妊娠中の風疹予防と感染の影響に関する記事

妊婦の風疹感染の悪影響!妊娠後に抗体がないことが発覚…どうする?

妊婦の風疹感染の悪影響!妊娠後に抗体がないことが発覚…どうする?

妊娠中に風疹に感染すると母体や胎児にどのような影響があるのでしょうか?また、感染しないために気をつけるべきこととは?

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妊娠中の風疹予防と赤ちゃんへの影響について

妊婦がお腹を触っている

妊娠中に風疹にかかってはいけない
女性なら一度は耳にしたことがありますよね。中学生のときに女子だけで風疹の予防接種を受けた記憶があるママも多いかもしれません。
そのときは、風疹は遠い世界のもののような気がしていましたが、平成24年から毎年、風疹患者の数は増加し、大流行しています。平成25年の報告は累計1万4千を超える報告があったそうです。これは、過去6年で最多というのですから、「風疹注意報」が出されているのも納得でしょう。

「風疹は小さい時にかかったから大丈夫」「前に予防接種を打ったから大丈夫」という人も少なくないと思います。でも、そんな人でも注意が必要なのです。

そもそも風疹とは?どんな症状があるの?

そもそも風疹とは、どのような病気なのでしょうか?
風疹は、「三日はしか」とも呼ばれ、風疹ウイルスによって起こる感染症です。潜伏期間は2~3週間で、咳やくしゃみなどによって飛沫感染します。
しかも、その感染力は、インフルエンザよりも高いと言われており、周囲に風疹患者がいる場合は警戒が必要です。

風疹の症状

風疹にかかると、発熱や発疹、リンパ腺の腫れなどの症状があり、重症化はしにくいですが、まれに、高熱が続き、急性脳炎などの合併症を引き起こすこともあります。

また、風疹ウイルスに感染しても、自覚症状がない人も中にはいるとされています。感染しているという自覚がないので、知らない間に他人にうつしてしまうことになり、流行を招いてしまうのです。

妊娠中の風疹予防について

風疹は、子供がかかる病気と思われがちですが、最近では予防接種が徹底されているため、子供はあまりかかりません。
それよりも大人の方が、制度改正などで予防接種の知識が充分に行き渡っておらず、予防接種を受けていない人が多いため、かかりやすくなっています。

抗体検査と予防接種

注射器にワクチンを吸い込む

多くの自治体で、妊娠を希望する女性を対象に、風疹の抗体検査を無料で実施してくれています。
抗体検査とは、血液検査によって風疹の免疫があるかどうかを調べるものです。

予防接種をしたことがあっても、抗体が充分でない場合もあります。現在は予防接種が2回接種になっているのに対して、平成2年4月1日以前は1回接種だったので、抗体が不十分と言えます。

また、「一度かかったから大丈夫」と思っていたのが、実は風疹ではなかった、という場合もあります。
それに、一度かかっただけでは充分に抗体が作られない場合もあるのです。

これらのことから、抗体検査をすることが、一番確かな方法だと言えます。
検査をして、その抗体の有無(数値)を確認のうえ医師と相談し、必要ならば予防接種を受けます。抗体検査により万全の予防が可能になるのです。

風疹ワクチン啓蒙ポスター


妊娠中の予防

妊娠前にワクチンを呼びかける女性

妊娠中は予防接種を受けられません。そのため、妊娠前に予防接種を受けることが大切です。
もしも妊娠中の抗体検査で、抗体が無いという結果が出たならば、人混みを避けたり、マスクを着用したりして、風疹予防を徹底する必要があるでしょう。
妊娠20週までは、特に注意が必要です。
また、妊婦さんの家族など近しい人が感染しないように注意することも必要です。

妊婦さんの夫も風疹予防が必要です
夫婦が並んで立っている

パートナーであるパパが感染すると、妊娠中のママにうつる可能性もあります。
しかも、20代から40代のパパ世代は、風疹の予防接種を受けている割合が極めて低く、風疹にかかる可能性は高いです。

そして、最近の風疹患者のうち、男性は女性の4倍の人数となっています。
これは、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの場合、中学校で集団接種があったのが、女子のみだったという事実も関係しています。

ママのためにも、パパも抗体の有無を確認して、抗体がない・抗体価が低いならば予防接種を受けることを検討しましょう。

妊娠中の風疹が赤ちゃんに与える影響

平成24年から25年にかけて、風疹が大流行したニュースを覚えている人も多いと思います。
その結果、平成26年に生まれた赤ちゃんの中で、45人が先天性風疹症候群と診断されているのです。

先天性風疹症候群とは

妊娠中の女性が、妊娠20週頃までに風疹に感染すると、母体を通じて胎児にウイルス感染すると言われています。
その結果、生まれてきた赤ちゃんに、耳や目、心臓に異常が生じたり、発達が遅れたりする場合があり、それらを総称して「先天性風疹症候群」と呼びます。

風疹にかかるのが妊娠の初期であればあるほど、先天性風疹症候群になる可能性が高いと言われています。
その可能性は、妊娠1ヶ月で感染した場合50%以上というのです。2ヶ月は35%、3ヶ月18%と、徐々に先天性風疹症候群になる可能性は低下していきます。
しかし、風疹に感染するのが妊娠20週を超えていても、生まれてきた赤ちゃんが程度の高い難聴になる可能性があるとされていますから、20週を超えてもしっかり予防しなければなりません。
「いつまで風疹に注意しなければいけないの?」という人もいますが、妊娠中は風疹だけでなくさまざまな感染症に罹患しないように、日頃からの注意が必要でしょう。

先天性風疹症候群にみられる症状
  • 先天性の目の病気(白内障、網膜症、緑内障など)
  • 先天性の耳の病気(難聴)
  • 先天性の心臓の病気(心臓構造異常、動脈管開存症など)
  • 低出生体重
  • 血小板減少性紫斑病

など

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