妊婦の豆乳摂取量~飲み過ぎ×に関する記事

妊婦の豆乳摂取量~飲み過ぎはホルモンバランスを狂わす⁉

妊婦の豆乳摂取量~飲み過ぎはホルモンバランスを狂わす⁉

妊婦は豆乳を控えた方がいい?健康・美容に良い豆乳。牛乳をやめて、豆乳に切り替えたなんて方も珍しくありません。でも、大豆イソフラボンは、その働きの強さゆえに、飲み過ぎると妊娠中の体に影響を与えてしまうことも…。毎日の摂取量はどのくらいまで?

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妊婦が豆乳を飲み過ぎると怖いことに…!大豆イソフラボンは女性の味方じゃなかったの!?

女性にとって、「豆は体にいい」というのは、よく聞かれる話ですよね。大豆製品は、「畑のお肉」と呼ばれるほど、植物性たんぱく質が豊富に含まれています。動物性たんぱく質のお肉より植物性たんぱく質の大豆、牛乳より豆乳の方がヘルシーだと考えて、意識して置き換えている人もいるでしょう。

豆乳などの大豆製品に含まれる「大豆たんぱく」は、血液や筋肉などを作り、体の新陳代謝を高めてくれます。ヘルシーさだけでなく、女性に不足しがちな鉄分やカルシウムなども多く含んでいますので、積極的に摂りたい栄養素なのは確かです。

しかし、同じく豆乳などの大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、嬉しい効果も多い反面、過剰摂取すると、弊害があることも危惧されています。妊娠という女性にとっての体の激変期には、思わぬ副作用を及ぼすことも…。

今回は、豆乳が妊婦さんに与えてしまう影響や、体に取り入れても安全とされる摂取量などについて、詳しくご紹介いたします。つわりのときに豆乳が飲みたい、普段から豆乳が好きで毎日飲んでいるという妊婦さんは、必見ですよ。

女性の常識!? 豆乳に含まれる大豆イソフラボンの効果

豆乳に含まれる栄養素といえば、大豆イソフラボン。化粧品のパッケージ等にも書かれていたりして、なんとなく美容や健康に良さそうな感じがしますよね。
大豆イソフラボンには、どのような効果があるのでしょうか?まずは、そんな大豆イソフラボンの嬉しい働きについてご紹介いたします。

植物性エストロゲンとも呼ばれる大豆イソフラボン

大豆

大豆イソフラボンは、女性ホルモンの代表格である「エストロゲン」とよく似た化学構造を持っており、「植物性エストロゲン」と呼ばれることもあります。エストロゲンは、簡単に言ってしまうと、女性をより女性らしくする働きがあります。これから母乳育児を予定している方もいると思いますが、妊娠中に乳腺を発達させ、産後、母乳を出すためには、エストロゲンの働きが必要不可欠です。

更年期障害、アンチエイジング、骨粗しょう症予防に!

更年期の女性

女性は、加齢とともにエストロゲンの分泌量が減り、その結果、更年期障害を引き起こしやすくなってしまいます。大豆イソフラボンを摂取することは、体の中に不足し始めたエストロゲンの力を補い、更年期障害の進行を抑えることになるのです。

新陳代謝を活発にしたり、お肌をプルプルにしたりと、アンチエイジングの効果も期待できます。エストロゲンが不足すると、カルシウムを蓄えておく力もなくなり、骨が弱くなってしまいます。大豆イソフラボンを摂取することで、骨粗しょう症を抑えることができます。

大豆イソブランボンの過剰摂取は、妊娠中のホルモンバランスを狂わす⁉

豆乳を飲む女性

体に良いというイメージの強い豆乳ですが、過剰摂取はやはり厳禁です。特に妊娠中の女性が摂取しすぎると、赤ちゃんにも影響も心配です。先ほどご説明した通り、豆乳などの大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンである「エストロゲン」と同じような働きも持っています。これが問題なのです。

通常、妊娠中は、妊娠初期〜後期にかけてエストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)が同じくらいの比率で増えていくのが理想的です。しかし、最近は、プロゲステロンの分泌量が多くなると、PMS(月経前症候群)や肌荒れなどの不快症状を起こすことから、女性ホルモン「エストロゲン」ばかりが注目され、プロゲステロンに関しては、あまり言及されていません。ですが、プロゲステロンは、妊娠の継続を担う大切なホルモンです。

豆乳など大豆イソフラボンが含まれた食品ばかりを摂取しすぎてしまうと、エストロゲンホルモンが担う働きばかりが活発になり、ホルモンバランスが崩れてしまう恐れがあります。通常、プロゲステロンには、エストロゲンの働きを抑制する作用があると言われていますが、豆乳などの過剰摂取は妊娠中の体や赤ちゃんに思わぬ負担をかけている可能性があることを知っておきましょう。

豆乳の摂取量目安は?~妊婦さんは1日1杯程度が適量

「大豆イソフラボンの過剰摂取」と言いますが、豆乳の摂取量には安心しても大丈夫だという目安はあるのでしょうか?

