断乳の仕方とおすすめの時期に関する記事

断乳の仕方~おすすめの時期と乳腺炎を防ぐための断乳ケア

断乳の仕方~おすすめの時期と乳腺炎を防ぐための断乳ケア

断乳の仕方が知りたいママ必見!おすすめの断乳方法のほか、ベストな時期や寝かしつけ、断乳ケアについて解説します。

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上手な断乳の仕方とママと赤ちゃんではじめる断乳準備

断乳とは、やむを得ない理由により、子供の気持ちに関係なく母乳やミルクをやめることです。

赤ちゃんが母乳やミルクを必要としなくなるまで待って、自然に母乳やミルクを断つ「卒乳」という方法もありますが、ママの職場復帰や薬の服用、2人目の妊娠などの事情に迫られて、断乳を試みるママも多くいらっしゃいます。

いざ断乳を始めても「赤ちゃんがお乳を欲しがっているのにかわいそう…」と、途中で断念してしまうママがいるほど、断乳は赤ちゃんにとってつらいことのように感じてしまいますが、一度おっぱいへの執着がなくなると赤ちゃんは意外とケロっとしているものです。また、ママは夜中の授乳から解放されてぐっすり眠れるようになるなど、悪いことばかりではありません。

ここでは、おすすめの断乳方法や時期のほか、あらかじめやっておくといい準備、おすすめの断乳ケアなど、断乳を成功させるための仕方をご紹介。無理なく断乳できるよう、赤ちゃんとママの成長のワンステップを応援していきます。

おすすめの断乳の仕方5つ

断乳といっても、ただお乳をやめればいいという訳ではありません。段階を踏むことで、トラブルなくスムーズに断乳することができることから、ここで紹介する断乳の仕方を参考に断乳を進めていきましょう。

1断乳は3日間かけて行う

赤ちゃんを抱く女性

断乳は赤ちゃんにお乳を与えないほか、ママのおっぱいのトラブルを避けるための断乳ケアも同時に行います。基本的に断乳を行なう場合は、断乳1日目の朝に授乳してから、赤ちゃんにはまったく母乳を与えず、3日目でほぼ断乳が完了します。

一見簡単のように思えますが、この3日間はママにはとてつもなく長く感じられるものなのです。特に、3日目あたりは身体的にも精神的にもつらくなって、くじけてしまうママは多いことから、入浴や寝かしつけをパパに頼むなど、断乳をうまく乗り切るための計画を立てておくと良いですね。

2日中は身体をたくさん動かす

断乳をはじめたら、赤ちゃんがおっぱいのことを考える余裕がなくなるくらい身体を動かすために、日中は思いっきりお外で遊ばせておきましょう。赤ちゃんの気を紛らわせることができ、さらにたくさん遊ぶことで疲れて、夜にはぐっすり眠ってくれるはず。ただし、あまり興奮しすぎると寝つきが悪くなってしまうので、激しい音や光などの刺激には十分に注意しましょう。

3寝る前に白湯やお茶を飲ませる

断乳中に一番苦労するのは寝かしつけです。特に、寝かしつけるためにおっぱいを飲ませていたり、添え乳をしている子の場合は、おっぱいがないと寝られないことから、寝る前に赤ちゃんに白湯やお茶を飲ませて満足させましょう。また、ベビーマッサージなどのスキンシップや、おくるみは赤ちゃんの不安を和らげることから、安心して眠ってくれる効果大です。

4夜泣きをしてもお乳はあげない

泣く赤ちゃん

断乳中の夜泣きほどやり切れないことはありません。夜中に何度もギャン泣きされると心が折れて、お乳をあげたい衝動に駆られてしまうかもしれませんが、そこでお乳をあげてしまうと、赤ちゃんは「泣けばお乳をもらえる」ということを学んでしまうので、心を鬼にして抑えましょう。そんな時にはママが寝たふりをするなどして、赤ちゃんが諦めて眠ってくれるのを待つのが一番です。

5「おっぱいはないない」と言い聞かせる

断乳を始めると、赤ちゃんがおっぱいを欲しがって服をめくりあげようとしたり、おっぱいを触ろうとすることがよくあります。赤ちゃんがおっぱいを欲しがった時のために、おっぱいに肌色の絆創膏を貼っておいて、「ママのおっぱいはないないよ」と言って見せてあげるとよいでしょう。これを何度か繰り返すことで、赤ちゃんは「もうおっぱいを飲めない」ということを理解して、徐々におっぱいを欲しがらなくなります。

ベストな断乳の時期やタイミングはいつ?

