えごま油とアトピーに関する記事

えごま油はアトピーに効果アリ?ナシ?保存や選び方に注意

えごま油はアトピーに効果アリ?ナシ?保存や選び方に注意

えごま油はアトピーに効果があると言われていますが…。正しい使い方を知っていますか?選び方や量、犬への効果も解説します。

マーミーTOP  >  ライフスタイル  >  えごま油はアトピーに効果アリ?ナシ?保存や選び方に注意

えごま油はアトピーに効果アリ?ナシ?選び方や保存方法への注意

近年、えごま油のアトピー改善効果が注目されていますが、えごま油にはアトピーだけではなく近年増え続けるアレルギーや花粉症を改善する効果もあり、長年苦しんできた人やお子さんの不調に悩んでいたママにとっては有難い油ですよね。ところが、選び方や保存方法、使い方を誤ることで全く効果が得られないどころか、かえってつらい症状が悪化してしまうこともあります。

こちらでは、えごま油とはどのようなものでなぜアトピーに効果があるのか、正しい選び方や保存方法、使い方や摂取量の目安など高価なえごま油で最大限に効果を得られる情報をご紹介します。

えごま油って何?材料と成分

えごまの穂

「えごま油は体にいい」「アトピーに効く」ということはよく知られていますが、実は原材料が何でなぜ体に良いのかを知らない人は多いですよね。特に食物アレルギーがある場合、材料を知っておくことは重要です!また、えごま油以外のアトピーに効く食品をえごま油と一緒のとることで、栄養素を過剰摂取してしまう恐れもありますので、しっかりとチェックしておきましょう。

えごま油の材料!荏胡麻

えごま油の材料は荏胡麻(えごま)という一年草のシソ科の植物の種子です。名前に「ごま」がつくため間違える人が多いのですが、ごまとは全く異なるものですよ。しそ油ともよばれています。しそアレルギーのある方はアトピーによいと言われている他の油を使うとよいでしょう。

荏胡麻は食べることで10年長生きできるということから東北では「じゅうねん」、飛騨では「あぶらえ」とも呼ばれます。日本ではこれまで五平餅などの伝統食にも使用されてきましたが、お隣の国である韓国では荏胡麻の葉のしょうゆ漬けやキムチ漬けが有名です。

えごま油の成分!αリノレン酸

食事後の元気の家族

えごま油には、不足すると皮膚や脳、神経に異常が起こると考えられているオメガ3脂肪酸の一つ、αリノレン酸が豊富に含まれています。αリノレン酸は体内で作り出すことができないため食品から摂取するしかない必須脂肪酸で、体の中で一部がDHAやEPAに変わるため、健康的な食生活に欠かせない油として近年注目されているのです♪

あれ?このDHAやEPAって…。そう、皆さんもよく耳にすることがありますよね。青魚に含まれるDHAやEPAのことです。DHAやEPAは、脳の血流を良くしたり弱った脳細胞に刺激を与えたりするので、脳の神経細胞の活性化や脳細胞の死滅を予防できるという効能があるのです!

他にも、αリノレン酸のアトピー性皮膚炎、喘息、花粉症などのアレルギー症状の改善効果や、血液サラサラ作用による心筋梗塞、脳卒中、うつ病、老化予防効果などが学会で発表されたTVや雑誌でとりあげられたことにより、高価であるにもかかわらず、普段の食事にえごま油を摂り入れて体を健康に保ち、さらなる健康効果を期待する人が後をたたないのです。

αリノレン酸の健康効果

  • 動脈性疾患の予防
  • アトピーやアレルギー性疾患の改善
  • 脳細胞の活性化
  • 動脈硬化・高血圧などの予防
  • 脳梗塞・心筋梗塞などの予防
  • 免疫機能の改善・促進

なぜ、えごま油でアトピーや花粉症が治るの?

えごま油に含まれるαリノレン酸には様々な健康効果があることをご紹介しましたが、アトピー性皮膚炎や花粉症に対してどのような働きをするのでしょう?アトピーの原因とともに詳しく見てみましょう。

そもそもアトピーの原因とは?

油

近年、アトピーやアレルギーの一因としてリノール酸の過剰摂取が問題視されています。リノール酸とはサラダ油、コーン油、大豆油、綿実油、ごま油、紅花油、ひまわり油など、一般的に調理に使われることが多い植物油に多く含まれています。

αリノレン酸はオメガ3系脂肪酸、リノール酸はオメガ6系必須脂肪酸ですが、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸はバランスよく摂取することが大切です。リノール酸にもコレステローを下げてアレルギーを改善する働きがあるのですが、過剰摂取することでガンやアレルギーを誘発し、アトピーを悪化させてしまうことも分かっています。

リノール酸でなぜアトピーが悪化するの?

リノール酸は体内で「アラキドン酸」という物質に変化します。そのため、リノール酸の摂取量が多いと、体内はアラキドン酸で満たされてしまいます。実は、体内がアラキドン酸で満たされる状態こそが、アトピーや動脈硬化、心臓病、ガンの危険因子なのです。薬を過剰に飲むと体調を崩すのと同じ状態ですね。

ですから、アトピーや花粉症などアレルギー症状に悩んでいる人、心臓や脂質代謝に異常がある人は特に、えごま油に含まれるαリノレン酸や魚に含まれるDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸と、リノール酸をバランスよく摂取することでアレルギー症状を改善できるのです。

αリノレン酸だけ食べてればアトピーが良くなる?

