乳腺炎の主な原因9つと症状に関する記事

【乳腺炎の原因】授乳中のママが注意したい9つのこと

【乳腺炎の原因】授乳中のママが注意したい9つのこと

どうして乳腺炎になるの?おっぱいに異変を感じたときはどうすればいい?考えられる乳腺炎の原因9つをご紹介します。

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乳腺炎の原因9つ!心当たりがあったら危険かも?

授乳中のママの2~3割の人が経験すると言われる乳腺炎。おっぱいに痛みを感じたり、発熱を起こしたりするなど、乳腺炎がママに与える影響は大きく、深刻に悩むママも少なくありません。放っておくと赤ちゃんに授乳することが困難になってしまいますし、早めの対処が肝心となります。胸を押さえて不安げな女性

そもそも、なぜ乳腺炎になってしまうのでしょうか。今回は乳腺炎の原因や症状について詳しくご紹介します。授乳中、少しでも胸に異常を感じたら、乳腺炎の原因に心当たりがないか確認することをおすすめします。

正常な乳房と乳腺炎を起こした乳房の違い

母乳は赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激により腺房の中で作られ、腺房の周りの筋肉の収縮によって押し出されます。その際、正常な乳房であれば乳管を通って母乳が出てくるのですが、乳腺炎を発症すると乳管が閉塞して詰まってしまいます。

乳管が詰まってしまうと乳腺の腫れや痛みを伴い、ひどくなると乳腺の細菌感染が周囲の組織に広がって膿を持ってしまうこともあります。重症の場合は、乳房を切開して膿を排出する外科的治療が必要となるケースも少なくありません。

乳腺炎の主な症状

乳腺炎で起こる主な症状として「とにかくおっぱいが痛い!」という話をよく聞きますが、他の症状についても同時にチェックしていきましょう。

乳房にゴリゴリしたしこりができる

胸を両手で押さえる女性

乳腺炎になるとできやすい、ゴリッとした塊は放置していると乳房全体に広がり、おっぱい全体がパンパンに張ってしまったり、熱を持って腫れてしまったりすることもあります。改善策としては母乳を頻繁に出すことと、適切なおっぱいマッサージが有効とされています。

乳房が痛い、赤く腫れる

初期の乳腺炎では「ちょっとチクッとする…。」という程度だったり、少し赤みがある程度だったりするので、気にしない人も多いようです。しかし、この時点で適切な対処をせずに放置していると、やがて本格的な痛みに変わっていき、少し触れただけで痛みが走るという激痛を伴うこともあります。

発熱や頭痛、関節痛など

体の一部で炎症が起こると、それに伴い発熱することがありますが、乳腺炎の場合も同じケースが少なくありません。
育児中は疲れやストレスを感じることが多く、体力が落ちているせいか高熱が出たり、発熱に伴い、頭痛や関節痛を発症したりすることもあります。

腕を上げたり、抱っこしたりすると乳房が痛い

腕を真横に上げるだけで乳房が痛むので、赤ちゃんを抱っこするたびに激痛を我慢するという、辛い状態に陥ることがあります。特に発熱中には症状が悪化すると言われていますが、育児中に自由に腕を上げられないのは、ママにとって何かと不便が多いですね。

母乳の出が減ってくる

乳腺炎になると、痛みが出る頃から徐々に母乳の出が悪くなることも少なくありません。明らかに量が違うので、赤ちゃんが勢いよく飲めていない様子で気が付くママが多いようです。
おっぱいはどんどん作られているのに出口がないとなれば、乳腺炎が悪化して痛みが増してきます。

母乳の色に黄色みがかかる

乳腺炎を発症すると、ママの母乳にも変化が起こります。本来、母乳は白色でサラサラしていますが、黄色みのあるドロッとした粘り気の強い母乳に変わってくるそうです。
この母乳は赤ちゃんに飲ませても大丈夫だそうですが、中には味の変化を嫌がって母乳を飲まない赤ちゃんもいるそうです。

乳腺炎の症状別の対処法

  • 乳腺炎の初期…軽い痛みや乳房のしこりを感じますが、それ以外の症状はないので適切なマッサージなどの処置で改善する
  • 本格的な乳腺炎…乳房の痛みやしこり以外にも、発熱、頭痛などの倦怠感があるので受診する必要がある
  • 重症の乳腺炎…乳腺の細菌感染により膿が溜まってしまった状態なので受診して処置をする必要がある

乳腺炎の原因は?

