妊婦でもみかんは食べよう‼に関する記事

妊婦とみかん~栄養豊富だからこそ食べ過ぎには注意しよう

妊婦とみかん~栄養豊富だからこそ食べ過ぎには注意しよう

妊婦とみかん、季節が冬になると食べたくなる果物だけど、妊娠期間中でも大丈夫なの?その悩みをスッキリさせましょう。みかんには、女性の美や健康をサポートするビタミンCなどの有効成分が含まれているため、食べ過ぎには注意して食べていきましょう。

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妊婦ってみかんを食べても大丈夫!?肌質改善などによく利く栄養が入っています

冬にTVを観たり、スマホをいじったり、好きな本を読んだりしている時に食べたくなる果物と言えばみかんですよね。妊娠期間中に冬がきた妊婦さんはみかんを口にすることも多いのではないですか?

あと1個食べようと思っていても、その1個が増えてしまって、たくさん食べてしまうみかんですが、妊婦さんにとってのメリット・デメリットは何でしょうか?今回は妊婦さんとみかんの関係についてお伝えします。

他の妊婦さんってみかんはどのくらい食べているの?

みかんは冬によく食べる果物ですが、その他の季節ではそれほど食べることはないですね。
年間を通してみると、以下のようなデータがあります。

厚生労働省の業務の委託を受け、食品安全委員会が、平成17~19年の期間において幼小児、妊婦、高齢者別の農産物摂取量を調査したところ、みかんの1日あたりの平均摂取量は、国民の平均はおよそ18gであり、そのデータを細かく見てみると65歳以上の高齢者はおよそ26g、1~6歳くらいのお子さんは16gに対して、妊婦さん0.6gでした。

引用元:厚生労働省

普通サイズ(Mサイズ)のみかんでは、皮を向むいた後の食べられる部分の重さは大体1個あたり40gです。みかんは、よく食べる時期は限られているものの、調査データから見ると妊婦さんはみかんをそれほど食べていないことが伺えますね。

みかんの成分って

冬場のみかんの木

冬の季節の果物の代名詞ともいえるみかんですが、その成分を詳しく知らない人がほとんどですよね。厚生労働省が主導して行われた栄養に関する調査資料によると、みかんはほとんどが水分であり、その他には糖質、食物繊維、ビタミンC、カリウム等が含まれており、特にビタミン類と食物繊維が多いそうです。主な栄養素としては、カリウム、β-カロテン、クエン酸などが含まれています。

みかんに含まれている成分には妊婦さんにとって嬉しい効果アリ!

水分が多くて食べやすいみかんですが、妊婦さんに嬉しい効果があります!
どんな効果があるのか。それらを次にまとめました。

ビタミンCがデリケートなお肌を守ってくれます

カットしたみかん

さっきの復讐ですけど、みかんには豊富なビタミン類が含まれていますよね。その中でも注目したいのが『ビタミンC』です。ビタミンCには妊娠中に荒れやすい肌を守るための二つの効果があります。

一つ目が『抗酸化作用』です。抗酸化作用をもつビタミンCには、体内に多量に蓄積してしまうと、細胞に悪さをしてしまう活性酸素を抑える働きがあります。活性酸素が増えすぎると、肌細胞がダメージを受けてしまって、潤いがなくなり張りがなくなります。妊娠中はおなかの赤ちゃんに栄養を送っているため、妊娠していない時よりも、お肌は老化しやすい状態です。それを防ぐ抗酸化作用がみかんにはあります。

二つ目が『免疫力の低下を防ぐ』ことです。免疫力はストレスにより低下します。妊娠時は慣れない体の変化やホルモンバランスの乱れにより、ストレスを感じやすい状態になっています。免疫力が低下すると、皮膚の表面のバリア機能が弱まって、ニキビや吹き出物といった形で肌荒れしてしまいます。

みかんを食べることでビタミンCを摂取することで、下がってしまった免疫力を補う役割をします。これら二つの効果は、妊娠中でもキレイでいたい女性にとって嬉しい効果であるといえるでしょう。

ビタミンCにはストレスを和らげる効果

みかんを食べている妊婦さん

お肌を守ってくれる効果のあるビタミンCを含むみかんですが、ビタミンCにはストレスを和らげる効果もあります。
ストレスを感じると、体はそれを緩和しようと、脳からの命令を受けた副腎から『抗ストレスホルモン』を分泌しストレスと戦います。ビタミンCは、ストレスから体を守る抗ストレスホルモンを作る副腎の働きをサポートしたり、このホルモン自体が増えすぎてしまった際には、副腎にダメージが加わるのを止める役割も担っております。

