新生児の目やにの原因と取り方に関する記事

新生児の目やにが緑や黄色になる原因/予防法と安全な取り方

新生児の目やにが緑や黄色になる原因/予防法と安全な取り方

新生児の目やにからどんなことが分かるでしょうか。また、目やにが出た時の取り方についても見ていきましょう。

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新生児の目やに!目やにの状態から見る赤ちゃんの体調

新生児は、生後1ヶ月以内で寝ていることが多く、一般的に目やにが出やすい時期でもあります。ですが、何度清潔なティッシュで取っても、見る度に新しい目やにがついていたりすると、「何かの病気なのかな?」「体調が悪いのかな?」と心配になりますよね。

新生児に目やにが出やすい理由と、目やにの状態から赤ちゃんの体調を知る方法について見ていきましょう。

ほとんどの目やには心配不要!

目がぱっちりしている新生児

新生児は起きている時間よりも寝ている時間が多いのが普通です。ですから、寝ている間の目からの分泌物にほこりや汚れなどが絡まって、目覚めたときに目やにとして固まってしまうのです。このような正常な目やには大抵白っぽい色で、清潔なガーゼやほこりの少ないティッシュなどで取り除いてあげれば問題ありません。

日中はまばたきや涙と一緒に目から分泌物が流されてしまいますので、目やにが溜まることはほとんどありません。

日中の目やには注意が必要!

寝起きに目やにがついているのは、新生児にとっては普通のことですので何の心配も要りません。ですが、本来目やにが出にくいはずの日中にも目やにが出る場合や、黄色っぽい目やにや緑がかった目やに、ネバネバしたような目やにが出るときは注意が必要です。

さかさまつげ

まつげがぱっちりしている新生児のイラスト

さかさまつげでいつも眼球が刺激を受けているために、目やにが出やすくなっていることがあります。赤ちゃんは大人と比べると目の周りに脂肪分がついているため、まつげの部分がふっくらとして通常とは反対の向きにまつげが伸びやすくなっています。

成長とともに目元がすっきりとして、まつげも眼球に当たらないようになるので特に心配する必要はありませんが、まつげのために目やにが出やすくなっていると気付いたら、軽くまぶたに触れるようにして、まつげの向きを正しい方角に調整しましょう。手を洗い、決して眼球を触らない、まぶたを強く推さないことに注意して下さい。

結膜炎

目にほこりや細菌が入って炎症を起こしている場合に、目やにが出ることがあります。この場合は、目やにが黄色や緑がかった色になることもあり、粘性が高く、量も多いのが特徴です。赤ちゃんがこすってさらに悪化する可能性もありますので、早めに病院に連れて行って検査してもらいましょう。

症状によっては目薬が処方されることもありますが、病院に行く前に適当な目薬を新生児に点眼したり、不適切な方法で目を洗ったりすることはやめましょう。赤ちゃんの目の周りを触れる大人の手に雑菌が付着していることで、結膜炎が起こっている可能性も充分にあるのです。

結膜炎はアレルギー性結膜炎とウイルス性結膜炎、細菌性結膜炎などが主で、特にウイルス性結膜炎は家族間での感染の危険性が高いので、タオルの共有などは幼児でも注意が必要です。細菌性結膜炎は感染力は弱いのですが、体力のない新生児は心配なので、家族の誰かが発症した場合には、赤ちゃんとの接触はもちろん、お世話をするママは手洗いなどを徹底するようにしましょう。

咽頭結膜熱(プール熱)

プールでの感染が多く一見新生児には無縁と思われますが、感染力が強いため家族間での感染に注意が必要なのが咽頭結膜炎です。熱と一緒に結膜炎と同じ症状が出ることから、目やにの色や量と共に、熱が出ている場合には、早めに診察を受けるようにしましょう。

麻しん

幼児の感染が多い麻しん、生まれたばかりの新生児は基本的に、母親の抗体により麻しんにかかることはありません。しかし、予防接種で体内に抗体ができない人がおり、母親が小さいころに麻しんにかかったことがない、あるいは予防接種を受けてない、予防接種を受けたけど抗体が弱くなった、などの理由により、新生児でも麻しんを発症する可能性は、かなり低い確率のようですが否定出来ないようです。麻しんの症状は熱や咳、鼻水が出て、目が充血して目やに増える、などで目やにどころの騒ぎではないのですが、念の為、頭の片隅に目やにが症状の1つであることを覚えておきましょう。

