちゃんが大きくなったら、あざの素敵な言い伝えについて話してあげるのも楽しみですね。

赤ちゃんのあざにまつわる言い伝えや迷信

赤ちゃんのあざにまつわる言い伝えや迷信は、「コウノトリのくちばしのあと」だけでなく、他にもたくさんあります。このような言い伝えや迷信は、あざに対する悪いイメージを払拭して、赤ちゃんをより愛おしく思うためのきっかけづくりになっているのかもしれませんね。

ヨーロッパでのあざにまつわる言い伝え

ヨーロッパでは、あざのことを天使のキスマークと呼ぶそうです。天使が特にかわいがっていた赤ちゃんにつけた目印が、赤いあざとなって現れているのだとか。この表現も、コウノトリに劣らず神秘的で素敵ですよね。自分の赤ちゃんが「天使に一番可愛がられていた!」と思うと、親バカ心に火がつきそうです。

日本でのあざにまつわる言い伝え

日本でも、ウンナ母斑に限らず、赤ちゃんのあざに関する次のような迷信があります。

日本のあざにまつわる言い伝え

  • 妊娠中に火事を見ると、赤ちゃんに赤いあざができる
  • 妊娠中に葬式を見ると、黒あざがある赤ちゃんが生まれる
  • 妊娠中に転ぶと、赤ちゃんにあざができる

これらの言い伝えは、何の根拠もないように感じますが、これは妊娠中に火事や葬式などで精神的ショックを受けないようにしてあげたい、転ばないように気をつけて欲しいという、周囲の人が妊婦さんを気遣うやさしい気持ちから生まれた迷信なのです。周囲の人の気持ちを大切にして、妊娠中は心も身体も大事にしましょう。

その他の注意が必要な赤ちゃんの母斑

赤ちゃんのお世話をしているママ

ウンナ母斑は、日常生活にも支障がないあざですが、同じような赤いあざで、注意が必要なものがあります。次に、その他の注意が必要な赤ちゃんの母斑について、詳しくみていきましょう。あざを見つけたら、素人では見分けがつかないことがあるので、必ず小児科を受診するようにします。

ポートワイン母斑

ポートワイン母斑は、単純性血管腫とも呼ばれる赤いあざで、ウンナ母斑と違い自然に消えることはありません。このあざが、顔半分だけや目のまわりにある場合はスタージ・ウェーバー症候群、片側のみの腕や足にある場合はクリッペル・ウェーバー症候群という、神経に関係する病気が疑われることがあり、注意しなければなりません。

スタージ・ウェーバー症候群とは

スタージ・ウェーバー症候群は、目の血管や脳を覆う部分に、生まれつき血管が増えてしまう病気です。あざとして発見されることが多く、遺伝性はありません。スタージ・ウェーバー症候群が発生する原因は不明ですが、100,000人に一人の確率で発症します。

この病気の症状は、眼の血管が侵されているときは、緑内障を引き起こして視力を失う危険性、脳を覆う部分の血管が侵されると、けいれんや筋力低下などで、神経や発達に異常を引き起こします。治療は、けいれんのコントロール、レーザー治療や薬の内服が中心となります。

クリッペル・ウェーバー症候群とは

クリッペル・ウェーバー症候群は、先天性の血管やリンパ管の異常によって、腕や足の毛細血管、静脈、動脈などに奇形が起こり、左右の腕や足に大きさの違いが見られる病気です。あざが出来ている側の腕や足が肥大しているのが特徴で、患者の半分以上は5歳未満で発症し、初期はあざの症状だけの場合があります。
クリッペル・ウェーバー症候群が発生する原因、遺伝の関連性は不明で、根本的な治療法も見つかっていませんが、生涯にわたって病気の管理が必要となります。

苺状血管腫(いちごじょうけっかんしゅ)

苺状血管腫は、苺のような真っ赤なあざが特徴的で、ウンナ母斑と同じように毛細血管が皮膚のあたりで異常繁殖した状態を言います。苺状血管腫は、3つのタイプがあります。

苺状建艦種には3つの種類がある

  • 局面型苺状血管腫

皮膚の表面で血管が増殖、自然に治ることもある

  • 皮下型苺状血管腫

皮膚の下で血管が増殖、自然に治ることもある

  • 腫瘤型苺状血管腫

皮膚の表面と下で血管が増殖、あざが大きく盛り上がり、治りにくい

腫瘤型苺状血管腫は、大きくて目立ちやすく、顔などにできると外見上の問題もあるし、眼、鼻や耳や口の周りにできると、潰瘍や皮膚欠損のほか、視力障害、呼吸困難、難聴などの機能障害を引き起こすこともあるため、早期の治療が必要です。

太田母斑(おおたぼはん)

太田母斑は、顔にできる青あざのことで、生まれたときには見られないのですが、多くは生後半年以上経つと現れて、成長とともに濃くなります。健康上の問題はありませんが、思春期に顔にあざがあることが精神的にもダメージを与えてしまうことから治療が求められます

治療法はレーザー治療が主で、幼児期から治療することで高い効果が見られるため、早期に治療することが望ましいのですが、痛みも伴うので医療機関でよく相談しましょう。太田母斑のレーザー治療は、健康保険の範囲内でおこなうことができます。

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この記事を書いたライター
れんプー

れんプー

趣味は野球観戦!カープ女子がライバルのアラフォー腐女子です。