赤ちゃんのおしゃぶりの影響に関する記事

赤ちゃんへのおしゃぶりは悪影響?メリットや正しい使い方

赤ちゃんへのおしゃぶりは悪影響?メリットや正しい使い方

赤ちゃんのおしゃぶりは悪影響があるのでしょうか?おしゃぶりを与えることに不安があるママやパパに、赤ちゃんがおしゃぶりを必要とする理由、赤ちゃんとママから見たメリットとデメリットをご紹介しますので、正しい与え方を覚えて有効利用しましょう。

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赤ちゃんへのおしゃぶりは悪影響ばかりじゃない!正しい使い方

赤ちゃんをだっこして笑っているお母さん

赤ちゃんへのおしゃぶりの悪影響を心配し、与えたいけど与えられずに迷う新米ママさんは少なくありません。ママはいいと思っても、おばあちゃんやパパに「歯並びが悪くなるからよくない」注意されてしまう人もいるでしょう。

だからといって何も知らずにおしゃぶりを諦め、泣きじゃくる赤ちゃんのお世話でママが疲れ果ててしまっては、ママだけでなく赤ちゃんだって不安で辛い思いが倍増します。

赤ちゃんへのおしゃぶりには悪影響ばかりでなくメリットもありますので正しい使い方知り、守ることで悪影響を回避して親子共により楽しい毎日を過ごしましょう。

赤ちゃんの不安を和らげる!おしゃぶりの心への影響は大きい

生後1ヶ月になる前の新生児期からもう指しゃぶりを始める赤ちゃんもいますが、一般的には生後2~3ヶ月頃から指しゃぶりを始める赤ちゃんが多く、ママやパパがおしゃぶりを与えなくても歯並びに悪影響がある指しゃぶりをします

哺乳類の赤ちゃんは生きていくために口に触れたものを吸う「吸啜(きゅうてつ)反射」を身につけていますが、人間の赤ちゃんも同様で、おっぱいやミルクを飲むために口に触れたものを吸う本能的な反射が、指しゃぶりにつながっていきます。

生後6ヶ月頃に自然に消失しますので、それ以前の赤ちゃんが指しゃぶりをする場合は、無理にやめさせる必要はありません。

生後間もない赤ちゃんには「快」と「不快」の感情しかないと考えられていますが、お腹が空いた時や不安な時はおっぱいを吸うことで「不快」を「快」に変えているということもあり、おしゃぶりや指しゃぶりには赤ちゃんを安心させる大きな影響力があります。

赤ちゃんはパパやママが「不快」を「快」に変えることで不安を解消できるだけでなく、お世話をしてくれたママやパパへの愛着や信頼を形成します。この親への愛着や信頼の形成は、赤ちゃんの心の成長に必要不可欠なこと。

ですから赤ちゃんのうちは無理におしゃぶりを我慢して泣きっぱなしにさせるより、悪影響が出ない範囲で上手におしゃぶりを活用して親子共に心穏やかに過ごす方が、赤ちゃんも健やかに成長できるのです。

赤ちゃんのおしゃぶり使用の良い影響!諦めたくない3つのメリット

おしゃぶりには赤ちゃんが安心するという心への影響だけでなく、命に繋がる良い影響もあります。悪影響への不安におびえる前に、まずはこうしたメリットも知っておくとよいでしょう。

1-こまめに洗えば指しゃぶりより衛生面で安心できる

りんごとあそぶ笑顔の赤ちゃん

初めて子育てをするママは指しゃぶりをよくする赤ちゃんを見ると、不衛生な気がして心配になると思います。
実際、赤ちゃんの指にはたくさんの雑菌があります。成長してはいはいをしたり歩いたりすると、ますます雑菌が手に着く環境になります。

そんなとき、指をしゃぶる代わりにおしゃぶりを与えると、衛生面で指しゃぶりより安心です。指は体温で温かいため、雑菌が繁殖しやすいのですが、おしゃぶりはそれほどでもなく、ママがこまめに洗ってあげれば清潔は保てます。

