B型インフルエンザの特徴と症状に関する記事

【B型インフルエンザ】6つの特徴/子供の症状/流行対処

【B型インフルエンザ】6つの特徴/子供の症状/流行対処

B型インフルエンザは風邪と見分けにくいので重症化しやすい!早期発見するためにその特徴や症状について詳しく知りましょう。

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B型インフルエンザの特徴や症状はA型とは違う!流行時の対処法

毎年インフルエンザシーズンになると、「今年はB型インフルエンザが大流行の恐れあり」「B型インフルエンザよりA型インフルエンザの方がキツイよね」なんていう話を耳にしますよね。「へぇ」と思いつつも、どっちがどっちなのか、どんな違いがあるのか、知らない人も多いようです。

そこでこちらでは、B型インフルエンザの特徴や主な症状、幼稚園や保育園、学校で流行った時の対処法についてご紹介します。正しい知識を持って、A型インフルエンザやただの風邪と区別をし、重症化を防ぎましょう。

B型インフルエンザとは?

マスクをして咳き込む女性

B型インフルエンザとは、A型B型C型という3種類のインフルエンザのうちの1つです。毎年冬場になると国内で流行し、学級閉鎖などを引き起こす季節性のインフルエンザは、B型インフルエンザと、A型インフルエンザの2種類です。B型インフルエンザは、2年に一度流行してきましたが、この2~3年は毎年流行しています。

ちなみに、C型インフルエンザは感染しても軽い風邪症状のため、風邪だかインフルエンザだか区別がつきにくく、生活に支障もないため、予防接種のワクチンもありませんし、簡易検査キットにも組み込まれていません。

B型インフルエンザの種類と4価ワクチン

B型インフルエンザには、大きく分けて「山形型系統」と「ビクトリア型系統」の2種類の系統があります。これまでは冬になると、「山形型系統」か「ビクトリア型系統」のどちらかが流行するため、予防接種のワクチンはどちらが流行るのかを予測して作られた、A型2種類とB型1種類の計3種類が予防できる3価ワクチンでした。

ところがこの2~3年は、ワンシーズンに「山形型系統」も「ビクトリア型系統」もどちらも流行しています。そのため、一度B型インフルエンザにかかっていても、他のB型インフルエンザにかかる可能性があるのです。そこで現在では、A型2種類B型2種類の4価ワクチンに変更になりました。

B型インフルエンザはパンデミックしない!

腕に注射される

パンデミックとは、世界的な規模で経済界にもダメージを与える程の感染症が発生し、大流行することです。これまで数十年に1度、A型インフルエンザが変異した人間が免疫を持たない新しいタイプのインフルエンザが発生し、パンデミックを引き起こしてきました。20世紀にパンデミックを起したインフルエンザは、「スペイン風邪」「アジア風邪」「香港風邪」「ソ連風邪」です。

2009年に国内を騒がせた「新型インフルエンザ」も、A型が変異したインフルエンザで、WHOの警戒レベルはパンデミックである「フェーズ6」まで引き上げられました。現在では季節性インフルエンザと分類されています。

A型インフルエンザにパンデミックがあるのに対し、B型インフルエンザにはありません。これは、B型インフルエンザにはA型のように亜型(仲間)が存在しないため、突然変異する周期が長くなり、突然変異のスピードに人間の免疫機能が対応できることなどが理由です。

B型インフルエンザは人間かアシカ類に感染

「パンデミックは、豚や鳥などの他の生き物を介して起こる」と考えられています。A型インフルエンザは渡り鳥や家畜などに感染して体内で変異し、いずれ人間に感染することでパンデミックを引き起こしますが、B型インフルエンザウイルスは人間かアシカ類のみしか感染が確認されていません。そのため、突然変異の周期に時間がかかるのです。

A型に感染しても、B型インフルエンザに感染します!

A型インフルエンザとB型インフルエンザとでは、人間の免疫反応の観点から見ると、まったく別物だと考えた方が良いかもしれません。双方とも細かい型に分けられるため、ワンシーズンに一度感染したとしても、型が違えばその免疫が有効にはならないので、何回も感染することがあるのです。

ですから、A型インフルエンザに感染した場合には、そのA型インフルエンザの型に対する免疫しかできていないため、感染直後でもB型インフルエンザに感染する可能性は充分にあるのです。その場合、先の感染により体力低下や免疫力が低下しているため、重症化することもあり注意が必要です。

ワンシーズンに2回もインフルエンザに感染するなんて、考えただけで辛いし、園や学校をたくさん欠席することになるので、何としても避けたいことですよね。でも、次の体験談のように、子供が一度A型インフルエンザに感染したからといって、油断してしまったママもいるようです。

ママもん
29歳

Aまさかの事態!

