切迫早産の自宅安静の注意点に関する記事

切迫早産で自宅安静に…過ごし方からおすすめの食事まで

切迫早産で自宅安静に…過ごし方からおすすめの食事まで

切迫早産の場合、自宅安静が必要になることがありますが、家事や育児もあるし、どう安静にすべきか悩むママも多いはず。そこで、自宅安静の過ごし方を中心に食事や注意点など、いざというとき役立つ情報をご紹介。兆候を見逃さないよう安静に過ごしましょう。

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切迫早産で自宅安静に…妊婦さんにおすすめの過ごし方

妊娠中に切迫早産と診断されると、病院から自宅で安静にすごすように指示される場合があります。しかし、「安静にする」といわれても、実際にどのようにすごしたらいいのか悩む妊婦さんも多いのではないでしょうか。

そこで、今回は切迫早産で自宅安静するときのすごし方について、分かりやすくご紹介。妊娠中のママさんは、万が一に備えてチェックしておきましょう。

切迫早産ってどんな状態?

自宅で安静にしている妊婦さん

切迫早産とは、早産の一歩手前の切迫した状態のことで、この段階で適切な処置を受けることによって、お腹の中に赤ちゃんをとどまらせることができる場合もあります。

切迫早産は、妊娠22週から36週までの間に、「子宮の収縮」「破水」「子宮口が開く」などの出産の兆候が見られた場合に診断が下されます。

もし、切迫早産と診断された場合は、子宮の収縮を抑えるために子宮収縮抑制剤が投与されるほか、子宮口がそれ以上開かないようにするために安静にする必要があるのです。

強い子宮の収縮がみられる場合や、子宮口の開大が進んでしまっている場合は、管理入院になるのに対して、軽度の場合は、自宅で安静にすごして経過観察を行う場合もあります。これがいわゆる「自宅安静」という状態です。

切迫早産の主な4つの原因

切迫早産となってしまう原因にはさまざまな理由があります。中には自分で気をつけることによって予防することができる場合もあるので、あらかじめ知っておくことが大切です。切迫早産の原因として多いものは次のとおりです。

1子宮頸管無力症

病院で妊婦健診を受けている妊婦さんのイラスト

妊娠中は固く閉ざされているはずの子宮頸管が、閉じていられずに開いてしまうことを子宮頸管無力症といいます。

子宮頸管無力症は、過去に子宮の手術を受けた人がなりやすいほか、体質など原因がはっきりしない場合もあります。自覚症状がほとんどなく、妊婦健診を受けた際に子宮頸管の長さが短いことから発見されることがあります。

そのままにしておくと、赤ちゃんが下がってきてしまい早産となる恐れがあるため、赤ちゃんが外に出ないように、一時的に子宮頸管を縫い合わせる手術を行う必要があります。

2羊水過多

通常より羊水が多い羊水過多の状態が、切迫早産の原因となる可能性があります。羊水が多すぎるせいで早期破水になるリスクが高まるのです。

羊水が多くなる原因としては、ママや赤ちゃんに問題があるケースと原因がよく分からないケースの2つがあります。安静にすることで自然に治ることもあるため、医師の指示に従って過ごしましょう。

3双子・三つ子などの多胎妊娠

双子や三つ子など赤ちゃんの数が多い場合は、お腹の赤ちゃんが一人の場合よりもママの体に負担がかかりやすいため、ちょっとしたことが切迫早産につながる恐れがあります。

多胎妊娠で切迫早産と診断された場合、長期の管理入院となるケースが多いので、安定期に入ってからも安静にして過ごさなければならなくなることもあります。

4立ち仕事

妊婦さんとお医者さんのイラスト

立ちっぱなしの仕事についている場合、切迫早産のリスクが高まる傾向があります。だんだん大きくなるお腹に重力がかかるため、体への負担が大きくなるのです。

妊娠中も仕事を続ける場合は、絶対に無理をせずに職場に申し出て、安静に過ごせるような業務に変えてもらうなどした方がよいでしょう。

切迫早産の兆候の見逃さないで

切迫早産と診断された場合、ほんのちょっと無理をしただけでも、早産につながる恐れがあります。次のような切迫早産の兆候が見られた場合は、すぐにかかりつけ医に相談しましょう。

  • 下腹部痛
  • お腹の張り
  • 出血
  • おりものの状態やにおいの変化
  • 破水 など

自宅安静になった時の過ごし方

疑問を持つ妊婦さんのイラスト

切迫早産で自宅安静になった時、どの程度安静にしていればいいのか分からない…という妊婦さんも多いようです。

ずっと横になっていられればよいのですが、いろいろとやることがあると、じっとしているのもなかなか難しいですよね。上の子のお世話や買い物、掃除、洗濯といった家事はどこまで行ってもよいのでしょうか。

ここからは、自宅安静の一般的な過ごし方についてみていきましょう。

体を冷やさないようにする

切迫早産での自宅安静では、体を冷やさないことが基本となります。体の冷えが切迫早産を悪化させる可能性があるのです。特に、下半身が冷えると、お腹の張りにつながって子宮が強く収縮してしまうので要注意です。

