臨月のお腹が下がる理由に関する記事

臨月にお腹が下がるとは?妊娠36週からの臨月の出産兆候

臨月にお腹が下がるとは?妊娠36週からの臨月の出産兆候

臨月にお腹が下がるのはどうして?そもそも、お「腹が下がる」とはどういうことなのか、メカニズムや時期を解説します。お腹が下がるのはいよいよ出産が近づいた証ですが、お腹の張りや不眠に悩ませられることも…。出産が近づいたママの体に現れる変化とは?

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臨月になるとお腹が下がる?知っておきたい出産の兆候

臨月は「産み月」とも呼ばれる、赤ちゃんが生まれる月のことです。特に、正産期に入る妊娠37週以降は、赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくない時期。お産が近くなると、出産準備がはじまったママの身体ではさまざまな変化が見られるようになります

中でも目に見えて分かるのがお腹の形の変化です。臨月に入るとお腹が下がると言われていますが、どうして下がってくるのか、下がるとどうなるかが気になりますよね。今回は、臨月のお腹が下がる理由や、生活で気をつけたいことなどについてまとめました。これから臨月を迎える妊婦さんは、ぜひ参考になさってください。

お腹が下がるとは?

お腹が下がるとは、出産が近くなって赤ちゃんの位置が変化することを言います。臨月に入り出産が近づくと、お腹の中の赤ちゃんも外に出るための準備のために、下の方に移動してきます。赤ちゃんが下がってくることで、お腹の形が変わるママもいるため、「お腹が下がる」と表現されているのです。

なぜ臨月にお腹が下がるの?

妊婦さんのお腹の中の赤ちゃんのイラスト

臨月にお腹が下がるのは、スムーズにお産を進めるために必要なことです。出産の時に赤ちゃんが出てくる子宮口と産道となる子宮頸管は、妊娠中ピッタリと閉じているため、お腹の赤ちゃんの位置が維持されています。

妊娠後期に入ると、ママの体も出産準備に入り、子宮頸管の熟化により子宮頚管が柔らかくなってきます。臨月に入ると、大きく成長した赤ちゃんの頭に押されて子宮頚部が開くことで、赤ちゃんの位置が下がってくるのです。

お腹が下がるのはいつごろ?

手術

お腹が下がる時期には個人差があります。だいたい出産の3~4週間前あたりから子宮頚管の熟化が始まるため、臨月に入るとお腹が下がり始めるママが多いようです。

しかし、何らかの原因によって子宮頚管の熟化が進まない場合もあります。子宮口が開かないとお産につながらないので、出産の際に子宮頚管熟化剤という薬を使うことがあります。

逆に体質的に子宮頚管が柔らかい子宮頚管無力症の妊婦さんは、臨月より前に子宮頸管が開いてしまうリスクが高まります。この場合は、子宮口を糸で閉じる手術が行われ、妊娠中の切迫早産を防ぐことになります。赤ちゃんを産んでもよい時期になったら糸を取ると、すぐにお産が始まるケースが多いです。

お腹が下がることで起こる体の変化

お腹が下がることで、ママの体に起こる変化は次のとおりです。

おへその位置が下がる

臨月に入りお腹が下がると、おへその位置も下がってきます。赤ちゃんの位置が下に移動することで、ママのお腹が引っ張られるため、おへその位置が下に移動したように見えるのです。

お腹が張る

お腹が下がりお産が近づくと、お腹がよく張るようになります。これは、出産にむけて子宮口を柔らかくするために、プロスタグランジンE2という物質が分泌されるためです。プロスタグランジンE2には子宮を収縮させる働きがあるため、「お腹が張る」「お腹がカチカチに硬くなる」などの症状が起こりやすくなります。お腹の張りは、お産に向けての自然な現象なので、心配しすぎることはないでしょう。

胎動の位置や回数が変わる

胎動を感じるお母さんのイラスト

お腹が下がることにより、胎動を感じる位置や回数が変わってきます。出産が近づくと赤ちゃんが下りてくることで、胎動を感じる位置が今までよりも下に移動するためです。

また、胎動が少ないと感じることがあります。臨月に入るとお腹の赤ちゃんが大きくなるため、子宮内で自由に動けるスペースがなくなるためです。胎動の感じ方には個人差があるので、赤ちゃんが骨盤を通り抜けるための回旋をはじめる直前まで、頻繁に胎動を感じる妊婦さんもいますよ。

胎動を感じなくなったら要注意

臨月でも多少の胎動を感じるのが普通です。もし赤ちゃんが長時間動かなくなったと感じたら、念のためかかりつけ医を受診し、お腹の赤ちゃんの様子を調べてもらった方が良いでしょう。

恥骨や脚の付け根が痛む

恥骨のイラスト

臨月に入ると、恥骨や足の付け根が痛んでくる場合があります。出産が近くなると、赤ちゃんが骨盤を通り抜けやすいよう、骨盤が開きやすい状態になります。そのため、骨盤の前の方にある恥骨結合という部分や、脚の付け根が痛むことがあるのです。

