二世帯住宅トラブル体験談に関する記事

二世帯住宅トラブル体験談15・二世帯の不安とトラブル対策

二世帯住宅トラブル体験談15・二世帯の不安とトラブル対策

二世帯住宅のトラブルや嫁姑問題などは、実際に二世帯住宅に住む人の体験談を参考に対策を考えましょう。

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一緒に住むと関係が激変?二世帯住宅トラブル体験談15

義理の両親との完全同居は嫌だから二世帯にしたい、二世帯住宅なら相続税対策にもなるし…と二世帯住宅を選択するケースも少なくないでしょう。これから二世帯を考えている場合は、玄関が違うとはいえ一つ屋根の下に一緒に住む以上義親との関係など少なからず不安に感じる部分はあるでしょう。また、既に実際に二世帯でのトラブルを実感している人も…、親と一緒に生活するということはそんなに簡単なことではないのかも知れません。

離れて暮らしていた時には義理の両親との関係は良好だったのに、二世帯住宅になったことで関係が悪くなってしまったなど、二世帯住宅経験者の方々にトラブルの内容、住んでみての感想、関係改善のために取った対策などについて聞いてみました!これから二世帯住宅にしようか悩んでいる人、二世帯のトラブルにお悩みの方はは参考にしてみてくださいね。

Q 二世帯住宅トラブル、どんなことがあった?

全てお見通しの小学生

ねこみ
30代前半

A適度な距離感が大事!

結婚して子供ができるまでは別々に暮らしていましたが、出産を機に一緒に住むことになりました。同居前はとても仲が良く本当の親子に間違われる事もあるくらいでした。部分共有型の二世帯なら大丈夫だと思っていたのですが甘かったです。我が家は母屋と離れの構造になっていてキッチンとお風呂は共有になっています。それぞれ食事は別に作っているので、食事の時間になるとどうしてもキッチンが混んでしまい義母に気を遣いながら料理をしなくてはいけません。私たちの食器や調理道具などの片付け方が気にいらないと勝手に直したり、口出ししてきます。

また一番のストレスは子供(孫)の食事に対して口出ししてくることです。味が濃そうとか、食べにくそうとか、お菓子やジュースをあげたらとか・・・全部聞いているとうんざりします。こんなことなら完全分離の二世帯にすればよかったと思います。今はなるべく食事の時間をずらしたり、共有部分には必要な時にしか行かないように適度に距離を置いています。義母が近くにいてくれる事は子供にとっても良い環境だと思うのでなるべくストレスにならないようにしています。

ワル嫁。
30代後半

A日々冷戦です。

新婚当初は近所にアパートを借りて住んでおり、姑とは可もなく不可もない当たらず障らずな関係でした。どこからともなく二世帯同居の話が持ち上がり、今の賃貸の家賃が浮くならという事でメリットしか考えずに二世帯同居へ。ここで気が付いておけばよかったんです。夫からすると二世帯とは言えホーム、嫁に私には完全にアウェーな環境なのです。まず都合のいい事は「夫たち」、都合の悪いことは「あなたたち」と明らかに悪事を嫁のせいにするようになり、あからさまに「私(姑)は人が入った後のお風呂は苦手だから・・・」とお風呂も1度抜いて沸かさないと入らず。それで水道料金が値上がりして「あなたたちが来てから水道料金が倍以上…」なんて言われます。

他にも鬱積したものが山ほどあり、ストレスが掛からない日なんてないです。耐えられず、ここを出て家を建てようという話を夫としましたが、土地を買うのが勿体ないからと実家の敷地内に家を建設する事に。未だにアウェーですが極力姑とは顔を合わさないようにして、今では盆正月しか顔を見ません。世の中、そんなに甘い事もそうそう起こらないな…と二世帯同居してみて心底思いました。子供には絶対に二世帯同居は勧めません(笑)

ゆうこ
30代後半

A二世帯は姑にとっても嫁にとっても良くない!