腹巻やひざ掛け、厚めの靴下などで、体を温めることを心がけましょう。

ストレスをためない

雑誌を読む妊婦さん

過度なストレスは自律神経の乱れを引き起こすことから、切迫早産に悪影響を与えるため、自宅安静中はストレス解消を心がけましょう。

特に、切迫早産と診断されると、無事に出産できるか不安に感じてしまいがちですが、DVDを見たり雑誌を読んだりするなど、好きなことをしてのんびり過ごすのがベストです。

デリケートゾーンを清潔に保つ

シャワー

自宅安静中は、細菌感染による切迫早産を予防するために、デリケートゾーンを清潔に保ちましょう。妊娠中は免疫力が落ちている状態なので、思わぬ感染症にかかる恐れがあります。

入浴の際に、きちんと洗うことを心がけ、通気性のいい下着やボトムを選びましょう。また、パンティライナーやおりものシートを使用する場合は、こまめに交換する必要があります。

切迫早産と診断されても、破水していない場合は湯船に浸かることができますが、ママと赤ちゃんの状態によっては、シャワーで済ませるように指示される場合あるため、入浴の仕方については、事前に医師に確認しておきましょう。

散歩などで気分転換をする

切迫早産が軽症の場合は、散歩をすることができる場合もあります。歩くことによって血行が促進される上、外の空気を吸うことでストレス解消にもつながりますよ。

散歩をする際は必ずかかりつけ医に確認をとる必要があります。家の近所を歩き回る程度からはじめて、決して無理をしないよう心がけましょう。

自宅安静の際の食事は?

自宅安静中は、ママと赤ちゃんに良い食事をしっかり摂って、栄養をつけたいものですよね。切迫早産のとき、どんなものを食べたらよいのでしょうか。積極的に摂りたい食材と、控えた方がよい食材についてまとめました。

自宅安静中に摂った方がいい食材

自宅安静中は、和食中心のバランスの取れた食事を心がけることをおすすめします。妊婦にいいとされる葉酸やビタミンB群のほか、次のような食材を積極的に摂るとよいでしょう。

  • ビタミンDを多く含むきのこ類
  • アルギニンを多く含む大豆食品
  • 乳酸菌を多く含むヨーグルト

自宅安静中に控えた方がいい食材

クリーム

自宅安静中に気をつけたいのは、トランス脂肪酸の摂りすぎです。農林水産省の調査によると、トランス脂肪酸は妊婦や胎児の健康に悪影響を与えることが分かっています。

トランス脂肪酸は、マーガリン・ファットスプレッド・ショートニング・バターに多く含まれるため、次のような食べ物の摂りすぎには注意が必要です。

  • 生クリーム・コンパウンドクリーム・コーヒークリームなどのクリーム類
  • ケーキ・ドーナッツ・クッキーなどの洋菓子
  • 味付けポップコーン・クロワッサン・チーズなどの油脂の含有量が多い食品
  • ハラミ・サーロイン・肩ロースなどの牛肉

自宅安静の際の注意点

自宅にいると、どうしてもやらなければならないことが目について、ついつい動いてしまいがち。

しかし、赤ちゃんへの影響を考えると、できるだけ安静にするのが鉄則です。目先のことよりも、無事に出産することを考えて行動しましょう。

具体的には自宅安静の際、どのようなことに注意するといいのでしょう。

家事は二の次にしましょう

料理をしている妊婦さんのイラスト

食事の支度や上の子の世話、掃除、洗濯など、無理をしてしまうと状態が悪くなる可能性があります。買い物や日常の家事などは、家族にお願いして無理しないようにしましょう。

家族の協力が難しいという場合は、出産までの我慢と割り切って、家事代行サービスを頼むなどの対策を取ることも考えてみてはいかがでしょうか。

仕事はお休みしましょう

仕事をしている妊婦さんは、仕事を休んで安静にする必要があります。休息が必要な場合や、仕事を続けるのが難しいと判断された場合は、母性健康管理指導事項連絡カードを活用するといいですよ。

母性健康管理指導事項連絡カードとは、医師から指示された内容を職場に伝えるためのカードで、様式は母子手帳にも記載されているほか、厚生労働省のホームページからダウンロードすることもできます。

体重管理に気を付けましょう

体重計

自宅安静の際には、体重管理に十分注意しましょう。痩せている人は早産の傾向にあるため、しっかり栄養を摂って体重の増加を心がけることが大事です。

逆に、妊娠前の体重よりも5kg以上増えてしまった人は、それ以上増えないように気をつけましょう。

適度に体を動かしましょう

自宅安静中でも、動ける範囲で動くことが大切です。一日中、同じ姿勢で過ごしていると、血行が悪くなってお腹の赤ちゃんに悪影響を与える恐れがあります。

どの程度動いていいのかは、症状によって違いがあるため、事前にかかりつけの医師に確認しておきましょう。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