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赤ちゃんのほくろは除去すべき?悪性の可能性や見分け方

赤ちゃんのほくろは除去すべき?悪性の可能性や見分け方

赤ちゃんのほくろって安全?それとも危険?悪性化しやすいほくろの治療方法や、ほくろ除去、予防法などについて解説します。

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赤ちゃんのほくろはいつから?除去すべき?治療や予防法

生まれたばかりの我が子の肌にほくろがないことに気づき、「えっ!赤ちゃんってほくろがないの?いつからできるの?予防できるの?」と疑問に思うママは、意外と少なくありません。逆に、ほくろなどの皮膚の変色には皮膚の病気や皮膚ガンなどが隠れているケースもありますので、既に赤ちゃんのほくろを発見して不安になり、病院を受診するべきか不安になっているママもいるでしょう。

そこで今回は、赤ちゃんにほくろはいつからできるのか、ほくろができるメカニズムや種類、対処法や予防法などを解説しますので、しっかりと理解しておきましょう。

赤ちゃんにほくろができるのはいつから?

足にほくろ

ほくろは、皮膚に現れる黒褐色のあざで、医学的には「色素性母斑(しきそせいぼはん)」あるいは「母斑細胞母斑」と呼ばれています。色素性母班には大きなものから小さなものまで色々ありますが、「ほくろ」は色素性母班の中の小さいもののことで、大きなものは「あざ」と呼ばれ区別されています。赤ちゃんのほくろには、次の2種類があります。

  • 先天性色素性母斑
    生まれつき赤ちゃんの肌にある
  • 後天性色素性母斑
    生まれてからできる

ですから、赤ちゃんにいつからほくろができるかというと、生まれた時から既にある赤ちゃんもいますし、外出が頻繁になる生後3ヶ月頃からでき始める子もいて、生まれてから後天的に出来る場合は、紫外線や体質などの様々な条件によってできる時期や数には違いが生じます。

赤ちゃんにほくろができる原因は?

赤ちゃんにほくろができる原因は、実はわかっていません。大人の体にあるほくろは、最低でも2~3個、平均で14~15個と言われるほどで、気にしている女性も多いのに原因が分からないなんて意外ですね。

私達の皮膚の深い部分(真皮)には、皮膚や髪の色を決める要素となるメラニン色素を作り出す「メラノサイト(色素細胞)」と呼ばれるものがあります。メラニン色素というと、「シミのもと」としてママ達に嫌われているのですが、実は私たちを紫外線から守る働きをしているのですよ。例えば、日焼けによる水ぶくれや皮膚ガンなどです。

赤ちゃんのほくろは、このメラニン色素を作り出すメラノサイトが、何らかの原因で変異し増殖した母斑細胞の塊なのです。母斑細胞もメラニン色素を作り出しますが、その量によって茶褐色に見えたり黒く見えたりします。赤ちゃんの時には平らでも、大人になってイボのように盛り上がることもありますよ。

生後赤ちゃんにほくろができやすくなる要因

  • 紫外線
  • 肌への摩擦や刺激
  • ストレス
太陽と雲

生まれてからほくろができる一番大きな原因は、紫外線です。私たちが真夏に太陽の光を浴び続けると日焼けをして肌が黒くなるように、紫外線は黒い色素の元であるメラニン色素を肌につくり出します。メラニン色素は皮膚の代謝によって排出ができるのですが、疲労していて体力がない場合が抵抗力の弱い時期には新陳代謝が滞り、ほくろとなってしまうのです。

紫外線のほかにも、肌着などのお肌への摩擦や、ゴムなどによる肌の圧迫などによる刺激や、ストレスも皮膚細胞を傷つけ、ほくろを作る原因となります。
また、親子で同じ場所にほくろができるといった症例もあり、詳しいことはまだ医学的に解明されていませんが、ほくろと遺伝には何らかの因果関係があるとも考えられています。

きよママ
38歳

サイズのあわないおむつは要注意!