空気が汚れている

部屋が埃っぽくて泣いている新生児のイラスト

空気中に含まれるハウスダストや花粉などの、アレルゲンが原因となりアレルギー性結膜炎を発症します。ホコリが舞っているような汚い部屋の場合は、大人でも目やにが多くなってしまいます。ホコリの中にはダニの死骸やダニの糞など、アレルギーの原因となる物質も多く含まれているので、こまめな掃除・洗濯を心がけ、空気清浄機などを使用したハウスダスト対策を検討するようにしましょう。

風邪

風邪をひいて熱が出ると、目やにも出やすくなります。赤ちゃんは目と鼻の距離が近いので、鼻水が逆流して目やにとして目から出ることもあります。熱が高いことや鼻づまりを確認したら、すぐに病院に連れて行って適切な処置をしてもらいましょう。風邪が治ると、目やにも自然に治まります。

鼻涙管閉塞

赤ちゃんの顔を使った涙点と鼻涙管の解説イラスト

目と鼻は管でつながっているため、沢山泣くと鼻水もいっぱい出るのは正常なので問題はありませんが、逆に涙がいっぱい出ているのに、鼻水があまり出ないのは赤ちゃんにとっては問題です。生まれながらに目と鼻をつなぐ鼻涙管が詰まっている先天性鼻涙管閉塞の場合、涙が鼻へと通りません。すると、詰まった場所が細菌に感染してしまう新生児涙嚢炎となり、目やにや涙が大量に出ることがあります。
片目だけに目やにが多い場合は、鼻涙管閉塞を起こしている可能性が高く、いつも涙目の場合や熱もないのに起きている時でも目やにが大量に出る場合は、特に注意しましょう。

鼻涙管閉塞になった場合、まずは眼科にて鼻涙管に水を通す検査を数回行います。この検査は検査が目的というよりは、水を通すことで鼻涙管の詰まりを取り除き、洗浄するという目的で行われます。さらに、自宅にて抗生剤の点眼とマッサージを行うことになります。

このような治療を行っても詰まりが改善されない場合は、目頭にある涙点と鼻を繋ぐ鼻涙管に、専用器具を通す治療を行い、それでも改善されない場合は手術を行うこともあります。
ただし、自然に詰まりがなくなることもあるため、眼科医の判断により治療時期や方法が異なります。放置することで赤ちゃんのストレスになりかねませんので、まずは、眼科医の診察を受けるようにしましょう。

目薬の代わりに母乳を点眼?効果と実行

結膜炎などの原因で目薬を処方された時、赤ちゃんに抗生物質が入った目薬を本当に使って良いのかと悩んでしまう方も少なからずいらっしゃいます。新生児の目に薬を入れることに抵抗を感じるのは、小さな子どもを持つ親御さんなら理解できるのではないでしょうか。

ネットなどを調べてみると、目薬の代わりに母乳を点眼する方法などがよく紹介されています。母乳には抗生物質のような効果が期待できる成分や、炎症を緩和する成分などが入っていますので、より安全なのではと考えられているからです。

ですが、母乳自体には良い効果があっても、それを点眼する際に他の雑菌が入ってしまう可能性や、母乳中に含まれる脂肪分が目やにになる可能性もあります。母乳を点眼するときは必ず医師に尋ね、自己判断で行わないように注意をして下さいね。

新生児の目やにの取り方

ひどいときには目が開かない程に目やにが出てしまうことがある赤ちゃん。しんどそうなだけでなく、目が腫れてさらに目やにが増えることもありますので、なるべくさっと取ってあげたいですよね。

まずは清潔に!大人の手と爪整えて準備する

手を洗っている女性の手元

目やにを取ろうとして赤ちゃんの目に雑菌を入れてしまうのは本末転倒です。目やにを取る前にママは爪が伸びていないかを確認し、手と爪をキレイに洗って備えましょう。新生児は乳幼児に比べ動きは少ないのですが、突然顔を振る可能性は十分あるので、片方の手は必ず赤ちゃんの顔に添えるようにしましょう。

ガーゼやティッシュは清潔に

清潔なガーゼ、もしくはほこりの出ないティッシュ(不織布など)を使って目やにを取りますが、同じ面を使用しないように注意して下さい。目やにがついた部分は、赤ちゃんに触れないように中側に折り畳みましょう。

取りにくいときはガーゼをぬらす

ガーゼをぬらして硬く絞ってから赤ちゃんの目の周りをやさしく時間をかけて拭くと、目やにはキレイにするっと取れます。目頭から目尻の方向に、横に流すのではなく、上瞼なら斜め上に、下瞼なら下の方にと、眼球へ取り除いた目やにがいかないよう動かしながら、やさしく拭いていきましょう。

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