赤ちゃんの血液型!変化と検査に関する記事

赤ちゃんの血液型は変わる?検査の時期や提出書類への記入

赤ちゃんの血液型は変わる?検査の時期や提出書類への記入

「赤ちゃんの血液型は変わる」って本当なのでしょうか!?近年、新生児期の血液検査を出生時に行わない産院が増えていますが、こちらでは赤ちゃんの血液型の判定の難しさ、検査のタイミング、提出書類の記載方法などをご紹介します。

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赤ちゃんの血液型はいつ調べる?検査のタイミングや書類への記入

顔つきや姿形の特徴と共に親から子へと受け継がれる血液型。赤ちゃんが自分と同じ血液型だとわかると「やっぱり親子ね」なんて改めて親子の絆を実感したり、パパと同じで自分と違うと少しガッカリしたり。そんな血液型ですが、赤ちゃんの血液型は成長過程で変わる可能性があるということを知っていましたか?

「血液型が変わるなんてありえない!」って思うでしょ?でも、実はこの血液型が変わる現象は決して珍しいことではないのです。

我が子の血液型に変化が起きたときに慌てずに対処できるように、赤ちゃんの血液型の仕組み検査方法や費用、保育園や幼稚園への提出書類の血液型欄への記入などについて、実際の体験談などをまじえながら詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんに行う血液型検査の方法と種類

赤ちゃんの血液型について理解を深めるために、まずは血液検査の種類や方法について少し知っておきましょう。
血液型の判別にはいろいろな方法がありますが、ママが知りたいのは一般的に使われている「ABO血液型」「Rh血液型のD因子」と呼ばれる2種類の血液型のこと。日本人は40%がA型、30%がO型、20%がB型、10%がAB型です。

ABO血液型のオモテ検査とウラ検査

新生児の血液型検査結果

ABO血液型の検査を正確に行うためには2種類の検査結果を照合することが必要になります。1つ目は血液中の赤血球を調べるオモテ検査、2つ目は血液のおよそ半分を占める血漿(けっしょう)を調べるウラ検査です。

オモテ検査では、赤血球の表面にA抗原B抗原と呼ばれるものがあるか、どのような組み合わせかを調べて血液型を判定します。検査方法としては赤血球に抗A抗体、抗B抗体と呼ばれる抗体を加えることで、赤血球が塊になるかどうかを肉眼で調べ、それによりどの抗原を持っているかを判定します。A抗原があればA型、B抗原があればB型、どちらもあればAB型、どちらもなければO型です。

ウラ検査では、血しょうの中に抗A抗体、抗B抗体と呼ばれるものがあるか、どのような組み合わせかを調べて血液型を判定します。ウラ検査では血しょうに赤血球を入れ、赤血球が塊になるかどうかを判定します。B型の赤血球と反応すればA型、A型の赤血球と反応すればB型、どちらとも反応しなければAB型、どちらも反応すればO型です。

Rh血液型の検査

Rh血液型の検査は、赤血球を使ってRh抗原と呼ばれるC・D・Eなどの複数の因子のうちD抗原と呼ばれるものがあるかどうかを調べて血液型を判定します。D抗原があればRh陽性、なければRh陰性です。Rhが陰性の人は、日本人でおよそ0.5%です。(注1)

赤ちゃんの血液型は変わる?いつわかる?

骨髄移植を受けた患者さんの血液が移植後にドナーと同じ血液に変わってしまうといった現象がありますが、赤ちゃん期の血液型の変化は骨髄移植のケースとは違い血液そのものが変わるのではありません

赤ちゃんの場合は血液型の検査に必要な抗原や抗体が弱く出るだけです。そのため、せっかく調べても調べる度に「赤ちゃんの血液型が変わる」という事態が起こる可能性もあり、検出が不安定で正確に判定を下すことが難しいのです。

新生児の血液型検査表の裏書

新生児~生後4ヶ月以内の赤ちゃんの血液型を検査する場合、ABO血液型のオモテ検査とRh血液型の検査しか行われないことが多く、検査結果表には「新生児のため、約1年後に再検査をお願いします」などと、裏面に書かれていることもあります。

決して血液がそっくり変わってしまうわけでも、赤ちゃんの取り違えた起きたわけでもありません。あくまでも血液型の検査方法の信頼性の問題なのです。一般的にこういった抗原や抗体の不安定さが落ち着くのは4歳以降といわれていて、小学生以降になればまず間違いなく正しい血液型を調べることができるとされています。

臍帯血と赤ちゃんの血液型

臍帯(へその緒)に流れる臍帯血にはさまざまな細胞に変化するパワーを秘めた幹細胞が含まれていて、既に臍帯血を出産の際に集めて骨髄移植をはじめとする再生医療に役立てられています。赤ちゃんをこれから産むママにとっても興味深い話題ですね。臍帯血には赤ちゃんの血液が流れていますので、出産のときに臍帯血を検査すれば赤ちゃんの体に負担をかけずに血液型の判定ができます

