マイナートラブルの種類に関する記事

マイナートラブル~妊娠初期/中期/後期のトラブルの種類

マイナートラブル~妊娠初期/中期/後期のトラブルの種類

妊娠中に悩まされるマイナートラブルの原因は?具体的にどんな症状があるの?妊娠中に起こるマイナートラブルを前もって知っておくことで、いざ起こっても慌てず冷静に対処できるはず。さらに、メジャートラブルにつながる受診が必要な症状もご紹介。

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妊娠時期別のマイナートラブルの種類と注意が必要なトラブル

妊娠するとほとんどの妊婦さんに起こる、さまざまなマイナートラブル。しかし、マイナートラブルは医学的には大きな問題として扱われない分、周囲にその辛さを理解してもらうことが難しいのが現状です。

そのため、周囲から「我慢が足りない」と揶揄されたり、「お腹の赤ちゃんに異常があるのかも」と人知れず悩んだりする妊婦さんも少なくありません。

ここでは、妊娠全期を通して、他の妊婦さんにはどのようなトラブルが起こっているのかを知ることで、悩みや不安を解消していきましょう。

さらに、注意すべきトラブルについても事前に知っておくことで、安心してマタニティライフを送れるようにしたいですね。

マイナートラブルとは

ため息をした妊婦さんのイラスト

マイナートラブルとは、妊娠中に起こる治療の必要のない不快な症状のことで、体の外側に現れるものがあるほか、本人にしか分からない内面的な症状や、本人でもよく分からない精神的な症状があります。

メジャーのトラブルのように治療の対象とならない症状が多いため、症状がつらくても誰にも相談できずに、我慢をしてしまう妊婦さんも多いようです。

マイナートラブルは、妊娠が終わることで自然に解決されるため、期間限定のトラブルだと思って気持ちを楽にしましょう。

マイナートラブルが起こる2つの原因

妊娠すると、女性の身体では目に見えて分かる変化だけでなく、見えない所でもさまざまな変化が起こっています。

そんな、あまり注目を浴びる機会が少ないトラブルが、具体的にどのような原因で起こっているのかみていきましょう。

1ホルモンバランスの変化

妊娠すると、ホルモンバランスが変化することで、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。

妊娠初期にはhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が急激に増えるほか、妊娠後期から出産に向けてはエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)が徐々に増えるため、妊娠時期によってさまざまなトラブルが起こるのです。

2子宮の増大

お腹が大きい妊婦さん

妊娠週数が進むにつれて、お腹の赤ちゃんの成長とともに、子宮は大きくなって重くなります。

子宮が大きくなることで、周囲の臓器が圧迫されてトラブルが起こるほか、子宮が重くなることで、それを支える下半身に負担がかかることでトラブルが起こりやすくなるのです。

妊娠全期に起こるマイナートラブル

マイナートラブルが起こる時期には個人差がありますが、妊娠全期を通して頻度が高く起こるマイナートラブルには、次のような症状があります。

症状がひどい時や妊娠経過に異常があるかどうか判断が難しい時は、かかりつけ医に相談するようにしましょう。

便秘

便秘の妊婦さんのイラスト

妊娠によってプロゲステロンの分泌が増えると、妊娠を維持しようとする働きにより便秘になりがちです。

さらに、妊娠後期になると、大きくなった子宮によって、腸が圧迫されて便が外に出にくくなるほか、いきみにくくなるため便秘になりやすいのです。

眠気

あくびをしている妊婦さんのイラスト

妊娠初期は、ホルモンバランスの変化によって起こる眠りつわりのせいで眠いと感じることがあります。

さらに、妊娠中期から後期にかけては、他のマイナートラブルが原因で夜に眠れないため、昼間眠くなることも。出産後は赤ちゃんのお世話でゆっくり寝られなくなるため、無理をしないで眠れる時に眠るようにしましょう。

動悸・息切れ

妊娠初期は、たくさんの血液を赤ちゃんに送るために血液量が増加し、心拍数が増えることから動悸や息切れが起こりやすくなっています。

また、妊娠中期から後期になると血液量の増加に加え、子宮が大きくなることで周囲の臓器が圧迫されて、息苦しさを感じることから、「抱き枕を使う」「シムスの体位などの楽な姿勢を見つける」などの対策が必要となります。

イライラ

イライラする妊婦さんのイラスト

妊娠中はホルモンバランスの変化によって、イライラしたり急に悲しくなったりして、自分で自分の感情がコントロールできなくなることも。一般的に、マタニティブルーの代表的な症状だといわれています。

妊娠すると、生活にさまざまな制限を課されることや、環境が急激に変化することにストレスを感じるため、情緒不安定になりやすいのです。

妊娠時期別のマイナートラブル

妊娠初期・中期・後期と身体はどんどん変化していきますが、時期よって起こるマイナートラブルも変わってきます。

そこで、主にどのようなマイナートラブルが起こるのか、妊娠時期別に頻度の高いものを紹介していきます。自分の症状と照らし合わせてみていきましょう。

妊娠初期に多いマイナートラブル

めまいの妊婦さんのイラスト

妊娠初期のマイナートラブルといえば、つわりによる吐き気・嘔吐・胸やけ等が代表的ですが、それに伴う症状の他にも、妊娠初期に起こる身体の変化によって、次のようなマイナートラブルが起こります。

