吸引分娩の頭へのリスクは?に関する記事

吸引分娩で出産のリスクは?器具を使った痛みや安全性は!

吸引分娩で出産のリスクは?器具を使った痛みや安全性は!

吸引分娩って痛いの!?産まれてくる子へのリスクは?と、心配になりますね。費用面も知っておくと安心です。健康保険や医療保険が適用されるのかについても紹介します!これから、出産を控える妊婦さんは読めば、安心できますよ!

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吸引分娩には医療保険が適応される?頭の形に変化はあるのか後遺症や費用についても!

「吸引分娩って赤ちゃんの頭を引っ張って取り出すイメージだけど大丈夫かしら!?」と、誰もが思ってしまうのは当然です。吸引分娩は、普通分娩では赤ちゃんが出てこられなくて、このままでは母子共に危険であると、医師が判断した時に行われる緊急の医療行為です。その他の要件としては、ママの体に負担がかかり過ぎると判断された際にも行われます。

分娩の際に、外からも力を加えて引っ張ることで、ママの体には傷がつかないの…、すごく痛くはないの?と、心配になる以上に、やっぱり赤ちゃんには後遺症が残らないのかが一番気になるところだと思います。

その点も踏まえて、吸引分娩に関する色んな事を丁寧に説明していきますね。もちろん、保険は適用されるのか、費用についても取り上げていきますよ!

吸引分娩ってどんな出産方法なの?

ママのお腹の中にいる赤ちゃんと、ようやく対面できると思っていたら…。もうひと試練がやってき、普通分娩をスムーズに進んでいかない理由がママ側や赤ちゃんの側にあるときに、医師が選択するかもしれない分娩法の一つが、吸引分娩です。

では、吸引分娩ってどんな出産方法なのかを確認していきましょう。

公益社団法人 日本参加婦人科学会の学会誌の54巻7号に掲載されている研修医の必修知識「吸引分娩」によると、吸引分娩の歴史は古く1840年代から行われていたそうです。当時に比べると、最近の方法は、改良が加えられて、分娩時のリスクは低下しているものの、ケースによっては、産まれてくる赤ちゃんに頭血腫、頭蓋内出血などのリスク、ママの側には会陰裂傷などのリスクもありうる事も報告されております。

分娩方法としては、医療用の吸引カップを赤ちゃんの頭に取り付けて、その器具の吸い込む力を調整する事で、赤ちゃんの頭との密着力を高め、外からも力を加えて、赤ちゃんを取り出すという分娩方法です。普通分娩に比べると、リスクの高い分娩方法のため、赤ちゃんの側や、ママの側に普通分娩を続けることを避けた方がよい条件が課されているときに行われます。

引用元:公益社団法人 日本参加婦人科学会

吸引分娩はどんな条件であると行われるの?

リスクが伴う吸引分娩を行うには、どんな条件が整いつつあると、医師はやむなくその分娩方法を選択するのでしょうか?普通分娩を継続しづらい理由を、ママの側と赤ちゃんの側とに分けて紹介します。

赤ちゃんの条件

回旋がスムーズにゆかずなかなか産道を通過できない
臨月の妊婦さん

赤ちゃんは、ママの産道を通ってきる時に、クルクルを回りながら、自分の体の凹凸を産道の空間にうまく合わせて下に降りてきます。けれども、産まれてくる赤ちゃんのみんなが、回りながら降りてくるのが、得意な訳ではなくて、中には苦手な赤ちゃんもいて、産道でつまってしまう事もあります。産道でつまり続けてしまうと、赤ちゃんの身に危険が及んでしまうので、吸引分娩が選択されます。

心肺機能が低下していて素早い対応が必要である

産まれてくる時に、赤ちゃんが元気な状態であるとは、限りません。なかには、産道でつまってしまって、鼻や口が塞がり、呼吸困難となり、心配機能が低下してしまう事もあります。そんな時には、より早く応急処置を行うため、外からも力を加えて、早く出産させてあげるために、吸引分娩が行われます。

ママの条件

心臓に問題を抱えていたり、高血圧のため強くいきむ事ができない
血圧計のイラスト

ママが心臓の病気を抱えていたり、高血圧であったりすると、出産の際に強くいきんでしまう行為が続いてしまうと、ママの身に危険が及んでしまいます。ママにあまり無理をさせないため、外からも引っ張る力を加える吸引分娩が行われる事があります。

分娩時間がかかりすぎていて、ママの体力が消耗しきている

分娩時間が長引くに比例して、ママの体力はどんどん消耗してしまいます。出産の際には、いきむ体力が残っていれば、普通分娩を続けることも可能ですが、ママの体力が消耗しきってしまつて、いきむ事ができなくなると、母子共に危険な状態になり、吸引分娩が行われます。

その他の必要とされるいくつかの条件

  • 陣痛促進剤を投与しても効果が薄い時
  • ママが破水をしてしまっている時
  • 陣痛が弱く出産が長時間になっている時

吸引分娩にはどんな後遺症があるの…

医師の判断のもとで行われた吸引分娩は、母子ともに何も問題がなく、出産が行われることもありますが、後遺症が残ってしまうこともあります。程度の違いはありますが、起こり得る後遺症について赤ちゃん側とママ側とに分けて紹介します。

赤ちゃんの身に起こるかもしない後遺症…

頭に血がたまってしまう

生まれたばかりの赤ちゃん

赤ちゃんの柔らかい頭に医療器具をはめて、外からも引っこ抜こうとする際に、産まれてくる赤ちゃんの頭の内側にも力が加わり、内部の血管が切れてしまって、血がたまってしまう事もあります。それほど奥の方の血管でなければ問題はなく、数日の間に血管が修復されるので心配はありませんよ。

