卵巣炎とはどんな病気?に関する記事

卵巣炎の原因や痛みなど症状と検査方法や病院での治療方法

卵巣炎の原因や痛みなど症状と検査方法や病院での治療方法

卵巣炎って聞いたことがあるけど、実際はどんな病気なの?お腹に痛みを感じたりしていて、気になっている方は必見です。卵巣炎を引き起してしまう原因、痛み以外の症状、病院で行われる検査方法や、治療方法、おたふく風邪との関係なども紹介。

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卵巣炎の症状や原因と検査方法と治療法とおたふく風邪との関係性などについて!

知らないと怖い!女性特有の病気である卵巣炎にならないために、気を付けておきたいことをご紹介します。なんとなく、言葉の響きから怖い病気かなとイメージしてしまいますよね?

自分はならないから大丈夫!だと思っていたけど…患ってしまったという方もいらっしゃるかもしれませんね。実は、出産直後などのデリケートな時期に、注意をしておかなければ、感染しやすいリスクが高まってしまう卵巣炎の原因や、卵巣炎になった時の症状、治療方法について、紹介します。また、大人になってから感染してしまったおたふく風邪と卵巣炎の関係性も指摘されていたりもします。そんな、女性のとっては、知っておいた方がよい卵巣炎について丁寧に解説していきますよ!

卵巣炎とは子宮付属器炎と表現されることあります

卵巣炎をイメージさせるイラスト

卵巣炎とは、別名・子宮付属器炎とも呼ばれている疾患です。子宮付属器といえば、女性の体の中にだけある特別な器官の子宮・卵管・卵巣をひとまとめに表現している言葉です。子宮付属器炎とは、それら該当する器官の一部または、複数の器官に炎症がおこっている疾患の事をいいます。たとえ、その場所が、卵巣という特定の場所でおこっていたとしても、子宮付属器炎と診断されることが多くあります。

なぜかというと、卵巣だけに炎症が起こるという病状は少なくて、卵巣とともに卵管の方にも炎症がおこっているケースが多いため、子宮付属器炎とまとめ診断されます。

卵巣に痛みがある際には、卵管で発生している炎症が、体の中で近い場所にあって影響しあっている卵巣にも伝わりやすいため、両方の器官に痛みが発生してしまう女性は少なくありません。

卵巣炎になってしまう原因って何?

卵巣と一緒に子宮付属器を形成している卵管は、妊娠の成功率をあげるため、精子がそこを通過して目的の場所へたどり着きやすいような環境にあります。そういった、状況におかれている通り道である卵管は、細菌なども侵入しやすい環境でもあり、病原菌に対する抵抗力が弱くて、病気を引き起こしてしまう原因菌の影響をうけやすい体の器官です。

卵巣は位置的に、卵管と近くて、その影響を受けやすいことが、卵巣炎となってしまう主な原因です。また、大人になってから感染してしまった、おたふく風邪が影響して卵巣炎になってしまう女性もおります。

卵管炎や卵巣炎を引き起してしまう原因菌って何?

生理用品のイラスト

では、どんな菌が女性の体の中に侵入し、卵管や卵巣にまでたどり着いてしまって、悪影響を与えてしまうのでしょうか?

原因菌として指摘されている中で、代表的な菌はクラミジアや、大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌です。普通は、それらの原因菌が、侵入を仕掛けても、膣洗浄で撃退されるため、卵管までたどり着くことはなくて、卵管炎や卵巣炎が発症してしまうことはありませんが、出産直後などの免疫力が低下している時であれば、膣洗浄の機能も低下してしまって感染しやすくなってしまいます。

また、生理用品の不衛生な状態が続いていたりすることなどの不注意や、出産の直後の産道が開いている時などでも感染してしまう可能性が高まります。

卵巣炎の症状

卵巣炎は、急激に症状が現れる急性のものと、症状があらわれにくい、慢性的ものとがあります。卵巣炎になると、おりものの状態が変化して、黄色っぽい種類のものが増えていきます。また、下腹部が痛んだり、熱がでたりします。ひどい時には、吐き気や、だるさなどの症状もでます。

それらの痛みに耐え続けていくと、急性卵巣炎から慢性卵巣炎へと移行していきます。感覚としては、症状が軽くなり、治ったんだと自己判断してしまいがちですが、慢性的な卵巣炎になってしまうと、内部にまで膿がたまってしまって、より治療が難しくなってしまったり、周りの神経が圧迫され膀胱炎にも似た症状が起こってしまう方も報告されております。

