赤ちゃんのキーキーには理由あり!0歳児の奇声の原因&対処法
生後4ヶ月を過ぎた赤ちゃんは、突然「キー」と奇声をあげることがあります。怪我でもしたのかと慌てて駆けつけても、ニコニコしている…そんな経験もあるのではないでしょうか。
この原因不明の赤ちゃんの奇声に、多くのママが「病気かしら?」「周囲に迷惑をかけて申し訳ない」…などと悩んでいます。
赤ちゃんは一体何故、奇声を発するのでしょう。ここでは0歳児の奇声の原因と対処法についてご紹介します。
1 自分の声で遊んでいる

5~6ヵ月の赤ちゃんは聴力が発達することにより、いつも耳にしている音が自分の声だと気がつきます。そのため奇声をあげて、色々な音の変化を楽しんで遊びだします。
「キャー」「グァー」「キー」といった奇声のあげ方は、赤ちゃんの数だけ違うかもしれませんが、楽しそうにしていたり、手足をバタバタと元気に動かしているのであれば、何も問題はありません。むしろ赤ちゃん自身に自分の声が聞こえている証拠です!発達を赤ちゃんと一緒に喜びましょう。
ご機嫌な赤ちゃんの奇声対処法
「いない、いない、ばぁ」や語りかけなどで赤ちゃんと遊んであげましょう。
奇声をあげられたら困る場所では、赤ちゃんの気持ちをそらすために、お気に入りの玩具などを持ち歩きましょう。また「しー」っと人差し指を立てて言うようにすると、静かにするべき状況を早く理解するようになります。
2 困っていることを伝えている

赤ちゃんは意思表示をうまく出来ないため、自分の気持ちを言葉で伝える前段階として、奇声を発することがあります。
例えば、お腹が空いている時。眠くて仕方がない時。オムツがパンパンでお尻が冷たい時など…困っていることを泣いて知らせることと同様に、奇声を発することで知らせています。
不快感を伝える赤ちゃんの奇声対処法
「お腹が空いたのね」「オムツが冷たいのね」などと優しく声をかけ、対処してあげましょう。ママの優しい声掛けで、赤ちゃんは困った気持ちを伝える言葉を覚えてゆきます。
3 何かを不安に思っている

赤ちゃんが楽しそうでもなく、困っているわけでもないのに奇声を発する場合は、何かを不安に感じていることがあります。パパやママに「どうしよう、不安だよ~」と自分の不安感を、奇声を発することでお知らせしているのです。
新しい場所に行ったり、知らない人に会ったり、夕方日が沈みはじめるときは不安になりがちで
す。こんな状況で不愉快そうな表情で奇声を発していたら、不安な気持ちを和らげてあげましょう。
不安になっている赤ちゃんの奇声対処法
迷わず抱っこしてあげてください。ママやパパの腕の中は、赤ちゃんにとって何より安心できる場所なのです。抱きしめてあげることで、赤ちゃんの不安を取り除いてあげましょう。
また、赤ちゃんが夕方に奇声を発するようであれば、部屋を明るくし、たくさんスキンシップをとったり、音楽を聞かせたりして安心させてあげましょう!