ケース別断乳方法と進め方に関する記事

ケース別断乳の方法/子供やママの病気で断乳する時の進め方

ケース別断乳の方法/子供やママの病気で断乳する時の進め方

ケース別断乳方法とおっぱいのケアを解説。子供やママの病気が理由で断乳する時、卒乳を見据えて母乳を減らすときの断乳方法は?

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【断乳の方法】病気などで急な断乳が必要になったら

母乳育児はいつかは終えるもの。一昔前なら1歳を目途に強制的に断乳というケースがおおくありましたが、現在では子供の授乳回数の減少などある程度自然に任せ、授乳を終える時期にこだわらずに母乳を与え続ける「卒乳」を選ぶママも増えてきました。

しかし、卒乳を選ぶつもりでも、途中でママや子供の病気などを理由とし急な断乳を余儀なくされることや、仕事復帰の関係で授乳が難しくなったりした場合は断乳を行う必要があります。
今回は断乳の方法について、子供の病気やママの病気でやめるケースや卒乳に向けて断乳を行うときの進め方について詳しくご説明していきます。

ケース1 乳糖不耐症など赤ちゃんの病気による断乳の方法

乳糖不耐症とは母乳や乳製品に含まれている乳糖が消化できない病気です。腸の中にある乳糖を分解する酵素が不足するために起こり、下痢や腹痛、体の発育が悪くなるなどの症状が起こります。風邪や胃腸炎のあとに乳糖不耐症となり、下痢があまり続くときやひどいときは母乳やミルクを主な栄養源とする月齢の低い赤ちゃんの場合、おっぱいやミルクに対応が必要なため、病院の指示に従って断乳し回復を待つことになります。

まずは子供の乳糖不耐症で断乳する場合の方法について見ていきましょう。

乳糖不耐症とは

乳糖不耐症になった赤ちゃんは母乳やミルクを飲んだあと30分から1時間程度で下痢の症状が現れます。乳糖不耐症には生まれつき消化酵素が足りない先天性の場合と、風邪などの病気で消化器官が弱り消化酵素が減ってしまって起こる後天性の場合があります。

先天性なら生まれてすぐに症状が出ますが、後天性は風邪などの2次的症状として現れます。胃腸風邪など下痢を伴う病気にかかった後、2週間以上下痢が続くようなら乳糖不耐症の可能性があります。

乳糖不耐症の対応

「乳糖」を分解吸収する酵素の分泌が低下しているうちは下痢が続くので、治療方法としては乳糖の摂取を控え(もしくは乳糖の分解を助けるお薬を服用)、赤ちゃんの消化器官の回復を待つことになります。しかし、「乳糖」は赤ちゃんの発育にとって大切な栄養素。母乳やミルクを一時中断し、乳糖フリーのミルクに切り替えるときは、医師の指示に従うようにしましょう。

乳糖不耐症と断乳の進め方

粉ミルク

後天性の乳糖不耐症で乳糖分解酵素を助けるお薬を服用しながら授乳継続するケースも多く、その場合は断乳の必要はありませんが、症状によっては落ち着くまで乳糖が含まれていない治療用ミルクに切り替えると回復しやすいです。

また、子供の離乳食の進み具合によって断乳後そのまま卒乳するか、母乳再開するかが違ってきます。
母乳育児なら、子供の乳糖不耐症が完治したあと母乳を再開するかどうかも踏まえ、適切な断乳中のケアを行いましょう。

離乳食が進んでいない…一時断乳と治療用ミルク

離乳食があまり進んでいない段階の乳糖不耐症は服薬しながらの授乳を継続することも多いのですが、一時断乳する場合は栄養の心配もありますので医師の指示を仰ぎながらの対応になります。母乳やミルクとは味が違っても、一応はミルクが与えられるわけですが、赤ちゃんが飲んでくれない…ということも多くあります。

乳糖フリーの治療用ミルクは様々な種類が市販されています。牛乳成分を加工・使用しているもの、豆乳を使っているものなどそれぞれ味も違うため、病院で出されたミルクを嫌がるときは赤ちゃんの好みを探してみましょう。

森永ノンラクト

森永ノンラクト

森永乳業

価格:1200円+税

乳糖不耐症などで普通のミルクだと下痢をしてしまう赤ちゃんでも飲めるミルクです。

断乳後母乳再開をするなら

治療用ミルクを使用する場合、母乳を再開する予定の人は母乳の分泌が減らないよう断乳中の搾乳をしっかり行うなど母乳再開を視野に入れたケアを怠らないようにしましょう。

1歳過ぎならそのまま卒乳?

