おたふく風邪の感染に関する記事

おたふく風邪が感染する力・経路・期間・予防接種の効果

おたふく風邪が感染する力・経路・期間・予防接種の効果

おたふく風邪がうつらないようにするにはどうしたらよいのでしょう。移りやすい時期っていつでしょうか。おたふく風邪の感染経路や感染期間と予防接種の必要性をチェック。

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おたふく風邪の感染~その感染経路や感染力や感染率などについて

おたふく風邪は正式名称を流行性耳下腺炎と言われ、子供の感染症の中でも、とてもポピュラーな感染症の一つがおたふく風邪ですが、予防接種を受けた方が良いのか、受けたとしたら絶対にかかることはないのか、あるいはどんな事をしたらうつるのか。みなさんは知っていますか?

おたふく風邪はポピュラーな感染症であるにもかかわらずに、意外に知らないママは多いと思います。

ここでは、おたふく風邪の感染経路や、どの程度の感染力があるのかを紹介しています。感染予防をする時には、そのうつり方などを、知っているのと知らないのとでは大違いです。おたふく風邪の正しい知識を身につけ、流行している時期に、お子さんを感染から防きましょう!

おたふく風邪って空気感染?飛沫感染?接触感染?

ドアノブに手を伸ばす男の子

おたふく風邪は飛沫感染と接触感染によって人から人へうつると厚生労働省の感染症ガイドラインに定義されています。
飛沫というのは、聞き覚えの薄い響きかもしれませんが、「しぶき」と考えればイメージしやすいと思います。感染者がくしゃみや咳などをすることで、感染源となるウィルスが唾液の「しぶき」と一緒に外に飛び出ていきます。その、「しぶき」を周りのいる人達が吸い込むことで感染するのが飛沫感染です。
「しぶき」として飛び散って、ドアノブやスイッチ、また感染者の手など、どこかにへばりついたウィルスを、知らぬ間に手で触ったまま手を洗わずに過ごし、手づかみで何かを食べたり鼻をこすったりすることで、その感染源となるウィルスを、身体の中に取り込んでしまい感染してしまう事もあり、これが接触感染になります。

おたふく風邪の不顕性感染に注意

感染しても発症する事は全体の7割くらいで、あとの3割は身体の抵抗力が強く症状が出ない不顕性感染というものになります。特に乳児や子供の場合は、感染しても症状が出ないことが多いそうです。ここで、厄介なのが不顕性感染の人は自分がおたふく風邪である事に気づきません。ですから知らぬ間に他の人にウィルスをばらまいてしまう事もあるのです。

人にうつさない・うつらない用に予防が大切

また、おたふく風邪のムンプスウィルスは、その症状が出るまでが2~3週間ぐらいとされ、他の感染症に比べ長いという特徴があります。感染してから腫れが治まってくるまでの長期間にわたり感染力があり、そういった潜伏期間の長さから考えると、1人がかかると一気に周りの人に感染してしまい、瞬く間に流行する傾向があるのが、おたふく風邪の怖いところです。

もしも、おたふく風邪が身の回りで流行していたら、マスクをしたり、食事前や外出後の手洗い、うがいをしっかりして感染を防ぐようにしましょう。

おたふく風邪の感染経路としてどんな場所がうつりやすい?

公園で元気に遊ぶ幼稚園の子供たち

ではおたふく風邪の感染経路としてどんな場所がうつりやすいのでしょうか?

おたふく風邪がもっとも発症しやすい年齢層は、2歳から7歳位です。その年齢の子ども達が通っている場所と言えば、もうお分かりですね、そう幼稚園や小学校です!

教室では沢山の子供たちがいますよね。その中にいる一人の生徒さんが、咳やくしゃみをすれば、その生徒の体の外に出たウィルスを、周りの生徒さんが吸い込んだり、どこかに付いたウィルスをふいに触ってしまって、おたふく風邪に感染する確率は、とても高くなってしまいます。

保育園や学校でおたふく風邪が流行すると、必ずと言っていいほど親に通知が行きます。マスクや手洗いである程度は予防することができますので、流行っている時には子供に手洗いとうがい、マスクをするように促してあげましょう。

おたふく風邪の感染力ってどのくらいの時期が強いのかな?

手を洗う女の子

おたふく風邪の感染力は腫れ始める3日前から腫れた後4日後までがピークとされます。そのため、お子さんが他の生徒さんにおたふく風邪をうつしてしまわないように学校を休ませたりし、日常生活ではマスクで咳やくしゃみから「しぶき」が飛びちらないように注意しましょう。

頬(耳下腺)などが腫れてしまえば、おたふく風邪にかかってしまったことが目に見え、周りの人に感染させないように、注意することができますが、腫れの症状があらわれる潜伏期間である2~3週間前からでも、おたふく風邪の感染力はありますので決して油断はできず、普段からの手洗いやうがいが大切になります。

おたふく風邪に感染したらどんな症状になるのかな?

