母乳の保存テクと注意点は?に関する記事

【母乳の保存】外出/預ける時にも便利な冷蔵/冷凍方法

【母乳の保存】外出/預ける時にも便利な冷蔵/冷凍方法

いざという時に便利な母乳保存!赤ちゃんのために正しい保存方法を理解して、安全で衛生的な母乳を飲ませてあげましょう。

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外出や預ける時に便利!母乳保存の正しい方法をご紹介

哺乳瓶

母乳育児をしているママが、知っておくと便利なのが母乳の保存方法について。
母乳を保存しておくと、外出先で授乳ができない時や赤ちゃんを預かってもらう時に、ミルクではなく母乳をあげることができます。また、日頃から搾乳して母乳をある程度保存しておくと、ママが体調を崩して授乳出来ない時にも便利ですよね。

ただ、完全母乳の赤ちゃんは、はじめは哺乳瓶で飲むのを嫌がるケースが多いようです。母乳を保存しておいて赤ちゃんに与えたいと考えている方は、いざ、保存母乳を哺乳瓶で飲ませる時に困らずに済むよう、少しずつ哺乳瓶に慣らしていくことが大切です。

母乳保存はとても便利でママにも赤ちゃんにもメリットがありますが、産院などではあまり説明を受ける事はないようです。今回は、冷蔵・冷凍での母乳の保存方法と注意点をご紹介します。大切な赤ちゃんの為にも、適切な方法で保存することが非常に重要です。

常温保存は可能?

母乳中に含まれる生きた免疫細胞は、搾乳に混入した雑菌を食べる働きをしてくれると言われています。そのため母乳は、短時間なら室温で保存することが可能です。

常温保存する場合は、消毒済みの哺乳瓶にそのまま搾乳して、できるだけ早めに飲ませてあげるようにしましょう。
近くに冷蔵庫が無い環境以外は、搾乳後30分以上飲ませる事がないようであれば、冷蔵庫に入れて保存するのが望ましいとされています。母乳の常温保存は可能ですが、基本は冷蔵・冷凍保存するように心がけましょう。

外出先や仕事中など冷蔵庫が使えない環境で搾乳した時は、念のため、保冷剤やクーラーバッグにいれて保存し、自宅に帰り次第、冷蔵または冷凍保存しましょう。

常温保存可能な期間の目安


室温25℃で4時間
(※清潔な容器に入れて、すぐに密封した場合)

母乳の冷蔵保存の方法と注意点

保存方法

清潔な哺乳瓶に搾乳し、そのまましっかり密封して保存しておくとそのまま飲ませられるので便利です。長時間外出する場合などで、数回、飲ませる必要がある場合は、哺乳瓶に余裕があれば、必要本数だけ哺乳瓶に搾乳して持ち運びした方が、外出先で飲ませる時に楽です。予備の哺乳瓶がない場合は、母乳パックに入れて保存し、飲ませる度に消毒済の哺乳瓶に入れ替えるようにしましょう。

哺乳瓶で保存する場合は、乳首を外して保存用のキャップでしっかりと密閉してください。各哺乳瓶メーカーが保存専用のキャップを販売していますので準備しておきましょう。

保存可能な期間

冷蔵保存の期間は4℃で3~8日可能とされていますが、家庭用の冷蔵庫は温度変化が激しいので、その日中に飲ませてあげるのが望ましいです。
母乳の持つ殺菌効果は冷凍することにより弱くなるので、保存可能な期間内でしたら、冷凍よりも冷蔵することをお勧めします。

保存の際の注意点

冷蔵庫の奥に置かれた哺乳瓶

ドアポケットは温度変化が激しいので避け、温度変化の少ない冷蔵庫の奥の方へ置いておきましょう。

冷蔵庫内の他のものと触れる可能性があるので、哺乳瓶はジップロックなどにいれて保存すると安心です。日常的に保存する場合は、哺乳瓶用のスペースを決めておくとよいですね。
また、保存期間を超えたものは口を付けていなくても破棄し、冷凍することのないようにしましょう。

