赤ちゃんの突発性発疹の症状に関する記事

赤ちゃんの突発性発疹の症状は?麻疹/風疹/水疱瘡との違い

赤ちゃんの突発性発疹の症状は?麻疹/風疹/水疱瘡との違い

ほとんどの赤ちゃんが経験する突発性発疹は、病名は知っていても、実際にどんな症状なのか知っているママは多くはないかもしれません。ここでは症状や対処法のほか、「うつるの?」「お風呂は?」「登園の目安は?」等、よくある突発性発疹のQ&Aをご紹介。

マーミーTOP  >  赤ちゃん  >  赤ちゃんの突発性発疹の症状は?麻疹/風疹/水疱瘡との違い

赤ちゃんの突発性発疹の症状は?急な発熱の際の対処法

赤ちゃんが突然、高熱を出したら…。風邪やインフルエンザ、はしか、マイコプラズマ肺炎など、さまざまな原因が考えられますが、真っ先に突発性発疹を思い浮かべるというママは少ないことでしょう。

特に、突発性湿疹は赤ちゃん特有の病気なので、新米ママは聞いたことのない病名かもしれません。また、風邪やインフルエンザのように流行性の高い感染症について知っていても、突発性発疹は詳しくないというママは多いのでは。

そこで、今回は突発性発疹がどのような病気なのか、その症状や対処法を始め、麻疹・風疹・水疱瘡との見分け方やなどについて詳しくご紹介します。

もし、赤ちゃんが突然、高熱を出したら、慌てず冷静に対処して乗り越えたいですね。

突発性発疹とは?

一歳の赤ちゃん

突発性発疹とは、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV‐6)または7型(HHV‐7)に感染することで発症する感染症で、季節を問わず発生するのが特徴です。

2~3歳までの半数以上の子供が発症する中でも、特に、ママの母乳から得ていた免疫の効果がなくなる、生後6ヶ月頃から1歳にかけての発症率が高い傾向にあります。

突発性発疹は一度感染すると抗体ができることから、それ以降は感染しません。しかし、HHV‐6とHHV‐7の異なる2種類のウイルスが原因のため、多くて2回は発症することに。

昔は、ちょうど乳児に知恵がつき始める頃に発熱することから、「知恵熱」と呼ばれていたことでも知られています。

突発性発疹の症状

赤ちゃんの体調が悪い時に、突発性発疹だと見分けるために、まず知っておきたいのが主な症状です。突発湿疹の症状をセットで覚えておくことで、ほかの病気と見分けることができるはずです。

赤ちゃんの様子がおかしいなと感じたら、まずは慌てず注意深く赤ちゃんの様子を観察してみましょう。

突然の発熱

熱がある女の子

病名にあるように、突発性発疹の症状の特徴は突然の発熱で、38~39度の高熱が3~4日続きます。中には40度以上にまで上がる場合もありますが、その後、自然と熱が下がります。

発熱以外の症状が見られない場合は、比較的機嫌が良いので、熱が高い割に赤ちゃんが元気そうにしていたら、突発性発疹の可能性が高いといえます。

全身の赤い発疹

次に、発熱が治まった当日から翌日にかけて赤い発疹が出ることがあります。ほとんどの場合は発疹が出て、初めて突発性発疹と診断されるので、高熱が出ている間は原因を特定しにくいのが、この病気のもう一つの特徴だといえます。

突発性発疹の場合、鮮やかな赤色の少し盛り上がっている発疹が、お腹や背中を中心に出て、顔や手足に広がることもあります。基本的にかゆみはありませんが、不快に感じてぐずる子もいます。

その他の症状

体調が悪い赤ちゃん

突発性発疹の症状はほとんどの場合、発熱と発疹に限定されますが、その他の症状として、発熱時に咳や下痢症状を伴うケースもあります。咳症状は風邪を見分けがつきにくいので注意しましょう。

また、下痢は発熱から発疹が出るまでの間に現れて、4~5日続くこともあります。中には嘔吐が見られる場合もあることから、脱水症状にはくれぐれも注意しましょう。

突発性発疹の治療法

突発性発疹には、これといった治療法や特効薬がないため、症状がおさまるまで経過観察となる場合がほとんどです。高熱が数日続くことから、発熱に対する次のようなホームケアが重要となってきます。

赤ちゃんの発熱ケア

水を飲んでいる赤ちゃん

赤ちゃんに38度以上の発熱が見られる場合は、次のようなケアを行いましょう。

  1. こまめに水分を補給する
  2. 汗をかいたら寝間着を取り換える
  3. 布団などの寝具で体温調節をする

特に、熱が上がっている時と下がっている時とでは、寒く感じたり暑く感じたりするため、赤ちゃんの手が冷たければ、熱が上がっている時なので、身体を温めてあげる必要があります。

熱性けいれんに注意しましょう

38度以上の発熱が見られる場合、熱性けいれんが起こる可能性があります。けいれんが続く場合や、意識障害などの深刻な症状を起こしている場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

赤ちゃんの突発性発疹Q&A

赤ちゃんの高熱が何日も続くと、「家族にうつるのではないか?」とか「何かほかの病気ではないか?」など、不安に感じてしまいますよね。

そこで、突発性発疹のよくある質問について徹底解説。突発性発疹のことをよく知らないというママの、さまざまな疑問を解決していきましょう。

Q1.突発性発疹はうつるの?