2赤ちゃんの夜泣きや寝つきの悪さによるママの負担が軽減する

ほっとしているママ

おしゃぶりをすることで、赤ちゃんが安心する、泣き止むなど、ママにとっては育児ストレスを軽減するグッズでもあり、寝付きの悪い赤ちゃんが、おしゃぶりをすることで寝付きが良くなるというケースもあります。

外出先で赤ちゃんがぐずり始めたとき、母乳やミルクを与えられない状況でも、とりあえずおしゃぶりを与えて落ち着かせることができるというのもメリットです。

3おしゃぶりは乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防に役立つ

アメリカの米国小児科学会(AAP)によると、メカニズムは不明ですがおしゃぶりをする赤ちゃんはしていない赤ちゃんに比べて乳幼児突然死症候群(SIDS)による死亡例が約30%も少なくなるとのこと。そのため科学的根拠ははっきりしていないものの、アメリカではSIDSの予防を理由におしゃぶりの使用を勧告しています。

ただしこの宣言では赤ちゃんがおしゃぶりを使用する悪影響への評価が不十分に評価されていないため、むやみにおしゃぶりを与えることが良いとは言えません。デメリットについてもしっかりと理解してから、使い方を親が正しく管理して与えるようにしましょう。

赤ちゃんのおしゃぶり使用の悪い影響!心得ておきたい3つのデメリット

残念ながら赤ちゃんのおしゃぶり使用には良い影響だけでなく、悪い影響もあります。ですから赤ちゃんを泣かせたくないからといって、泣く度にすぐにおしゃぶりをくわえさせるような与え方はやめましょう。

1長く続けると歯並びが悪くなる可能性がある

ガタガタの歯並び

赤ちゃんにおしゃぶりを与えることについて世間一般のデメリットとしてあげられるのが、出っ歯など歯並びやあごの発達への影響です。

しかし日本小児歯科学会によると、確かにおしゃぶりを使用することにより歯並びは悪くなるのですが、1歳6ヶ月~2歳までにやめれば改善しやすいとのこと。

ところが歯並びが悪い幼児の多くは乳歯が生え揃う2歳半~3歳を過ぎになってもまだおしゃぶりを使用しているという現実があります。そのため「おしゃぶり=歯並びが悪くなる」と言われているのです。

2赤ちゃんとのスキンシップの機会や発語の練習量が減る

泣き止んだとおしゃぶりを与えて喜ぶ主婦

ぐずっている赤ちゃんにおしゃぶりを与えると、とくに年配の人からは「あやさずにおしゃぶりを与えて、親が育児を怠けて楽をしている」といった印象を持たれてしまうことがあります。

確かに赤ちゃんの相手をろくにせず、泣けばすぐにおしゃぶりを与えて電話をしたり、スマホをいじったりしていれば、スキンシップの機会は減ってしまいます。また口がふさがってしまいますので、赤ちゃん特有の何でも口に入れて確認する目と手の協調運動や物の形状や味などの学習が不足してしまいます。

他にも、赤ちゃんがぐずることが減るのでママやパパからの声かけが減ったり、赤ちゃんがママやパパに言葉を発して気持ちを伝えようとする発語の練習量が減ったりする悪影響は起こりえます。だからこそデメリットが起こらない正しい使い方を知り、それを守ることが大切なのです。

3中耳炎にかかりやすい傾向がある

海外ではおしゃぶりをすると中耳炎にかかるリスクが高くなると言われていて、近年国内の耳鼻科医もやめることを推奨する傾向があります。

日本小児耳鼻咽喉科学会「小児急性中耳炎診療ガイドラインについて 一般の方・おうちの方へ」によると、中耳炎は1歳までに約6割の赤ちゃんが少なくとも1回はかかると言われる疾患ですので、既往歴がある赤ちゃんの場合は特に注意が必要です。

中耳炎は赤ちゃんにとって痛みがあるため眠れなくなるほど辛い病気ですので、もし中耳炎の既往歴がある場合は再発防止のためにおしゃぶりの使用を中止すべきかを医師に相談しましょう。

赤ちゃんへのおしゃぶりは、悪影響を減らす正しい使い方を心掛けよう!