卵巣炎が悪化してしまうと…

日本産科婦人科学会の55巻5号に掲載されている研修医のための研修資料「婦人科感染症」によると、卵管は菌の感染を許しやすく炎症をおこしやすい臓器であり、その影響が卵巣にも波及してしまう事も多いそうです。

卵巣に起こっている炎症や、卵管に起こっている炎症は、子宮付属器炎とまとめて呼ばれる傾向にあるとの事です。その原因となる菌は、大腸菌やブドウ球菌の他に、近年ではクラミジアなどが関わっているケースが増えているそうです。また、発熱や下腹部の初期症状以外でも、症状が悪化してしまうと、他の臓器との癒着が起こってしまって、骨盤腹膜炎など、より病状が悪化してしまうことも考えられ事も指摘されております。

引用元:日本産科婦人科学会

卵管という体の器官は、デリケートな環境に置かれているため、いつもの違う感じがあると気になったら、放っておかずに、病院へ受診する方が安心ですね。妊娠、出産しているに関わりなく、女性が気をつけたい病気のひとつですよね。

卵巣炎とおたふく風邪の関係

国立感染症研究所によると、一般的にはおたふく風邪とも呼ばれている流行性耳下腺炎に、思春期を過ぎた女性が感染してしまうと、合併症として、7%くらいの方々が卵巣炎も併発してしまうそうです。

引用元:国立感染症研究所

おたふく風邪の女性のイラスト

大人になってから、おたふく風邪になってしまうと、卵巣炎を引き起こしてしまうリスクが高まってしまいます。
おたふく風邪が原因で卵巣炎にならないためには、子どもの時に、おたふく風邪に感染しているかどうかを確認しておくことをお勧めします。

もし、感染した経験がなくて、おたふく風邪に対しての免疫力をもっていないと分かったら、お近くの病院に予約を入れて予防接種をするようにしましょう!

卵巣炎の検査方法っていったい?

病院では医師による内診や、血液検査、子宮から分泌されるものを培養検査するなどの病理検査をおこなったりして、原因菌を特定します。卵巣炎が慢性化している事が疑われるケースでは、患部の状況を詳しく把握するために、超音波検査が行われます。また、他の臓器との癒着が想定される時には、より精密に内部の状況を確認する必要があるため、CTスキャンなどの検査が用いられます。

卵巣炎の治療法とは?

安静にしている女性のイラスト

原因菌が特定されると、抗生剤の投与や、消炎剤を用いたりします。また、安静に過ごして体調を整えて、ご自身の免疫力を高める事も、原因菌を撃退するには大切なことです。もしも、卵巣炎が慢性化して、他の臓器との癒着がみられる場合には、手術による治療が選択されることもあります。初期の段階では、薬で治すことができるので、早期治療が望ましいですよね!

卵巣炎になってしまうと妊娠は…

お腹を押さえる女性

卵巣炎になってしまっても、早い時期に治療が行われていれば、一時的には妊娠を妨げてしまうかもしれませんが、継続的に妊娠を妨げる外部要因には成り得ません。

けれど、卵巣炎を放置してしまうと、左右の卵巣がダメージを受け、妊娠をしづらくなってしまいます。また他の臓器との癒着が原因で、圧迫されている卵管がふさがれてしまうこともあり、子宮外妊娠のリスクが高まります。そうなると、継続的に続いてしまう妊娠を妨げてしまう外部要因になってしまいます。

下腹部に強い痛みを感じ・熱もあったら病院へ!

腹痛の女性のイラスト

卵管炎や卵巣炎は、症状が強く表れる急性の時に治療した方が良いです。病気のサインである痛みなど体の変化に正直になって、下腹部に強い痛みや、発熱、おりものの変化などがあったら、我慢をせずに、病院へいくことをお勧めします。

すると、風邪だと診断されて安心できることもあるし、卵巣炎以外の治療を要する病気の発見につながることもあり得ますよ。痛みに耐えていると症状が悪化してしまったり、治療費が増してしまうこともあったりしますよ。これから、妊娠を希望されている女性や、手術は嫌だという女性は、痛みに正直になって、病院を受診する事をお勧めします!

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!