おたふく風邪の症状は発熱と頬の腫れが一般的です。その名の通り「おたふく」のように、ほっぺが腫れてしまう症状は正確に言うと、耳下腺(耳から下の顎までにある器官)の周りが腫れるので、ひどい時には耳の後ろから首周り、頬などの顔の広い範囲が腫れてしまいます。両側が腫れるイメージが強いと思いますが、片側のみ腫れる場合もあります。

他の症状としてや頭痛、首の痛みを訴える事もあるため、おたふく風邪が流行っている場合には、子供が訴えるちょっとした変化にも注意してあげて下さい。

症状の出方として、発熱と同時に頬が腫れ、症状が出てから3日後が最も大きく腫れるとされます。その後、安静にすることで10日程で熱と腫れが引いてくるそうです。多くの人は38度以上の熱が出ますが、そういった高熱が出ないケースもあるため、熱が低いからといって「おたふく風邪ではない」という断定はできません。

おたふく風邪の感染期間・潜伏期間ってどのくらいなのかな?

マスクをする女の子

おたふく風邪の潜伏期間は約2~3週間です。その潜伏期間内に、免疫機能が弱っていたり、うまく働かない場合に発病してしまいます。感染力はこの潜伏期間のうちからありますから、身近な人がおたふく風邪に感染していて、もしかしたら、自分もうつっているかもしれないという時には、潜伏期間のうちからマスクをしたり、外出を極力控えたりしましょう。

頬が腫れてから5日ほど経ち、体調が良くなってきたら「保育園に登園しても良い」とされていますが、完全に感染力が無くなっているかということは分からないため、マスクなどで家族を含め他の人にうつさないように注意しながら、医師に相談して保育園や学校に行くタイミングを見極めましょう。

おたふく風邪は妊婦に感染しても大丈夫なのかな?

産婦人科女医と相談する妊婦さん

妊娠中に「子供からおたふく風邪がうつってしまった…」というような場合、おなかの中にいる胎児にどんな影響があるのかとても心配になりますよね。風疹など妊娠初期に感染すると、赤ちゃんに重大な影響を及ぼす種類の感染症もありますが、おたふく風邪は妊娠の初期に、感染したとしても赤ちゃんの生育には、影響はありません。

ただ、妊娠3ヶ月までに妊婦さんがおたふく風邪に感染すると、お腹の赤ちゃんに影響を及ぼす可能性がやや高くなると言った報告もありますので、予防するとともに、家族や周りでおたふく風邪が出た場合には、産婦人科に相談するようにしましょう。

おたふく風邪の予防接種は受けた方がいいのかな?

おたふく風邪の予防接種注射を受ける子供

おたふく風邪の予防接種は、国が定めた定期予防接種ではなく、有料にて受ける任意予防接種になりますが、受けることをオススメします。
予防接種をするとおたふく風邪にかかってしまったとしても、その症状がとても軽く済みます。私の友人は、3人子供がいますが、末っ子だけは予防接種をまだしておらず、上の2人はしていたそうです。その3人の子ども達が、同じ時期に、おたふく風邪にかかってしまった時の写真を送ってきてくれましたが、予防接種を受けている上の子供たちは熱も出ず、耳下腺もほとんど腫れず外見も全く変わりないのに対し、受けていない末っ子は頬から耳のまわり、顎、首にかけて元の輪郭が分からないほどに腫れていました。痛みでほとんど水分のみしか取れない日々が続いたそうです。おたふく風邪の治療として効果的な薬は無く、安静にして自己治癒するための対処療法しかとれないため、ワクチン接種による予防が大切なのです。

このように、予防接種を受けた場合と、受けなかった場合では大きく症状の出方が変わってきます。予防接種をしてしばらくすると、おたふく風邪に似た軽い症状が出る場合もあります。これは、おたふく風邪のムンプスウィルスを弱らせたものを注射して免疫をつけるため、おたふく風邪の軽い症状が出るためで心配はありません。

予防接種で起こりうる「副反応」についても説明しておきます。1000人のうち1人が無菌性髄膜炎を発症するというものです。しかし病院で適切に治療して安静にすれば治るものですし、おたふく風邪にかかったら、もっと高確率で無菌性髄膜炎を発症する可能性があります。

私の場合は予防接種のメリットを中心に考えて、子供たちには予防接種を受けてもらいました。副反応よりもおたふく風邪にかかってしまった時の合併症の方が恐ろしかったからです。

おたふく風邪の「感染経路」などを知って、わが子を感染から守っていきましょう!

うがいをする女の子

おたふく風邪は、感染してしまうと、腫れた頬などに痛みが伴う症状があって、子供にとってはとても苦痛であり辛いものです。予防接種をする前に、保育園や幼稚園でうつってしまったという話も良く聞きます。出来ることならうつらないようにしたいですよね。これを読んで頂いて、おたふく風邪がどのように感染するのか、感染予防はどうしたらよいのかをある程度は分かっていただけたと思います。

おたふく風邪などの、感染源となる「ウィルス」や「細菌」は、肉眼では見ることができないため、感染しそうな場所や時期や、流行しているシーズンなどには、その感染経路により敏感になりましょう。そして手洗いやうがいを習慣化して、マスクの正しい使い方などを教えてあげることで、お子さんを「おたふく風邪」などの感染症にかからぬよう、日常を過ごすことができます。
そういった行動によって、見えない敵からもわが子を守っていくことが出来ますよ!

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!