小児糖尿病1型/2型の原因に関する記事

小児糖尿病の症状とは?知っておくべき1型/2型糖尿病の原因

小児糖尿病の症状とは?知っておくべき1型/2型糖尿病の原因

小児糖尿病とは?症状や1型と2型の原因や治療法の違いのほか、危険な糖尿病の3大合併症と予防法についてみていきましょう。

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小児糖尿病は痩せている子も要注意!1型・2型の違いとは?

糖尿病は大人になってからかかる病気ではなく、小児糖尿病という病名があるように、子供のころから発症してしまうケースも少なくありません。

特に、子供が太り気味だったり糖尿病の家族がいたりすると、心配になりますよね。しかし、痩せている子や家族歴がなくても糖尿病にかかる可能性はあるため、「うちの子は大丈夫!」という保証はありません。

ここでは、小児糖尿病の症状のほか、1型糖尿病・2型糖尿病のそれぞれの原因や治療法、注意すべき合併症などについてみていきましょう。

小児糖尿病についての正しい知識や予防法を身につけることは、早期発見につながります。ママは、子供が大人になってからも糖尿病や合併症に苦しむことのないようにしてあげたいですね。

代表的な小児糖尿病の症状の流れ

糖尿病とは、血液中の糖の量をうまくコントロールできない病気です。なぜ子供が糖尿病になってしまうのか、ここでは糖尿病が起こるメカニズムについて簡単にご紹介します。

step1.おしっこの回数が増える

おむつ交換したばかりの小児

インスリンがうまく分泌されないせいで、ブドウ糖がエネルギーとして体内の細胞に吸収されず、血液中にたまってしまうと高血糖状態になります。

高血糖になると血液の中にブドウ糖が溢れてしまうため、身体が増えすぎたブドウ糖を体外に排出しようと、おしっこの量や回数が増えてしまうのです。

step2.のどが渇きやすく水分を多く摂る

血液中の糖を薄めるために、必要な水分がおしっことして奪われてしまうため、のどが渇きやすくなるのです。

のどが渇いたからといって、ジュースなどの甘い飲み物ばかり飲んでしまうと、ますます血糖値が上がってしまうので、子供のジュースの飲み過ぎには十分に注意しましょう。

step3.疲れやすくいつもだるそうにしている

インスリンには、ブドウ糖を体内にエネルギーとして吸収する働きがあるので、インスリンの分泌に問題があると、うまくブドウ糖が吸収されないため、体内にエネルギーが行き届かなくなるのです。

特に、内臓や筋肉など活動するためのエネルギーが不足してしまうと、疲れやすくなったり全身がだるくなるなどの症状が現れます。

step4.量は食べているのに痩せてしまう

離乳食を食べている子供

使われないブドウ糖が尿からどんどん排出されてしまうと、エネルギー源がなくなってしまうので、代わりに体内に貯めてある脂質などがエネルギーとして使われることから、きちんと食事を摂っても痩せてしまいます。

糖尿病と聞くと太っている人がかかるイメージがありますが、食べいるのに痩せてしまうという症状が現れることもあります。

step5.意識障害

排出されたブドウ糖の代わりに脂肪がエネルギーとして使用されると、この脂肪を分解するときに酸性のケトン体という物質が生成されます。

ケトン体が血液中に増えると、「ケトアシドース」と呼ばれる血液が酸性の状態になります。ケトアシドースの状態になると、体内のさまざまな器官の機能が低下します。

脳にまで影響が及ぶと意識障害が現れたり、昏睡状態になるなど、危険な状態に陥ります。

種類別の小児糖尿病の原因

血糖値計測器

小児糖尿病は、その原因や特徴から1型糖尿病と2型糖尿病の2種類に分けられます。子供や若年者に多いのは1型糖尿病の方ですが、現代では、2型糖尿病になる子供も増えています。ここでは、1型糖尿病・2型糖尿病のそれぞれの原因についてみていきましょう。

1型糖尿病

インスリンの分泌量が不足して起こるのが1型糖尿病です。突然発症するのが特徴で、免疫異常や細菌感染によってインスリンを分泌する細胞が破壊されるのが原因です。

2型糖尿病

インスリンが分泌されにくい場合や、血糖値を下げる働きが鈍い場合に起こるのが2型糖尿病です。時間をかけてゆっくり発症するのが特徴で、遺伝のほか、食べ過ぎや運動不足が原因です。

小児糖尿病の治療

一般的に、小児糖尿病の治療は症状を軽減するための対症療法が行われます。治療によって血糖値をコントロールすることで、他の子どもと同じように生活することができるようになるのです。