保育園の子供達

突発性発疹は、麻疹や水疱瘡ほど感染力は強くありませんが、うつる病気です。唾液を介して感染する経口感染が多いことから、保育園などの施設内よりも家庭内で感染する可能性が高いといえます。

特に、一度感染すると、ウイルスが体内に残っている潜伏感染状態になっているので、感染したことがある家族から感染するケースが多くなっています。

Q2.保育園への登園はいつから?

突発性発疹を発症した際は、解熱後1日以上経過し、全身状態が良いと判断された場合に登園が可能となります。ただし、保育園によって方針が違うため、事前に確認するといいでしょう。

さらに、厚生労働省の『保育所における感染症対策ガイドライン』では、突発性発疹は「医師の診断を受け、保護者が記入する登園届が望ましい感染症」に分類されていることから、登園の際には登園届の提出が必要です。

登園届けを出す際は、事前に登園が可能かどうか必ず医師の診断を受けましょう。

Q3.麻疹などの感染症との見分け方は?

発熱の赤ちゃんを抱っこするママのイラスト

突発性発疹の症状は、同じように高熱と発疹の症状が現れる麻疹や風しん、水疱瘡と似ているため、違いが分かりにくいママが多いようです。

突発性発疹かどうかを見分けるためには、次のような麻疹(はしか)・風疹・水疱瘡の特徴を知っておくと、いざという時に見分けがつきやすくなります。

麻疹の症状の特徴

麻疹の症状で特徴的なのは、全身に発疹が現れる前に、コプリック斑と呼ばれる白い斑点が頬の粘膜にできることです。コプリック斑は3日ほどで消失するので、気づかないこともあるため、気にかけておいてください。

風疹にはその他に、次のような特徴があります。

  • 白目の充血
  • 口の中の粘膜が赤く腫れる
  • 首や耳から赤い発疹が出始める

麻疹は感染力が高く、抗体を持っていないと大人でもかかるので注意したいですね。

風疹の症状の特徴
寝ている赤ちゃんを見つめるママのイラスト

リンパ節の腫れが風疹の大きな特徴なので、耳の後ろや首に腫れやしこりがみられる場合は風疹が疑われます。また、発熱しても38℃前後と、突発性発疹ほど熱は高くなりません。

ピンク色の小さな発疹ができますが、3日ほど経つと自然に消えることから、別名「三日はしか」とも呼ばれています。

水疱瘡の症状の特徴

少しの盛り上がりが見られる突発性発疹の発疹と違って、水疱瘡の場合、発疹が徐々に水ぶくれに変化するのが特徴です。水ぶくれが化膿して、中に膿が溜まることもあります。

水ぶくれになっている時に一番痒みが強く、赤ちゃんが発疹を痒がる場合は、水疱瘡の可能性が高いと言えるでしょう。

Q4.いつからお風呂に入っていいの?

お風呂に入る赤ちゃんのイラスト

発熱は、赤ちゃんの体がウイルスと闘っているというサイン。少しでも体力の消耗を抑えるためにも、入浴は控えて安静にしている必要があるのです。

熱が出ると汗をかくので、お風呂でさっぱりさせてあげたい気持ちも分かりますが、熱が高い間はタオルで拭く程度にしておきましょう。発熱が治まったら、お風呂に入っても問題ありません。

Q5.赤ちゃんの熱が下がらないのですが

突発性発疹の場合、3~4日で熱が下がることから、それ以降発熱が治まらない場合は、別の病気の可能性があるためかかりつけ医を受診した方がいいでしょう。また、赤ちゃんの抵抗力が低下したせいで、他の病気を併発している恐れも。

次のような症状が見られる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

病院を受診する目安は?

  • 生後3ヶ月未満である
  • 熱が39度以上ある
  • ぐったりしている・呼吸が苦しそう
  • 嘔吐や下痢を繰り返している
  • 頻繁にけいれんが起こる

受診する際は、次の3つのことについて医師に伝えると診断しやすいですよ。子供のことが心配だと、冷静に伝えられないこともあるので、事前にメモをとっておくといいでしょう。

  1. いつから症状が出始めたのか?
  2. 発熱はどのくらいの期間続いているのか?
  3. 熱は何度くらい出たのか?

そのほかに気になる症状があれば、些細なことでも書き留めておくといいですね。

突然の発熱には慌てず対処しましょう

赤ちゃんを病院に連れて行こうか考えているお母さんのイラスト

診療時間外に赤ちゃんが高熱を出した場合、救急病院に連れて行こうか迷いますよね。そんな時は、落ち着いて赤ちゃんの症状を観察することが必要です。

発熱以外にどんな症状が出ているのか?不機嫌になっていないか?つらそうにしていないか?などを注意深く見ていくことで、病院にいくべきかどうか判断できるはず。

それでも、赤ちゃんに高熱が出た時の対処に不安を感じるというママは、健診の際などにかかりつけ医と相談して、具体的にアドバイスをもらっておくと安心です。

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ

この記事を書いたライター
れんプー

れんプー

趣味は野球観戦!カープ女子がライバルのアラフォー腐女子です。