飲ませ方

哺乳瓶をぬるま湯で、ひと肌程度に温めてから飲ませます。飲ませる際に、母乳が分離していれば、軽く円を描くようにふってから飲ませましょう。

飲ませる際の注意点

  • 母乳に含まれる免疫物質やビタミンは高温で壊れるので、熱湯での湯せん、電子レンジや直火での加熱はしない
  • 母乳をミルクと同じ哺乳瓶に混ぜてあたえない
  • 飲み残しは廃棄する
  • 哺乳瓶が熱くなっていないかなど、確認してから与える

母乳の冷凍保存の方法と注意点

保存方法

母乳冷凍用パック

冷凍保存する場合は、哺乳瓶に搾乳したものを保存用の母乳パックに入れ替えて保存する方法がおすすめです。
母乳パックに入れ替えたら、空気を抜いてスペースをとらないよう平らにし、出来るだけ速やかに冷凍庫にいれましょう。

哺乳瓶でも冷凍保存は可能です。ただ、ガラス製の哺乳瓶は冷凍することにより破損する危険性があるので、使用する前に冷凍保存可能かどうかをしっかりと確認してくださいね。
哺乳瓶のまま冷凍保存する際は、乳首は外し、冷凍保存専用のキャップでフタをしておくと、密閉されて雑菌の繁殖を抑えることができます。

保存する際は、搾乳した日付を母乳パックや哺乳瓶に記入しておくようにしましょう。

保存可能な期間

冷凍保存した母乳は1ヶ月を目安に使い切るようにして、使わずに古くなった母乳は廃棄しましょう。

母乳は赤ちゃんの成長に応じて成分が変化していきます。出来るだけ赤ちゃんの成長に沿った母乳を赤ちゃんに与えてあげるためにも、長期の保存は避けましょう。

保存の際の注意点

冷凍庫の入口付近は避け、奥の方に保存しておきます。母乳バッグや哺乳瓶は、ジップロックや密閉用に容器にいれて保存するとより安心です。

冷凍すると中身が膨張して容器が破損する恐れがあるので、容器いっぱいに母乳を入れないようにするのがポイント。母乳パックは、赤ちゃんが1回で飲みきれるサイズのものを使用することをおすすめします。

飲ませ方

時間に余裕がある場合は、冷蔵庫に移して自然解凍させます。すぐに飲ませたい場合は、ぬるま湯や流水で解凍することもできます。
解凍後は清潔な哺乳瓶に入れ替えて、人肌程度に温めてから飲ませます。温める際の注意点は冷蔵母乳の時と同じです。

飲ませる際の注意点

  • 解凍した母乳は出来るだけ早く飲ませ、遅くとも10時間以内には使い切るようにする
  • いったん解凍したものは、赤ちゃんが口を付けていなくても再冷凍はせず廃棄する
  • 母乳の栄養成分が壊されるので、解凍する際は熱湯を使用するのは避ける

冷蔵保存と冷凍保存の使い分け

冷蔵保存と冷凍保存は、使用したい時期や状況により使い分けるようにすると便利です。保存方法に迷った際は、望ましいとされる保存期間を考慮して、冷蔵か冷凍かを選択するとよいでしょう。

冷蔵・冷凍保存のメリット

  • 冷蔵保存

哺乳瓶のまま保存でき、解凍する手間がかからない

  • 冷凍保存

長期の保存が可能

その日中に飲ませる場合

冷蔵保存がお勧めです。赤ちゃんを預けていく場合なども、哺乳瓶のまま冷蔵しておくとママ以外の方が飲ませてあげる際にも楽ですね。

外出先や仕事中に搾乳した場合

冷蔵庫があれば冷蔵保存しましょう。冷蔵保存できない場合は、クーラーボックスにいれておくのが望ましいです。無ければ、保冷剤と共に冷暗所に保存しておきましょう。

翌日以降に飲ませる場合

その日に飲ませないことがわかっている場合は、あらかじめ冷凍庫に保存しましょう。預ける予定があり前もって保存しておく時は、少し個数を余分に冷凍しておくと、赤ちゃんが泣きやまない時や時間が遅くなった時に助かりますね。