数年間だけ夫の両親と二世帯で同居していました。それまでは特に子育てについてや家庭について何か言うような姑ではなかったのですが、一緒に住むようになって一転。食事の様子を見にきては、おかずが少ない、栄養が足りない、見栄えが悪いなどと文句をつけてくるようになりました。寝る時間が少しでも遅いと、早く寝なさいと言ってきたり。

夫や子供の要求に応えるというより、姑にどう思われるかということばかり考えるようになってしまいました。限界は早くきてしまいました。たとえ広い家でも、二世帯で住むことは難しいと思いました。子供や孫のことが気になってしまうのは当たり前のことだと思いますし、そのせいで要らぬ心配をかけてしまうこともあるので、お互いのためにと同居を解消しました。

ロンメル
33歳

A姑との関係が悪化してしまい、後悔しています。

結婚当初は、別々に暮らすつもりだったのですが、姑が私の夫(息子)と離れるのを良しとせずに二世帯を建築。結果同居することになりました。子供を見てもらうことが出来ますし、姑が倒れていても大変なので、玄関は一緒にしたのですがそれがそもそもの間違いでした。玄関に靴があるかないかで、どこへ出かけているのか詮索されるようになってしまい、産休中で仕事を休んでいる間に友人と出かける度に「夫が働いている時に遊んでばかりいて」「あまり出歩くのはお腹の中の子供に良くない」など面と向かって言われる始末。

同居する前、婚約時代はとても良好だった嫁・姑関係が急激に悪化してしまいました。家を出ようにも、私たち(殆どは息子である夫)の為に建てられた家を出る事を許して貰えるはずもなく、主人も母親の言う事には言いなりな部分もあるので、今後も引っ越す予定はありません。今後二世帯住宅を建てる方は少なくとも玄関は別々にした方が良いと思います。

HM
30代

Aお金でイライラ。

リビングとお風呂など、共用スペースは一緒なので、光熱費や食費は折半と言うことにしたのですが、これが大きな間違いでした。こちらは、節約で電気や水道などこまめに締めて頑張っているのに、お姑さんはおかまいなしの状態。安物買いにも行かず、普通に高いものを平気で買ってきます。こちらはスーパーをはしごをして、1円でも安いところへ買いに行っているのに。

水道代に関しては、お風呂の水でお洗濯したいのに、お風呂の順番でお湯を捨てられる時もしばしばあります。旦那に対してなら言えますがお姑さんには言えません。本当にイライラが止まりません。今では顔を見るだけで腹が立ちます。生活習慣が違うと本当に駄目です。お金が一緒ならなおさら駄目です。


30代後半

Aある程度の距離を保つ必要があるかも

我が家は10年前から2世帯住宅で暮らしています。それまで義母との関係も良好でしたし、子供たちの育児も協力してもらえる期待もあって何も不安なく2世帯住宅での暮らしが始まりました。しかし実際に生活が始まると私が思っていた以上に義母は我が家の家族に干渉してくるし、何かと一緒に行動を共にしたがります。

それだけならまだしも、自分がパートで私が専業主婦ということを利用し、私に食事の準備を急きょ頼んできたり、買い物その他日常の雑多な用事を、私をあてにするようになってきたのです。我慢しながら生活を続けていますし、今更言えないということもありますが同居しなければもっと気楽に過ごせたのかも・・・と思うと2世帯住宅を建てたことを後悔せずにはいられません。最初から一定の距離を保つべきでしたね。

みゆみ
30代後半

A義妹の子供達が毎週来て困っています。

結婚当初から義両親に二世帯住宅を強く勧められ、言われるがままに一緒に住むことになりました。嫁いだ義妹がすぐ側に住んでいるのですが、毎週のように子供2人を連れて義両親の所へ遊びに来ます。義妹の子供達とうちの子供は年齢が近いので、一緒に遊びたいからと言って、私達の部屋に勝手に入ってきては、飲み物を勝手に飲んだりおやつを食べたりします。

義妹は全く関係ないという態度で、私達も義妹の子供達を追い出すことも出来ず、とても迷惑しています。たまに来る程度なら良いですが、毎週ともなると本当に参ってしまいます。今では二世帯住宅に住んでいることをとても後悔しています。できることなら、自分達だけの家を建てて生活していければ良いと思っています。義妹のことも嫌いになってしまいました。

てっちん
30代前半

A仲がいい姑ともっと仲がよくなる

結婚当初は、妻が家を出たいということで別々に暮らしていました。妻の家から少し遠いところに引っ越ししたので、姑とも仲良く過ごしていました。第一子を妻が妊娠した時から状況が変わりました。妻がほぼ毎日実家に帰っていたのです。愛犬が気になるそうです。ほかにも理由があったかも知れませんが、問い詰めても何もならないので私からは話さなかったです。