断乳を成功させるためには、何となく断乳を始めるよりも、ママや赤ちゃんにとって断乳を行なうベストな時期を選ぶことが大切です。もし、近々断乳の計画を立てているなら、次の3つの条件について考慮して計画を立てましょう。

ストローやコップで飲み物を飲むことができるようになった

断乳を行うためには、離乳食から栄養が摂ることができるのが前提ですが、もう一つに哺乳瓶を使わずにストローやコップで水分が摂れることが条件としてあげられます。そのため、離乳食の開始に合わせてコップの練習を始めておくのがおすすめ。スパウトやストローなど、赤ちゃんが飲みやすい飲み口をいろいろ試してみるよいでしょう。

2人目を妊娠した

妊婦のお腹に耳を澄ます子供

ママの断乳の決意がブレないベストなタイミングといえるのが2人目の妊娠です。妊娠中に授乳してしまうと、早産などに繋がる子宮収縮を起こす場合があるため、妊娠が分かった時点で断乳が必要になります。お兄ちゃんやお姉ちゃんになる自覚を促すいいチャンスになることから、断乳の際は必ず「新しい兄弟ができる」ということを赤ちゃんにきちんと伝えておきましょう。

パパに協力してもらえる日を選ぶ

パパに手伝ってもらうことでスムーズに断乳することができるので、できればパパがお休みの日でお家にいるタイミングがベストです。断乳中はおっぱいが張るので、抱っこやオムツ替えすら難しくなる場合はあります。また、お風呂や寝かしつけする際に、ママがそばにいるとおっぱいを欲しがることから、できる限りパパに協力をお願いすることで断乳を成功させましょう。

断乳を開始する前にしておきたいママと赤ちゃんの準備

断乳を行なう際は、事前に計画を立ててしっかりと準備をしておくことで、無理のなくスムーズに断乳を進められて、失敗することもありません。「断乳しよう!」という決意が固まったら、次のような準備を始めましょう。

離乳食に慣れさせておく

離乳食の食器

断乳を行なう場合、母乳やミルクをやめてもある程度は離乳食で栄養を摂ることができる必要があることから、断乳を始める前には少しでも離乳食に慣れさせておきましょう。母乳やミルクばかりで離乳食を食べないことから断乳を決意した場合は、「おっぱいをやめたら栄養不足になるのでは?」と不安に感じるかもしれません。そのような赤ちゃんには、普通のミルクよりも栄養価が高いフォローアップミルクを飲ませてあげると、しっかり栄養を摂ることができるので安心です。

添い乳に頼らない入眠儀式を始める

添い乳で何とか赤ちゃんを寝かしつけてきたママにとって、断乳中の寝かしつけは頭の痛い問題だといえます。断乳する際はこれまでの入眠儀式を改めて、新しい方法で赤ちゃんを寝かしつけることが必要です。毎日、寝る時間を決めて、静かな環境でベビーマッサージや寝かしつけの絵本を読むなどの、同じ入眠儀式を続けることで、徐々に赤ちゃんの生活リズムが整ってくるのです。

断乳の予告をして心の準備をさせておく

断乳の2週間くらい前から、「もうおっぱいとバイバイしようね」と言い聞かせして心の準備をしておきましょう。また、1歳の誕生日などの節目の際に、「もう1歳なんだからおっぱい飲まなくても大丈夫よね」と自覚を持たせるのも良いですよ。断乳する日の最後の授乳の時には、「これでおっぱいはおしまいだよ」と声をかけてしっかり飲ませてあげましょう。3~4日もたてば、おっぱいのことを忘れてしまいますよ。

