着色料の種類と危険性に関する記事

着色料の種類と安全性と危険性のある食用色素の見分け方

着色料の種類と安全性と危険性のある食用色素の見分け方

着色料は最も身近な添加物の一つと言えます。着色料の見分け方と危険性について探っていきます。

マーミーTOP  >  ライフスタイル  >  着色料の種類と安全性と危険性のある食用色素の見分け方

着色料の分類と食品添加物として国によって認可されている種類

着色料は、私たちの生活の様々な場面に使用されています。そのなかでも特に健康にダイレクトに関わってくる「食品添加物としての着色料(食用色素)」について、どのように分類されているのか、また厚生労働省によって認可されているのはどれなのかを見ていきましょう。

天然着色料

着色料の詳細を指さし案内する女性

自然界で天然に存在するものや、植物や動物から抽出したもので色をつける効果のあるものを「天然着色料」と呼びます。

よく使用されるものを紹介します。

  • 赤キャベツ色素:紫キャベツから抽出される色素。毒性はなく、アントシアニン系に分類されます。
  • アナトー色素:ベニノキの種皮成分から抽出した色素。茶褐色をしているため、ソーセージや煎餅、たれなどに使用されます。
  • アントシアニン:ブルーベリーなどのベリーから抽出される青~紫の色素。色素としてだけでなく視力回復に効果があることでも注目を浴びています。
  • カラメル色素:砂糖やショ糖を加熱することで茶褐色にしたもの。製造法によって4種類の色素があります。
  • クチナシ:クチナシの成分から抽出する黄色の色素ですが、他の物質と化合させることで「クチナシ青色素」や「クチナシ赤色素」として使用されることもあります。
  • コチニール色素:カイガラムシ科エンジムシを乾燥させたものから抽出する虫由来の色素。カルミン酸色素とも呼ばれます。アルカリ性溶液では赤紫、中性溶液では赤、酸性溶液ではオレンジ色と色を変えますので、利用しやすい点も注目されています。
  • パプリカ色素:パプリカから抽出した色素。カロチノイドと表記されることもあります。
  • フラボノイド色素:ウコンから抽出した色素。虫歯予防効果や清涼効果も知られています。クルクミンとも呼ばれることがあります。
  • ベニバナ色素:別名サフラワー(サフラン)色素。発色の良い黄色が特徴です。お菓子や清涼飲料水などに幅広く使用されています。
  • ベニコウジ色素:ベニコウジカビの菌から抽出される色素。肉加工品や魚肉加工品、たれなどに使用されています。

合成着色料

初めて合成着色料をしり驚愕する女性

天然にはそのままの形で存在しないものを、人工的に合成したのが「合成着色料」です。研究によって毒性があるものは随時禁止されています。現在、石油やタールから合成している「タール系色素」が主流です。

2015年時点で日本国内における使用が認められているタール系色素は次のものです。

  • 青色1号、青色2号
  • 赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色105号
  • 黄色4号、黄色5号
  • 緑色3号

着色料の危険性について

着色料を沢山つかったジェリービーンズ

ここで紹介した着色料は、全て日本政府によって使用が認められている「安全」なものばかりですが、日本以外の国でも安全だと認められているのでしょうか。

タール系色素は危険性が高いものが多い!

タール系色素の危険に驚く子供

石油やタールで食品添加物を作ること自体、「本当に口に入れても大丈夫なの!?」と考えてしまいますが、実際に体によくないと認められているタール系色素はたくさんあります。

例えば、赤色104号と赤色105号、赤色106号、青色1号、緑色3号は、発がん性があると言うことで日本以外のほとんどの国で禁止されています。その他にも、赤色40号と赤色102号はアレルギーを誘発する恐れがあると言う理由で、アメリカを含む諸外国で使用が禁止されています。

もちろんこれらは危険性があるのは事実ですが、着色料として使用する程度の量では病気の原因にならないとも考えられています。どの程度までを危険と判断するかは、実際のところ個人の判断にゆだねられていると言えるのです。

天然着色料も全てが安全とは言い難い

食の安全を考える子育て中の母親

では、天然着色料は安全と言えるのでしょうか。実際のところ、天然着色料も諸手を挙げて安全だと言えるものはそう多くないのです。

何を使って抽出するかで危険度が高まる

赤キャベツ色素のように水にさらすだけで色素が外部に出てくるものもありますが、ほとんどの着色料は化学薬品を用いて色素を抽出しています。また、水にさらすだけで色素が抽出できるものでも、より濃い色を短時間で抽出するために化学薬品を用いることもあります

食品の成分表示には色素の種類は書かれていることがありますが、色素を抽出する薬品については記載されていないことがほとんどです。抽出薬品は何を使用しているかについて考えるなら、天然着色料だからと言って安心することはできません。

何が原料かでも危険度は高まる

危険性があるのは抽出薬品だけではありません。例えばコチニール色素の場合、原料に使用する「エンジムシ」は弱い毒性がある虫として知られています。乾燥させてから使うことで、毒性が濃縮される可能性もないとは言えないのです。

着色料は必要最小限に

防腐剤は食品の安全性を高めるために必要な添加物です。また乳化剤も、食べやすさを追求するためには必要と言えるでしょう。ですが、ただ美味しそうにみせるだけのための着色料は本当に必要でしょうか。今一度、着色料の意味について考えてみたいものです。

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。