11月の半ば頃、A型インフルエンザの流行の先駆けに感染した6歳の娘。軽い症状ですんだし、早い時期に感染したため予防接種も間に合わず、「受ける手間が省けてラッキー♪」とまで思っていました。
園でA型インフルエンザが流行した12月中にはすでに感染していたため、周囲が年末年始の感染を心配しているのをよそに、余裕の気分でいました。
年が明けてから、「今度はB型インフルエンザが流行っているらしいよ」とママ友から聞いてはいたものの、「A型に感染したのだから、大丈夫だろう」とタカをくくっていました。
それなのに、娘が突然の高熱と嘔吐・下痢!まさかとは思いつつも医療機関を受診し、検査したところ、B型、陽性でした(泣)
しかも、A型に感染したときよりも症状が重くて、娘も可哀そうで…。私がもっと気をつけていたらよかったと反省しました。

B型インフルエンザの6つの特徴

B型インフルエンザには、どのような特徴があるのでしょうか?検査や潜伏期間、感染力についてなどA型とは違う傾向があることを知っておくと、見分けがつきやすく、早期対応できるので安心ですね。

検査キットで発見されにくい

医師の診察を受ける子供

病院でおこなう一般的なインフルエンザ検査キッドでは、A型よりもB型の方が検出されにくいと言われています。しかし、この検査も100%正確ではなく、発症後間24時間以内は陽性反応がでなかったり、逆に発症後4~5日経っても陽性反応が出なかったりすることがあるのです。

ですから、検査に頼るよりは、そのときのB型インフルエンザ流行状況や、症状の変化などを総合的に考えて判断することが大切なのです。流行期に少しでも体調に変化があれば、検査の結果を問わずインフルエンザの感染を疑い、マスク着用などで周囲に拡散しないように注意するようにしましょう。

風邪と間違えやすい

B型インフルエンザは、A型インフルエンザに比べ高熱が出ない傾向があります。咳や鼻水などの風邪症状を伴っていれば、ただの風邪と思い込んでしまうこともあるようです。特に大人は、ただの風邪と思い、医療機関を受診することもなく放置してしまいがちです。

このように治療が遅れてしまうと重症化しやすいうえ、知らないうちに周囲にウイルスを拡散してしまうことになりますので、B型インフルエンザ流行期には、ちょっとした体調の変化にも充分注意し、なるべく早めに医療機関を受診するようにしましょう。

一般的な風邪よりも潜伏期間が短い

B型インフルエンザは、一般的な風邪に比べて感染してから発症するまでの潜伏期間が短く、突然症状が現れるのが特徴です。風邪をひいた場合、「なんとなくだるいなぁ」と思ったときから、鼻水や咳症状が出るまでに数日~数週間かかることがありますが、B型インフルエンザの潜伏期間は1日~3日です。

感染力が強い

マスクをかけて並んで立つ親子

B型インフルエンザも、A型インフルエン同様に非常に感染力が強いことで知られています。ただの風邪では感染しないような環境や状況でも、インフルエンザだと違います。B型インフルエンザが流行り出したら、ウイルスの感染力の強さに注意し、予防に努めることが大切です。

余談ですが、インフルエンザウイルスは感染力だけでなく、増殖スピードも脅威です。体内に侵入すると驚きの速さで増殖するため、人間の免疫システムがフル稼働になり、疲弊してしまいます。これで免疫力が低下してしまい、普段なら何ともない菌やウイルスにも負けてしまうので、合併症を引き起こす原因になってしまうのです。

体内に残る期間が長い

B型インフルエンザは、体内に残る期間が非常に長いため、周囲への感染に注意が必要です。また、驚くべきことに、「B型インフルエンザはA型インフルエンザと違い、感染期間が長いため、一度症状が治まっても、再び症状が表れて、2回感染したと思われることがある」という学説もあります。一度感染したら、免疫力を低下させて症状が発症しないように、睡眠や栄養、休息をしっかり摂ることも大切ですね。

2月~春先頃に流行しやすい

早い子供では晩夏の8月末~9月頃には発症し、例年冬から春先まで油断できないインフルエンザ。実は流行する時期の傾向がB型インフルエンザとA型インフルエンザは違います。

B型インフルエンザは2月~春先に流行する傾向があり、A型インフルエンザは12月~1月に流行のピークを迎える事が多いのです。秋からはA型インフルエンザに気をつけ、お正月が明けて節分が近づいたらB型インフルエンザに気をつけるようにしましょう。

