赤ちゃんの目やにが片目から出る原因に関する記事

赤ちゃんの目やにが片目だけ出る!原因/何科を受診する?

赤ちゃんの目やにが片目だけ出る!原因/何科を受診する?

赤ちゃんの目やにが片目だけから出るのはなぜ?「先天性鼻涙管閉塞」について詳しくご紹介します。

マーミーTOP  >  赤ちゃん  >  赤ちゃんの目やにが片目だけ出る!原因/何科を受診する?

赤ちゃんの目やにが片目から!これって病気?

赤ちゃんはちょっとしたことでも刺激を受けて目やにが出るものですが、赤ちゃんの片目だけに目やにが出てうるんでいるのを見ると「あれ?なんでだろう…」と思いますよね。
もし、赤ちゃんが片目だけ目やにを繰り返している場合、それは思わぬ病気が隠れている証拠かもしれません。

今回は、赤ちゃんの目やにが片目にだけ出てくる場合に考えられる原因・対処法についてご紹介していきます。また、原因である可能性が高い「先天性鼻涙管閉塞」という病気についても触れていきますので、同時にチェックしておきましょう。

片目だけに目やにが出る原因

原因を探ろうと必死の赤ちゃん

赤ちゃんの目やにが出る原因は様々ありますが、風邪のウイルスや細菌、ほこりや花粉が目を刺激している場合や、結膜炎にかかっている場合などに、目やにが出やすくなります。
また、逆さまつげや先天性鼻涙管(びるいかん)閉塞など、目の周りの問題で片目だけ目やにが出ている場合も考えられます。
目やにの色や状態、充血の度合いや涙はどうか、片目か両目かという点から、医療機関でその原因が診断されます。

目やにが出る原因はいろいろ!

・赤ちゃんや家族が風邪をひいている時
・結膜炎や角膜炎
・ほこりや花粉
・逆さまつげ
・先天性鼻涙管閉塞

先天性鼻涙管閉塞ってどんな病気?

病名を知り謎が深まりハイハイする赤ちゃん

赤ちゃんの片目だけに目やにが出る場合、先天性鼻涙管閉塞という病気である可能性があります。先天性鼻涙管閉塞とは、涙が鼻の奥に流れる管(鼻涙管)が解放されずに生まれてくる先天異常のことです。

通常、涙や涙に含まれる汚れやウイルス細菌などは、この鼻涙管を通って鼻の方へ流れていくのですが、鼻涙管が塞がった状態だと涙が行き場をなくして溜まってしまいます。類脳に溜まった涙には細菌が繁殖し、炎症を起こしてしまいます。

新生児のおよそ10%前後の赤ちゃんが、生まれつき鼻涙管が詰まった状態で生まれてきます。なぜそうなるのかまだ原因は分かっておらず、先天性鼻涙管閉塞の9割は片目だけに発症し、残り1割は両目に発症するとされています。

症状と診断方法は?

病名や診断方法をパソコンで調べる赤ちゃん

先天性鼻涙管閉塞の赤ちゃんは、生まれてまもなくから目やにが多く、涙の逃げ道がないため、常に涙目になっていることが特徴として挙げられます
赤ちゃんが片目だけ鼻涙管閉塞を発症している場合は、片目だけがいつもうるうるしていて、涙がいつも溜まっていることで目の炎症を起こしやすくなります。

赤ちゃんの目やにが片目だけ多い、涙目が続いているなどの症状がみられる赤ちゃんには、涙管通水検査を行います。目頭になる涙点に生理食塩水を流して正常に鼻の方に流れるか調べる検査です。
鼻の方に流れず食塩水が逆流する場合は、鼻涙管閉塞であると診断されます。

治療法は2種類

スマホで調べ物を検索中の赤ちゃん

先天性鼻涙管閉塞の赤ちゃんのうち、60~70%は生後3ヶ月までに自然治癒し、残りの赤ちゃんも1歳までに完治することがほとんどであると言われています。そのため、涙管通水検査を繰り返し、抗生物質入りの目薬の点眼とマッサージで様子を見ます。
上記の方法で3ヶ月ほど治療しても自然治癒が見込めない場合は、生後6ヶ月~12ヶ月頃に鼻涙管開放手術(ブジー)が行われます。

  • 涙嚢(るいのう)マッサージ

目頭のあたりをマッサージすることで、鼻涙管の開通を促します。
医院によっては素人の加減でマッサージを行うことを推奨していない場合もあるので、実際に行う場合は、かかりつけ医など専門医の説明を受けた上で行うようにしてくださいね。

マッサージの方法

  1. マッサージをする人はつめを切り、手を清潔にしてから行います
  2. 片手で赤ちゃんの顔を固定し、もう片方の手の指で円をかくように目頭と鼻の付け根を優しく押さえます
  3. 1セット10回、1日に3~4セット行いましょう
  4. 涙嚢炎を併発している場合は、マッサージの後に抗生物質入りの目薬を差します
  5. マッサージ中に目やにが出てきた時は、濡らしたガーゼで目頭から目じりの方向に優しくふき取ってあげましょう

  • 鼻涙管開放手術(ブジー)

涙点からブジー針と言われる細い針金のようなものを鼻涙管に差し込んで、涙の通りを邪魔している膜を開通させる手術です。異常の程度も赤ちゃんによって個人差があり、1回では開通できない場合があります。1回で開通できない場合は2回、3回と数回行うこととなります。

自然治癒を待って1歳までは手術を受けるべきではないという意見と、涙が溜まるというストレスから早く赤ちゃんを楽にしてあげるため、早めに手術を勧めるという意見とで、専門家の中でも意見が分かれています。手術を行うかどうかや行う時期などに関しては、かかりつけ医とよく相談しましょう。

片目だけの目やには何科に行くべき?

赤ちゃんとこれから食べられる食事

目の治療に関してはやはり眼科が専門です。しかし、目やにが出ているだけの段階では、様々な原因が考えられるため、本当に目の病気から来る目やになのか、目以外の病気が原因で引き起こされている症状なのか、専門の医師でなければ判断がつきにくいです。
まずはかかりつけの小児科で指示をあおぐとよいでしょう。新生児の赤ちゃんの目やにが気になった場合は出産した産婦人科に聞くのもよいでしょう。

また、眼科によっては月齢の低い赤ちゃんは診てもらえない場合があるので、眼科を受診する際にはまずお子さんの月齢を説明し、受診が可能か確認してみましょう
中には風邪が原因で目やにの症状が出ているケースも考えられるため、発熱や鼻水など、目やに以外の症状がある場合は小児科にかかりましょう。

異変に気付いたら早めの受診を

小さな赤ちゃんは目やにが出やすいのですが、もしかするとその症状は赤ちゃんの目のトラブルを知らせる重要なサインかもしれません。
先天性鼻涙管閉塞はほとんどのケースが自然治癒するとはいえ、悪化しないよう、ママは赤ちゃんの目の状態を日頃からよく観察し、違和感にすぐ気づけるようにしておきたいところですね。

赤ちゃんは自分の身体の状態を言葉でうまく説明することができません。「普段と比べて目やにが多い」「いつも赤ちゃんの目やにが片目からだけ出ている」「泣いていなくても常に涙目になっている」など、小さな変化でも気になる症状が見られる場合は、一刻も早く病院を受診し、適切な治療を受けさせてあげてくださいね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク