風疹の予防接種は妊娠前にに関する記事

風疹の予防接種~妊娠前に受けるべき予防接種の費用・間隔

風疹の予防接種~妊娠前に受けるべき予防接種の費用・間隔

風疹の予防接種を受けることで、妊娠中のママや胎児への感染を防ぐことができます。もし、妊娠中に風疹にかかったら、赤ちゃんにどのような影響が出るのでしょう?妊娠中に風疹感染することの危険性と、予防接種を受ける間隔や費用などについて解説します。

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大人の風疹が急増!妊娠前に予防接種を受ける理由とは?

風疹といえば子供の病気というイメージが強いかもしれませんが、最近では、大人がかかるケースが増えています。

特に、妊娠中に風疹にかかると、お腹の赤ちゃんに与える影響が大きいため、これから妊娠を希望する女性にとって気になる話題ではないでしょうか。

風疹を予防するには、風疹についての正しい知識を身につけることが大切です。そのため、今回は妊婦さんが知っておくべき風疹の予防接種について、受ける時期や費用のほか、風疹以外に注意が必要な感染症についてご紹介。

これから妊娠を希望しているという方は、安心して出産を迎えるためにぜひ参考にしてください。

妊娠初期に風疹にかかってしまったら…

横断歩道を渡る人々

風疹は、春から夏にかけて流行する、風疹ウイルスに感染して起こる感染症です。ほとんどの人は、風疹に一度かかると、生涯風疹にはかからないといわれています。

ただし、妊娠中に風疹に感染すると、お腹の赤ちゃんに影響を与えるため注意が必要です。

妊娠20週くらいまでにかかってしまうと、赤ちゃんが先天性風しん症候群を発症する恐れがあるのです。先天性風しん症候群によって、赤ちゃんの目や耳、心臓への障害や発育遅延などが起こりやすくなります。

風疹は、インフルエンザの5倍もあるといわれているほど感染力が強く、手洗いやマスクなどセルフケアでは感染予防に限界があるため、妊娠前の予防接種の必要性が叫ばれています。

こんな女性は要注意!

子供の頃の予防接種を受けていない場合、風疹の抗体を持っていない可能性があります。 特に、1979年から1989年生まれの女性は注意が必要です。この時期、風疹の予防接種率が低かったことから、免疫を持たない割合が高いといわれています。

国立感染症研究所の調査によると、2012年から2013年にかけて起こった風疹の流行により、50人近くに赤ちゃんが先天性風しん症候群で生まれたことが分かっています。

予防接種を受けることで感染リスクを大幅に減らすことができるので、妊娠前には風疹の免疫を持っているかどうか確認したほうがいいでしょう。

予防接種が必要かどうか知る方法は?

保健所のイラスト

風疹の免疫を持っているかどうかは、「風疹抗体価検査」という検査を受けることによって分かります。

風疹は、麻疹(はしか)などと症状が似ていることから、子供の頃に風疹にかかったと親が勘違いしているケースが多いため、母子手帳にきちんとした記録がない場合は、必ず検査を受けた方がいいでしょう。

HI法とEIA法という2種類の血液検査によって、「風しんの含有ワクチンの接種を推奨します」という検査結果が出た場合は、風疹の抗体値が低いため、早めに予防接種を受けることをおすすめします。

自治体によっては、風疹の抗体検査を無料で受けられる場合もありますので、予防接種を受ける場合は、現在住んでいる場所の保健所に問い合わせてみるといいでしょう。

風疹の予防接種はいつ受けたらいい?

基本的に風疹の予防接種は、妊娠中に受けることはできないため、妊娠を希望する場合は、結婚を機に予防接種を受けることをおすすめします。

また、予防接種後の2ヶ月間は妊娠してはいけないことになっているので、余裕を持って予防接種を受けることが大切です。

パパも一緒に予防接種を!

風疹の患者は全体の7割以上が男性で、そのうち8割以上が20代から40代のパパ世代です。パパが感染することでママにうつることを防ぐためにも、パパにも一緒に予防接種を受けてもらいましょう。