えごま油に含まれるαリノレン酸は、アトピー改善などの素晴らしい効果ありますが、残念ながら熱に弱く酸化しやすいというデメリットがあります。つまり、えごま油を揚げ物や炒め物に使っても効果が得られないどころか、酸化するためマイナスに働いてしまうのです。ただし、リノール酸も熱に弱く酸化しやすいものが多いので、加熱調理には酸化しにくい米油なども摂り入れるとよいでしょう。

また、αリノレン酸には血液サラサラ効果がありますが、リノール酸には血液を固める効果があります。人間にとって適度に血液がサラサラであり、ケガや手術で止血が必要な時にはきちんと血液が固まって血が止まってくれることは大切ですよね。

リノール酸は嫌われやすいのですが、実は子供の成長にも欠かせない栄養素で、食事からしかとれない必須脂肪酸です。不足すると皮膚障害や成長を阻害するという弊害がありますので、アトピーだからと避けずにαリノレン酸とのバランスに気をつけてつかうようにしましょう。

過剰摂取はNG!えごま油の摂取量

沢山の料理

高価なえごま油ですので、過剰摂取せずに丁度良い量を摂取したいですよね。アトピーへの効果を最大限に引き出すには、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)とオメガ3系脂肪酸(αリノレン酸)のバランスが大切ですが、どのようなバランスがよいかは明確になっておりません。

オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸の摂取目安量

ネット検索するとαリノレン酸とリノール酸のバランスは1対2~4などと不確かで、アトピーに効果があるベストバランというものが明確にはなっておりませんので、こちらでは厚生労働相の日本人の食事摂取基準から、オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸の一日の摂取目安量をご紹介します。

年齢 オメガ3系脂肪酸(g/日) オメガ6系脂肪酸(g/日)
0~5ヶ月 0.9 4
6~11ヶ月 0.8 4
1~2歳 男性0.7女性0.8 5
3~5歳 男性1.3女性0.8 男性 7 女性6
6~7歳 男性1.4女性0.8 7
8~9歳 男性1.7女性1.4 男性 9 女性7
10~11歳 男性1.7女性1.5 男性 9 女性8
12~14歳 男性2.1女性1.8 男性12女性10
15~17歳 男性2.3女性1.7 男性13女性10
18~29歳 男性2.0女性1.6 男性11女性8
30~49歳 男性2.1女性1.6 男性10女性8
50~69歳 男性2.4女性2.0 男性10女性8
70歳~ 男性2.2女性1.9 男性 8 女性7
妊婦 1.8 9
授乳婦 1.8 9

一日に使用するえごま油の量は、その商品に含まれるαリノレン酸の含有量、魚介類やナッツ類など他の食事で摂取したオメガ3系脂肪酸の量によって異なりますので気を付けましょうね。また乳幼児の場合、粉ミルクやフォローアップミルクに、不足しがちなαリノレン酸が含まれています。

えごま油は塗るとアトピーに効く?

「えごま油を患部に直接塗ることで、アトピーやニキビがきれいに治った」という情報がありますが、アトピーやニキビが改善した原因がえごま油であるとは証明させていません。また、えごま油は熱に弱く酸化しやすいという性質をもち、日焼け止めや化粧品に含まれている油が酸化すると、皮膚に悪影響をもたらすことはよく知られていますよね。

ですから、えごま油をアトピーに塗るのはあまりおすすめできません。えごま油はドレッシングとして生野菜にかけたり、果汁に混ぜたりして食事として摂取するようにしましょう。

えごま油でアトピー悪化!選び方や保存方法に注意

紫外線が強い日差し

えごま油が注目されるにつれて、国民生活センターへの問い合わせが急増しています。

  • 私の使っている油は、本当にえごま油?」
  • 効果を実感できないのだけれど、偽物?」
  • 色がついているけれど大丈夫?」

など、これまでえごま油を使ったことがなく知識がないための疑問質問も多いのですが、保存方法や摂取量を間違えていたためにアトピーが悪化したり、思っていた健康効果が得られなかったりすることもありえます。国民生活センターでは、えごま油の選び方や保管について、次のような注意を呼び掛けています。

えごま油の選び方や保存についての注意点

  • 見た目や表示で品質を判断できない商品があることを知っておく
  • 低温圧搾、コールドプレスと書かれたものを選ぶ
  • 国産の物を選ぶ
  • 製造元が信用できるものを選ぶ
  • 涼しい日陰で保存し、開封後は表示された保存方法に気を付けて早めに使い切る

市販のえごま油の色は、無色から褐色のものまでばらつきがあります。えごま油についてこれといった規格がないため、見た目や表示などからだけではどのような品質の商品かわからないことを知っておきましょう。また、えごま油は熱や紫外線に弱く酸化しやすいため涼しい日陰で保存し、開封後は保存方法に注意して早めに使い切るようにしましょうね。

アトピー犬もえごま油を食べられる?

犬にとってもαリノレン酸は欠かせない油であり、体内で合成することができません。近年、アトピー性皮膚炎になる犬も増えていますので、家族の一員であるアトピーのワンちゃんに、ぜひ食べさせたいという人もいるでしょう。

えごまには油以外にも、ドレッシング、えごま卵、えごま焼酎、えごまふりかけなど様々な商品がありますが、ペット用のえごま油も販売されています。ドッグフードに少しずつ加えるなどして様子を見ましょうね。

ポチタマ‘s Material エゴマオイル

ポチタマ‘s Material エゴマオイル

Chiyopet

2,200円 + 税

無農薬化学肥料で栽培された黒えごまの種子を、低温で焙煎してゆっくり絞って精製したえごま油のエクストラバージンオイルです。いつもの食事にそのままかけて食べさせてあげることができますよ。

https://www.chiyo-pet.com/shops/detail/1191/

スポンサーリンク

おすすめコンテンツ

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。