黄疸がみられることも

頭の血管が切れていて、体の中に血液が蓄積してしまうと、血液中の成分の一種であるビリルビンも体の中で増えてしまいます。けれど、赤ちゃんの未発達な肝臓では、ビリルビンをスムーズに分解することができないために、ビリルビンがどうしても体の中にたまってしまいます。すると、ビリビリンの黄色い色素が、赤ちゃんの薄い肌から目立ってしまう黄疸がみられてしまいます。血液中のビリルビンの濃度が一定の基準を上回ると、医療機関によって適切な治療を行ってもらえますので安心してください。

頭の形がおかしくならないか心配
新生児を触るママの手

吸引分娩は、赤ちゃんの頭にカップを乗せて、医療器具を用いて空気を圧縮して引っ張るのですから、産まれてきた赤ちゃんの頭の形で少し変わってしまうこともありますが、ほとんどのケースが3日くらいで治ってしまうそうです!

赤ちゃんの頭はやわらかいので、寝させ方でも頭が変形することもあります。右向きにしたり左向きにしたり、頭の向きを変えて寝させてあげるなどするとバランスよく頭の形がもどることもあります。もしも、お子さんの頭の形が気になっていたら小児科の先生などに相談してみましょう。

頭は傷つく!?

吸引分娩の際に加わった圧力で、赤ちゃんの頭皮に傷がつくこともありますが、それは仕方ないと思うしかありません。時間が経つと治りますので、あまり神経質になって落ち込まないことが大切です。どうしても自分のせいだと思ってしまうママがいますが、子育てはクヨクヨしているよりも、気持ちを切り替えていく方が、うまくいきますよ。産まれてきた赤ちゃんを、大切に育てていきましょう♪

ママの身に起こるかもしれない後遺症…

赤ちゃんを抱っこするママのイラスト

ケースによっては、赤ちゃんの通り道である産道などに無理な力が加わってしまって、会陰裂傷、膣壁裂傷など、患部に深い傷が出来てしまって、回復までに多少時間が長引いてしまうママさんもいらっしゃいます。

普通分娩であっても、会陰切開がなされたりすると、出産の傷の痛みがしばらく残ってします。普通分娩の痛みよりも、吸引分娩の際の痛みは、長引いたり、痛い傾向にあります。けれど、生まれてきた我が子のお世話をしていると、いつの間にか治っていたり、痛みを忘れてしまうこともあるそうですよ。もしも、痛みがひどい時には、産婦人科ではきちんと診てもらいましょう!

吸引分娩の影響で自閉症などの発達障害になっちゃうの?

発達障害は先天的なものであって、出産中の吸引分娩で、頭を吸引し脳に負荷がかかったことが原因であるとは断定できません。医療技術が進歩している中、障害がでるほどの吸引分娩はよほどのことだと考えられます。吸引分娩を予定していても、スムーズに事が進まない出産が難しい状ケースであれば、帝王切開手術を行うのが一般的です。

海外では無痛分娩がメジャーな出産方法ですが、無痛分娩は陣痛が弱いため、いきむタイミングが解りづらいなどの課題もあって、吸引分娩に切り替える事も多いそうです。もしも、吸引分娩が原因で子供が発達障害になる可能性が高いのであれば、海外で吸引分娩に関する議論が活発に行われているはずなので、吸引分娩と発達障害とは無関係である可能性の方が高いと言えます!

吸引分娩に、健康保険や医療保険は適用されるの?

健康保険は?

出産の途中で、母子の安全のために医師の判断で行った吸引分娩は、緊急の医療行為であり、基本的には適用されます。出産する病院で気になる事は確認すると安心です。

医療保険は?

保険の相談をする女性のイラスト

女性の妊娠出産に関わる医療行為や、入院、手術などにも給付金が認められる医療保険があります。詳しいことは、加入されている保険会社の担当者に直接聞いてみましょう。吸引分娩や緊急時の帝王切開手術など、女性特有の医療行為や病気、手術も給付の対象となる保険もありますので、妊娠前に確認し、将来のために加入をしているという方もいらっしゃいますよ。帝王切開の手術給付金や出産前の長期入院費用を受け取り、「保険に入っていて良かった~。」という人の話はよく聞きます♪

吸引分娩の費用ってどのくらい?

普通分娩ができなかったら費用はどうなるのか、心配ですよね。吸引分娩が行われた際に、分娩費用に加算される金額は2万円~3万円くらいで、3割負担であれば、支払う金額は7000円前後です。ちなみに普通分娩は保険適用外ですが、吸引分娩は医療行為とみなされるため健康保険が適用されます。

どうしても吸引分娩が嫌って方は!

妊娠や出産はデリケートなことで、ちょっとした心配事が、心身に負担がかかってくることもあります。どうしても不安で吸引分娩をやりたくないと思ったら、出産前に産婦人科で相談をしてみて下さい。陣痛促進剤を使ったり、帝王切開手術を行ったり、吸引分娩をしなくても良い方法はいくつかありますが、出産その時になってみないとわからないものです。ママ自身の希望を伝えるのは悪いことではありません。

けれど、出産の際には、アクシデントも付き物ですので、吸引分娩を嫌がってはいても、産まれてくる赤ちゃんと、ご自身の安全のために、最大限の注意を払いながら、行われる事もあると意識はしておきましょう!母子共に健康でいられるのが何よりですよね♪

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!