ですが、ママのお腹の中にいる赤ちゃんは免疫抗体が未発達なため、臍帯血を検査しても抗原や抗体の量が少なかったり、胎盤を通してやり取りしているママの血液の抗原・抗体の影響が強く出てしまったりするため、赤ちゃんの血液型を正しく判定することが難しいのが実情です。

新生児の時の赤ちゃんの血液型

ABO血液型は年齢や月齢にかかわらず少量の血液があれば判定することができますが、新生児期の赤ちゃんの体はまだ抗体を作り出すことができずママの体から移行してくる抗体の影響が大きいことから、血しょうの抗体検査を受ける意味があまりありません。そのため新生児期に血液型の検査をする場合にはオモテ検査しかしないことが多いので、成人よりも判定の確率は落ちてしまいます。

オモテ検査に必要な新生児期の抗体の強さは成人の1/3程しかなく、これも確定判断が難しいとされる一因。赤血球膜上のA抗原やB抗原の反応が弱いために、実際にはA型やB型なのにO型と判定されるケースなど、赤ちゃんの血液を大きくなってから検査したら別の型だったとわかってビックリする家庭も多いのです。(注2)

4歳未満の赤ちゃんの血液型

新生児期を過ぎ、生後6ヶ月になると赤ちゃんの体で抗体が生産されて、1歳になれば成人のレベルよりは少ないもののほぼすべての赤ちゃんでウラ検査をして抗体を検出できるようになります。ですがまだまだ抗原は弱く、本来の血液型を判定するにはもう少し時間が必要。

赤ちゃんの免疫系統はゆっくりと成長を続け、3歳をすぎる頃になるとようやく赤血球膜上の抗原の強さが成人並に近付いていきますので、4歳未満の幼児では本来の血液型を知ることが難しいです。

血液検査は4歳以上になってから!できれば個人差もあるため小学校に入学してからがよいでしょう

赤ちゃんの血液型は調べない?産院事情

赤ちゃんは生まれた産院でさまざまな新生児検査を受け、血液を採取されます。当然血液型だって新生児の検査で調べると思いますよね?確かに昭和年代では産院の新生児検査で赤ちゃんの血液型を調べてくれ、退院のときにパパやママに教えてくれるのが主流でした。

ところが、最近は新生児期の血液判定は正確にはできないといった理由から、パパやママが希望しない限り積極的に検査をしないという産院が増えています。赤ちゃんの血液型は親子関係を証明する大事な要素でもあり、産院で誤った血液型判定をしてしまうと大きなトラブルになってしまう恐れがあるのです。

はみがき
41歳

驚いた女性の表情

変わりました!

いま中学3年生の長女ですが、生まれたときに産院で調べてもらった時の血液型はO型でした。その後生理が始まって貧血気味になり血液検査をしてもらったら、なんとA型だといわれました。ビックリです。本当にこんなことってあるんですねぇ。

産院で「後で血液型が変わるかもしれません」って言われてなかったら、ちょっとした家庭内トラブルになっていたかもしれません(笑)

赤ちゃんの血液型検査はどこで?費用は?

赤ちゃんの血液型は健康上の問題がない場合には早期に知る必要性はありませんが、保育園に預ける関係などで赤ちゃんの血液型を早めに知っておきたいというパパやママも多いですよね。そういった事情がある場合には血液型の検査をしてもらえるかどうか、出産前に産院側に確認を取っておくとよいでしょう。

産院で血液型の検査をしないという場合には、できるだけ確定診断に近付けるために入園直前になってからかかりつけの小児科に相談して血液検査を受けましょう。アレルギーなどの病気があって病気の治療の一環として血液検査を受けるといった場合でなければ、赤ちゃんの血液型を調べるための検査に保険は適用されません

検査には自己負担で1,000~3,000円程度のお金がかかりますが、費用や検査項目なども病院によって違いがありますので、検査を受ける前にしっかり確認をしておくといいですね。

みずき
35歳

出産後に知ってびっくりした

ファイルを持つ看護婦さん

30歳の時に男の子を始めて出産しました。産後3ヵ月で復職予定だったので、出産してから入院中に看護婦さんに赤ちゃんの血液型を教えてって聞いたのですが「今は産院で調べないんですよ」と言われてビックリしました。あれだけ貧血だのなんだのと調べているんだから、ちょっとくらい調べてくれればいいのに…。

結局長男のときは退院してから近くの小児科で検査してもらいました。自己負担で3,000円かかりました。その後次男を出産した産院では「正確ではないかもしれませんが、一応出産時の検査結果です」って血液検査の結果とともに血液型を書いた記録紙をもらいました。病院によって対応もさまざまみたいですね。

保育園の書類は?赤ちゃんの血液型欄

日中仕事に出かけるママに変わって小さな赤ちゃんをお世話する保育園では、万が一の事故や病気に素早く対応するために、預かる赤ちゃんの血液型を書面に記入することを求めることが多いです。こういった書面では赤ちゃんのABO型やRH型の記入欄があり、相談すると「入園前にできるだけ病院で検査を受けて下さい」といわれることがほとんどです。

