風邪をひいた!母乳は大丈夫?に関する記事

風邪は母乳でうつる?治し方は?授乳中に飲める市販の風邪薬

風邪は母乳でうつる?治し方は?授乳中に飲める市販の風邪薬

風邪をひいたら母乳をやめなくてはいけないと思っていませんか?風邪の感染経路はウイルスによって異なることから、6つの風邪ウイルスについての注意点をご紹介。さらに、授乳中でも服用できる市販の風邪薬のほか、自力で風邪を治す方法は要チェックです。

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風邪をひいた時の母乳は安全?授乳中に市販の風邪薬は飲めるの?

授乳中に風邪をひいてしまったら、赤ちゃんにうつらないのか、薬を飲んでもいいのか心配になりますよね。

せっかく母乳育児を頑張ってきたのに、風邪をひいたため一時的にミルクに切り替えたせいで、赤ちゃんが乳頭混乱などを起こして母乳を飲まなくなることで、母乳をやめてしまうのはとても残念なことです。

母乳を与え続けることは赤ちゃんにとって、とても大切なことですが、だからといって、ママが絶対に風邪をひかないようにすることは不可能に近いですよね。

そこで今回は、授乳中に風邪をひいた時の対処法についてご紹介。感染経路や授乳中の薬の影響、風邪のひき始めの対策などを知ることで、風邪の悪化を防ぎ、授乳の継続が可能になるはずです。

風邪は母乳からうつるの?

母乳を飲んでいる赤ちゃん

ママがカフェインやアルコールを摂取すると、母乳を通して赤ちゃんに影響を与えることがありますが、ママが風邪を引いてしまっても、母乳を通して赤ちゃんに風邪がうつることはないのでご安心ください。

しかし、母乳以外の経路で赤ちゃんに風邪をうつしてしまう恐れがあります。風邪は、ウイルスの種類によって感染経路が異なるため、風邪の種類ごとに対策を理解しておくと安心です。

赤ちゃんに風邪をうつさないためには、次に紹介する風邪の種類ごとの感染経路を知っておきましょう。

風邪の種類別の感染経路

一般的に風邪と呼ばれる病気は、別名「かぜ症候群」や「感冒(かんぼう)」と言い、鼻やのどにウイルスが感染することによって起こる症状のことです。

風邪を引き起こすウイルスには、主に次のような6つのウイルスがありますので、それぞれのウイルスの特徴や感染経路について、詳しくみていきましょう。

1ライノウイルス
風邪を引いているママ

ライノウイルスは春と秋に多い風邪で、大人の風邪の半分近くはこのライノウイルスが原因だと言われています。

主な症状は、くしゃみや鼻水・鼻づまりなどで、発熱がみられないのが特徴です。潜伏期間は1~3日と短く、ひき始めの2日間が一番うつしやすいので特に注意が必要です。

感染経路としては、咳やくしゃみによる飛沫感染のほか、ウイルスを含む鼻水が付着したママの手を介して赤ちゃんに感染する接触感染とがあります。

赤ちゃんのお世話をする際はマスクを着用するほか、授乳の前や赤ちゃんを抱っこする前には、必ず手洗いをすることを心がけましょう。

2エンテロウイルス
嘔吐症状が出た風邪を引いたままのイラスト

エンテロウイルスは、手足口病やヘルパンギーナを引き起こす、夏に多い風邪です。

のどが腫れて発熱した後、下痢や嘔吐の症状があるのが特徴で、咳やくしゃみによる飛沫を吸い込むことで感染するほか、鼻水や便から排泄されたウイルスが口から入って経口感染することもあります。

乳幼児がかかりやすく、症状が治まってからも、便からウイルスが長期間排出されるので、保育園で集団発生しやすい風邪です。

上の子が保育園に通っている場合には、保育園に確認したり、保育園サーベイランスなどを参考にして、流行期にはうつらない・うつさないように心がけることが大切です。

3コロナウイルス
マフラーをまいて暖かい格好をして外出しているお母さん

コロナウイルスによる風邪は、ライノウイルスの次に多く見られ、特に冬に流行するウイルスです。

症状は鼻水・鼻づまりや喉の痛み、咳などで比較的軽いですが、発熱のほか、中耳炎を起こすこともあるので注意しましょう。一度感染して免疫を獲得できても、数年で免疫が消滅するので、何度も感染するのが特徴です。

