子供の虫歯を予防する方法に関する記事

子供の虫歯予防10&原因と特徴/小児歯科が勧めるグッズ

子供の虫歯予防10&原因と特徴/小児歯科が勧めるグッズ

子供が虫歯になりやすい原因を解説します。虫歯予防には、家庭でのケアが大切!家庭でできる10の虫歯予防策を今日から始めよう!

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子供を虫歯から守ろう!親ができる予防法と小児歯科お薦めグッズ

子供のちょっとした風邪や怪我と違い、虫歯は一度なってしまうと元に戻すことは出来ません。さらに、子供の虫歯が歯並びに影響し、骨格を作る発達途中の子供の外見にも、悪影響が出ることもあります。そのため、親としては子供の歯のケアには気を遣いたいですよね。

今回は、子供の歯を虫歯から守るために親が注意すべきことや、子供の歯磨きトレーニングにお勧めのグッズの紹介等、子供の虫歯予防に関する情報をまとめました。
子供が虫歯になってしまうと辛い思いをして治療を受けなければいけません。しっかりと親が気を付けて、子供を虫歯から守ってあげましょうね。

子供の歯が虫歯になる原因

お菓子を食べる子供

子供の歯が虫歯になる主な原因は、食べ物に含まれる糖分と汚れです。甘いお菓子や飲み物だけでなく、母乳やミルク・牛乳にも、糖分が含まれています。
「母乳に綺麗な歯をつけても、虫歯にならない」という実験結果はありますが、それはあくまで試験管の中でのお話!口の中で歯は、常に母乳や食べ物だけでなく、虫歯菌にもさらされています。

どんなにママが仕上げ歯磨きを念入りにしても、歯と歯茎の間にも虫歯菌は隠れてしまいますし、100%口の中の虫歯菌を除去することはできませんよね。そのため、時間と共に口の中にある細菌が、食べ物に含まれる糖分を利用して酸を作り出し、歯を攻撃するのです。

子供が虫歯になりやすい3つの理由

「定期検診を受けたら子供に虫歯が見つかった…。毎日、食後には歯磨きをさせ、仕上げ磨きもきちんとしているのに、どうして?」と、ショックを受けられたことのある方も多いかと思います。
乳歯は、永久歯に比べて虫歯になりやすく、進行も早くなります。なぜ、子供の乳歯は虫歯になりやすいのでしょう?

乳歯はエナメル質が薄い

パンを食いちぎろうして力む赤ちゃん

歯の表面は、非常に硬いエナメル質で覆われています。このエナメル質により、外部からの刺激から歯の神経を保護しています。ところが、乳歯はエナメル質が薄く、永久歯の半分ほどしかありません。そのため、一度虫歯になって歯が溶け始めると、すぐに神経まで進んでしまうのです。

乳歯の神経が大きい

乳歯の神経は、永久歯に生え変わる時に乳歯の根を溶かし、生え変わりをスムーズに進行させる役割を果たします。そのため、乳歯の神経は大きいのが特徴です。けれどエナメル質が薄く神経が大きい乳歯は、虫歯で歯が溶けだすとすぐに、神経まで進行してしまいます。

奥歯の溝が細かい

奥歯といってもまだ小さい乳歯の奥歯は、表面に細かい溝があり、汚れが蓄積しやすい形状になっています。子供の仕上げ磨きをしていて、溝の汚れがなかなかとれず子供が嫌がったり、「ちっとも取れない!先の尖った物が欲しい!」とイライラしたりした経験はありませんか?

子供の歯磨きだけ奥歯の溝の汚れと取るのは難しいため、仕上げ磨きの際は奥歯の溝の汚れを注意深く観察し、汚れが取れやすい適切な歯ブラシを使いましょう。

子供の虫歯6つの特徴

子供の虫歯には、ママが「どうして?」「これなに?」と思うような特徴があります。

虫歯が黒色でなく白色

虫歯といえば黒や茶色を想像しますよね。ところが虫歯には、黒い虫歯と白い虫歯があります。黒い虫歯はゆっくりと進行する虫歯で、白い虫歯は進行の早い虫歯!
子供の虫歯は、白い虫歯の場合が多いため、虫歯になっても気づくのが遅れて、気づいた時には、神経まで進んでいるということも珍しくありません。

奥歯と奥歯の間にできやすい

乳歯の奥歯と奥歯の間には隙間が無く、歯ブラシで汚れを取ることができません。そのため、歯磨きや仕上げ磨きの時に、デンタルフロスで清掃しておかないと、すぐに汚れがたまり虫歯になってしまいます。デンタルフロスを使ったことがないママは、すぐに用意してあげましょう。