ただでさえ、妊娠初期は不安が大きい時期なので、これらのマイナートラブルがあることを、前もって知っておくだけでも安心につながるはずです。

  • 頭痛
  • めまい
  • 胸部の痛み
  • 抜け毛
  • 妊娠顔貌
  • 静脈瘤
  • 手足のしびれ

妊娠顔貌とは、妊娠によって妊婦さんの顔つきが変わることを言います。「顔がきつくなると男の子、柔らかくなると女の子が生まれる」という性別判断のジンクスもあるように、妊娠するとママの顔つきにまで変化が見られるのですね。

さらに、ホルモンバランスの変化によって、血液が心臓に戻りにくくなるため、静脈に瘤ができる静脈瘤になりやすい時期。静脈瘤は脚のほか、会陰や肛門にできると出産時に破裂することもあるので注意が必要です。

妊娠中期に多いマイナートラブル

妊娠中期になるとつわりからも解放されて、いよいよ安定期に入る時期。徐々にお腹が目立ってくる時期でもあるため、お腹が大きくなるにつれて、次のようなマイナートラブルが多くなっています。

今まで経験したことのない症状ばかりのため、戸惑う妊婦さんもいるかもしれませんが、ほとんどの妊婦さんが経験しているので安心してください。

  • 腰痛・背部痛
  • 鼻血
  • 瘙痒感(そうようかん)
  • 激しい胎動
  • 尿漏れ
  • 妊娠線(肉割れ)
  • 正中線

瘙痒感(掻痒感)とは、全身がむずむずしてかゆくてたまらなくなる感覚のことです。妊娠によって皮膚のかゆみがひどくなった場合は、妊娠性皮膚掻痒症と診断されるため、医師に相談してかゆみ止めを処方してもらうといいでしょう。

お腹が大きくなることで皮膚組織が断裂してできる妊娠線は、一度できると消えないため、気になる場合は妊娠中のケアが必要です。手遅れにならないためにも、お風呂上りにクリームやオイルなどで保湿すると予防できます。

妊娠後期に多いマイナートラブル

足がつる妊婦さんのイラスト

妊娠後期になると、お腹もますます大きくなって動くのも億劫になるほどです。それに伴って身体も不調をきたすことがありますが、お産も近づいているので、ほんの少しの身体の不調も気になってしまいますよね。

そこで、妊娠後期には次のようなマイナートラブルが多いことを知っておくと安心です。

  • 貧血
  • 恥骨痛
  • こむらがえり・足がつる
  • むくみ
  • おりもの
  • 頻尿

血行不良や脚にかかる負担が大きくなることで、ふくらはぎの筋肉が痙攣する「こむらがえり」が起きやすくなります。普段からお風呂で温めて血行を促進し、温かいうちにむくみを防止する着圧ソックスを履くことを心がけましょう。

さらに、妊娠後期は便秘と子宮による圧迫が重なることで、痔になる妊婦さんは多いようです。痔は出産によって悪化しやすいため、便秘がひどい場合はかかりつけ医に薬を処方もらって、早めに改善しておく必要があります。

また、静脈瘤が肛門にできると、イボ痔になりやすいことから、下半身を冷やさないように注意しましょう。

注意が必要な妊娠中のトラブル

妊娠中のマイナートラブルは、基本的には治療を必要としないトラブルですが、メジャートラブルにつながる可能性がある症状については、早急にかかりつけの産科の受診が必要です。

メジャートラブルかマイナートラブルどうかは見極めが肝心。次のような症状が見られるときには、注意が必要です。

お腹が張る

妊娠中に起こる異常な子宮収縮や出血によって、お腹が張ったり痛みが生じたりすることがあります。切迫早産のほか、絨毛膜羊膜炎常位胎盤早期剥離の恐れがあるため、早めにかかりつけの産科を受診しましょう。

妊娠37週を過ぎてからのお腹の張りは、陣痛の可能性もあるため注意が必要です。

胎動が減る

胎動を感じるママのイラスト

妊娠中期に入って順調に胎動が感じられても、胎盤の機能が低下している場合、胎動が減ることがあります。胎動が正常であるかどうかは、10カウント法で胎動の間隔をチェックしてみるといいでしょう。

10回胎動を感じるのに要する時間が10~20分であれば、正常の範囲内であるといえます。

不正出血

不正な出血がみられる場合は、何らかの原因によって子宮内で異常が起きている可能性が高いといえます。

子宮頚管無力症前置胎盤、常位胎盤早期剥離、切迫早産など、さまざまなトラブルが疑われるため、早急にかかりつけの産科を受診するようにしましょう。

妊娠37週を過ぎてからの出血はおしるしの可能性もあるので、出血の色や状態をしっかりチェックしましょう。

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この記事を書いたライター
れんプー

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趣味は野球観戦!カープ女子がライバルのアラフォー腐女子です。