潜伏期間は1~2日で、咳やくしゃみによる飛沫感染のほか、便を介して赤ちゃんに感染する可能性もあると言われています。

ママは、赤ちゃんのそばではマスクを着用し、手洗いをしっかり行うようにしましょう。また、タオルの共用は避けることをおすすめします。

4RSウイルス
発熱しておでこをおさえているママのイラスト

RSウイルスは冬から春にかけて流行する風邪で、鼻水や鼻づまり、咳や38度から39度の発熱などの症状が現れます。

ウイルスの潜伏期間は2~8日で、感染力は高く、咳やくしゃみによる飛沫感染のほか、鼻水が付着した手を介して赤ちゃんに感染することもあります。

症状が現れる前でも周囲にうつすことがあるし、症状がなくなってからも感染力があるので、知らないうちにうつしたりうつったりしてしまいます。

乳幼児が感染すると、気管支炎や肺炎を起こす恐れもあり、特に、生後6ヶ月未満の赤ちゃんに感染すると重症化する可能性が高いため、ママが感染した時は、赤ちゃんにうつさないように注意しましょう。

5パラインフルエンザウイルス
くしゃみをするお母さん

パラインフルエンザウイルスには4つのタイプがあり、そのうち症状が現れやすいのは3つのタイプです。

1型と2型は秋、3型は春から夏にかけて流行します。大人が感染すると鼻水や鼻づまり、咳などの軽症で済みますが、子供が感染するとクループ症候群を引き起こすこともあります。

咳やくしゃみによる飛沫感染するほか、鼻水が付着した手を介して感染する接触感染するため、ママは手洗いをしっかりと行いましょう。

赤ちゃんは、生まれてから数ヶ月は、母乳を介して1型や2型の免疫抗体を受け取ることができるため、授乳によって感染が予防されるのです。

6アデノウイルス
マスクを着用しているママ

アデノウイルスには51のタイプがあり、秋から春の寒い時期に流行するタイプもあれば、「プール熱」や「はやり目」を引き起こす夏に流行するタイプもありさまざまです。

鼻水、喉の痛み、咳の風邪症状にほか、結膜炎、嘔吐、下痢などが見られるのが特徴です。

潜伏期間は5~7日で、唾液や鼻水、便を介して赤ちゃんに感染するのですが、症状が現れる2日前から感染力を持つので、知らないうちにうつしてしまうこともあります。

流行期には症状が現れていなくても、マスクの着用や手洗いを徹底することが必要です。

授乳中に風邪薬を飲んでもいいの?

授乳中には、薬が赤ちゃんに与える影響を心配するママも多いですよね。そのため、風邪薬の服用を理由に母乳をやめてしまうママも少なくありません。

でも、授乳と薬の関係について正しい知識を持っていれば、母乳をやめる必要はありません。授乳中に風邪薬を飲む場合は、次のような正しい知識を身につけておきましょう。

授乳中の薬の母乳への影響とは

可愛い赤ちゃん

ママが薬を飲むと、ほとんどの場合は薬の成分が母乳に移行しますが、ママの体に入った薬は、血液が乳腺を通って母乳となる際に薄くなるため、赤ちゃんに与える影響はあまり大きくないといえましょう。

しかし、カフェインなどの赤ちゃんに影響を与える成分が含まれている場合は、服用後の数時間は授乳を避けなければいけない薬もあるのでご注意ください。

風邪薬は風邪を治す薬ではありません

薬と水を持つ女性

一般的に風邪薬と呼ばれている薬は、風邪の原因となるウイルスの働きに直接効くわけでなく、単に風邪の症状を抑えるためのもの。細菌には抗生物質が効果的ですが、風邪の原因であるウイルス自体をやっつけることはできないのです。

それどころか、薬を飲むことによって、副作用などで身体がだるくなったり、熱を抑えてウイルスを退治する力を弱めてしまうため、逆に症状が長引いてしまったりすることも…。

風邪は本来放っておくと自然に治るものなので、授乳中は症状がひどくない限り、薬を飲まずに自然治癒するのを待つことをおすすめします。

授乳中に飲める市販の風邪薬は?