風疹の予防接種を受けるなら

風疹の予防接種は、内科や婦人科、耳鼻科など、幅広い病院で取り扱っています。どんなワクチンを接種するのか、費用がどのくらいなのか、あらかじめ確認しておきましょう。

MR(麻しん風しん混合)ワクチンを受けましょう

医師のイラスト

大人が風疹の予防接種を受ける際は、風疹ワクチンを単独で受けるのではなく、風疹と麻疹(はしか)と混合のMRワクチンが推奨されています。

過去に麻疹の予防接種を受けたことがない、または、1回だけしか受けていなかった場合は、抗体値が低いため大人になって感染する場合があります。

また、子供の頃に麻疹にかかったことのある人が、予防接種を受けても問題はないので、念のためMRワクチンを受けておくと安心ですよ。

予防接種の費用

病院の受付

MRワクチンの予防接種にかかる一回あたりの料金は、8000円から1万円程度です。受ける病院によって料金が異なるため、事前に確認するといいでしょう。

過去に予防接種を受けたことがない人は、2回受けた方が強い免疫を付けることができるといわれています。また、過去に1回だけ受けたことがある人は、1回受けることで計2回受けたことになるので、病院で相談してみましょう。

MRワクチンの予防接種の間隔

MR(麻しん風しん混合)ワクチンを2回受ける場合や、インフルエンザワクチンなどのほかの予防接種を受ける場合は、次に受けるまでに3週間程度の間隔を空ける必要があります。

妊娠中に注意が必要なその他の感染症

お腹を触る妊婦さん

妊婦さんが風疹にかかると危険だということが分かりましたが、実は、風疹のほかにも、妊娠中に感染することによって、お腹の赤ちゃんに影響を与えてしまう感染症があります。

赤ちゃんへの感染には、お腹の中で感染する胎内感染と、出産の際に産道で感染する産道感染があるため、どちらも注意しなければなりません。

特に妊娠中は、次のような感染症に注意が必要です。

水ぼうそう

水痘・帯状疱疹ウイルスに感染して起こる水ぼうそうは、一度かかると免疫ができる感染症です。

ほとんどの人は子供の頃に経験済みでしょうが、これまで水ぼうそうにかかったことがないという人は要注意!ママが妊娠中に水ぼうそうに感染してしまうと、赤ちゃんは先天性水痘症候群を発症する場合があるのです。

風疹と同様に、水ぼうそうも予防接種で防ぐことが可能です。MRワクチンと一緒に、妊娠前に水痘(水ぼうそう)のワクチンを受けておくと安心ですよ。

リンゴ病

生まれたばかりの赤ちゃん

リンゴ病は、正式には伝染性紅班(でんせんせいこうはん)といって、ヒトパルボウィルスB19に感染することによって、ほっぺたがリンゴのように真っ赤になる感染症です。

感染力が弱いため大流行するような感染症ではありませんが、妊娠初期に感染すると、お腹の赤ちゃんが胎児水腫や胎児貧血を発症する可能性があります。

一度リンゴ病に感染すると免疫ができることから、過去に感染したかどうかは血液検査によって分かるため、妊娠予定の方は一度検査してもらった方がよいかもしれません。

トキソプラズマ

トキソプラズマとは原虫と呼ばれる微生物の一種で、お腹の赤ちゃんがトキソプラズマに感染すると、「先天性トキソプラズマ症」を発症する恐れがあります。

先天性トキソプラズマ症は、精神運動機能障害や視力障害など、脳や眼に障害が出る場合がある怖い病気です。トキソプラズマ症については、妊娠初期の抗体検査が推奨されているので、きちんと検査を受けておくよいでしょう。

検査結果が陽性の場合は、いつ感染したのかを特定する検査が行われます。もし妊娠中に感染したことが分かった場合は、胎児への感染リスクを減らすための投薬治療が行われます。

カンジダ

妊婦さんと看護婦さんのイラスト

カンジダとはカビの一種で、口の中や皮膚などに普通に常在しています。普段は特に悪さをしませんが、妊娠中に抵抗力が落ちていると感染しやすくなります。

特に、カンジダ膣炎を起こしている場合、赤ちゃんが出産で産道を通り抜ける際に感染する可能性が高くなります。赤ちゃんがカンジダに産道感染すると、口の中でカビが繁殖する鵞口瘡になりやすいので注意が必要です。

カンジダ膣炎は抗真菌薬の入った膣錠や、膣洗浄を行うことにより完治します。妊娠初期にかかった人が妊娠後期に再発する場合もあるため、きちんと治療をして、出産までにしっかり治しておくことが大切です。

GBS(B群溶連菌)

B群溶血性レンサ球菌とも呼ばれるGBSも、私たちの皮膚などに当たり前のように生息している常在菌です。カンジダと同様にGBSに産道感染した場合、赤ちゃんの髄膜炎や敗血症を発症リスクが高いといわれています。

GBSに感染しているかどうかは、出産前の妊娠33~37週ごろに、膣の入り口周辺に付着している細菌を培養する検査によって分かります。

もし、陽性だった場合、陣痛が始まったころにママの体に抗生物質を点滴投与することで、赤ちゃんへの産道感染の予防が可能なため、帝王切開の必要はないと考えられています。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