妊娠期間中は、これまで当たり前にできていたことに制限がかかり、ストレスを感じることが多くなります。
また、ホルモンバランスも乱れがちなので、些細なことでストレスを感じやすくなっています。

ホルモンバランスの変化は、例えば便秘・抜け毛・肌荒れ・乳輪の大きさや色の変化といった女性なら避けたい症状をもたらします。これらは妊娠とは切っても切れない症状ですが、ある程度は覚悟していたとしても、これらの変化にストレスを感じないでいることは難しいですよね

ストレスに負けない体を作るために、妊娠中は特にビタミンCを積極的に摂取したいですね。

ビタミンCなどの合わせ技で感染症を予防する効果も

妊婦のイラスト

妊娠期間中から授乳期にわたって制限されることの中に薬の服用があります。特に妊娠初期は、ママおなかの中にいる赤ちゃんの体では細胞分裂が繰り返され、骨格や臓器など体のベースが作られる大切な時期です。薬を服用してしまうと、赤ちゃんの体が作られる過程で、悪影響を及ぼすことがあり避けられております。

また、薬と同じように気を付けたいのが感染症です。妊娠期間中にウィルスや細菌、寄生虫などの感染症にかかってしまった場合、おなかの赤ちゃんになんらかの影響が出てしまうこともあります。大事な赤ちゃんに悪影響を与えることを防ぐ意味でも、感染症にかからない・予防するということはとても重要になります。

みかんに含まれるビタミンCには、免疫力を上げるとともに、のどや鼻の粘膜といったウィルスが侵入をしかける場所を強くしてくれます。さらに、病原菌と戦う白血球のなかでも重要な役割を果たす好中球の働きもサポートしてくれます。粘膜を強くすることで外からの菌を排除し、もし入ってしまっても好中球の働きで病原菌と戦える体を作ってくれるビタミンC。そのビタミンCを豊富に含むみかんは妊婦さんにはメリットの多い果物と言えるでしょう。

カリウムにはむくみを予防・解消してくれます

妊婦さんの浮腫んでいる足

多くの女性が悩まされることの一つに『むくみ』があります。このむくみの解消・予防に役立つ栄養素がカリウムです。みかんにはこのカリウムも含まれます。

カリウムは、体内の塩分濃度・水分量のバランスを調整し、塩分を汗や尿に混ぜて、体外に排出してくれる働きを持っています。妊娠期間中はへその緒を通じて、おなかの赤ちゃんにも酸素や栄養を送っているので、妊娠していない時に比べて血液の量が増えてしまいます。

ヒトの体に含まれている水分は主に細胞内にあって、妊娠期間中は食生活が偏ったりしたり、ホルモンバランスが変化して、体の各部位をミクロなレベルで構成している細胞に水分がたまりやすく・出づらいため『むくみ』やすくなってしまいます。

また、妊娠期間中は運動や行動が制限されることも多く、運動不足になりがちです。運動不足になると血流が悪くなるので、体の循環がスムーズに行われずに、よりむくみがひどくなってしまいます。むくみ改善するためには、適度に体を動かすこととカリウムの摂取により体内の塩分・水分バランスを整えることは欠かせないのです。

食物繊維が便秘を解消してくれる

便秘の妊婦さんのイラスト

妊娠期間中にほとんどの妊婦さんが経験する症状の一つに便秘があります。便秘薬は子宮の収縮にも少なからず影響を与えてしまうので、産婦人科などで処方される薬はそういった事に配慮し配合されております。そんな便秘解消の効果を期待できるのが、食物繊維が豊富に含まれている食材を食べることです。みかんには食物繊維も豊富に含まれています。つまり、便秘に効果があるということです!

