ソルビン酸カリウムについてに関する記事

ソルビン酸カリウムは危険な添加物?注意すべき点と使用品

ソルビン酸カリウムは危険な添加物?注意すべき点と使用品

ソルビン酸カリウムは食品や化粧品、ペットフードなど多岐にわたって使用される添加物です。危険性や注意点について説明します。

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ソルビン酸カリウムが添加されている商品の種類と使用目的

『ソルビン酸カリウム』という言葉を聞きなれない方も多いかもしれません。ですが、身の回りにあふれている工場生産商品の原材料ラベルを見てみてください。多くの加工食品や化粧品、歯磨き粉などに使用されていることがお分かり頂けると思います。

私たちの生活に根付いているとさえ言うことができる『ソルビン酸カリウム』。この添加物が使用されている商品の種類と使用目的について探っていきましょう。

ソルビン酸カリウムが使用されている商品

ソルビン酸カリウムが使われている化粧水

ソルビン酸カリウムは、みそ(味噌漬けの食品も含む)やチーズに使用されています。また、犬や猫などのペットフード、クレンジングや洗顔料などの化粧品、歯磨き粉やシャンプーにも使用されています。

特に化粧品には幅広く使用されており、

・オイルクレンジング

・ミルククレンジング

・洗顔フォーム

・化粧水

・美容液

・乳液

・シートパック

・ボディクリーム

・日焼け止め

・BBクリーム

・パウダーファンデーション

・リキッドファンデーション

・口紅

・グロス

・パウダーチーク

・リキッドアイライナー

・マスカラ

など数千種類の商品に添加されています。

ソルビン酸カリウムを使用する理由

添加物が使われている意味を考える女性

ソルビン酸は品質の劣化や腐敗を防ぐ『保存料』として、食品や化粧品、衛生商品などに添加されています。保存料として使用される添加物はソルビン酸以外にもたくさんありますが、カビや酵母の繁殖も防ぐことができる添加物はそう多くはありません。ソルビン酸は、カビや酵母、細菌などの品質を劣化させてしまうあらゆる微生物の繁殖に対応しますので、このように幅広く使用されているのです。

そんな有用なソルビン酸ですが、水に溶けにくいという弱点が存在します。そして、その弱点を補うために登場するのが『ソルビン酸カリウム』です。ソルビン酸カリウムは保存料としての効果はソルビン酸そのものよりやや弱いものの、水に非常に溶けやすく均一に混ぜることが簡単なので、商品によってソルビン酸とソルビン酸カリウムを区分けして使用するケースが多いです。

・ソルビン酸
品質保持効果が高い。難溶性。かまぼこやソーセージなどの練り物に使用されることが多い。

・ソルビン酸カリウム
品質保持効果が中程度。水溶性。ケチャップなどのソース類、スープや果実酒、乳酸菌飲料などの液体のものに使用されることが多い。

食品添加物としてのソルビン酸カリウム

食品に使われるソルビン酸カリウムについて不安な主婦

『ソルビン酸カリウム』は化粧品や衛生商品などにも幅広く使用されています。しかし食品添加物としては、安全なものだと言えるのでしょうか。ソルビン酸カリウムの使用基準と危険性について探っていきましょう。

ソルビン酸カリウムの使用基準

添加物の使用基準が守られたドライフルーツ

厚生労働省が公開している食品添加物の使用基準によりますと、ソルビン酸カリウムはソルビン酸の量として換算して含有量を調整する必要があります。ソルビン酸の分子量は112.13、ソルビン酸カリウムの分子量は150.22ですので、ソルビン酸の重量の約134%がソルビン酸カリウムとして含有できる量と計算することができます(例:ソルビン酸が1kg当たり0.3gまで使用できる→ソルビン酸カリウムとしてなら1kg当たり0.3×1.34=約0.4gまで使用できる)。

ソルビン酸カリウムの使用基準

  1. チーズ等の乳加工品
    食品1kg当たり4.0g未満
  2. 魚肉の練り物、ソーセージなどの食肉製品、ウニ
    食品1kg当たり2.7g未満
  3. いかやたこの燻製食品
    食品1kg当たり2.0g未満
  4. 魚介を乾燥した食品、つくだ煮、味噌、あんこ、ジャムなどの果実加工品、油脂類、シロップ、漬物、・煮豆
    食品1kg当たり1.3g以下
  5. 味噌漬けに使用される味噌
    食品1kg当たり1.3g以下
  6. ケチャップやソース類、たれ、ドライフルーツ
    食品1kg当たり0.67g以下
  7. 希釈用の甘酒、発酵乳、乳酸菌飲料
    食品1kg当たり0.4g未満
  8. 果実酒、他のアルコール飲料
    食品1kg当たり0.27g未満

ソルビン酸カリウムの危険性

添加物の危険性を考察する子育て中の母親

厚生労働省で示されている使用基準は、1日に摂取しても安全と考えられる量の100分の1の量ですので、理論的には同じものを同日に100個食べないならば、その添加物による毒性はないということが言えます。

同日に同じ商品を100個食べることは考え難く、ほとんどのメーカーでは使用基準よりはるかに低い量の添加物を使用しているので、一般に販売されているソルビン酸カリウム入りの商品を食べても体に害を与える可能性は非常に低いです。

しかしながら、ソルビン酸カリウムと亜硝酸塩(亜硝酸ナトリウム)を同時に摂取すると発がん性を示すことがラットなどの動物実験によって証明されています。もちろん、使用基準とは比較にならないほどの大量を動物に投与した結果なので、過度に注意する必要は皆無と言えます。

小さなお子さまをお持ちの方や添加物がどうしても気になる方は、

  1. ソルビン酸カリウムと亜硝酸ナトリウムの両方が含まれた商品は避ける
  2. 両方含まれている食品は加熱してから食べる
    (50度くらいのお湯に通すだけでもほとんどの添加物が剥離します。)

このような工夫でより安全に食事をすることができます。

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この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。