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離乳食後期の量の目安は?一日に必要な栄養~水分~おやつ

離乳食後期の量の目安は?一日に必要な栄養~水分~おやつ

離乳食後期の目安量が、グラムだけでなく栄養素ごとにもわかります。赤ちゃんの偏食が気になるママは、要チェック。

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【離乳食後期の量】食事は何グラム?おやつ/水分/ミルクの目安

離乳食後期になると食事から摂取する栄養が多くなり、ママは「栄養が足りているかな」と心配になりますね。こちらでは、厚生労働省の指標をもとに離乳食後期の栄養別の摂取目安量、おやつ・水分・フォローアップミルクの目安量をご紹介します。

ただ、この時期の赤ちゃんはムラ食いすることも多いので、毎日基準量を満たせないことも多いです。あまり神経質になりすぎるのはNG!「1週間単位できちんと食べるように調整すればいい」と、おおらかに考えるようにしましょう。ママが焦ってしまうと、赤ちゃんの食欲や好き嫌いの面で悪影響を与えてしまうこともあります。食べる量には個人差がありますので、赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めていってくださいね。

離乳食後期に必要なタンパク質の量

野菜を乗せてるキッチンスケール

厚生労働省の指標によると、離乳食後期(生後9~11ヶ月)のタンパク質の目安量は25gとなっています。この数値は、食材内に含まれる純粋なたんぱく質の量のことです。食材により、水分やタンパク質の含有量が異なるので注意しましょう。食材ごとの目安量を確認しておきましょう。

食材別目安量(1回の食事)

  • 肉・魚  15g
  • 豆腐   45g
  • 卵    1/2個
  • 乳製品  80g

離乳食を作るたびに、それぞれの食材をキッチンスケールで軽量していては、非常に時間がかかってしまいますよね。食材ごとに大さじ1杯が何グラムになるか一度測っておくと、調理するたびに軽量の手間が省けるので調理時間を短縮することができます。

離乳食後期に入ると、食べることのできるタンパク質は、量だけでなく種類も増えてきます。また、同じ肉や魚でも、種類によってタンパク質の量は違い、2倍以上のことも…。ママが色々な食材に挑戦することで、離乳食に含まれるタンパク質の量をバランスよくとりやすくなりますよ。

食後期に必要なビタミンの量

ビタミンには色々な種類がありますね。こちらでは、生後9~11ヶ月の赤ちゃんに必要なビタミンの種類別1日の摂取目安量や上限量一回の離乳食で野菜や果物を食べさせる量をご紹介します。栄養素によっては、赤ちゃんへの過剰摂取に気をつけるべきものがありますので、これらの栄養素を多く含む食品を離乳食で食べさせるときには、頻度や量への注意が必要です。

種類 1日の摂取目安量 上限量
ビタミンA 400µgRAE 600µgRAE
ビタミンB1 0.2mg  
ビタミンB2 0.4mg  
ビタミンB6 0.3mg  
ビタミンB12 0.5µg  
ビタミンC 40mg  
ビタミンD 5µg 25µg
ビタミンE 4µg  
ビタミンK 7µg  
ナイアシン 3mgNE  
葉酸 60µg  

こんなに多くの栄養素を、ママは離乳食で食べさせる必要があるのです。色々な食材を食べさせることが大切なことがわかりますよね。けれど、ビタミンの種類別目安量だけでは、どのくらいの野菜や果物を食べさせればよいか、具体的に分かり難いママも多いはず!1回の離乳食の後期に食べさせたい野菜や果物の目安量は、どれくらいなのでしょう?

野菜・果物の目安量(1回の食事)

野菜・果物を合わせて1回30~40g

同じ野菜や果物でも、旬のものは栄養価が高いですし、ママのお財布にもやさしいお値段!また、冷凍野菜や果物は、旬に収穫して冷凍しているものが多いため、保存性に優れて便利なだけでなく栄養価が高いものが多いです。離乳食後期に必要な量の栄養素を赤ちゃんに摂らせるためには、旬の食材と冷凍食品をうまく使っていくようにするとよいでしょう。

離乳食後期に必要なミネラルの量

塩とスープ

ミネラルとは、酸素、炭素、窒素、水素といった、生き物を構成している4つの主要元素以外の物質のことです。人間に必要なミネラルは、全部で16種類あると考えられています。例えば、骨や歯を丈夫にするカルシウムやリン、塩分を排出する働きがあるカリウムなどが代表的なミネラルです。