内閣府の適正目安量

お腹を触る妊婦さん

内閣府の食品安全委員会では、イソフラボンの適性目安量を定めています。その報告によると、1日に70~75mgが適量です。

サプリなどの特定保健用食品による、大豆イソブランボンの追加摂取は、30mg が上限ですが、妊娠中の追加摂取は「推奨できない」とされています。普段の食事に含まれている大豆イソフラボンのみにしておく、くらいでちょうど良いでしょう。

豆乳やその他の製品に含まれる大豆イソフラボン量

大豆と豆腐

豆乳やその他の製品には、どの程度の大豆イソフラボンが含まれているのでしょうか。例えば、豆乳100mlに含まれる大豆イソフラボン平均含有量は、約.24.8mgです。

納豆や豆腐など、日本には、大豆原料の食品がたくさんあります。その点も考慮すると、妊娠中は1日コップ1杯(100~200ml)程度にとどめておくことをお勧めいたします。
納豆、豆腐、小鉢の豆料理も大好きというぐらい、普段から大豆を原料とする食品をたくさん摂取している方は、あえて豆乳を飲まなくてもいいかもしれませんね。ご自身で計算してみて、量を調整した方が安心できますよ!

大豆イソフラボン含有量目安(100gあたり)

  • 煮大豆 72.1mg
  • 納豆  73.5mg
  • 豆腐  20.3mg
  • おから 10.5mg
  • 豆乳  24.8mg

つわりで豆乳を飲んでいたけど、大丈夫か心配に…

豆乳には、たんぱく質やカルシウム、鉄分などたくさんの栄養分が含まれていて、しかも液体で摂取できるので、つわり時の栄養補給に役立ったという方もいるでしょう。

過剰摂取=問題が起こるという訳ではなく、あくまで「ホルモンバランスに影響を及ぼすリスク」が上がるという可能性の話です。長期的に、かつ大量に飲んでいなければ、体の中でうまく処理されて、問題はあらわれにくくなります。エストロゲンの分泌量が増えたとしても、通常は、プロゲステロンが抑制してくれるはずです。

規定の目安もありますので、そちらを参考に適正量を飲む分には胎児や健康に問題はありません。気になる方は積極的に摂取せず、控えめにすると良いでしょう。

豆乳はやっぱり無調性が良いの?おいしく飲むためのポイント

一口に豆乳といっても、いくつか種類がありますよね。調整豆乳や無調整豆乳など、妊婦さんが飲む際のおすすめや注意点などをご紹介いたします。

無調整豆乳と調製豆乳、おすすめはどっち?

無調整豆乳のイラスト

無調整豆乳とは、砂糖などを添加していない豆乳のことです。無調整豆乳とは、つまり大豆の汁ですので、にがりを入れれば豆腐ができます。糖分が少ない分、カロリーも低く、大豆本来の栄養素も豊富です。

ただ、独特の臭いがあるため、無調整豆乳は苦手な方もいらっしゃると思います。毎日飲むのならば、無調整豆乳をオススメしますが、妊娠中は、味の好みもよく変わってしまいますし、飲みにくいという方は調製豆乳でも構いません。
また、飲みやすく加工されている低糖質な豆乳もたくさんありますのでそちらを選んでも良いでしょう。

豆乳を飲む時のポイント

無調整豆乳は、フルーツジュースや野菜ジュースに混ぜたり、牛乳の代わりにコーヒーや紅茶、ココアなどの飲み物に入れると飲みやすくなります。これなら、1本で色々な味を楽しめるでしょう。

豆乳を飲むときは、つい冷やしたまま飲んでしまいがちです。しかし豆乳には体を冷やす作用がありますので、妊婦さんの場合、温めてから飲むと良いでしょう。豆乳には便秘を和らげる食物繊維やマグネシウムも豊富に含まれていますので、便秘になりやすい妊婦さんにはもってこいの飲料です。

妊娠中の豆乳、摂りすぎに気を付け、上手に生活に取り入れよう

コップに入っている豆乳

「妊娠中に豆乳は良くない!」「健康のためには豆乳がGOOD!」「つわりのときは豆乳を飲むべき」なんて話を聞くと、どちらが正しいのか分からなくなってしまいますよね。決して妊娠中に豆乳を飲むと危険というわけではありません。適正量を守れば、豆乳本来の栄養素を効率良く摂取することが出来て、嬉しい効果だけを期待できます。

妊娠中はいつも以上に体に気を遣う時期です。良い効果があると聞くと、ついついそればかり摂取してしまいがちですが、それはイケません!
肝心なのは、いろいろな栄養素をバランス良く摂取すること。豆乳には良い働きをする栄養素がたくさん含まれており、授乳中にも是非摂取したい飲料です。朝の一杯を豆乳にするなど、いつもの食事に、ちょこっとプラスするようにできると良いですね。

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!