いざと言う時の為に保存しておく場合

保存した日付を必ず記入して、冷凍保存しておきます。遅くとも1ヶ月を目途に新しいものと入れ替えるようにしましょう。

外出時の持ち運び方法

外出する際は、冷凍母乳を保冷剤と一緒にクーラーバッグに入れて持ち運ぶようにしましょう。外出先で、赤ちゃんに母乳を与える時に必要なもの一式の事前にまとめておくようにしましょう。普段、母乳を飲ませている方は、哺乳瓶など持っていく習慣がないので、忘れないようにしてくださいね。

外出する際は授乳回数が多くなっても対応できるように、母乳パックを1~2個余分に持って行くようにしましょう。また、勿体ないと感じる方も多いですが、赤ちゃんの安全のためにも使わなかった母乳バッグは帰宅後に破棄してください。

冷凍母乳を外出先で与える際に必要なもの

消毒済の哺乳瓶

外出先で哺乳瓶を消毒出来ない時は、母乳を与える回数分だけ哺乳瓶を準備しておきましょう。便利な使い捨ての哺乳瓶もあります。人気の使い捨て哺乳瓶「ステリボトル」がおすすめです。

Steri-bottle 消毒不要使い捨てほ乳瓶

Steri-bottle    消毒不要使い捨てほ乳瓶

Clovis Baby(クロビスベビー)

価格:1,500円+税

イギリスのクロビスベビーが販売する使い捨て哺乳瓶です。消毒・洗浄が不要で袋から出してすぐに使えるので外出先で非常に便利です。重ねた状態でパッケージされているので、保管場所も取りません。また、1個あたり29gと軽量なのも持ち運び時に助かります。初めて使う方も、公式HPに詳しい使用方法が掲載されているので安心です。

解凍用のお湯と容器

冷凍母乳を解凍するため、魔法瓶や保温機能のある容器などに入れておきます。複数回の授乳に備えて、多めに持っていくと安心ですよ。解凍時の容器には母乳パックが入るサイズのタッパーなど、深めの容器がおすすめです。

タオル

母乳を解凍する際にお湯がこぼれたり、母乳パックから母乳を哺乳瓶に移し替えたりする際にこぼれる事があります。拭き取り用として、タオルは多めに準備しておくことをおすすめします。

搾乳する際の注意点

母乳を搾乳する際の注意点も確認しておきましょう。母乳を保存する際の保存期間などは、衛生的に搾乳される事を前提とされています。母乳を安全に保存するには、まず、衛生面に注意して搾乳することが重要です。

手で搾乳する場合、母乳パックに直接搾乳するのは飛び散る可能性も高く難しいので、まずは哺乳瓶に搾乳してから、母乳バッグに移し替えるようにしましょう。

搾乳時の注意点

  • 手をきれいに洗って清潔にする
  • 消毒綿や温かいタオルなどで乳頭をきれいに拭いておく
  • 搾乳器を使用する場合は、きちんと消毒したものを使用する
  • 搾乳を入れる哺乳瓶は、消毒済のものを利用する
  • 搾乳の度に保存容器を替える(保存している容器に追加で搾乳しない)

搾乳機を使うか、手絞りにするか

先に伝えた通り、搾乳した母乳の扱いは衛生面で注意しなければいけません。手絞りだとどうしても外気に触れるタイミングが増えるために、雑菌などの混入が気になってしまいます。また、手絞りは結構な握力が必要ですので、連日だと手と腕がキツくなってしまうので、搾乳機の利用をお勧めします。
搾乳機には手動と電動があり、手動の方が値段は安いのですが、搾乳する回数が増えると手絞り同様に手が痛くなってしまい、腱鞘炎になるママさんもいます。電動は手動に比べると値段が高くなりますが、セットすれば自動で搾乳してくれるので、体への負担はありません。でも、音がするので赤ちゃんが寝ているそばではできない製品もあります。
搾乳の頻度や、どこで搾乳するか、そしてお財布と相談して、自分にピッタリの搾乳機をみつけましょう。

保存母乳を預ける方へのお願いは?