赤ちゃんが1歳頃になるとママやパパへの愛着が徐々に形成されてきますが、この頃におしゃぶりが習慣化しておらず、本人がおしゃぶりなしで安定していられる方法を代わりに見つけていれば、自然におしゃぶりを卒業させることも可能です。

ところがその一方で、おしゃぶりがないと泣いて仕方がないという幼児もいます。おしゃぶりは3歳頃になると自然に卒業する幼児が多いのですが、精神的に問題がある場合は4歳を過ぎても手放せないことがあります。そのような場合は一度かかりつけの小児科医に相談しましょう。

  • 清潔なおしゃぶりを与える
  • 泣いたらすぐにおしゃぶりを与えず、まずは泣いた理由を考えて対応する
  • おしゃぶり使用中も声掛けやスキンシップを行い、赤ちゃんの気持ちを満たす心掛けをする
  • 発語が始まる1歳頃になったら、長時間使用させない
  • 1歳~遅くても2歳半には卒業させる

ママやパパが子供の不安をおしゃぶり代わりに満たし続けようとするのは現実的には大変なことで、2~3歳になると反抗期とぶつかることもあり親の方がストレスで参ってしまいます。そうなると無理におしゃぶりを外させても、次は指しゃぶりをしますので歯並びは悪くなってしまいます。

そんな時は幼児の不安解消に「ぬいぐるみ」や「パペット」を利用しましょう。幼児がぬいぐるみを手放せなくなることを心配するママやパパもいますが、健全なことですのでおしゃぶりのように悪影響を心配する必要はありません。

ぬいぐるみやパペットは男女を問わず幼児のイヤイヤ期対策にも役立ち、母親の代わりとなって幼児の情緒を安定させる効果があるため、海外の子育てでも必需品として使われています。

子供が喜ぶぬいぐるみやパペットは、わざわざ市販品を購入しなくても型紙を使わず簡単に手作りすることができます。

お裁縫が苦手なママでもミシンがないご家庭のママも、ママが作ってくれたぬいぐるみやパペットなら子供は喜んでくれますので、ぜひトライしてみて下さい。

赤ちゃんにおしゃぶりさせた影響は?ママ達の生の声

指を一本立たせた笑顔のママ

「とにかく赤ちゃんがおしゃぶりをチュッチュッってしてる姿が可愛くて癒されました。ヘンに我慢して使わないよりずっと楽しく育児できたと思います」

「指しゃぶりをするたびにママに叱られている赤ちゃんをみて、かわいそうだなと思った。おしゃぶりは良くないという人もいるけど、赤ちゃんも安心して、ママもちょっと楽できるならいいと思う」

「うちの子はとても精神の安定した子供に育ちました。おしゃぶりで自分を落ち着かせるという技術(?)を赤ちゃん自身が学ぶのは悪くないと思います」

「2歳から保育園に預けようとしたら『おしゃぶりは園内ではダメ』と言われ、娘はお昼寝で寝付けなくて『ちゅっちゅ(おしゃぶりのこと)ちょうだい』と言ってかなり泣いたそうです。
見知らぬ保育園にいるというだけでも不安だったでしょうし、いつも心を落ち着けているおしゃぶりがないので、ちょっと心配でした。

「義父母がおしゃぶりは『歯並びが悪くなる』と言ったのであたえなかった。かわりにタオルをかじったりするようになりました。」

赤ちゃんへのおしゃぶりは使い方次第で、悪影響が減ってメリットあり!

まだ赤ちゃんにおしゃぶりをさせていないママさんとパパさん。赤ちゃんにおしゃぶりを使わせたからといって、育児を怠けていることにはなりませんし、正しい使い方さえ守っていれば悪影響に怯えて頑なに拒否する必要はありません。

新米ママパパは初めての育児でストレスも溜まりますし、兄姉がいたらいたで忙しさにてんてこ舞いになりますので、リスクの全てを回避することに全身全霊を使わず、赤ちゃんも親もハッピーでいられる良い方法を模索することが大切です。

また既に赤ちゃんにおしゃぶりを与えている場合は、急に取り上げてしまうと赤ちゃんのストレスを増やすだけになってしまいます。まずはスキンシップや会話を増やすところから始め、徐々におしゃぶりからママやパパ、ぬいぐるみやパペットなどにシフトできるようにもっていき、指しゃぶりの習慣をつけさせないように注意しましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