ミネラルが不足したり過剰だったりすると、赤ちゃんの不調の原因となります。逆に、適切に摂取できていると、様々な健康への恩恵が受けられますので、目安量に気を付けながらバランスよく離乳食に摂り入れてあげたいですね。

こちらでは、厚生労働省の指標をもとに離乳食後期(生後9~11ヶ月)の赤ちゃんに必要なミネラルの摂取目安量をご紹介します。ナトリウムはカッコ()内に1日の食塩相当量も記しましたが、肉や野菜にもナトリウムは含まれていますので、離乳食を作る時は味付けに気をつけないと、あっという間に過剰摂取してしまいます。塩分の過剰摂取は、赤ちゃんの内臓に負荷をかけてしまいますので、充分に配慮しましょうね。

種類 1日の摂取目安量 上限量
ナトリウム 600mg(1.5g)  
カリウム 700mg  
カルシウム 250mg  
マグネシウム 60mg  
リン 260mg  
男5mg/女4.5mg  
亜鉛 3mg  
ヨウ素 130μg 250μg

また、離乳食後期のミネラル量の中でも、最も注目したいのが鉄分です。鉄分は、離乳食後期に不足しやすい栄養素の一つです。ビタミンCと一緒に食べると吸収率がアップしますよ。離乳食で充分に摂取できないと、後期に多い貧血(鉄分欠乏症)になってしまうことがあります。

ミネラルやビタミンは種類が多く、それぞれの目安量を気にして離乳食を作るのは難しいですよね。けれど、偏った食べ方やメニュー作りをせず、色々な食材をバランスよく食べるように心がけることで、自然に摂取しやすくなりますよ。心配な場合は、フォローアップミルクを活用するとよいでしょう。

離乳食後期に必要な炭水化物(糖質)の量

離乳食後期になると、お粥を食べる量がずいぶん増えてきますよね。また、離乳食後期になると、進みが早い赤ちゃんは軟飯を食べ始める頃でもあります。気をつけなければならないのは、炭水化物の目安量は含まれる水分量によって異なるという点です。

水分が多いお粥など

お粥

離乳食後期に水分を多く含むお粥などを与える場合、1食あたりの目安量は90gです。毎日の離乳食が3食全てお粥だと、赤ちゃんが飽きてしまう可能性もあります。お粥以外の炭水化物も取り入れながら、離乳食の献立を考えるとよいでしょう。離乳食後期に食べさせやすい水分が多い糖質メニューは、パン粥・柔らかく煮こんだうどんなどです。

水分が少ない軟飯など

軟飯は、お粥より含まれる水分量が少なくなりますので、離乳食後期の量は1食80gを目安に食べさせるとよいでしょう。毎食同量を食べさせることは大変ですので、1食でだいたい80g程度食べていれば問題ありません。
麺類は、赤ちゃんの好きな離乳食メニューの一つです。ホワイトソースで軟らかく煮込んだスパゲッティやマカロニなどは、離乳食後期の赤ちゃんにも食べさせやすいですので、離乳食後期の献立に取り入れてみてはいかがですか?

米以外の炭水化物

離乳食後期になると、米以外にも主食として色々な炭水化物を含む食材を食べることができるようになります。米以外の食材の目安量をご紹介します。

<米以外の食材の目安量>

  • 食パン・・・8枚切り2/3枚
  • そうめん・うどん・・・乾麺2/5束
  • スパゲッティ・マカロニ・・・20本
  • サツマイモ・・・50g
  • ジャガイモ・・・小1個弱

離乳食後期に必要なおやつの量

離乳食後期になると、そろそろおやつを食べ始める子が増えてくる時期ですね。ただし、離乳食後期の赤ちゃんは、3回の離乳食で1日に必要な栄養素はすべて摂取できることが理想ですので、おやつを沢山食べさせることは控えましょう。離乳食後期のおやつの目安量は、約20kcalです。バナナ1/5本、赤ちゃん用ビスケット1~2枚までとしましょう。

離乳食後期に必要な水分の量

赤ちゃん用のコップ

離乳食後期になると、ミルクや母乳以外にお茶などの水分を摂取しなければならない量が増えてきます。「人間の体は2/3が水でできている」と言われていますが、赤ちゃんの場合はさらにその割合が高く、およそ3/4が水。
そのため、体内の水が不足したり濁ったりして体に悪影響を及ぼさないように、離乳食後期に必要な水分の目安となる量、水分不足や過剰がもたらす影響について、しっかりと理解しておくことが大切です。

