子の看護休暇は有給?無給?に関する記事

子の看護休暇とは~有給?無給?平成29年の改正ポイント

子の看護休暇とは~有給?無給?平成29年の改正ポイント

子の看護休暇って知っていますか?就業規則になくても取得可能で、小学生未満のお子さんをお持ちのパパやママは必見。予防接種や検診にも活用OKです!取得時のお給料(無給・有給)や申請方法、年次有給休暇や欠勤との違い、平成29年改正ポイントも解説。

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子の看護休暇とは?有給or無給?時間単位でも取得可?

「子の看護休暇」って知っていますか?「育児・介護休業法」に定められている特別休暇なのですが、意外に浸透率は低く、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?

「子の看護休暇」は、子供が病気や怪我をした場合や予防接種、定期健診に行くために、労働者が休暇を取るための制度です。小さい頃は、よく熱を出しますよね。そんな時、利用したいのが、この「子の看護休暇」です。

ワーキングマザーの方、これから職場復帰を考えている方は、知っておいて損はないと思いますよ。
「子の看護休暇」の取得条件や、お給料の問題、取得の仕方をご紹介します。

ワーキングマザーなら知っておきたい子の看護休暇とは?

子の看護休暇とは、保育園や幼稚園などに通っている小学校未就学児のお子さんが、病気やケガで、看護が必要な時に、養育者(ママやパパ)が取得できる出来る休暇のことです。

「子の看護休暇」は、厚生労働省が定める、育児・介護休業法に記されています。必要性時に、会社に申請すれば、1年間に5日間休暇がもらえます。子どもが2人以上の場合は、10日です。

子の看護休暇とは…

小学校未就学児の子どもの看護が必要な時に、養育者が取得できる休暇。
1年間に5日間、子供が2人以上の場合は10日間の取得が可能。

子の看護休暇の習得が可能な労働者

通勤風景

子の看護休暇が取得できるのは、日雇いを除く労働者です。しかし、連続した雇用期間が6か月未満の短期の契約の場合や、週に2日以下の所定労働時間の場合は、会社側は労使協定によって、子の看護休暇を対象外とすることができます。

子の看護休暇は、法律で定められた、労働者の権利なので、就業規則に記載がなくても、取得することは可能です。
逆に、取得を拒否されて、出勤を強要された場合には、企業側が育児・介護休業法違反となってしまいます。

会社側に時季変更権がない

ご存知の通り、年次有給休暇には、「今、休まれると困るから、有給休暇は来月にしてほしい」など、会社に時季変更権があります。しかし、子の看護休暇は、会社側に時期変更権がありません。

休暇を取得する場合、電話等での口頭による申し出を認めること、診断書等はできる限り提出する義務をなくすように厚生労働省では指針を出していますが、会社によっては、病院の領収書等の提出を義務付けている場合もあります。いずれにせよ、1度会社側に必要書類の確認をしておいた方がよいでしょう。

検診や予防接種での取得もOK

予防接種をしている赤ちゃん

子の看護休暇は、病気や怪我だけではなく、「健診」や「予防接種」でも、取得することが可能です。健診は、市の仕事なので、平日に行われることが多いと思います。そんな時には、子の看護休暇で、連れて行ってあげることが出来ますね。
予防接種も同様に「疾病の予防を図るための必要な世話」と、制度で定められています。

子の看護休暇は有給?無給?無給は欠勤とはどう違うの?

残念ながら、2016年時点では、子の看護休暇を取得した際の給料は、保証されなければならないと法律で決まっていません。ですので、有給か、無給かは、会社によって異なってきます。

公務員は有給、民間は6割が無給

オフィス

子の看護休暇は、公務員は有給です。ですが、平成24年度雇用均等基本調査事業所調査によると、民間の企業の場合は、6割の会社が無給、完全有給は2割程度で、残りは、一部有給という形です。
1年間に5日とはいえ、無給なのは、やはり痛手ですよね。

子の看護休暇」と「欠勤」の違い

「無給なら、欠勤と同じなのでは?」と感じる方もいるとは思いますが、子の看護休暇は法律で定められた「休暇」という権利なので、査定に関わる「欠勤」とは異なります。
欠勤は、昇給や査定に影響を与えてしまうかもしれませんが、「子の看護休暇」は、きちんとした権限なので、この休暇を理由に、労働者を不当に扱ってはいけないのです。もしも、子の看護休暇を取得したことを理由に、不当に扱われた場合は、会社側の法律違反ということになります。

「子の看護休暇」と「年次」、どっちで休むべき?