徐々に授乳の量や回数を減らす

断乳の際は、いきなり断乳に入るのではなく、徐々に赤ちゃんにお乳をあげる量や回数を減らして断乳の準備を始めましょう。離乳食をしっかり食べさせて食後の授乳の量を減らすほか、授乳の回数自体を減らことで、お腹がすけば離乳食をしっかりと食べるようになります。また、母乳の分泌も抑えられて乳腺炎を防ぐことができるので、断乳のときのママの負担も軽減できます。

乳腺炎を予防するための断乳ケア

断乳すると決めたママの気持ちとは裏腹に、ママの身体の中では母乳が作られ続けるので、放っておくと乳腺炎などが起こりかねません。こうしたおっぱいのトラブルを避けるためには、断乳ケアをしっかりとおこなうことが大切です。正しい断乳ケアを行って、すっきりとした気持ちで断乳を成功させましょう。

乳腺炎とは?

胸を押さえる女性

乳腺炎は、乳腺に母乳が詰まることで起こる乳腺の炎症です。38℃以上の発熱のほか、乳房の腫れ・赤み・痛みなどの症状が特徴で、触ると激痛が走るようなしこりがあると、腫瘍ができている可能性が高く、外科手術による切除が必要になるため十分に注意が必要です。

「乳腺炎が疑われる場合、何科を受診すればいいの?」と疑問を持たれる場合が多いのですが、基本的には出産した産科、または乳腺の治療を専門に行っている乳腺科に相談してみましょう。

おすすめの断乳ケア

断乳開始1日目~2日目

断乳1日目の朝の授乳を最後に、いよいよ断乳スタートです。最初の2日間はできるだけ搾乳を控えて、おっぱいが痛くなったときだけ軽く搾乳する「圧抜き」を行います。空になるまで搾乳してしまうと逆に母乳の分泌量が増えるため、くれぐれも絞り過ぎはNGです。また圧抜き後は乳房を氷などで冷やすと、搾乳の刺激による母乳の分泌が抑えられるほか、張りのつらさも和らぎます。

断乳開始3日目

3日目になるとおっぱいの張りがピークに達するので、溜まったおっぱいを全て絞りきるくらいまで搾乳します。この時にきちんと処置しておかないとしこりが残る可能性があります。そのため、痛くて自分では絞ることができないという場合は、出産した病院の助産師さんに相談して、断乳マッサージをやってもらうとよいでしょう。

断乳開始4日目以降

断乳開始から4日目以降は、痛くなったときだけ搾乳するようにして、その後は1週間後・2週間後・1ヶ月後と定期的に自分で搾乳を行って溜まった母乳を排乳すれば、2ヶ月後には断乳がほぼ完了します。

断乳ケアについての注意点

・お風呂に入ると血行が促進されておっぱいが張りやすくなるので、断乳中はシャワーで済ませましょう
・断乳後1ヶ月ほどは、乳腺が詰まりやすくなる高カロリー・高脂肪食品は控えましょう
・しこりや張りが気になる場合は、かかりつけの産科や助産所に相談しましょう

ハーブの中でも、ペパーミントやセージには母乳の分泌を抑える働きがあります。授乳中はもちろんNGですが、断乳中にペパーミントを含むハーブティーを飲んだり、セージをハンバーグなどの肉料理にスパイスとして取り入れて、断乳に役立ててみてはいかがでしょう。

断乳は断固たる決意で行いましょう!

一度断乳すると決めたら、どんなに赤ちゃんがぐずっても泣いても断固として「断乳を実行するぞ!」という強い決意を持つことが大切です。断乳中はおっぱいの張りはツラいし、おっぱいが欲しくて泣いている赤ちゃんを見ていると心が折れそうになるママも少なくありません。

しかし、断乳が失敗してしまうと、次の断乳まで2~3ヶ月もかかることがあることから、できれば1回で成功させたいもの。上手に断乳すれば、赤ちゃんはおいしい離乳食に夢中になって、ママのおっぱいに興味を示すことはなくなるので、頑張って3日間の断乳を乗り切りましょう。

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この記事を書いたライター
小笠原蓮香

小笠原蓮香

趣味は野球観戦!カープ女子がライバルのアラフォー腐女子です。