プール熱の三大症状と対処法に関する記事

【プール熱】夏場は要注意!症状と対処法/大人の感染対策

【プール熱】夏場は要注意!症状と対処法/大人の感染対策

プール熱とは?子供がプールに入り出ったら、予防法と三大症状の対処法、登園登校基準などをについてチェックしておきましょう。

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プール熱とは?症状と対処方法!子供から大人への感染にも要注意

猛暑が続く夏、毎日プールに入れるお子さんがうらやましくなりますね。お子さんにとっては楽しいプールなのですが、プールに入ることによって感染することがある「プール熱」という病気があります。高熱が出ることもある恐い病気なので、名前で油断はできません。

こちらでは3大症状とその対処法、感染を防ぐ予防法、大人の感染についてご紹介しますので、早期受診の目安に重症化させないようにケアしましょうね。

プール熱とは?

頭に手を当てる困り顔の子供

プール熱とは「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」が正式名称で、アデノウイルスの感染によってかかる夏風邪の一種です。アデノウイルスは感染力が強く、目や喉から進入します。

ウイルスに感染した子の目やにやよだれ、便などに含まれるアデノウイルスが、プールの水を介して他の子供達に集団感染します。タオルの共同使用や飛沫感染、接触感染なども感染する原因となります。

プール熱の診断方法

プール熱の診断にはアデノウイルスの検査が必要です。綿棒でのどの細胞をとり、検査キットで陽性反応が出るかどうか調べます。アデノウイルスに陽性が出て、さらに目の充血などの症状がみられた場合はプール熱の診断が出ます。診断に時間がかかる病院もありますので、症状の観察と早期対処が大切です。

プール熱の症状と発症の順番

プール熱には大きく3つの症状があります。これらの他にも、咳や鼻水、嘔吐下痢、発疹などの症状が同時進行で出ることもあります。そのため他の夏風邪とも間違えやすいのですが、以下3つの症状が大きく出た場合は、プール熱と診断される可能性が高いです。

症状は下記の順番で表に現れます。夏は下記の症状に気をつけ、万が一症状が見られたら経過をしっかりと観察し、早い段階で感染予防、睡眠、水分補給、消化の良い食事を摂らせるなどの対処をし、体力を温存できるように気を配りましょう。

目の充血/目やにが増える

充血した目に薬をさす子供

プール熱の大きな特徴は、結膜炎の症状が出ることです。白目やまぶたの裏側が真っ赤に充血したり、目やにが増えたりといった症状や、目がしょぼしょぼする、眩しがるといった症状を訴える子もいるようです。目の症状は、一般的に片方の目から症状が出ることが多いと言われています。

のどが腫れて痛みが出る

喉が腫れて痛がる子供

のどが赤く腫れ、激しい痛みが出ます。そのため、つばや水、食事を飲み込むことが苦痛になり、つばを吐きだしたり、食事を嫌がったり、食欲がなくなったりする子も少なくありません。このような状態の子どもは、脱水症状になりやすいため注意が必要です。

38℃以上の高熱が出る

突然38℃~42℃の高熱が出て、5日ほど続きます。全身の倦怠感や頭痛を訴えることもあるようです。急激に熱が上がることが多いので、幼児の場合は特に熱性けいれんにも注意が必要です。子供が発作を起こすと、初めてのママはビックリしてとっさに適切な対処ができないこともありますので、プール熱を疑う症状が見られたら落ち着いているうちに熱性けいれんの対処法を調べておきましょう。

また、アデノウイルスに効く薬はないため、熱が高く一人で歩けないほどぐったりしている場合や、他の夏風邪が治りかけたところに感染して発熱期間が長くなっている場合、下痢や嘔吐の症状が激しい場合などは脱水症状の心配が深刻です。

そのような状態の場合は、自力で水分補給を行えなくなっていることが多く、毎日通院して点滴を受けにいくことが必要になります。そのため入院し、熱が下がるまで5日程度点滴や座薬での解熱治療を行うこともあります

プール熱の潜伏期間はどのくらい?

感染してから発症するまでの潜伏期間は5~7日程度です。最初は目やにだけだったのに、数日立ってからのどの痛みや発熱が始まるケースもあります。潜伏期間が長いため、気付いたら感染していたということもあるかもしれません。

周りの子に感染させないためにも、プールに入る前には目の充血やのどの痛み、発熱などの症状がないか確認しましょう。

プール熱の対処方法について

プール熱の原因であるアデノウイルスに直接効く薬はありません。そのため、症状に合わせて各症状を軽くする薬を処方されます。基本的には、病気が自然によくなるまで家庭でケアすることになります。

目の症状が出たら何科を受診する?