上顎の前歯の間にできやすい

哺乳瓶を咥える赤ちゃん

1~2歳になっても哺乳瓶を使用して、ミルクや甘い飲み物を飲ませていると、上顎の前歯の間が虫歯になってしまいます。歯が生えそろってからは、哺乳瓶の使用はできるだけ控えましょう。
また、1歳を過ぎて添い乳で寝かしつけていると、寝ている間は唾液の量が減るため、虫歯になり易いので、添い乳での寝かしつけは卒業しましょう。

歯と歯茎の間にできやすい

汚れが溜まりやすい歯と歯茎の間ですが、子供の歯茎は柔らかいため、歯ブラシで触れられると痛みを感じ、嫌がる子供も多いようです。歯ブラシの使い方を工夫したり、歯ブラシの種類を変えたりして、歯と歯茎の間に磨き残しがないようにしましょう。

進行が早い

乳歯は、一度虫歯になり溶け始めると、前述したように比較的早く神経まで到達してしまいます。また、自宅でのチェックだけでは見つけられにこところに、虫歯ができている場合もあります。歯科定期検診は、欠かさずに行くようにしましょう。

痛みを感じにくいため発見が遅れる

子供は痛みを感じる感覚が未熟なため、虫歯になっても痛みを訴えることが少ないようです。そのため「ある日痛がったので歯医者に連れて行ったら、神経まで虫歯に侵されていた…」ということがあります。
毎日の仕上げ磨きの際に、子供の歯の状態をきちんと確認していると、虫歯になっても初期に発見できるため、麻酔をかけずに治療できる場合もありますよ。

子供を虫歯にしない10の予防法と小児歯科が勧めるグッズ

子供を虫歯から守るために親ができる予防法をご紹介します。子供の虫歯は、大人と様々な違いがあります。子供の歯医者を選ぶ際は、できれば「小児歯科」専門の先生を選びましょう。

虫歯になりやすい個所は重点的に歯磨き

歯磨きする子供

食後や就寝前に歯磨きをする時には、虫歯になりやすい奥歯の溝や歯と歯茎の間、前歯の隙間などを重点的に磨いてください。特に寝ている間は、口の中に細菌が増えやすいので、就寝前の仕上げ磨きはしっかり行いましょう。

奥歯の仕上げ磨きをする際は、子供の口の片端に指を入れて横に少し引っ張るようにすると、奥歯までよく見えて口も固定することができます。

子供の年齢にあった歯ブラシを使用する

子供が自分で磨く歯ブラシと、仕上げ用の歯ブラシは分けましょう。仕上げ磨きをしている間も、子供用の歯ブラシを手に握らせておくと、安心する子供も多いようです。
歯ブラシの毛が広がっていると折角磨いても汚れがきちんととれませんので、毛が広がる前に新しいものに変えましょう。

子供用は、年齢にあった大きさのものを使用してください。また、歯ブラシの刃先が丸くなっているものは歯垢が取れにくいので、毛先が滑らかに処理されたものを選びましょう。

子供が歯磨きを嫌がる原因が、歯ブラシであることもありますので、きちんとした歯ブラシを選ぶことも重要です。歯ブラシの選び方がわからない場合は、かかりつけの小児歯科で相談してみると良いでしょう。

子供が嫌がる歯ブラシの特徴

  • 毛先が硬くバリバリしている
  • ブラシの部分が小さくて、毛足が長い
  • 毛先が切りっぱなしになっている(歯肉を傷つける恐れがあります)

ラピス ワンタフトブラシ

ラピス    ワンタフトブラシ

ラピス株式会社

子供の奥歯の溝や歯と歯茎の間など、取りにくい部分の汚れをピンポイントでとりやすい、便利な歯ブラシです。
歯科医院や小児歯科で購入できますので、一度使ってみましょう♪

デンタルフロスを使用する

奥歯と奥歯の間など歯ブラシだけでは、汚れを取りきることができません。デンタルフロスを使用して歯の隙間の汚れもきちんと落としてあげましょう。
初めは小さいサイズの子供用デンタルフロスを使用すると、使いやすいでしょう。

ルシェロ フロッサー

ルシェロ フロッサー

ジーシー

小児歯科で販売されているデンタルフロスです。先端が付け替えでき、角度がついているため、とても磨きやすく、仕上げ磨きや幼稚園児、小学生におすすめです。

フッ素を使用する

歯科医でのフッ素塗布だけでなく、自宅でもフッ素を使用した虫歯予防が可能です。フッ素には、歯の再石灰化を促進する働きがあります。再石灰化されることにより初期虫歯に多くのミネラルが吸収されて、虫歯が治ります。