笑顔の家族

お勤めの会社が子の看護休暇が無給の時は、年次有給休暇を消化した方が良い場合もあります。
ですが、年次有給休暇は、休暇の理由が自由で、会社に干渉されることはありませんが、子の看護休暇はその使用目的が限定的です。家庭を持っていると、子供関連の行事、冠婚葬祭、帰省など、年次有給休暇を使いたい場面は他にもあるでしょう。肝心な時に、年次有給休暇がとれない可能性も出てきてしまいます。

子の看護休暇は、子供のための休暇です。年次有給休暇は、自分が休むための休暇なので、上手に使い分けができるといいですね。

子の看護休暇を時間単位でとることはできる?平成29年改正ポイント

今までの「子の看護休暇」は、休暇を取るとしたら、1日単位でした。そのため、時間単位で休暇が取得可能かは、会社側の裁量に委ねられていました。
未就学児の場合、急に熱が出て、保育園などからお迎えの電話がかかってきて、早退する…ということがあると思います。もちろん早退したとしても、労働時間分の給料は支払われます。しかし、休暇の扱いに関しては、会社によって異なっていました。

平成29年1月に「子の看護休暇」が改正

ベッドに寝てる男の子と熱を測ろうとしている看護婦さんのイラスト

平成29年1月1日から、育児・介護休業法が改定され、子の看護休暇は半日単位での取得が可能になります。

先ほども言ったように、子どもの熱や怪我などは急で、育児中は早退も多いですよね。また、予防接種や通院などは、一日休むほどでもないケースも多いでしょう。
残念ながら、有給か無給かという点は、変わらず会社の裁量しだいですが、この改定で、休暇が取りやすくなる方もいらっしゃるのはないでしょうか。

男性もOK?配偶者が専業主婦(主夫)でも子の看護休暇はとれる!

パパと赤ちゃんのイラスト

子の看護休暇は、労働者のための権利なので、もちろん男性(パパ)でも子の看護休暇の取得は可能です。例え、配偶者が専業主婦(主夫)の場合でも、関係なく取ることが出来ます。

懸念事項としては、育児休暇同様に、子の看護休暇も男性の取得率が圧倒的に低いことがあげられます。平成24年度雇用均等基本調査事業所調査によると、事業所の内で、子の看護休暇を取得したのは、女性のみ72.0%、男女ともに取得者ありは12.2%、男性のみ取得者ありは15.8%です。

育休に比べれば、短い期間の休暇申請なので、ぜひ男性にも浸透していってほしい制度ですよね!
給料面だけでいうなら、男女問わず、子の看護休暇が有給の会社に勤めている方が休むのが、お得ではあります。共働き世帯は、お互いの会社の状況を今一度確認してみることをおすすめします。

子の看護休暇を正しく理解しよう!

元気に走る子供

現段階では、残念ながら、子の看護休暇は無給の会社が多いのが現状で、日本社会はワーキングマザーにとって、厳しい現実があるのも事実です。ですが、「子の看護休暇」という労働者のための法律があるということを知っておくと、なにかあったときに活用できるかもしれません。

保育園や幼稚園で集団生活をしている子供たちは本当によく病気にかかります。子供が病気になるのは仕方のないことですし、産休・育休が明けてから「復職しない方がよかったのかな?」と悩むママもいると思いますが、少しずつ体力や免疫力がついて、小学校入学前には、丈夫になる子がほとんどです。

子の看護休暇など、使える制度は上手に使って、今の時期を乗り越えていきましょう。

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!