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ミルクの作り置きは実は可能!常温での保存時間と注意点

ミルクの作り置きは実は可能!常温での保存時間と注意点

ミルクの作り置きで、赤ちゃんのお世話をもっと楽に!作り置きミルクを活用する場合のルールについて解説します。

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ミルクの作り置きはNG?赤ちゃんのミルクの取り扱いに関する注意点

哺乳瓶を咥える赤ちゃん

赤ちゃんを育てていると、一日に何度も作らなくてはならないミルクですが、赤ちゃんのお世話に疲れ切った時期には、調乳が面倒に感じることはありませんか?もし、ある程度ミルクの作り置きが可能であれば、忙しいママにとってはとてもありがたいことですよね。

ミルクの作り置きはあまりおすすめされていませんが、あらかじめ作っておいたミルクを使うことができれば、生活に余裕が生まれますし、赤ちゃんとのお出かけも楽になるというメリットもあります。
今回は、赤ちゃんのミルクの作り置きを行う際の注意点やポイントをご紹介します。

ミルクは作り置きできる?常温ではNG?

赤ちゃん用のミルクはとても栄養が豊富ですし、赤ちゃんが好む40℃前後の温度は雑菌が一番好む温度帯なので、ミルクを作り置きして放置していると、何らかの原因で入り込んだ雑菌が大繁殖してしまう可能性があります。
赤ちゃんには、私たち大人の身体と比べて半分以下の免疫力しかなく、病気に打ち勝つ体力も少ないため、雑菌が混入するリスクはできる限り排除しておく必要があります。そのため、赤ちゃん用のミルクは授乳の直前に作るのが一番安全です。

しかし、保育園などの多くの赤ちゃんをお世話する施設では、順番に赤ちゃんにミルクを与えるためにあらかじめ調乳をしておくこともありますし、家庭でも双子のママの場合は、ある程度の作り置きは致し方ない面もありますよね。
実は、ミルクの作り置きについては、必ずしも禁止されているわけではないのです。

世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)が発表した「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」によると、「室温に置いたミルクは、調乳後2時間以内に与えるべき」と明記されています。
日本の厚生労働省でも、室温に置いた場合と冷蔵保存した場合にミルクを廃棄すべき基準を示しており、ある程度の時間的な余裕を認めています。

厚生労働省が示す作り置きミルクの考え方

70℃以上のお湯を使って調乳したミルクは、
・室温に置く場合は、2時間を過ぎたら飲ませずに廃棄する
・すぐに冷却して5℃以下で冷蔵保存した場合は、24時間を越えたら飲ませずに廃棄する

飲み残しは作り置きと違います!

ミルクの作り置きをするときに注意したいのは、厚生労働省などが示す作り置きミルクの時間的な余裕は、あくまでも「ミルクに雑菌が混入しないように作ること」という大前提のもとで認められているということです。

調乳手順を間違えてミルクが雑菌に汚染すれば、冷蔵保存したミルクであってもアッという今に雑菌が繁殖し、赤ちゃんにとって危険なミルクになってしまいます。
事情があって作り置きをする場合には、手や哺乳瓶などの道具をしっかり消毒し、時間的な制限は必ず守ることが大切です。

ミルクが残った状態の哺乳瓶

また、「作り置きのミルク」と、「赤ちゃんが飲み残したミルク」は全く違います。
作り置きミルクは、哺乳瓶などの道具や調乳するママの手を消毒することで雑菌の混入リスクを抑えることができますが、赤ちゃんが飲み残したミルクはすでに雑菌が混入していることが間違いない、危険なミルクです。

赤ちゃんがミルクを飲むと赤ちゃんの唾液がミルクに混じっていきますが、この唾液には赤ちゃんの体内雑菌が含まれていて、実験では飲み残しのミルクは20分経過すると雑菌が急激に繁殖することがわかっています。
一度雑菌に汚染されたミルクは、冷蔵して冷凍しても危険であることは変わりません。赤ちゃんが飲み残して時間が経ったミルクは、絶対に赤ちゃんに飲ませないように気を付けて下さいね。

時間が経過したミルクを飲ませていたというママもいる!?

日本人はとても安全意識が強いので、育児書では「作り置きミルクは赤ちゃんに与えてはいけない」「飲み残しのミルクはすぐ廃棄する」という記載が多いのですが、実際には時間が経ったミルクを赤ちゃんに与えているというママも多いようです。

こればかりは自己責任となってしまいますが、作り置きミルクの考え方は国によっても違います。
赤ちゃんが飲み残して時間が経ったミルクを赤ちゃんに与えるのは当たり前の国もあるようですが、赤ちゃんは感染に対する抵抗力も弱いので、大事な命を守るという意味でできるだけリスクを減らす工夫を行うのをおすすめします。

花子のママ
31歳

Aあくまでも自己責任で!