妻の実家は亡くなった祖母との2世帯住宅でしたので、祖母の部屋に住むことになりました。妻の実家の近くに住みたかったのですが家賃が高く駐車場も別途借りなければならないので、妻の実家を選択しました。初めは嫌でしたが、住んでみると快適な環境でした。姑にもかわいがっていただいているし、むしろ別々に住んでいた時の苦労のほうが大変だったと思います。姑に感謝しています。

リョウタ
40代前半

A孫のお風呂争奪戦が…

私は長男なのでいずれは実家の近くに家を建てて暮らそうと考えていたのですが、たまたま実家の隣の方が家を手放すこととなったのと、昔からの付き合いもあり、その土地を私達が買い取ることになりました。そして、隣に新築を建てようかと思っていた矢先に、両親から実家も解体し大きめの2世帯住宅を建てないかと持ちかけられました。妻の了承もあり、私たちは玄関や住居スペースを分けたプランで設計した2世帯住宅を建てました。そのプランの中には親世帯側の住居スペースのリビングやお風呂は家族や親族の集まれるように大きめのものにしようということになり、そのように建てました。

実際、私以外にも兄弟がいますので、実家に帰省してくる兄弟のためにも良かったなと思っていますが、私の子供たちが親世帯の大きなお風呂を気に入っていまい、私とはお風呂に入らず、親世帯のリビングで暴れ回り、その後お風呂に入って帰ってくる毎日です。私の仕事の後の楽しみと言えば子どもと遊びお風呂に入ることだったのに…、私以外の家族はみんな2世帯住宅にして良かったと言ってます…

ゆり子
34歳

A私の見通しが甘かった。

お舅さんが病気で亡くなったのをきっかけに、夫の実家を軽く改装して二世帯として同居をはじめました。結婚して3年程でしたし、お正月とお盆に会うくらいだったので、特に何も考えずに「おかあさん一人じゃ寂しいもんね」なんて、気軽に気楽に引っ越しました。とても大人しいお姑さんだと思っていたのですが、予想外にキツイのです。亡くなったお舅さんを立てるのが当たり前なので、出先では黙っていただけだったのです。

もともとがお姑さんの使い勝手が良いように建てられた家なので、共有部分は何ひとつ自由にならず、不便な思いをしました。息子ながら、夫のことは男子なので立てねばならぬということで、家族揃っている時はそうでもないのですが、昼間夫が仕事に行った後は、夕食のメニューのことから、子どもの薬の飲ませ方まで何から何まであれこれと言われました。実家の兄に連れ戻されそうに成るほど私がやせ細ったころ、お姑さんが病気で倒れ、それからずっと入院しています。今にして思えば、単に性格が合わなかっただけなのだと思いますが、何の解決も出来ないままにお姑さんを見舞う日々です。もっと話し合い出来たのかな?あの時はこうやって返せば揉めなかったのかな?と、日々思っています。

のりこ
31歳

A二世帯とはいえ、やはり気は使います。

二世帯住宅で、私たち夫婦は2階です。玄関だけは共用で使用しているので、通販を気軽に頼みにくかったり、出かける時必ず声をかけていかなければいけないのが面倒です。子供と買物に行くのにもいちいち断らなければいけませんし、姑が家でご飯を食べている時に、ママ友とランチへ行くというのも気を使います。また、家を出る時子供のファッションチェックをされるのが地味に嫌です。それじゃ寒いとか暑いとか細かいし、子供が風邪を引いていると幼稚園を休ませるようにと言って来たり、子育てに干渉されます。

また、夫が休みの日だけは夕食はみんなで食べるのですが、一緒にキッチンに立つのが苦痛です。やり方が違うのでイライラしますが、二世帯で同居してる手前、食事会を辞めましょうというのも気が引けます。二世帯でも玄関は別にして、最低限の接触にしておかないとストレスが溜まってしまうと思います。

326R
46歳

A姑と小姑がいつもご飯を食べに来ます。

私は、30歳で今の家内と結婚をし、35歳の時に二世帯住宅を建てました。私たちは二階部分に住み、家内方のご両親と家内の妹が一階に住んでいます。二世帯住宅に住み始めた頃は、お互いに気を使っていましたので、特に問題はありませんでした。ところが、38歳の時に第一子が生まれてから、様子が変わってきたのです。子供は家内のご両親にとっては初孫になります。そういうこともあり、孫はかわいいものと理解していましたので、頻繁に訪れる姑と小姑のことは大目に見ていたのです。