また、フッ素を塗布することにより、歯のエナメル質が強化され歯が強くなります。歯が強くなることのより、初期虫歯の発生を予防することができ、さらに虫歯菌の活動が抑えられるので、口の中の酸の量が減り虫歯の予防になります。

自宅で出来るフッ素塗布の方法

  • フッ素配合の歯磨き粉を使用する
  • 歯磨き後にフッ素ジェルを塗る
  • フッ素洗口剤を使用する

子供の歯磨き粉はフッ素配合のものを選びましょう。歯磨きをする前に歯ブラシを濡らしてしまったり、歯磨き後にうがいを多くしてしまったりするとせっかく塗布されたフッ素の効果が下がりますので、注意してください。

さらに、歯磨きをした後に、歯ブラシにフッ素ジェルを付けて塗ります。ジェルは、唾液に溶けないので、お口の中に長く残るため、予防効果が高くなります。ジェルを塗る際は、年齢別の使用量をきちんと確認しましょう。
フッ素洗口剤は、手軽にできる虫歯予防です。フッ素ジェルの匂いが苦手という子供にも使用しやすくなっています。

Check-Up Kodomo フッ化物配合ペースト

Check-Up Kodomo フッ化物配合ペースト

ライオン

小児歯科で取り扱われているフッ素入り歯磨き粉です。泡立ちが少なくキャラクターも可愛いため、子供に好まれやすい商品です。

Check-Upのう蝕予防フッ素洗口液

Check-Upのう蝕予防フッ素洗口液

ライオン

液体タイプで、虫歯予防に高い効果が期待できますので、すすぎや吐出しができる子どもにおススメです。
飲み込むことはできませんので、幼児の場合は水ですすぎや吐出しの練習をしてから使いましょう。

キシリトールを活用する

口の中に虫歯予防に効果があるキシリトールですが、キシリトールの成分が90%以上のものでないと、本来の効果が期待できないとされています。また、市販のキシリトール配合の食品は、砂糖などが大量に含まれていることがあるため、逆に虫歯の原因になってしまいます。

十分に効果を発揮させるためには、歯科医専用のキシリトールを使用してください。食後や就寝前に摂取すると効果が上がります。ガムが噛めない年齢の子供には、タブレットやチョコレートを夜の仕上げ磨きの後に与えると、より効果的です。

キシリトール100% 歯医者さんが作ったチョコレート

キシリトール100% 歯医者さんが作ったチョコレート

株式会社ヘルスケア21

小児歯科でお薦めしているキシリトールチョコレートです。甘味料は100%キシリトールですので、仕上げ磨き後に食べさせることで、虫歯になりにくくなります。幼児は一日1個までです。

キシリトールタブレット

キシリトールタブレット

ロッテ

小児歯科で販売しているキシリトールタブレットです。砂糖が一切使用されていない100%キシリトールですので、こちらも歯磨き後に食べられます。

虫歯菌への感染を防ぐ

産まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はありません。子供が虫歯になってしまうのは、周りの人の唾液から感染し、徐々に虫歯菌が増えるからです。ママやパパの虫歯菌を、子供に感染させないように気を付けましょう。
また、お祖父ちゃんお祖母ちゃんからの感染も、ママやパパがひと声かけて防いであげましょう。

虫歯菌感染の予防対策

  • ママやパパが口をつけた箸やスプーン・フォークで子供に食べ物を与えない
  • 子供のコップは、ママやパパと分ける
  • ママやパパの口で噛んで柔らかくしてから食べ物を与えない
  • ママやパパも虫歯治療をきちんと行い口の中を清潔にしておく

歯科の定期検診を欠かさない

きちんと歯科の定期検診に行きましょう。定期検診では、歯のチェック以外にフッ素塗布もしてもらいましょう。
また、乳歯の奥歯が生え揃ったら、乳歯の奥歯の溝をきれいに掃除し、薄いプラスチックでコーティングすることで、虫歯になりやすい奥歯の溝の虫歯を予防することができる、シーラントをしてもらいましょう

正しい食生活を心がける

規則正しい食生活を心がけ、食事をする際には、よく噛んで食べるようにさせましょう。よく噛むことにより、顎が発達し、歯並びや噛み合せも良くなります。

<虫歯予防の為に心がけたい食習慣>

  • 食事やおやつは時間を決めて食べる(ダラダラ食べをする)
  • 甘い飲み物は控える(ジュース・スポーツドリンク・乳酸菌飲料など)
  • 砂糖を多く含む食品は控える
  • 食べ物を食べる時は、お茶や水を一緒に摂るようにする