誰かにお子さんを預ける際は、「赤ちゃんが泣き始めたのに母乳のあげ方がわからない…」といった事態になる前に、保存母乳の飲ませ方をメモして渡しておくとよいでしょう。

また、母乳を複数保存している場合はどれから使うのかもわかるようにしておきましょう。自宅でパパに預ける場合などは、冷凍母乳を出かける前に冷蔵庫に移し換えておくと、パパも解凍の手間が省けて助かるかもしれませんね。

保存母乳の授乳をお願いする方に伝えたいこと


●保存場所(冷凍庫/冷蔵庫)
●解凍及び温め方法
●授乳間隔及びタイミング
●哺乳瓶の使用方法
●授乳する際は、本人の手を清潔にしてもらうこと

母乳保存の容器について

母乳を保存するための容器には、色々な種類や容量があります。赤ちゃんの月齢や使用方法によって使い分けるようにしましょう。

哺乳瓶タイプ

哺乳瓶タイプは直接搾乳して保存できるので非常に便利です。ただ、哺乳瓶によっては冷凍保存ができないものもあるので、使用する前に必ず確認しましょう。

搾乳器メーカーとして有名なメデラ社の母乳ボトルは、冷蔵・冷凍での保存が可能となっています。搾乳器や母乳バッグなどの商品ラインナップも豊富に取り揃えられていますよ。

母乳ボトル 150mlX3本

母乳ボトル 150mlX3本

メデラ

価格:1,897円+税

赤ちゃんの健康に配慮し、素材はビスフェノールA(BPA)不使用となっています。これ1本で搾乳・保存(冷蔵・冷凍)・授乳ができる便利な商品です。食器洗浄機やスチーム洗浄がOKという使い勝手の良さも嬉しいポイントですね。

母乳パック

母乳パックは、平らにして保存できるので冷蔵庫の中でも場所をとらず、数多く保存する時にも助かります。保育園や入院時には、こちらを利用するのが一般的なようです。

母乳バッグを選ぶ際は、素材にも気を付けるのがポイント。母乳パックの素材はポリエチレンが一般的ですが、ポリエチレンは油分の多いものを入れると成分が溶出しやすい特性があり、溶出を最小限にとどめるためにも上質なポリエチレン素材のものをお勧めします。
「乳及び乳製品の成分規格に関する省令適合品」という基準を満たしている上質なポリエチレンを使用している母乳パックだと、安心して長期保存ができますよ。

母乳バッグ・150ml (20枚入り)

母乳バッグ・150ml (20枚入り)

カネソン

価格:1,100円+税

バッグのつまみを引っ張るだけて袋を開けるので衛生的です。バッグの先端部をカットするだけで簡単に母乳を哺乳瓶に入れかえられます。サイズ展開が豊富なのも助かります。

完全母乳で赤ちゃんの飲む量がわからない場合は、小さめのものを数多く作っておくと廃棄する飲み残し量が少なく済むようになりますよ。

こんな時に便利!母乳保存

いざという時に便利だと言われる保存母乳。具体的にどのようなシチュエーションで使えるのかチェックしておきましょう。

  • 赤ちゃんが入院した場合(夜間や完全看護の時は病院に母乳を届けて飲ませてもらいます)
  • 赤ちゃんを預けて外出する場合
  • 赤ちゃんとの外出先で授乳できない場合
  • ママが病気や乳腺炎などで授乳できない場合(日頃から万が一の時に冷凍保存しておきます)
  • 乳首に傷がつき赤ちゃんの直接吸われたくない時
  • 保育園に預ける際に保育園で飲ませてもらいたい場合
  • 赤ちゃんが粉ミルクを飲んでくれない場合

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この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