このような痛みを感じる時に無理をすると、骨盤や脚を痛めてしまい、お産に悪影響を与える恐れがあります。痛みがあるうちは、ウォーキングなどの運動を控えた方がよいでしょう。

眠れない

寝れない妊婦さんのイラスト

お産が近づくにつれて、眠れなくなる場合があります。これは、出産前に多く分泌されるホルモンの影響です。お産が近づくと、妊娠を維持させる働きがある「エストロゲン」というホルモンの分泌が増え、出産時に分泌のピークを迎えます。エストロゲンには自律神経のバランスを保つ働きがあるため、エストロゲンの増加によって自律神経のバランスが崩れてしまいます。そのため、出産前の不眠が起こることがあるのです。

どうしても眠れない場合、無理に眠ろうとすると逆に目が冴えてしまいます。眠れない夜があっても、「出産前によくあること」と考えた方が楽ですよ。好きなことをしているうちに、自然と眠くなることも多いものです。リラックスできるハーブティなどを取り入れるのもおすすめですよ。

臨月にお腹が下がってきたら気を付けたいこと

出産が近づくことにより、マイナートラブルが起こりやすくなります。臨月にお腹が下がってきたら、特に気をつけたいことをまとめました。

尿漏れ

生理用のナプキンのイラスト

臨月に入りお腹が下がってくると、膀胱が圧迫され、妊婦さんは尿漏れしやすくなります。特に、くしゃみや立ち上がった瞬間などに、尿漏れを感じやすいです。尿漏れが気になる時は、専用の尿漏れパッドを使用しましょう。生理用のナプキンでも代用できそうに感じますが、経血を吸収するために作られていることから、尿漏れには向きません。

前駆陣痛

お腹が下がってくると、前駆陣痛を感じる機会が増えます。前駆陣痛とは、出産前の子宮の収縮によって起こる痛みのことで、お産に向けて体が練習をしている状態です。一定の間隔で痛みが起こる本陣痛と違って、前駆陣痛の痛みの間隔は不定期に起こります。また、本陣痛は痛みがどんどん増していきますが、前駆陣痛は痛みが治まるという特徴もあります。

おしるし

お腹が下がり子宮口が開いてくると、少量の出血が起こるおしるしが起こる場合があります。赤ちゃんが入っている卵膜が、子宮壁からはがれる時に出血が起こります。おしるしが起こる人と起こらない人がいるので、あくまでもお産の目安として捉えましょう。

臨月になってもお腹が下がらない時の処置

週1回健診のカレンダー

臨月になると、妊婦健診が週に1回となり、子宮口の開き具合やお腹の下がり具合をチェックします。出産予定日前までは様子を見る場合が多いですが、それでも出産の兆候が見られない場合、医療処置の方法などを医師と相談していくことになります。ここでは、自然とお腹が下がらない場合に、病院で行われる検査や処置についてまとめました。

骨盤レントゲン

お腹がなかなか下がらない場合、赤ちゃんとママの骨盤の大きさを調べるために、レントゲンを取ることがあります。ママの骨盤が狭いと、赤ちゃんの頭が骨盤に入ることができず、赤ちゃんが下がってこない場合があるためです。検査の結果、赤ちゃんに対してママの骨盤が狭いことが分かったら、自然分娩での出産は難しいため、帝王切開となります。

陣痛促進剤の投与

点滴のイラスト

陣痛促進剤で人工的に陣痛を起こす方法は、多くの出産で使われています。お産の準備をしたうえで入院し、赤ちゃんの様子をチェックしながら促進剤の点滴を行うことになります。

促進剤の成分は、プロスタグランジンやオキシトシンで、体の中にあるホルモンと同じ成分です。陣痛促進剤の効き方には個人差があり、すぐに陣痛・破水が起こり出産につながる場合もあれば、2日点滴をしてようやく出産という場合もあります。

バルーン

バルーンという器具で子宮口を開き、お産を促す方法です。子宮口に器具をセットし、滅菌水を注入して風船のように膨らますことで、子宮口を少しずつ広げていきます。陣痛促進剤を使っても子宮口がなかなか開かない時や、なかなか本陣痛がこない場合に使用します。

バルーンは、子宮口が広がれば自然と落ちる仕組みになっています。処置の間は少し違和感があるようですが、陣痛を起こすためなので頑張りましょう。

帝王切開

帝王切開は、お腹を切って赤ちゃんを出す出産方法です。ママの骨盤が小さい場合や、促進剤を使っても赤ちゃんが出てこない場合、赤ちゃんにトラブルがあり早く外に出したい場合などに行われます。

自然分娩でのお産が難しいと分かった時点で帝王切開を決めた方が、ママも準備がしやすいです。出産予定日を過ぎた場合は、帝王切開の可能性も頭に入れておくとよいでしょう。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