尿蛋白が妊婦に出やすい理由に関する記事

尿蛋白は妊婦だとプラスになりやすい原因と食事での予防策

尿蛋白は妊婦だとプラスになりやすい原因と食事での予防策

尿蛋白が妊婦の時期にプラスに反応しやすい、腎臓の機能が低下しているなどの原因、そもそも尿蛋白がプラス・マイナスの意味、ストレスをうまく発散させる・タンパク質が多く含まれている食材には気をつけるなどの、蛋白尿の予防法や改善策を紹介

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尿蛋白が妊婦の時期の検診でプラスになりやすい原因と食事などに注意する予防策

妊婦さんになると初めてのことばかり経験します。妊婦検診では必ずと言いて良いほど毎回尿検査があります。その度に調べられるのが、尿に蛋白が含まれていないかどうかです。これから出産を控えているママさんにとっては、尿蛋白のことは、ある程度は知っておいた方が、変に不安をつのらせてしまう事もなくなります。

尿蛋白を妊婦検診の尿検査で調べる理由は、尿蛋白がプラスになりやすい原因は、プラス・マイナスの意味は、などの素直に思い浮かんでしまう疑問点について解説します。プラスの数値が出てしまった時の、食事での栄養の摂り方や生活面を見直すことでの改善策はないのか、また予防する方法はないのかを、紹介しますので、参考にして下さい。

尿蛋白を検診する意味とは?

一般社団法人新潟県健康管理協会の「尿蛋白測定試験紙における(±)の病的意義」によると、人間ドックなどにおいて、尿に含まれているタンパク質の主な成分であるアルブミンを測定する理由は、マイナスの数値に比べて、プラスの数値が高いグループの方が、腎臓・循環器系統が異常をきたしているケースが多くて、その人に腎臓系統の病気がないかどうかを調べるために行われるそうです。

引用元:一般社団法人新潟県健康管理協会

尿検査で尿蛋白を調べる意味は、腎機能の低下や循環器系統の病気がないかなどを発見するきっかけとするために、行われていたのですね!

妊婦さんの尿蛋白がプラスになりやすい原因

尿検査

妊婦検診での尿検査で、尿蛋白がプラスの結果が出てしまう妊婦さんは結構いらっしゃいます。妊娠をきっかけとして、初めて、プラスの指摘を受けたという方も多いかもしれませんね。妊婦さん同士で話題になることはあっても、自分自身のことになると不安になってしまうかもしれません。そんな、不安とうまく向き合うために、妊娠期間中に尿蛋白がプラスに反応しやすい理由を紹介します。

血液量が増えた分だけ腎臓の機能が低下しているから

腎臓のイラスト

腎臓の機能がうまく働いていれば、腎臓に送られてきた質が悪くなった血液は、腎臓でキレイにしてもらって体の中を再循環します。また、体にとってはいらない成分や、ためておくと毒となってしまう成分は尿として、体の外に排出します。

妊娠すると、お腹に宿る新しい命を守るために、ママの腎臓は大忙しです。お腹の赤ちゃんの分の血液もキレイにしていると、腎臓の他の機能が影響を受けてしまいます。妊娠以前には、尿にアルブミンなどの蛋白質が混じっていても、うまく処理することができましたが、妊娠した後にはその能力が低下してしまって、尿の成分に蛋白質が混じりやすくなってしまったことが、尿蛋白がプラスになりやすい原因の一つです。

妊娠期間中には食生活が偏りやすいから

ラーメンのイラスト

全ての妊婦さんに訪れるとは限りませんが、妊娠期間中には、悪阻の時期があったり、味の好みが変わったりします。振り返ってみると「あの時のあれはなんだったのだろう!?」と思うくらい、食べ物の摂取の仕方が極端になる時期もあります。スナック菓子やハンバーガーなどのジャンクフードやラーメンなどの塩分やカロリーが高いものを、昼夜を問わず、どうしても食べたくなったという経験談はよく耳にします。塩分を摂り過ぎてしまうと、腎臓がダメージを受けてしまって、働きが弱まり体の中に蛋白が蓄積してしまい、尿蛋白が出やすくなってしまいます。

ストレスを抱えやすい

妊娠期間中には、今まで出来ていた運動や趣味、食事などを制限しなければならず、家にこもりがちになりストレスを抱えやすくなってしまいます。精神的なストレスで睡眠不足になったり、自律神経も乱れたりすると、腎臓の機能が低下してしまいます。

妊婦検診で尿蛋白を指摘されると、ますます憂鬱になることもあるでしょう。妊娠中は、些細なことを気にしてしまったりしますが、まずは自分自身の体を大切にすることを考えましょう。睡眠を十分に取り、食事は体に良いものとって、穏やかな気持ちで過ごしていると、ストレスを抱えにくくなりますよ。

尿蛋白のプラス・マイナスの意味は?