1歳を過ぎて離乳食が十分進んでいるなら、母乳とミルクをやめて様子を見てみましょう。 離乳食が進み食事から栄養を摂取する段階になれば、母乳やミルクを飲まなくても栄養は十分足りています。定期的に水分をとらせ離乳食の量を増やすことで乳糖不耐症での下痢も快方に向かうでしょう。

1歳過ぎなら断乳~そのまま卒乳という形を取ることも多くあります。ある程度卒乳に向けて準備段階に入っていた場合、まだ準備していなかった場合とあるかと思いますが、乳腺炎のリスクを軽減するためにも断乳中のケアは欠かせません。

断乳後そのまま卒乳するなら

断乳後そのまま卒乳という形を取る場合は断乳・卒乳のおっぱいケアとして、母乳の分泌を低下させるように搾乳の方法を工夫する必要があります。

ケース2 ママの病気や体調不良による断乳の方法

母親の胸に抱かれる赤ちゃん

出産した後のママの体は完全ではないため、病気にかかりやすくなることも多いです。加えてホルモンバランスも崩れやすい時期ですので、例えば産後うつなどでの薬での治療が必要となることも。

ママが何らかの病気になった場合、病気やその症状の程度にもよりますが薬を服用し治療に専念することで回復も早まります。服薬するときは、一時的に断乳(またはそのまま卒乳)という選択することが多いようです。この場合も断乳後、授乳を再開するかそのまま卒乳するかに合わせておっぱいケアをしっかり行いましょう。体調不良に乳腺炎などのおっぱいトラブルが重なると大変ですよ!

では、ママの体調不良で断乳する時の方法について見ていきましょう。

夜の寝かしつけは家族に頼む

ママの体調不良で急な断乳を余儀なくされた場合、それまで寝る前に母乳をもらっていた子供には、「ママがいるのになんでおっぱいダメなの?」と理解できないかもしれません。まだ授乳期間にある月齢の低い赤ちゃんであるほど、「ママがおっぱいをくれない」ことに必死で抵抗してくるでしょう。

ただでさえ、おっぱいを欲しがって大泣きする子供の寝かしつけは大変なもの、体調不良のママにとっては精神的にも体力的にも辛いですよね。
子供に諦めてもらうため、ママの体調不良の両面から考えると、寝かしつけはパパや家族にお願いしたほうが無難です。子供に「おっぱい」を諦めさせるには、ママ以外の人が寝かしつけをするのが一番手っ取り早いので、誰かに頼める環境であればぜひ頼むべきでしょう。

子供に感染症する恐れのある病気以外の場合、寝かしつけをしない代わりに日中はたくさん遊ぶなど子供の精神的ケアも忘れずに

断乳をきっかけにそのまま卒乳にするなら

子供の月齢やママの病気にもよりますが、断乳後はそのまま卒乳になることを予想している場合、最後の母乳タイムとなる可能性は非常に大きいですね。卒乳まで母乳を続けたかったママの想いもあるでしょうし、最後の母乳は「もうおっぱいおわりだよ」と言い聞かせながらできるだけたっぷりあげてみませんか?