子供のB型インフルエンザと5つの症状

B型インフルエンザは風邪と見分けにくいうえ、重症化しやすい傾向にあるため、その症状をよく知り、判断することが大切です。特に乳幼児は、自分の身体の不調を的確な言葉で伝えられないため、注意深く観察する必要があるのです。子供によく見られるB型インフルエンザの主な症状を、確認しておきましょう。

吐き気や嘔吐、下痢

B型インフルエンザの特徴的な症状として、消化器官に炎症が起こりやすいことがあげられます。特に、胃炎を起こしやすく、吐き気や嘔吐、下痢の症状が現れることもあり、乳幼児では食欲がなくなり、脱水症状になってしまうこともあります。

「吐き気や嘔吐、下痢症状がひどい」「尿の回数が減っている」「水分が摂れていなくて、グッタリしている」などの場合は、点滴で体内に水分を補給し、薬で吐き気や嘔吐、下痢を止めて、脱水症状を改善しなければなりません。すぐにかかりつけ医に相談しましょう。

二峰性発熱(にほうせいはつねつ)

額にシートを張って寝込む子供

インフルエンザの特徴的な症状としては、38℃以上の急な発熱です。B型インフルエンザも38℃以上の発熱症状が出るケースもありますが、B型の場合はA型に比べると熱があまり上がらないこともあります。

また、子供のB型インフルエンザの場合、「さっきまで元気だったのに、急に熱っぽくなった」というような、昼間は微熱なのに、夕方から夜になると高熱が出る二峰性発熱がよく見られます。急な発熱の場合は、B型インフルエンザを疑いましょう。

初期から咳や痰などの風邪症状

A型インフルエンザは、発熱からやや遅れて咳や痰などの風邪症状が現れるのですが、B型の場合は初期から咳や痰などの風邪症状が現れることが多いようです。これは、B型インフルエンザは気管支系に炎症が起こりやすい傾向にあるからなのでしょう。

倦怠感、関節痛などの全身症状

B型インフルエンザと風邪との大きな違いは、鼻水や咳症状だけでなく、倦怠感や関節痛などの全身症状が現れることです。風邪には全身症状が現れることはないので、子供がぐったりしていたり、身体を痛がったりするような素振りを見せているなら、B型インフルエンザを疑いましょう。

寒気

急に発熱することで、強い寒気を感じることがあります。寒気を感じている間は熱が上がっている最中なので、とにかく衣類などで暖かくしてあげるようにします。そして、熱が上がりきってからおでこや脇の下を冷やすようにしてあげると良いでしょう。

インフルエンザシーズンの風邪薬や解熱鎮痛剤

薬を片手に持って不安げな女性

インフルエンザシーズンになり、熱はなくても、他の症状がB型インフルエンザの症状に似ている場合は、市販の風邪薬(総合感冒薬)や、解熱鎮痛剤の服用は控え、医療機関を受診して薬を処方してもらいましょう。

子供のジクロフェナクナトリウム」「アスピリンなどのサリチル酸系」「メフェナム酸の服用は、インフルエンザ脳症や脳炎の原因となりかねないため、服用は禁忌とされています。ところが、市販の風邪薬(総合感冒薬)や解熱鎮痛剤には、この3種類の薬が含まれていることがあるのです。

医療機関では、インフルエンザシーズンに「ジクロフェナクナトリウム」「アスピリンなどのサリチル酸系」「メフェナム酸」を含む解熱鎮痛剤を子供に処方しないようにしています。

インフルエンザシーズンには禁忌

子供に少しでもインフルエンザを疑う症状が出ている場合は、自己判断で市販の風邪薬(総合感冒薬)や、解熱鎮痛剤剤を使用させるのは危険ですのでやめましょう!

園や学校でB型インフルエンザが流行したときの対処

園や学校でB型インフルエンザが流行したときには、早期発見し予防に努められるよう、正しい知識を持っていなければなりません。一人一人がうつらない・うつさないための正しい予防法を実践することで、流行の拡大を抑えることもできるのです。流行期には特に次のようなことに気をつけましょう。

  • 人混みを避けるようにして、外出時にはマスクを着用する
  • よく食べよく寝て体調を整える
  • 食事の前や家に帰ったときには、手洗い・うがいを徹底する
  • 室内を乾燥させないように、加湿器などで湿度を保つ

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この記事を書いたライター
れんプー

れんプー

趣味は野球観戦!カープ女子がライバルのアラフォー腐女子です。

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