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自宅出産を選ぶ前に知っておくべきメリット・デメリット

自宅出産を選ぶ前に知っておくべきメリット・デメリット

自宅出産に興味があっても決心できないママ必読!自宅出産の流れやメリット・デメリット、費用、ママの体験談をご紹介します。

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自宅出産のメリットとデメリット&自宅で出産したママの体験談

出産は人生の一大イベント。豪華な食事やサービス付きの病院出産が一般的ですが、大切な家族に囲まれておこなう自宅出産は、立会った人にとって一生の思い出になるはず。特に、最近は自由な姿勢で落ち着ける場所で産みたいと考えるアクティブバース(フリースタイル出産)を望む妊婦さんが増えていることから、自宅出産が密かに人気なのです。

しかし、自宅出産に関する情報は少ないため、不安を感じるという妊婦さんが多いことから、ここで自宅出産のメリットやデメリットをご紹介。出産費用や準備するものなどについて知ることで、自宅出産への不安を解消していきましょう。

自宅出産のメリット・デメリット

お腹を触ってる妊婦さんのクレイ

自宅出産は、メリットもあればもちろんデメリットもあります。どちらもよく知ることで、自宅での出産をよりイメージしやすくなるはず。自宅出産が自分に合っているかどうか、次に紹介するメリットとデメリットで詳しくみていきましょう。

自宅出産のメリット

健診時の待ち時間がない

健診は、助産師さんが自宅を訪問して行います。特に、体調が不安定な妊娠初期や、お腹が大きくなってくる妊娠後期は外出するのが大変になるので、病院へ行かなくてもいいのは助かりますよね。あらかじめ訪問時間も分かるので、時間を有効に使えます。

家族が立ち会うことができる

パパだけでなく、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合、赤ちゃんの出産に立ち会うことができます。出産という感動の経験は、きっと子供たちにとっても一生忘れられない大切な思い出として残るでしょう。腰をさすったり手を握って応援するだけではなく、お湯を運んだりへその緒を切るなどして出産にかかわることで、家族の絆を深め、命の大切さを学ぶ尊い経験となりますね。

ママが精神的に安心できる
お腹をさすってる妊婦さん

自宅出産の一番のメリットは、いつもの慣れた場所で安心して赤ちゃんを産めることです。生まれてすぐの赤ちゃんとママが一緒に過ごせることも、この上ない喜びです。また、病院へ移動しなくていいので、お兄ちゃんお姉ちゃんを誰かに預けずに済みます。普段と変わらない環境の中で出産できることで、ママの心が落ち着いた状態でいられます。

出産後もサポートを受けられる

出産はゴールではなく、むしろスタートです。赤ちゃんの授乳や沐浴、マッサージなどのおっぱいケア、育児に対する不安など、ママにとっての問題が山積みになっています。自宅出産では、出産前から出産後も同じ助産師さんにサポートしてもらえるので、安心して育児に取り組むことができますね

自宅出産のデメリット

自宅出産の最大のデメリットは、分娩時にトラブルが起きた場合、医療行為ができないことです。自宅出産では、病院出産と違って、トラブルに迅速に対応できる産婦人科医もいないし医療機器ないので、もしもの場合に、ママの生命に危険が及ぶことも考えられます。また、病院に比べて衛生的ではないこともデメリットといえます。

そのような緊急事態に対応するために、トラブルが起こってしまったときのことを、前もって助産師さんに確認しておくことが大切です。産婦人科と連絡を取り合える体制ができているか、出産後に異常がみられる場合にすぐに診察が受けられるのか、などについて確認しておきましょう。

大抵の場合は、提携している産科医院があって、緊急の場合はそこで医療行為や検査をおこなってもらえるので安心ですよ。

自宅出産の流れ

自宅出産とは、どのような手順で進められていくのでしょう?また、自宅出産するために自分がするべきことは何なのでしょう?自宅出産と病院出産とは違う妊婦健診から産後のケアまで、自宅出産の流れについて見ていきましょう。

1産婦人科を受診

産婦人科の女性医師

「赤ちゃんができたかも…」と感じたら、まずは産婦人科の初診を受けましょう。内診や問診のほか、尿検査、超音波検査などにより妊娠が確定した時点で、医師に自宅妊娠であることを相談します。検査結果に異常がなければ、そこで初めて自宅出産をしてもいいということになります。また、その際、出産予定日を確定してもらいましょう。