体調不良の女性

尿蛋白は、体調を崩してしまった時や、思春期を迎えた子ども達に出てしまう事があります。本来、尿には体を構成する大切な部品でもあるタンパク質は混じりにくいはずで、混じっていなければ検査の結果は正常値のマイナスとして判断されます。

多少は混じることは考えられますが、それは許容の範囲内です。尿蛋白を示す数値が、+1、+2、+3、+4(+4が最高です)と数字が上がっていくにつれて、尿中に含まれる蛋白質の濃度が上昇していき、より多くのタンパク質が含まれていることを意味します。数値の上昇に伴って、腎臓のろ過機能に影響が及んでいて、タンパク質を体に回せずに、尿に混ぜにしまっていることが想定されます。

妊婦検診で尿蛋白がプラスと医師に言われたら…

尿検査の結果、医師に尿蛋白がプラスの値を示していると言われても、直ちに入院が必要というわけではありません。再検査を行ったり、血圧を測定したり、腎臓の機能が低下していないかの検査も行ってから、総合的に判断します。
もしも、尿蛋白の数値が高くて、高血圧が認められると妊娠高血圧症候群と診断されてしまうこともあります。

公益社団法人 日本産科婦人科学会によると、妊娠高血圧症候群とは、高血圧の症状のみの妊娠高血圧症、および高血圧の症状に加え、尿中に蛋白が規定量以上も含まれている際の妊娠高血圧腎症とに分けられ、妊婦さんの5%ほどに見られるそうです。データ的には、妊娠30週目以降に患ってしまう妊婦さんが多いとのことです。

症状が悪化してしまうと、ママの腎臓や肝臓の機能障害だけではなく、お腹の赤ちゃんにも影響を与えてしまうことも指摘されております。

引用元:公益社団法人 日本産科婦人科学会

妊娠高血圧症候群で高血圧の症状が悪化すると、お腹の中の赤ちゃんに十分な栄養を送ってあげられなくなります。ママだけではなく、生まれてくる赤ちゃんの体にも影響が及んでしまって、母子の健康を守るため緊急帝王切開で出産することもあります。お医者様は、現代の医学で母子共に健康な状態で出産できる最善の方法を選択されると思います。

そのため、早期出産になることも覚悟する必要があります。できるだけ出産予定日までは、お腹の中にいて欲しいと誰もが望むでしょう。ママは自分一人の体ではないことを肝に銘じて、毎回行われる妊婦検診での尿検査の結果を軽くはみないで、プラスの数値を指摘されたら、食生活やマタニティライフを改善するようにしましょう。

尿蛋白がプラスの数値が出てしまった…食事に気をつけたりする予防・改善策

検査の結果は前向きに受け止め、その日から対策を考えましょう。母子共に健康であることが何よりなのですよね!

塩分を控える食生活

醤油など調味料のイラスト

まずはバランスの良い食生活を心がけましょう。少し面倒かもしれませんが、食べたものをノートに書いてみると、自分の食事を見直すことができます。妊娠中だけの作業だと思い取り組んでみて下さい。すると、どんな栄養が足りていないか一目瞭然です。

食事は美味しく楽しく取りたいものですが、尿蛋白の検査結果でプラスの数値が上がりはじめたら、調味料などにも気をつかってみる事をおススメします。濃い味がお好きな方は、お醤油の量を減らし、柑橘の果汁を混ぜてぽん酢にしてみるとか、塩を控えてお酢を使ってみるとか、お味噌汁はたっぷりの野菜でお出汁を取り味噌の量を減らすとか、工夫次第で塩分調節はできますよ。

水分もしっかりと

妊娠をするとむくみやすくなります。むくみの原因は水分の摂り過ぎだと勘違いし、水分補給を制限してしまいがちですが、それは間違いです。トイレの回数が減ってしまうと、体の塩分濃度が上がって、水の循環がうまくいかずに水ぶくれしてしまって、むくみの原因となります。

尿の排出をスムーズにしてくれるカリウムを含んでいる食材は、生野菜や海藻類、果物ですよ。妊娠期間中に、むくまないため、尿蛋白をプラスにさせないために、水分はしっかりとって、生野菜や海藻類、果物をバランスよくいただきましょう!

ストレスを上手く発散する

散歩をしている妊婦さん

尿蛋白を指摘され始めると、血圧も気になり始めます。散歩などの軽い運動は良いですが、病院では運動よりも、休息をすすめる事もあったりします。自分だけの判断で、体に負担がかかるような行動をすることは避けて、お医者様とよく相談してからストレスの上手な発散の仕方を見つけましょう。音楽を聴いたり、お腹の赤ちゃんとおしゃべりをしたり、のんびりと幸せな時間を過ごすという事もよいかもしれませんね。

タンパク質が多く含まれている食材には気を付けよう

妊娠中は、魚や鳥のささみなど脂肪の少ない良質なたんぱく質をとることが望ましいです。けれど、腎機能が低下し、お医者様からタンパク質の摂取に制限がかかっている時には、病院の栄養指導の先生と相談をして、体に影響の出にくいタンパク質との向きあい方を教えてもらいましょう!

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!