いい子症候群の特徴と治し方に関する記事

いい子症候群診断~陥りやすい親子の特徴と新型鬱との関係

いい子症候群診断~陥りやすい親子の特徴と新型鬱との関係

親の言うことをよく聞く子や口答えしない子は、単なる「いい子」なのではなく「いい子症候群」の可能性があります。

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いい子症候群チェックで分かる陥りやすい親と子のタイプ

うちの子は、わがままは言わないし親の言うことはよく聞くし、ママを困らせることがないので育てやすくて、手がかからないとってもいい子!と思っているパパママはいませんか?我が子があんまりいい子なので、子育てに苦労しているというママがいることすら不思議に思えることがあるかもしれません。

でも、それって実は、子育ての意外な落とし穴の可能性があるのです。もしかしたら、その子は「いい子症候群」かもしれません。

最近、「いい子症候群」と呼ばれる症状の子供が増えています。いい子症候群とはどのような子供のことを指すのか、また対処の仕方などについてご紹介していきます。

単なる「いい子」とは違う?いい子症候群とは

頬に手を当てて微笑む女の子

「いい子症候群」とは、テレビなどで活躍されている教育評論家の方が使い始めた言葉で、その名前の通り「いい子に育っている」ということです。

「いい子なら問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、「いい子」というのは親から見た場合のこと。実際は常に親の顔色を伺い、親に好かれるために親の期待にこたえようといい子を演じている子供のこと、特に長子に多いとされています。

子供は、誰でも親の愛情が欲しいものです。親の言う通りに勉強や習い事を頑張り、親の理想に近づこうと頑張ります。しかし、それがエスカレートして親の言うことばかり聞いていると、自分の意思を持たない子になりかねません。さらに、親が敷いたレールに乗ることで事前に危険なことが排除されるため、トラブルの回避方法も分からないまま成長してしまうケースも少なくないのです。

いい子症候群診断~子供が陥る危険度チェック

「うちの子はちょっといい子すぎるかも?」と不安に感じているなら、次のチェックリストでいい子症候群の危険度を確認してみましょう。あまり深く考え込まずに、10個の問いの中で当てはまるものにチェックつけてください。

あなたのYesの数は0個です。

母親と娘がジュースを飲みながら会話する

あなたのお子さんはいくつ当てはまりましたか?
イエスの数によって、お子さんがいい子症候群に陥る危険度は以下の2つに分かれます。

YESの数が1~3個の場合

お子さんがいい子症候群である可能性は低いといえます。元気ではつらつとしたお子さんのため、できるだけやりたいことを阻害することなく、温かい目で見守ってあげるようにしましょう。
チェックがついた項目は、子供が発しているストレスのサインの可能性があることから、今後は普段の生活態度に気をつけて、チェック項目がこれ以上増えないように注意する必要があります。

YESの数が4個以上の場合

お子さんがいい子症候群である可能性は高く、YESの数が多いほどその傾向が強いといます。
常に親を喜ばせようとしていたり、褒められるために無理をしているようなところはありませんか?自分の意見よりも、我慢することを優先させているような場面が多いと感じたら要注意です。特に「いつもビクビクしている」「大人の顔色を伺っている」という子供は、いい子症候群になりやすい傾向にあります。

いい子症候群診断~親が悪影響を与える危険度チェック

「自分の態度がいい子症候群の原因では?」と不安に感じているママやパパは、次のチェックリストで親がいい子症候群を作り出す危険度を確認してみましょう。10個の問いの中でYESのものにチェックつけてください。

あなたのYesの数は0個です。

頭に手を当てて考える女性

あなたはいくつ当てはまりましたか?
イエスの数によって、あなたがお子さんをいい子症候群にしてしまう危険度は以下の2つに分かれます。

YESの数が1~3個の場合

あなたがいい子症候群を作りだす可能性は低いといえます。今のところ、子供は思い通りにならないのが当たり前だということをきちんと理解しているので、無理に親のエゴを押し付けるようなことはありません。
今後も、過度に神経質にならずにお子さんの成長を見守り、楽しみながら子育てをしていきましょう。

YESの数が4個以上の場合

YESの数が多い人は、いい子症候群を作る親となっている可能性が高くなっています。お子さんに自分の理想を押し付ける傾向にあるか、またはお子さんへの関心が薄いということが考えられます。
普段から能力以上の期待をかけたり、親の期待通りにいくように誘導していることはありませんか?「子供の個性を無視していないか?」「周囲の子供と比べていないか?」など、自分の言動について一度じっくり考えてみましょう。

いい子症候群の子供の3つの特徴

一見すると聞き分けが良く、手がかからないいい子と思われますが、実は親が「いい子」と感じている子供の中には、いい子を演じている子や自分を表現する方法が分からない子がいます。どのようなタイプが当てはまるのか、いい子症候群の子供によく見られる特徴をまとめました。

1感情を表に出すのが苦手

腕枕で見つめる子供

いい子症候群の子に多いのが、感情の起伏があまりないという特徴です。親にいい子だと思われたいという気持ちが強い傾向にあるため、「こんなことをしたらママは嫌がるかな?」「わがままを言ったらママに嫌われるかも?」と考えてしまって、自分の感情を無意識のうちにセーブしている傾向にあります。

親は、このようなタイプを「聞き分けがいい子」と捉えがちですが、自分の感情を抑え続けている子はストレスがたまりやすく、大人になってからも感情を表に出すことが苦手になってしまいます。コミュニケーション能力は、社会人としての重要なスキルの1つのため、子どもころから感情表現を重視して、素直に感情を表現できる環境を作ってあげましょう。