歯並びを良くする

白い歯を見せて笑う女の子

歯並びが悪いと外見が気になるだけでなく、歯磨きが難しくなり、虫歯になりやすくなります。歯並びは、食べる時や普段の姿勢・食べ方等の生活習慣、爪噛みや指しゃぶり等の癖の影響などで変わってきます。
子供の歯並びが気になるようでしたら、早めに歯科医に相談しましょう。

10子供に歯磨きの習慣をつけさせる

小さい頃から、子供に歯磨きの習慣づけをすることは非常に大切です。歯が生え始めたら、乳児用の安全な歯ブラシを与えて、歯ブラシへの抵抗を無くしましょう。親子で向き合って歯磨きをするなど、子供に歯と歯磨きの大切さを伝えていきましょう。

仕上げ磨きはいつまで?

子供が小学生になると、「そろそろ仕上げ磨きも卒業かな?」と、考える方も多いかと思います。仕上げ磨きは、いつまでしなければいけないという決まりはありません。仕上げ磨きを卒業する目安をご紹介します。仕上げ磨きは、親子の大切なスキンシップの時間でもあります。もう少し、子供の歯磨きに付き合ってあげてはいかがですか?

小学生でも仕上げ磨きが必要な理由

子供の歯磨きでは、毎回同じように丁寧に磨くとは難しいです。また、鏡を見ていても、見えなにくい個所もあります。そのため、子供の歯磨きだけでは、汚れを全て取りきることはできないことが多いのです。

また、生えたばかりの永久歯は、象牙質が柔らかく虫歯になりやすい上に、進行が早くなります。特に、6歳頃に生えてくる第一大臼歯と12歳頃に生えてくる第2大臼歯は、生えたばかりの頃は背が低く歯ブラシが届きにくいため、虫歯になりやすいと言われています。

仕上げ磨きを卒業する目安

仕上げ磨きを卒業する目安として、次の2点をチェックすることが大切です。お子さんの仕上げ磨きと、歯磨きトレーニンを行いながら、様子をしっかり観察しておきましょう。

仕上げ磨き卒業の目安

  • 永久歯の生え変わりが終わる
  • 奥歯までしっかりと磨くことができる

小学校高学年頃までには、永久歯が全て生えてきます。ただ、歯の生え変わりスピードには個人差がありますので、子供の生え変わり状況を見て判断してください。

子供がしっかりと歯磨き出来るまで、何度もトレーニングに付き合ってあげましょう。仕上げ磨きの回数を夜だけにするなど、徐々に減らしていき、子供にも自分できちんと磨くという自覚を持ってもらうと良いでしょう。

その他の歯磨きトレーニング便利グッズ

子供がきちんと歯磨きできるようになるには、粘り強くトレーニングしてあげる必要がります。子供が楽しく歯磨きトレーニングを出来るような便利グッズをご紹介します。

磨き残しが見えるので子供のわかりやすい!

こどもハミガキ上手 69ml
こどもハミガキ上手 69ml

タンペイ製薬

価格:390 円 + 税

口に入れてグチュグチュすると歯垢の部分が赤く着色し、磨き残しが一目でわかります。歯垢がとれると赤色も消えるので、子供も鏡を見ながら楽しく歯磨きをすることができます。
そろそろ仕上げ磨きを卒業したいと考えている小学校中学年以降のお子さんにお勧めです。ノンアルコール・低刺激の安全な成分で作られていて、砂糖などの甘味料も一切使用していません。

磨き残しがわかる着色剤は、歯医者さんによっては、歯科医が使用するものを分けてもらえることもあります。市販品より着色しやすいのでお勧めです。

小さい子供に歯磨きの大切さを伝える1冊

歯磨きは、子供が大きくなるにしたがって自主的に行うように、心を育てることも大切です。こちらでは、子供の心を育てるおすすめの絵本をご紹介します。

はみがきあそび
はみがきあそび

作:きむらゆういち

出版社:偕成社

価格:700 円 + 税

大人気の「あかちゃんのあそびえほん」シリーズの歯磨き版です。愛らしいキャラクターが登場する仕掛け絵本になっていて、楽しみながら歯磨きの大切さを学べる1冊です。
寝かしつけ前の読み聞かせに、是非読んであげてはいかがですか?トイレトレーニングや挨拶など他のシリーズと併せて読むのも良いでしょう。

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この記事を書いたライター
ひなちゃんママ

ひなちゃんママ

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