離乳食後期の水分摂取量

離乳食後期の赤ちゃんに必要な1日の水分摂取量の目安は、体重1kgあたり100mlです。次の計算式で、一日に飲む水分量を算出してみましょう。

離乳食後期の赤ちゃんに必要な水分量(ml)=お子さんの体重×100

ただし、この量にはミルクや母乳から摂取する水分量も含まれていますので、お茶や水を飲む量は、それぞれの赤ちゃんの離乳の進み具合により違ってきます。また、汗を多くかいた時は、その分水分をプラスしてあげることが必要になります。

母乳育児の場合、赤ちゃんが母乳をどれくらい飲んでいるのかわからないため不安になると思いますが、気温や汗のかき具合など、赤ちゃんの様子を見て調節してあげるようにしましょう。外出先から帰ってきたときや入浴後、暑い日などは、大人でも「のどが渇いた」と感じて水分を摂りますよね。そういったママが水分を欲しいと感じるタイミングで、赤ちゃんにも水分をあげてみるといいですよ。

水分不足・過剰に気を付けて!

赤ちゃんの唇

赤ちゃんは内臓の機能が未発達なため、尿を濃縮する機能が未熟です。そのため、必要以上の水分を飲ませてしまうと、上手に濃縮することができずに体内の血液の濃度が薄くなる水中毒を起こす可能性があります。水中毒になると体内のミネラルの量が減ってしまい、体調不良を起こす恐れがありますので、一度に沢山飲ませないように注意し、20~30ml程度の少量をこまめに与えるようにしましょう。

一日の目安量より明らかに多く水分を摂っていると思う場合は、赤ちゃんが欲しがるのに我慢させるのではなく、一度に与える水分量を減らすことで調節するとよいでしょう。

また、「赤ちゃんのおしっこの量や回数が急に減った」「唇が乾燥している」という場合は、水分不足になっている可能性があります。場合によっては、脱水症状を引き起こす可能性もありますので、特に暑い季節は注意しましょう。外出する際は、赤ちゃん用の水筒に白湯や水などをいれて持っていき、こまめに水分補給をしてあげてくださいね。

離乳食後期に必要なフォローアップミルクの量

離乳食後期になると、フォローアップミルクを活用するママが多いですね。フォローアップミルクは、離乳食が3回食に進んだ赤ちゃんが、離乳食で必要な栄養のすべてを補うことができない時に飲ませるもの!牛乳に比べて鉄分が豊富に含まれているので、離乳食後期に心配な鉄分不足対策として有効です。

飲ませる時の量の目安

お風呂に入っている赤ちゃんのイラスト

フォローアップミルクは、あくまでも偏った離乳食の栄養不足を補うために飲ませるものですので、飲ませ過ぎないようにしましょう。「離乳食はあまり食べないけど、フォローアップミルクをたくさん飲ませているから大丈夫!」という物ではありません。あくまで栄養補助食品ですので、鉄分は一日に必要な量を満たせますが、その他の栄養素の必要量を全て満たせるわけではないのです。

フォローアップミルクに頼り過ぎると、この時期に発達させるべき「噛む力」が育たなくなり、顎の成長や歯並びに影響する可能性があります。また、離乳食をさらに食べなくなり、フォローアップミルクにどんどん依存していくという悪循環を引き起こす可能性もあります。

離乳食後期のフォローアップミルクは、食事の後やお風呂上りなどに1日4回、1回150ml飲ませる程度まですれば、過剰摂取を心配しなくても大丈夫ですよ

離乳食の進み方やフォローアップミルクの飲ませ方に不安がある場合は、かかりつけの小児科で一度相談してみるとよいでしょう。保健所やショッピングモールで開催される育児相談会を活用してみるのもおすすめです。

赤ちゃんによっては、飲ませる必要なし

フォローアップミルクは、すべての赤ちゃんに飲ませなければならないものではありません。完全母乳で育ってきた赤ちゃんは、フォローアップミルクを嫌がる傾向がありますが、3回の離乳食をきちんと食べることができていて、食べムラもない赤ちゃんは、無理にフォローアップミルクを飲ませる必要はありません。

噛む力がつくのは、離乳食が終了する1歳半ごろまでが臨界期と言われています。赤ちゃんが離乳食を食べない時には好きなものに混ぜるなどの工夫をし、フォローアップに頼り過ぎずにできるだけ噛む機会を増やしてあげましょうね。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