1型糖尿病と2型糖尿病のそれぞれの治療法についてみていきましょう。

1型糖尿病の治療

病院で医師に注射される子供のイラスト

1型糖尿病の治療では、不足しているインスリンを補うために、家庭でインスリン注射をして、こまめに血糖値測定します。

子供のライフスタイルや症状に合わせて、注射の量や方法を調整できるので、かかりつけ医としっかりと相談し、無理のないように治療を継続していくことができます。

1型糖尿病の治療は、インスリン注射が主なため、規則正しく1日の決められた摂取カロリーを摂っていれば、厳しい食事制限をする必要はありません。

運動も他の子どもと同じようにおこなっても大丈夫ですし、学校での課外活動などの制限もありません。

2型糖尿病の治療

2型糖尿病の治療は、食事療法と運動療法が基本となります。

もともと高カロリー・高脂肪のものを食べている肥満の子どもが多いため、食事療法では、カロリーを年齢に応じた摂取量に戻し、規則正しく栄養バランスの摂れた食事を心がけます。

運動療法では、最初はウォーキングなどの軽い運動から始めます。成長期なので体重は減らしすぎず、身長を伸ばすことで肥満を解消していけるように運動をおこなっていきます。

また、症状に応じてインスリン注射や、経口血糖降下薬を服用することもあります。

注意すべき小児糖尿病の合併症3つ

小児糖尿病の場合、糖尿病の症状よりも注意したいのはその合併症です。合併症には命にかかわる危険なものもあるため、注意しなければなりません。

合併症にはどのような症状があるのか、知っておくとすぐに対応できるので安心ですね。特に、次のような病気は、糖尿病の3大合併症であるので、詳しく知っておきましょう。

1糖尿病性網膜症

可愛い子供のイラスト

光や色を感じることができる私たちの目の網膜は、神経細胞と大量の細い血管で成り立っています。糖尿病によって高血糖の状態が続くと、この血管がつまったり傷ついたり変形したりするのです。

血管が機能しなくなると酸素が網膜まで行き渡らず、酸欠状態になるため、新しい血管を生成して酸素を補おうとします。

ところが、新しい血管は繊細で出血を起こしやすいため、出血してしまうと網膜がかさぶたのようなもので覆われ、網膜剥離を起こしたり失明につながるのです。

糖尿病性網膜症は、自覚症状がほとんどなく、特に子供は進行が早いため注意が必要なのです。

2糖尿病性腎病

糖尿病による高血糖や高血圧の影響で腎機能が悪化すると、むくみ症状が現れるネフローゼ症候群や腎不全が起こることがあります。

腎不全が進行すると体内に尿毒性物質が溜まって、頭痛・吐き気・立ちくらみなどの症状を伴う尿毒症を発症し、人工透析が必要となってしまいます。

3神経障害

ヒトの体にある知覚神経・運動神経・自律神経がある末梢神経が、高血糖が原因で機能が衰えることで、全身にさまざまな影響を及ぼします。

手足のしびれなどの初期症状が一般的で、軽い症状だと思って放っておくと悪化して、夜眠れないほど手足が痛むようになるのです。

また、ちょっとしたケガでも放置しおくと細菌感染を起こして、その部分の組織が壊死してしまうため、最悪の場合、足を切断しなければならなくなることもあります。

2型糖尿病は予防が可能

芝の上に座って遠くを見つめる子供

予防が難しい1型糖尿病にくらべて、2型糖尿病は生活習慣を変えることで予防することが可能です。

糖尿病は一度発症してしまうと治癒することは難しく、血糖コントロールに気を遣い、合併症に恐れを抱く生活を強いられてしまいます。

子供が将来、糖尿病で苦しまないようにするためにも、次のようなことに気をつけて、しっかりと予防していきましょう。

肥満を解消しましょう

2型糖尿病の一番の原因は肥満であり、患者の7~8割はBMI値が25以上の肥満体型であることが分かっています。BMIの標準値の22に少しでも近づくように食生活や運動量を見直し、生活習慣を改善しましょう。

BMI値の計算式

BMI値 = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

適度に体を動かしましょう

肥満解消のためにも、適度に体を動かすようにしましょう。体を動かすことはカロリー消費だけでなく、代謝を上げて太りにくい体をつくることにつながります。

肥満の子は体を動かすことが嫌いますが、天気の良い日に子供といっしょに散歩するなど、楽しみながら無理のない程度におこなっていきましょう。

栄養バランスのとれた食事を心がけましょう

食事は栄養バランスを考え、食べ過ぎないようにして、規則正しい食生活をおくるように心がけましょう。

特に、緑色の葉物野菜が抗酸化物質やマグネシウムを豊富に含んでいることから、糖尿病を予防する効果があるのでおすすめです。子供は葉物野菜を好まないので、グリーンスムージーなどにすると良いですよ。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