乳腺炎の原因は人によって様々です。育児環境や食生活など、主に見受けられる乳腺炎の主な原因9つをご説明します。

育児疲れ

乳腺炎の原因として「育児疲れ」が挙げられます。赤ちゃんの世話は24時間気を抜くことができず、そこで育児を頑張りすぎることで疲れやストレスが溜まり、血液がドロドロになる要因につながりやすくなります。
美味しい母乳を作るためには、ママが体を休めることも大切です。赤ちゃんが寝ているときは一緒に寝たり、ゆっくり食事をしたりと、休息時間を作りましょう。

食事

ママが食べた食べ物がそのまま母乳のもとになりますから、食事は大変重要です。
授乳中はとにかくお腹が空くので高カロリーのものや、脂っこいものを食べたくなるものですが、それでは脂っこい母乳ばかりを赤ちゃんに飲ませることになります。脂肪の多い食事を摂りすぎると、乳腺を詰まらせる原因となると言われていますので、栄養バランスを考慮した食生活を心がけるようにしましょう。

授乳間隔

授乳間隔が開いてしまうことで、母乳がどんどん溜まってしまい、乳腺炎になることが多いようです。1日に何回も授乳していた時期に比べ、急に夜間の授乳をしなくて済んだり、間隔を開けることが多くなったりすると、乳房がパンパンに張ってしまいます。
乳房がパンパンに張っても乳腺炎にならない人もいますが、なるべく3時間おきに授乳したり、搾乳したりと、母乳を溜めないようにしましょう。

赤ちゃんの飲み方が悪い

母乳を飲む赤ちゃん

中には、赤ちゃんの飲み方がうまくいかずに母乳がたまり、乳腺炎につながる場合もあるようです。
本来、赤ちゃんは本能的に母乳を飲めるようになっているのですが、陥没乳頭などにより赤ちゃんが上手に母乳を飲めないことがあります。赤ちゃんの成長にも関わることですので、色々な飲ませ方を試したり、助産師や医師に相談したりといった対策が必要となります。

ブラジャーの締め付け

授乳中は乳房が大きくなることで垂れているように感じることもあり、美意識の高いママの場合、どうにか乳房を上げようと、矯正ブラなどで圧迫して乳腺炎になってしまうことがあるようです。無理矢理、乳房を固定したり、持ち上げ仕様のブラを使ったりするのはやめましょう。

授乳中は乳腺を傷めずに授乳しやすい、ゆったりしたマタニティブラの使用をおすすめします。蒸れない素材で、乳房を締め付けないものを選びましょう。近年、流行しているブラカップ付きキャミソールやタンクトップも便利ですよ。

搾乳機の使い方が悪い

授乳時間が空いて乳房が張ってしまうときに搾乳機でおっぱいを絞ることもありますが、その際、搾乳機の使用方法にも注意が必要です。搾乳機は乳房に吸引力を与えて吸い取るので、乳腺を痛める原因になる可能性もあるからです。
もし、搾乳機を使用する場合には、医師や助産師さんに相談の上使用すると安心です。

不適切な母乳マッサージ

胸をマッサージする女性

軽度の乳腺炎の症状の中には、適切なマッサージで改善されるケースが多いようです。
しかし、乳房の中に膿が溜まってしまうような重度の細菌性乳腺炎の場合、無理に自己流でマッサージすることでかえって症状を悪化させてしまう可能性も考えられるため注意が必要です。

授乳時の姿勢が悪い

赤ちゃんへの授乳回数を重ねていくうちに、ママにも授乳しやすい姿勢というものがつかめてくるのではないでしょうか。しかし、赤ちゃんが上手に飲める態勢がわからず、うまくいかないこともあります。
中には赤ちゃんが「もう、いや!」と言わんばかりに乳首をくわえることを拒否したり、哺乳瓶の乳首しかくわえなくなったりすることもあります。おっぱいを飲んでくれなければ、母乳が溜まり乳腺炎になる可能性があります。

不要なミルクの補充

母乳だけで育てたいという方もいれば、混合の方が良いという方もいます。母乳で十分だと思っていても、人から「ミルクも足したら?」と言われると気になってしまいますよね。しかしミルクを与える分、母乳が溜まってしまい、乳腺炎の原因につながる可能性も否定できません。
赤ちゃんによって、あるいはママの事情によってミルク育児が必要とされるケースはありますが、それ以外であれば不適切にミルクを足すことはしなくてもよい、といった考えもあります。

辛くなる前に早めの受診を!

授乳はママとしての喜びでもありますが、母乳が出るということは乳腺炎になる可能性もあるということです。乳腺炎の原因は日常生活の中のあちこちに潜んでいますが、万が一発症した場合でも、ママの早めの対処があればママと赤ちゃんの健康を守ることができます。
母乳がうまく出ずに痛みを生じたり、少しでも乳房に異変を感じたりした場合は、無理して我慢せず早めに病院を受診してくださいね。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