ウチの娘は哺乳力が弱く、いつも10分位で哺乳瓶をくわえながら眠ってしまいます。
できるだけたくさん飲んで欲しいのでミルクを規定量の200ml作って、眠ったら手の平などをコチョコチョと刺激したりして頑張るのですが、やっぱり飲み残すことが多く、もったいないので初めは飲み残しのミルクを私がコーヒーなどに入れて飲んでいました。

でも、飲み残しの量が多くて、6ヵ月を過ぎてからは飲み残しミルクを冷蔵庫に入れてとっておいて、赤ちゃんが起きたらあげていました。ホントはいけないのかもしれませんが…。(笑)

幸いお腹を壊すことなくスクスクと大きくなってくれたのですが、抵抗力の弱い新生児期はオススメしませんね。
うちの場合は飲み残したらすぐに冷蔵庫に入れること、20分を目安に処分する、赤ちゃんにあげるときには湯煎して冷ます、の3つをルールにしていました。

飲み残しのミルクは飲み残し後20分を過ぎると雑菌が急激に繁殖すると聞いたことがあったので、私は20分を目安にしましたが、ママ友の中には1時間もOKな人もいましたよ。
ただ、ミルクの温めなおしは、温度のムラができて十分に殺菌できないのだそうです。

雑菌への抵抗力は赤ちゃんの個人差やその時の体調にもよって違うので、時間がたったミルクを使うかどうかは赤ちゃんの月齢や様子を見ながら、自己責任で考えていけばいいのではないでしょうか。

作り置き以外の調乳を楽にする方法

ミルクの調乳が面倒なのは、なんといっても夜間。特に、赤ちゃんが小さい内は、2~3時間ごとの授乳とおむつ替えで十分に睡眠時間が取れない時期です。
こんな時こそ作り置きミルクを利用したいのですが、安全に飲むための時間制限がありますので、作り置きミルクの利用だけでなく、もっと楽に夜間の調乳ができる方法を考えていきましょう。

調乳を楽にするためのポイントは、しっかりと準備をしておくことです。省けるところは上手に省いて、少しでも体を休めることを考えてみてくださいね。

夜間の授乳に備えて準備するポイント

・哺乳瓶は昼間のうちにまとめて何本か消毒をして、衛生的なケースで密封して保管をしておく
・ミルクはミルカーで必要量を取り分けておくか、スティックやキューブ上のミルクを使う
・調乳ポットをつかって一定の温度のお湯を、常に用意しておく
・授乳後の哺乳瓶はさっと水で流して水桶などにつけておき、朝になったらまとめて洗う

哺乳瓶はしっかり消毒をしたものを使いましょう

哺乳瓶の煮沸消毒

作り置きのミルクに限らず、赤ちゃんのお世話で一番重視しなくてはいけないのは、「清潔」であることです。
どんなに栄養が豊富なミルクでも、一旦雑菌に汚染させてしまえば、赤ちゃんの命を脅かす危険な飲み物でしかありません。

赤ちゃんはママの身体からある程度の免疫力を受け取って生まれてきますが、出生後に免疫力は急激に低下してしまい、生後3ヵ月を過ぎたころから回復を始めても、生後10ヵ月を過ぎても大人の半分程度しかないのです。
大事な赤ちゃんの命を守るためにも、赤ちゃんが口にするミルクは清潔な環境で、安全に作ってあげるようにしましょう。

調乳をする際に手を洗うことはもちろんですが、赤ちゃんの口に直接触れる哺乳瓶の消毒はとても重要です。哺乳瓶に残されたわずかなミルクのカスでも雑菌の繁殖する絶好のエサになってしまうので、しっかり洗った「つもり」にならないように注意しましょう。
少なくとも、赤ちゃんが生後4ヵ月を過ぎるまでは、しっかりと哺乳瓶や道具を消毒して、感染症のリスクを減らすよう心掛けましょう。

哺乳瓶の消毒の方法

・煮沸消毒
・薬剤消毒
・電子レンジ消毒

作り置きミルクは安全に活用しましょう

「せっかくミルクを作ったのに、時間がかかった隙に赤ちゃんが寝てしまった…」
「昨日の量を同じミルクを作ったのに、今日に限って大量に飲み残してしまった…」

育児は自分の思い通りにならないことの方が多いもの。そんなガッカリなトラブルは、しょっちゅう起きてしまいますが、予定通りにならないことに神経質にならずに、おおらかに受け止めたいところです。

育児書には「しても良い」とは書かれてはいませんが、衛生的に調乳してきちんと管理をして保管をすれば、作り置きミルクを赤ちゃんに与えることはいけないことではありません。
ポイントを押さえて作り置きの方法を上手に活用し、育児を少しでもラクして楽しんでくださいね。

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この記事を書いたライター
はたこ

はたこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!