目の症状だけがある場合は眼科に行くこともあるかもしれませんが、最初は小児科を受診した方がよいでしょう。必要に応じて、眼科への紹介を受けましょう。

目の充血/目やにのケア

目のかゆみや充血、目やにがひどい場合は、抗生物質・ステロイド配合の点眼薬が処方されます。歯磨きをする時のように、お母さんの太ももにお子さんを寝かせ、上を見るようにさせ、下のまぶたを軽く下げて目薬をさすとよいでしょう。また、目やにがひどい時は、ティッシュなど使い捨てのもので拭いてあげましょう

こまめな水分補給を忘れずに

水を飲む子供

高熱が続き、のどの痛みから食事や水分が摂れなくなると、脱水症状になる心配が出てきます。病院から解熱剤が処方されている場合は、解熱剤を使って大丈夫ですので、とにかく熱を下げて水分や食事がとれる状態にし、体力温存ができるようにしてあげましょう。

自力で水分も食事もとれないほどぐったりしてしまう脱水症状になり入院すると、点滴にて水分を体内に入れる他、薬ではなく本人の免疫力でウイルスと闘わねばならないため、解熱剤を途切れることなく使います。こうしてしっかりと睡眠、自力での水分補給、食事ができる状態にし、早期回復につなげます。

自宅でのケアでも、睡眠や水分、栄養補給は大切ですが無理は禁物!嫌がるのに「頑張って食べようね」などと無理に飲食させると、熱で弱っている胃腸に負担をかけてしまい下痢や嘔吐につながることがあります。ご飯より水分が摂れないことが問題であることを覚えておき、刺激の少ないものでこまめに水分補給をさせて、脱水症状にならないように気をつけましょう。

水分補給におすすめの飲み物

  • 白湯
  • リンゴジュース
  • 経口補水液
  • 子供用イオン飲料
  • ぬるいほうじ茶など

のどの痛み/熱のケア

うがいする子供

のどの痛みがひどい場合は、うがいをすることで楽になることがあります。また、鎮痛剤を処方してもらって服用する方法もあります。鎮痛剤には熱を下げる効果もありますが、プール熱の場合4日ほどは高熱が続くことが多く、一時的に解熱剤で熱を下げても効果が切れれば、また熱が上がります。

「お母さんが様子を見て解熱剤や鎮痛剤を使ってください」と医師に言われた場合、解熱剤を使用するタイミングに迷うこともありますよね。ウイルスと戦うためには高熱があった方がよいとも言われているため、熱がそれほど高くなく、元気で水分補給もしっかりでき、睡眠もしっかり摂れている場合は、鎮痛剤や解熱剤を乱用するのはおすすめできません。

ただし、ぐったりしていて熱が高いため辛くて眠れない、のどの痛みで食事や水分が摂れていない場合は、薬を使わないことで体力が低下し、脱水症状を引き起こすなど症状が悪化する恐れがあります。そのような場合は鎮痛剤や解熱剤を使用し、子供を楽にしてあげることで睡眠や水分、食事を摂らせて体力を回復させることも大切です。

「解熱剤は良くない」と決めつけて薬を使用しないことで、症状を悪化させ重症化させてしまうこともあります!水分補給ができているか?元気か?をしっかり観察し、必要な時にはきちんと解熱剤を使いましょう

免疫力を高める

アイスクリーム

薬が効かないアデノウイルスと戦うためには、免疫力を上げるのが一番です。安静にして十分な睡眠時間を摂ったりすることで、免疫力が落ちないようにしましょう。

また、食欲が出てきたらアイスやゼリー、プリン、重湯(お粥の汁)など喉を通るものを食べさせましょう。食欲があり食べられる子は早く回復する傾向があります。ヨーグルトやヤクルトなど乳酸菌が含まれたものや、ミカン、トマトなど酸を含むものを摂取すると、喉への刺激が強く咽頭炎になってしまうことがありますので注意しましょう。

下痢をしてしまう場合は、脱水症状や体力低下が心配されますので、まずは水分補給を心がけて食事は無理をさせず、下痢症状が回復したら状態に応じて徐々に重湯から三分粥→五分粥→七分粥→軟飯→ご飯に戻していきましょう

大人も感染する?予防が必要?

プールに入る機会がない大人でも、看病中に子供からプール熱がうつることがあります。大人は感染しても軽症で済むことも多いようですが、まれに重症化するケースもあります。大人が病気にかかると、毎日の生活が回らなくなって大変ですから、やはり予防が大切です。

子供が感染した場合は、ママも入浴や飛沫感染、接触感染に気をつけましょう。また、看病疲れで体力がなくならないよう、子供と一緒に睡眠をたっぷりとりましょう。

プール熱を予防する方法

  • こまめに手洗いうがいをする
  • タオルを共用しない
  • 目ヤニや唾液は洗濯後も感染源になることがあるため、ティッシュなど使い捨てのもので拭きとる
  • お風呂は、できれば病気にかかっている子供を最後に入れる
  • プールに入るときは、入る前後にしっかりシャワーを浴びる
  • 食事や睡眠をしっかりとる

登園・登校いつからOK?

プール熱は学校伝染病に指定されているため、発熱、目の充血、のどの痛みなど主な症状がなくなってから2日間は出席停止です。小児科では、熱が下がって2日経っていれば、登園・登校の許可がおりることが多いです。

ただし、幼稚園や保育園、私立小学校の場合、独自の基準を設けていることがあります。登園、登校前には必ず園や学校に確認しましょう。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