厚生労働省の資料によると妊娠可能年齢の女性が1日に必要な食物繊維の量は17g以上とされているのに対し、みかんおよそ100gあたりでは、JA佐賀グループの報告によると水溶性食物繊維は、0.5gほど、不溶性食物は0.5gほど含まれております。

みかんは果物なので副作用等はありません。ただ、食物繊維はイモ類などの他の食材にも豊富に含まれていて、妊娠期間中でも便秘の解消に効果のある食べ物ですが、みかんやイモ類などの食物繊維が含まれている食物をとりすぎてしまうと、体質によっては、取り過ぎてしまうと、おなかが緩くなりすぎてしまうことがあります。その日の体調と相談しながら食べるようにしてくださいね。

クエン酸には疲労回復効果アリ!

『疲労回復』と言えばクエン酸とビタミンCです!みかんにはこのクエン酸もビタミンCも両方とも含まれています。活性酸素が体に沢山たまってしまい、細胞にダメージが加わって、細胞の修復がままならない状態であると、脳はそういったケースでは疲れを感じやすいとされております。

この細胞の修復を助けるのがクエン酸だといわれています。クエン酸は酸っぱいと感じる食品のほとんどに含まれており、熱を加えても失われることはありません。疲れを感じたら、体の状態によりみかんなどの柑橘系の果物をおやつやデザートとして取り入れたり、料理に梅干しを使ったりして上手に摂取したいですね。

みかんの食べ過ぎには注意

食べやすくて妊娠中に嬉しい効果の多いみかんですが、食べ過ぎには注意が必要です。
食べるときにはどんなことに注意したらよいのかをまとめました。

糖尿病になったり太りすぎてしまうことも

太っている妊婦さんのイラスト

妊娠期間中に気を付けるべきことの一つに体重管理があります。これは妊婦さんの体質によるものが大きいので、一概には言えませんが、みかんを含む果物を食べ過ぎると様々なリスクが高まってしまいます。みかんに含まれる糖質は3個で、およそおにぎり1つぶんとされております。

私たちが日々口にしているパンやごはん、パスタなどの炭水化物にも糖質が含まれていて、みかんを食べ過ぎることで、体に糖分がたまってしまう事は否定できませんよね。妊娠中はホルモンの影響で血液中の糖を分解する能力が低下しております。そのため、糖の過剰摂取は妊娠糖尿病のリスクを高めてしまいます。
妊婦の過剰な体重増加や妊娠糖尿病は、おなかの赤ちゃんへ悪影響を与える可能性もあります。この点を注意して、妊娠期間中には、みかんを食べ過ぎないようにしましょう。

柑皮症になってしまうことも

もう一つ、これはおなかの赤ちゃんには影響はありませんが『柑皮症』というものがあります。
柑皮症とは、みかんに含まれるビタミンA(βカロテン)が皮膚(主に手や指)の一部に沈着してしまい、黄色くなってしまうものです。特に処置の必要なものではなく、よく洗うようにすれば数日でもとに戻るので心配はいりません。

みかんの食べ方で注意する事

みかんのスジには食物繊維が豊富なので取らないで食べよう

皮を剥いたみかん

みかんの白いスジや袋を気にして、丁寧にとって食べる方も中にはいらっしゃると思います。実は、あの白い繊維の正式名称は『アルべド』と言います。

アルべドには食物繊維やビタミンが豊富に含まれており、それ以外にも、袋だと実の数十倍、スジだとそれ以上の有効成分であるへスペリジンが含まれております。このへスぺリジンには、血の流れをよくしたり、血中のコレステロールを下げる効果、などが報告されております。

妊娠前はみかんのスジや袋は取ってから食べていた妊婦さんもこの機会に少しでも食べるようにしてみると良さそうですね。

みかんと一緒にバナナなどの甘いフルーツを食べる

みかんとバナナのイラスト

実はみかんと一緒に食べるのを避けたほうがいい食材があります。それがバナナやレーズンなどの甘みの強い果物です。みかんと一緒にそれらの果物を食べた場合には、みかんの酸味が甘い果物の消化酵素の働き邪魔してしまうため、消化に時間がかかってしまいます。それはつまり消化器官に負担をかけるということです。

妊娠期間中は些細なことで体調が崩れがち。出来るだけ体に優しい組み合わせで食べるようにしましょう。

みかんの缶詰やジュースよりはそのものを食べる

みかんの缶詰やジュースには大量の砂糖が使われています。そのため、妊娠期間中であれば、生のものを食べたり、自分でミカンジュース・野菜ジュースにしたほうが良さそうです。また、海外産のものは農薬も気になるところです。なるべく国産の質の良いものをよく洗って食べるのが安心ではないでしょうか‼

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!