ただし、次のような場合にはお産のリスクが高くなる可能性があるため、自宅出産が可能かどうかを医師とよく相談する必要があります。

自宅出産が難しい主なケース

  • お腹の赤ちゃんが多胎児または逆子
  • 妊娠に何らかの異常が見られる
  • 出産経験が5回以上、または帝王切開の経験がある
  • 前回の妊娠経過や出産に異常があった
  • ママに持病がある、または血液型がRh(+)
  • 初産で35歳以上の高齢出産
  • 過去に子宮の手術経験がある
  • 自然妊娠ではない

2助産師さんの手配

産婦人科から自宅出産の許可が出たら、次に助産師さんを手配します。自宅出産だからといって家族などで行う「無介助分娩」は危険なため、必ず助産師の介助が必要です。助産師さんを選ぶ際は、次の2点に注意しましょう。

助産師さん選びのポイント

  • 設備の整った産婦人科とのパイプを持っているか
  • 自分が理想とする自宅出産に共感しサポートしてもらえるか

助産師さんには、入院設備を持たずに自宅出産をメインで扱っている「出産開業出産助産師」と、自宅と助産院の両方で出産を取り扱っている助産師さんの2つのタイプがあります。電話帳やインターネットのほか、産婦人科や自宅出産の経験があるママ友に紹介してもらうなどして、自宅まで往診できる助産師さんを見つけましょう。

3助産師さんの健診を受ける

助産師さんが見つかったら、次に助産師さんによる尿検査・体重測定・胎児心音聴取など健診を受け、出産本番に備えて細かな打ち合わせを行います。もし、自宅出産への不安や妊娠中の注意事項について知りたいことがあれば、その機会を利用して何でも相談しちゃいましょう。

病院出産と自宅出産の違いは、助産師さんにゆっくり時間をかけて話を聞いてもらえること。「こんなこと聞いたらダメかな…」という聞きづらいことや、誰にも言えない悩みなどにも耳を傾けてもらえるので、たくさん会話をすることで信頼関係を築くことが大切です。

4陣痛が始まったら助産師さんに連絡

電話をかける妊婦さん

定期的な妊婦健診を経て、いよいよ臨月を迎えます。破水や陣痛などの出産の兆候が見られたら、打ち合わせ通り助産師さんへ連絡をしましょう。陣痛が始まってから出産までの時間は人によってまちまちですが、一般的な病院での出産の場合、実際に病院に行くのは陣痛間隔が10分くらいになってから。それまでの間、連絡を取りながら出産の準備をします。

その際、出産に立ち合う予定の家族への連絡も忘れずに。陣痛の間隔を測りながら、ゆったりとした気持ちで助産師さんの到着を待ちましょう。

5助産師さんに介助してもらいながら出産

陣痛の間隔が10分、5分と短くなり、子宮口が最大に開き陣痛間隔が1~2分になったら、いよいよ出産です。助産師さんに介助してもらいながら、自分の好きな姿勢や場所でリラックスしてお産に臨みましょう。無事、赤ちゃんが出てきたら、出産時刻と性別を確認。羊水を拭き取って赤ちゃんをきれいにしたら、ママや立ち合いの家族とご対面です。

出産直後の2時間は助産師さんが付き添い、いつでもトラブルに対応できるように備えます。ママの後産が無事終わり、母子ともに異常がないことが確認されたら、ひとまず出産は完了。助産師さんは一旦、助産院に戻ります。

6産後のケア

沐浴してる新生児

出産の翌日からの5日ほどは、ママと赤ちゃんの健康状態を確認するために毎日訪問してくれます。その間、何かあればいつでも対応できるよう、24時間体制をとってくれています。さらに、産後1ヶ月健診でも助産師さんが訪問して、ママと赤ちゃんの健康状態をチェックしてくれます。

その際、助産師さんから、沐浴や授乳などの方法を指導してもらいます。特に母乳は、出が悪いと赤ちゃんの発育に影響を与えるほか、おっぱいマッサージのやり方が悪いと乳腺炎になる恐れがあることから、正しいおっぱいケアを学ぶことが大切です。自宅出産の場合は、赤ちゃんの成長や育児などについて、助産師さんに相談できる環境があるので安心ですね。

自宅出産にかかる費用

自宅出産にかかる費用の相場は、30~50万円です。自宅出産の場合は往診費用がかかるため、高額なイメージがありますが、病院出産の場合は入院費用かかるため、結局、出産費用は、自宅出産と病院出産とでほとんど変わりありません。さらに、保険の給付金として出産育児一時金が42万円支給されるので、ほとんどの額をまかなうことができます。