ですが、血液検査は赤ちゃんの体に痛みなどのダメージを与えますし、正確な判定ができないのに赤ちゃんに何度も検査を受けさせることは好ましくありません。

入園児の血液型に関する対応や考え方は保育園によっても違いますが、入園前に赤ちゃんの血液型検査が済んでいない場合、保育園側とよく話し合って確定検査ができる4歳以降まで待ってもらえる相談してみましょうね。

キッズママ
29歳

無記入でも良かったみたい

5歳と2歳の男の子の母親です。昨年から保育園に子供を預けていますが、二人とも血液型を調べたことがなかったので保育園の入園書類に記入欄があるのを知って、慌ててかかりつけの小児科医に行って検査をしてもらいました。でも、入園後に他のママに聞いたところ「記入しなかったよ~」というママも多かったです。

後になって保育園の先生に聞いてみたところ、あえて血液型がわからなくても受け入れはするものの、未満児は緊急性が高いので家庭で血液検査を受けるようにお願いしているのだそうです。園や子供の年齢によっても対応が違うみたいですね。

み~な
33歳

検査しない人が多いかな?

悩む女性の表情

3歳の女の子を1歳から保育園に通わせています。うちの娘は黄疸がひどくて一時期病院で治療をしたときに血液検査を受けたので、生まれた直後の血液型を保育園の申込書に記入しました。

同じクラスのママで「できれば検査を受けて下さい」って毎年いわれているママ達がいますが「調べたって、正確にはわからないから」と検査は受けていないみたいです。そんなこと言ったらうちの子だって生後直後に調べた血液型なので正確とは言えないはず。でも保育園からは「改めて血液型検査を受けて下さい」とは言われません。

赤ちゃんの血液型と性格的な特徴

血液型による性格分類には根拠がなく、様々な調査が行われましたがその正確性は確認されていません。それなのに、血液型分類の記事を見ると「当たってる~」と思いますよね。心理学ではこの現象を「誰にでも当てはまる内容を自分だと思い込んでしまうバーナム効果によるものだ」と考えています。星座占いなども同様。

ですから、赤ちゃんの血液型による性格分類も当たっている子もいればそうでない子もいます。ママの血液型による子育ての仕方にも同じことが言えますよ。子供にはママや周囲の人が思ったり言ったりしたイメージ通りに育とうとする特徴がありますので、血液型に縛られずに目の前の子供の姿を見てその子に合った対応を心掛けてあげましょうね。

とこちゃん
36歳

あたらないことも多い?

ABとBOを比較する女性

「血液型で性格が決まる」という人もいますが、ウチの家の4兄妹はみんな同じB型なのに正確がみんな違います。長男は真面目でA型っぽく、神経質な次男はAB型ぽく、大雑把な長女はO型っぽく、次女はまだ生後6ヶ月なので正確はわからないけど。

ちなみに私達夫婦は主人がAB型で私が多分BOのB型なので、子供達には血液型のあらゆる面がミックスされているのかもしれないと思っています。血液型の性格診断は「血液型占い」といった方がしっくりくるかなあ。

肉球大好き
40歳

当たってればよかったのに…

我が家は主人O型で私がA型ですが、2人の子供達はどちらもA型です。ところが全員今をエンジョイするタイプで几帳面ではなく主人にソックリ。だから血液型より父親の影響を強く感じています。学校の先生や周りの人からもA型には見えないと言われます。少しは当たっていれば部屋の片づけとか楽だったのに…。

つわりと赤ちゃんの血液型

「ママと赤ちゃんの血液型が同じだとつわりが軽い」なんて噂もよく耳にしますね。ただしこれには医学的な根拠はなく、こういった噂を裏付ける検証もされていないのが実情。
ママのつわりの軽い・重いは赤ちゃんの血液型に左右されるものではなく、あくまでもママの体質など個人差の大きいものです。

そうび
27歳

あんまり関係ないと思う

私はB型です。長女の血液型はB型で私と同じだったのですが、次女はAB型でした。つわりに違いがあったかと聞かれるとそんな大きな違いはなかったと思います。どちらかというと二人目の方が慣れていたせいか、つわりは軽かったような気がします。私の友達は二人目の方がつわりが重かったそうです。

でもうちのお姑さんは、「ママと胎児の血液型が違うとつわりは重いはず」と言っていました。私には当ては血液型も子供の順番もあまり関係なかったけど…。

赤ちゃんの血液型にこだわる必要はなし!

赤ちゃんの血液型を教えて欲しいか欲しくないかと聞かれれば、多くのママは血液型を教えて欲しいと思いますよね。こういった思いは赤ちゃんの血液型がわからないと「手術や輸血が必要なときに治療が遅れてしまうのでは…」という不安からくる面が大きいのですが、実際には赤ちゃんの血液型がわからない状態でも何の問題もないのです。

実際に輸血が必要な場合、親が赤ちゃんの血液型を自己申告しても病院は処置前に必ず血液検査をする義務があるので、血液型がわからないといって治療が遅れるということはありません(注3)。赤ちゃんの血液型を必要以上に深刻に考える必要はありませんので、お遊びで血液型の性格診断をするくらいの余裕をもって考えていけるといいですね。

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