2親の言うことに従う

「こうすると親が喜ぶから」という理由から、自分よりも親の意思を優先してしまうというのがこのタイプの特徴です。親の理想に近づくために、常にいい子でなければいけないと感じて、知らないうちに親の理想の子を演じているというケースが多いようです。

親がさほど意識していなくても、「いい子じゃない子は嫌い」とか「お利口さんにして」という言葉を連発していると、親が言った通りに行動する=いい子だと思い込み、いい子の演技がやめられなくなってしまいます。子供の自発性を促すためにはどのような言い方が適しているのか、子どもと接する際に改めて考えてみることも必要です。

3反抗期がない・なかった

口を尖らせる女の子

反抗期がないという子供は少なくありませんが、いい子症候群の子の中には反抗期がないケースが多くみられます。
これといって目立った反抗期もなくいい子で過ごしてきたということは、親に自己主張したり、自分の感情をぶつけた経験がないということがいえます。

反抗期は自立の表れでもありますので、反抗期がないままに成長してしまうと、親への依存が高いため上手く親離れできない可能性があります。また、人の意見に合わせることばかりが得意になってしまうため、社会に出たときに「自分の意見がない」「他人と対等な関係を築くことができない」などの問題が生じます。

親も前ではいい子の場合もあるので注意!

親の顔色を伺うのが得意ないい子症候群の子供は、家の中ではいい子でも、家庭内でストレスを溜めこんたストレスを発散するかのように、一歩外に出るとトラブルを起こす問題児やモンスターチルドレンになってしまうことも。
この場合、親は全然気づかないため、問題が起きてから「まさか、うちの子が?!」というパターンになりかねません。

いい子症候群が与える就職活動への影響と新型うつとつながり

最近では、現代病のひとつともされる「新型うつ」に悩む若者も増えています。特に、子どものころからいい子だったため失敗の経験もなく育ってきた「いい子症候群」の子供は、失敗に対する耐性が備わっていないため、新型うつを発症しやすい傾向にあるのです。

従来のうつと新型うつには、次のような異なる特徴があります。

従来のうつの特徴

  • 中高年に多い
  • 自分を責める
  • 責任感が強く、真面目なタイプに多い
  • 食欲がなく、眠れないことが多い

新型うつの特徴

  • 20~30代に多い
  • 他人を責める
  • 傷つきやすく、自尊心が強いタイプに多い
  • 食欲が旺盛になり、睡眠時間が増える
頭を抱える青年

さらに、いい子症候群の中には、高学歴にもかかわらず就活に失敗するタイプが多いとされています。今まで、親の理想のいい子を無意識のうちにも作り上げてきているので、いざ面接で自己アピールをしろと言われても、得意なことややりたいこと、長所などを明確にすることができないのです。

また、これまで失敗せずに育ってきたせいで、根拠のない自信やプライドが身についていることから、こだわりが強すぎて社会に出てから周囲に馴染めないため、就職後に失敗するパターンも…。このようなタイプは、子供の頃から当たり前に育ってきているため、本人は無自覚であるという場合が多くみられます。

いい子症候群の子供の治し方

うちの子も、もしかしたらいい子症候群かもしれない・・・と思った場合、子供との接し方を考えてみることも必要かもしれません。次にいい子症候群の4つの効果的な対処法をご紹介します。

子供としっかり向き合う

常に上から目線ではなく、子供と同じ目線で向き合っていくことも時には大切です。親だからこそ子供のためを思うとアレコレとつい口出ししてしまうものですが、普段から子供が自分の意見が言いやすいような環境づくりを心掛け、まずは子供の主張や希望にしっかりと耳を傾けてあげましょう
また、子供が興味のあることや得意なことに対して共感をし、上手にできたら褒めてあげること重要だといえます。

感情豊かに接することを心がける

子供を持つと、誰しもが「完璧な親でありたい」と思うものですが、実際は完璧な親などは世界中どこを探しても存在しません。多くの親が失敗を繰り返して、試行錯誤しているのです。無理に子供の前で完璧な親を演じようとせずに、自然体で接してみてはいかがでしょう。泣いたり笑ったり怒ったり…。ママが喜怒哀楽の先生になってお手本を見せることで、子供だって必ず自分の感情を上手に表現できるようになるはずです。

「いい子」というワードの乱用はNG

便利だからといって「いい子」と言葉を頻繁に使っていませんか?「言いつけを守っていい子だね」と言われると、子供は「ママの言うことを聞く」=「いい子」と判断します。また、「ワガママ言わないいい子だね」と言われると、子供は親の期待に応えるためにワガママが言えなくなってしまうのです。
「いい子」という言葉には子供の個性を奪ってしまう危険性があるため、何かができたら「うまくできたね」、大人しくできたら「静かにしていたね」など、他の言葉に置き換えて子供を褒めることも必要です。

自分の意見を押し付けない

可愛い我が子には、「将来こうなってほしい」という高い理想を持ったり、自分が叶えられなかった夢を託したくなるものですが、親の価値観を子供に押し付けることはできる限り避けたいものです。そのような言動は、子供に対して選択肢を与えているように見えて、結果的に自分の思うように進めるための誘導でしかありません。

自分の子供とはいえ、子供の人生は子供のものです。親が選択肢をあれこれ用意することが、必ずしも子どものためになるとは限りません。選択肢を選ぶことができる正しい判断力や価値観を養うことも親の役目であることから、普段から自分の意見を押し付けるのではなく、子供の主張や意見を尊重しながら上手に長所を伸ばしてあげましょう。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