妊婦健診の費用は、往診してもらう場合は病院よりも1,000円ほど費用がかかりますが、母子手帳といっしょに妊婦健診の補助券がもらえるため、妊娠届出書を提出する際に自治体に確認するとよいでしょう。また、次の費用は別料金をなる場合があるので、事前に確認しておくとよいですね。

  • 助産師さんの交通費
  • 産後のおっぱいケア
  • 1ヶ月健診にも往診料

自宅出産の際に用意しておくもの

ベビーバス

自宅出産というと、「何から何まで自分で用意しなければならないの?」というイメージがあると思いますが、病院での出産と同じように助産師さんが用意してくれる物があるのです。ただし、次のようなものは用意が必要となる場合もあるので、事前に助産師さんに確認しておくと安心ですよね。

出産に備えて自分で用意するもの

  • マタニティパジャマ(前開きでお腹をすっぽり覆う丈のものを2~3枚)
  • タオル(フェイスタオル2~3枚、バスタオル2~3枚)
  • 産褥ショーツ(股部分がマジックテープで開くタイプ2~3枚)
  • 産後サポーター1~2枚(産後すぐ使えるもの)
  • 授乳用ブラジャー2~3枚
  • 母乳パット3~4パック
  • 生理用ナプキン3~4袋
  • 産褥パット
  • 赤ちゃんの衣類(肌着やカバーオールなど季節に応じて)
  • 新生児用のオムツとおしりふき
  • おしりふき
  • ベビーバス
  • 沐浴用品(沐浴布2~3枚、ガーゼハンカチ10枚、ベビー用全身シャンプーか石鹸、洗面器、かけ湯用洗面器)

自宅出産をして良かったことを教えて!先輩ママの体験談

いろいろ確認してきましたが、まだ不安を拭い去れないママも多いのではないでしょうか。実際に自宅出産をした先輩ママの声が聞きたいという妊婦さんは、ここで紹介する体験談を参考にして、自宅出産について検討してみましょう。

ume
34歳

落ち着ける場所での出産が何よりもメリットです

わたしが自宅出産を選んだ理由は、妊娠に気づくのが遅れてしまい、近隣の総合病院やクリニックでの出産を定員オーバーで断られてしまったからです。困り果てて保健センターに相談したところ、自宅出産のお手伝いをしてくださる助産師さんを紹介してもらいました。

総合病院で3人、自宅出産で1人を出産した経験から言える自宅出産のメリットは、とても落ち着いた空間で出産ができるということです。出産は、ただでさえ痛みと必死に戦うのでパニックになりやすいですが、普段生活している空間にいるのでそれだけで安心します。痛みのある瞬間と痛みが引く瞬間をきちんと感じることができ、無駄な体力を使うことなく出産ができました。立ち会ってくれた義母がへその緒を切ってくれたのですが、「病院だったら経験できなかったね」と喜んでくれました。助産師さんも、自分とだけ向き合ってくれたので非常に安心感がありました。

デメリットは、やはり万が一何かが起きたら…という不安です。何かあれば緊急搬送できると言われていましたが、処置が始まったら総合病院のほうが安心だったかもしれないと思いました。自宅出産をしてから何年も経ちますが、記憶にしっかり残る出産ができたことが何よりもよかったと感じています。

ももたろう
30歳

自宅出産の成功の鍵は家族や友人の協力

長女を出産する時に、夫に勧められて自宅出産を検討しました。自宅出産を選択した理由は、上の子がいたので、できるだけ家を開けたくなかったことと、上の子にも弟誕生の瞬間に立ち会ってもらいたかったことです。数は限られましたが自宅付近の助産院をいくつかピックアップし、たくさん話を聞いてくれ、産前産後のケアも安心、自宅に似た雰囲気の助産院を選択しました。

出産は、陣痛から出産までが非常に早かったので、立ち会いには夫しか間に合いませんでした。ですが、出産に立ち会えなかった娘は生まれた弟をとても可愛がってくれて、数年経った今でも大の仲良しです。自宅出産のメリットは、自分自身が安心できること、そして、出産のすぐ後から上の子も一緒に顔を合わせて食事をし、一緒に寝られることです。

デメリットは非常に大きくて、協力してくれる家族や友人がいないと自宅出産はできません。私の場合、朝食と掃除、洗濯は夫に、昼夕食は義母に毎日届けてもらっていました。また3歳の上の子は、近所に住む友人が毎日外に連れ出して遊んでくれました。こういった協力のおかげで、私は、産後1ヶ月のんびりと、とても穏やかな時間を過ごすことができました。

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この記事を書いたライター
れんプー

れんプー

趣味は野球観戦!カープ女子がライバルのアラフォー腐女子です。