薬の説明をする薬剤師

授乳中、やむを得ない事情で風邪薬を飲む場合には、製品に記載されている使用上の注意や添付文書をきちんと読む必要があります。

特に、「授乳中の人は服用前に薬剤師又は登録販売者に相談してください」と記載されている薬は、薬の飲み方や授乳間隔などについて、薬剤師又は登録販売者に相談しましょう。

また、使用上の注意に授乳中の人について記載がない風邪薬を購入する場合は、赤ちゃんに影響がない「アセトアミノフェン」が主成分で、赤ちゃんに悪影響を及ぼす抗ヒスタミン薬やカフェインが含まれていない薬が安心です。

この条件に当てはまる薬には、次のようなものがあります。

パブロン50
パブロン50

大正製薬

1400円 + 税

風邪薬のパブロンの中でも授乳中でも、安心して服用できる漢方タイプの風邪薬です。

赤ちゃんに悪影響を及ぼす成分は一切配合されておらず、喉の痛みや発熱、痰などの風邪症状を和らげてくれる、授乳中ママの強い味方です。

http://www.catalog-taisho.com

風邪の自然治癒を促す5つの対策

風邪をひいたことのない人はいないという程、風邪は身近な病気です。どんなに気をつけていても、風邪をひいてしまうもの。悪化させて薬のお世話になるのは避けたいし、赤ちゃんにうつらないか気になりますよね。

そのため、もしも「風邪かな?」と感じたら、次のような方法で早めに風邪の悪化を防ぎましょう。

十分に休息をとる

寝ている母親

免疫力が低下すると、風邪をひきやすくなってしまいます。特に、睡眠不足やストレスは免疫力を低下させるため、十分に休息をとる必要があります。

いつも家事と育児に追われているママ、風邪をひいた時は神様がくれた休息だと思って存分に休むといいですね。赤ちゃんを家族に預けるなどして、ゆっくりと休ませてもらいましょう。

体を温める

発熱中は、ウイルスを排除するために体温を高くしていることから、おでこや体を冷やすのは禁物。できるだけ体を温かくして過ごす必要があります。ただし、体を温めすぎて無理に汗をかくと、体力の消耗につながるのでご注意を。

さらに、熱が下がらずに高熱が続く場合は、風邪ではない別の病気が疑われるため、かかりつけ医に相談した方がいいでしょう。その際には、必ず授乳中であることをきちんと伝えましょう。

加湿器などで乾燥を防ぐ

加湿器

冬に多い風邪については、乾燥している室内でウイルスの活動が活発になるため、部屋の湿度を60~80%に保つことを心がけましょう。

湿度が高い環境下では、喉の痛みも和らぐし、ウイルスの活動を抑えることで、赤ちゃんへの感染を抑えることができます。濡れたバスタオルを室内に干すだけでも、部屋の湿度が上がりますよ。

温かい飲み物を飲む

熱が出ているときや、嘔吐・下痢症状があるときには、脱水症状を起こさないように、しっかりと水分補給をする必要があります。

熱が出ていると冷たいものを飲みたくなりますが、冷たい飲み物は、胃腸に負担をかけたり身体を冷やしてしまったりするので、授乳中は、温かい飲み物の方がおすすめです。

食欲がない時は無理に食べない

風邪をひくと、早く治すために栄養を摂らなければと思い、食欲がなくても無理をして食べようとしますよね。しかし、消化吸収にはエネルギーをたくさん使うため、逆に風邪を治すためのエネルギーが不足してしまうことも・・・。

そのため、食欲がない時は、身体が食べ物を必要としていないと考え、無理に食べない方がいい場合があります。そして、食欲が少しでも出てきたら、まずはおかゆやうどんなどの消化にいいものを食べましょう。

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