ところが、子供が1歳、2歳になるにつれ姑や小姑は子供がかわいいということで我が家に来ているのではないと気が付くようになりました。子供が家にいない時も私の家にやってきて、いろいろと食べたり飲んだりしていきます。休日などは朝から朝食を我が家に食べに来ます。それも起きたままの恰好でやって来るので、私にしてみれば少し神経を疑いたくなります。要するに姑と小姑は自分で食事を作るのが面倒なので、私の家にご飯を食べに来るのです。一度、あまりに目に余るので、義父に相談をしましたが全く聞く耳を持ちません。明らかに、以前に比べ我が家の食費は上がっています。そう悩んでいた所、幸か不幸か、私に辞令が出て転勤となりました。数年後、地方勤務が終わり二世帯住宅に戻りましたが姑は体を壊し入院し、小姑は結婚をして家から出て行きました。今では平穏に二世帯住宅で生活しています。

まるみ
32歳

Aおじいちゃん・おばあちゃんが1階にいると気を遣います

主人が長男なので、いつか同居はしなければいけないと覚悟していました。家の設計時の段階がちょうど私が出産時期と重なり、あまり意見をいう暇(余裕)がなく、すべておまかせ状態だったので、家が完成するまでは特にもめることはありませんでした。

ただ、実際に住み始めてからは、おじいちゃん・おばあちゃんが下の階で私たち夫婦が2階なのですが、足音が響くみたいなので、こどもたちが遊ぶ時や大人が夜遅く起きていると、次の日、「遅くまで起きていたのね」と言われます。なんだか、生活を覗かれているようで基本、家の中を歩く時はついついつま先で忍び足になります。子どもがなく声もよく響くので、泣くたびに2階に上がってきたり、電話があります。

玲菜
20代後半

A姑との関係が激変!ある程度距離を置いていた方がいい

今まではうまく行っていました。姑の家までは2時間近くかかるので、そう頻繁には行けません。週末や連休中に家族で行っていて、随分良好な関係を築けていたんです。だから二世帯住宅を提案されたときにすぐにOKしました。夫のお姑さんとならうまく行くと信じていたんです。しかし実際に住んで見ると最初はお互いに気を遣っていたけど根っこが似ているので、意外とぶつかり合うことが多くなりました。

以前はあんなに楽しく食卓を囲んでいたのに、私たちが険悪になることで、夫や義父にも気まずい思いをさせてしまいました。二世帯に住むべきじゃないと心の底から思ったんです。現在私たちは別のマンションに引っ越しています。今は1時間くらい離れた場所に住んでいるので、姑と頻繁には会いません。しかしこの関係が一番良いようです。姑との関係も大分マシに戻ってきて、みんなほっとしています。最初からこのように距離をある程度置いていた方が良かったんです。今は離れたところに暮らすことが一番だと思います。二世帯住宅に住むことを選んだのは間違いでした。

あさちゃん
35歳

A義父なら大丈夫、うまくやれるさっ!

旦那のお母さんは早くに亡くなっていて義父は一人暮らしだったので、結婚を機に2世帯住宅を建てて同居する事になりました。生活スペースは完全に別々だったので同居を始めても得にトラブルもなく上手く生活できていました。

春になったら花壇に花を植え、初夏になったら野菜の苗を育てよう!と旦那と計画していたのですが、義父も同じ事を考えていた様で、あっという間に小さな庭は義父に占領されてしまいました。私達が想像していた可愛いお花とは程遠い、ツツジやアジサイ等が次々と植えられ、空いた場所にはシソの種をばらまいた様で雑草と混じってそこら中からシソが生えて、原っぱの様になってしまいました。これ以上勝手をされたくないので、義父と話し合い、スペースを分け、地下植えはしない等のルールを作りました。

それから数年、義父はガーデニングに飽きた様で、今度は手入れもせずほったらかしになりました。元気な植木だけを残し、あとは全て処分してしまいました。文句をいってくるかと思っていましたが、文句を言う気もないぐらい無関心になってました。庭ができた事で、突然趣味に目覚めるという事もあるのだと実感しました。生活スペースが別れているとは言え、やはり他人同士。一つ屋根の下で暮らすにはルールやモラル、特に重要なのは話し合いだと思います。このことを踏まえて、現在は仲良く生活しています。