薬の服用で母乳をあげられなくなるのは仕方がないことなので、ママも未練が残らないように思う存分母乳でのスキンシップを取っておきましょう。

断乳を成功させるために

1~2歳近くになれば言葉でのコミュニケーションの段階にも進んでいるので、ママの具合が悪くておっぱいをあげられないことを優しい言葉で説明し続けてあげましょう。

ケース3 卒乳に向け母乳の回数を減らすときの断乳の方法

赤ちゃんに母乳を与える母親

卒乳にも、子供がおっぱいから離れるまで母乳を与えるやり方、子供まかせの完全な「自然卒乳」という方法もありますが、おっぱいトラブルを回避するためにも通常はある程度計画を立てて卒乳させることが多いようです。
卒乳に向けての準備として、母乳の回数を減らしていく断乳方法についてご紹介します。

卒乳に向けた断乳の進め方1 夜間断乳を導入

一般的に母乳はミルクよりも腹持ちが良くないこともあり、夜中も授乳を続けている場合も多くあります。しかし、生後10~11か月くらいになると、赤ちゃんもまとめて寝ることが多くなりますね。生後11か月くらいで夜間の授乳が1~3回あるなら、夜中のおっぱいをやめる「夜間断乳」にチャレンジしてみましょう。

はじめは泣かれてつらいですが、夜の母乳をやめると子供がぐっすり眠るようになり、ママの睡眠時間も確保できて一石二鳥です。おっぱい欲しさに子供が泣いても耐えてください。しばらくたてばおっぱいなしでも眠れるようになってきます。

夜間断乳を成功させるためには

夜中におっぱい欲しさに子供に泣きわめかれると辛いですが、夜間断乳は忍耐!
就寝時間を一定にする、寝る前の行動をパターン化するなど、睡眠リズムを整えながら夜間断乳を成功させましょう。昼間にたくさん遊んで疲れさせることも夜間断乳のポイントです

卒乳に向けた断乳進め方2 離乳食後の母乳をやめる

離乳食を食べた後に母乳をあげていたなら、手始めに食後の母乳を減らすところから始めてみましょう。離乳食の段階が進みご飯をいっぱい食べて満足している様子なら、母乳をあげなくても栄養面では問題がないと考えられます。母乳に変わるフォローアップミルクや牛乳を与え、食後はおっぱいをあげずに過ごしてみましょう。

食後の断乳を成功させるためには

ご飯のあと、遊びに誘ったり好きなおもちゃを使ったりして、子供の興味をおっぱいからそらしてしまうのも効果的。水分補給にはお茶などを利用して。
子供としても、離乳食でおなかいっぱいであれば食後のおっぱいはなくても平気なものです。

卒乳に向けた断乳進め方3 「おっぱいばいばい」作戦を開始

赤ちゃんに話しかける母親

卒乳を考える時期の子供は、言語でのコミュニケーションも始まっていますよね。一日のうちのところどころに部分断乳を取り入れるなど卒乳に向けた準備段階にあるうちに、「言っても分からない」と思わず卒乳をすることやおっぱいをやめる時期を子どもにもちゃんと予告しておきましょう。

言葉の理解も進んでくる2歳頃なら、卒乳に向zけて毎日忍耐強く「おっぱいばいばい」と子供に言わせるのも効果的。これで卒乳に持っていくする先輩ママも多いです。子供が言わなくても、ママの「おっぱいばいばい」に合わせて、おっぱいに向かってバイバイと手を振らせると理解しやすいでしょう。

母乳以外で

部分断乳~卒乳に向けて

卒乳に向けた部分断乳も進んできたら、卒乳の最後の砦「おっぱい以外の寝かしつけ」対策も考えておくとよいでしょう。「おっぱいばいばい」作戦をはじめたなら、絵本を読む、背中トントンする、母乳の代わりにお茶を飲ませるなど入眠の儀式を開始しておくと卒乳後の寝かしつけもスムーズです。

愛情を伝え続けること、ママのケアも忘れないこと

予期せぬ断乳ほど母乳をやめなければならないのはさびしいですが、母乳以外でも愛情を伝える方法はたくさんあります。子供はどんどん成長しますし親子で楽しめる遊びの種類も増えてくるので、断乳後は子供と過ごす時間を大事にして心のケアをしてあげましょう。
また、急な断乳であればあるほど、おっぱいトラブルのリスクにもさらされやすいため、どんな断乳方法をとるにしろ、ご自身のケースに合ったおっぱいケアも忘れないようにしましょう。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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