ウチの息子はとっても色白で、アザやほくろが目立つタイプで、蒙古斑なんかも青々とお尻に現れていました。その分、紫外線対策をしっかりしてほくろを予防していたつもりなのですが、あるときふと、息子のお腹まわりに小さなほくろがプツッとでき始めているのに気が付きました。「あれ~、なんで~?」とパパと二人で首をかしげていたのですが、後で赤ちゃんにほくろができる原因の一つに「下着などのゴムの締め付け」があるのを知って冷や汗が出ました。

息子のおむつを買い込みすぎてしまい、ちょうどその頃、サイズの小さいオムツを息子に使わせていたんです!あわてて皮膚科を受診して、良性のほくろだとはわかったのですが、息子を危険な目にあわせてしまったのかと思い、冷や汗が出ました。皮膚科の先生からは「おむつが原因だけではないよ」と慰めてもらいましたが、できるだけほくろはできない方が安心なので、気を付けていきたいですね。

注意すべきほくろの種類

ほくろは基本的に良性の皮膚病変ですが、悪性の病変である黒あざと間違えやすいため、注意すべきほくろについて知っておきましょうね。家庭の判断で安全と決めつけ、通院が遅れては危険です。赤ちゃんの肌のほくろに次のような特徴が見られたら、できるだけ早く病院に相談してみましょう。

分裂するほくろ

できてしまったほくろの一部が分裂すると聞くと、意外に思う人もいるかもしれませんが、赤ちゃんの肌にあるほくろが皮膚ガンである場合、赤ちゃんの体内にある免疫細胞が、ガン細胞を異常な細胞と判断して攻撃します。すると、部分的に黒い色が消え、分裂したように見えることがあります。

巨大なほくろ

小さな点に過ぎないほくろと広範囲にできるあざは、医学的には同じ色素性母斑ですが、生まれて間もない赤ちゃんでも20cm以上の大きなほくろがある場合は、巨大型色素母斑の可能性があります。巨大型色素母斑は、悪性に変異しやすい病変で、悪化すると重篤な病気に進行するリスクが高いので、赤ちゃんに5cm以上の大きさのほくろがある場合には、念のため早めに病院を受診しておきましょう。

徐々におおきくなるほくろ

横になっている赤ちゃん

赤ちゃんの肌に出来たほくろが徐々に大きくなっている場合には、皮膚の下で悪性の細胞が増殖をしている可能性があります。最初は小さな点だったものが急激に大きくなった、表面が急にぽっこり膨らんできた、正常な部分の肌とほくろの境目が不明確でギザギザしている場合は、悪性腫瘍の可能性が高いので、速やかに専門医を受診しましょう。

色や固さが変わるほくろ

赤ちゃんにあるほくろが悪性の腫瘍の場合は、増殖するけれど免疫細胞に攻撃されることで減少もするため、増減を繰り返して色が変わることもあります。また、ほくろの場合は硬さが変わることがありませんが、悪性の場合は細胞が異常増殖して、全体がかさぶたのように硬くなったり、しこりのような部分的な固さの違いが生まれたりすることがあります。

痛みやかゆみをともなうほくろ

良性のほくろであれば触っても痛みなどはなく、もちろんかゆみを伴うことはありませんが、触ると痛むだけでなく常にヒリヒリとした痛みがある場合や、かゆみを感じる場合は、悪性で進行の早い皮膚がん(メラノーマ)の可能性があります。

赤ちゃんの場合は言葉で訴えることはできませんが、痛みやかゆみで必要以上にほくろを擦ったり掻いたりしていると、悪化が進んでしまいます。赤ちゃんがしきりにほくろを気にしていじっている場合には、早めに専門医を受診して原因を特定してもらいましょう。

炎症や出血を伴うほくろ

ほくろであれば出血や、周辺の皮膚が赤くなったり腫れあがるなどの炎症はおきませんが、悪性の有棘細胞がんでは、ほくろの表面や周辺に炎症やブツブツ・ザラザラとした潰瘍が出来たり、出血を伴うことがあります。出血や膿などのために嫌な臭いがするといったケースもありますので、判断の目安に覚えておきましょう。

足や爪に急にできたほくろ

赤ちゃんの手

ほくろは基本的に体のありとあらゆる場所にできますが、統計的に悪性の黒色腫は足の裏にできやすいというデーターがあります。足の裏は歩くことで擦れ刺激を受けやすいので、できてしまったあざが悪化する確率も高いといえます。足の裏だけでなく、爪の中や口の中などのような隠れた場所にできたほくろも悪性である可能性が高いので、こまめに赤ちゃんの身体をチェックしましょう。

赤ちゃんのほくろは何歳から除去できる?

ほくろは基本的に放っておいても健康に悪影響を与えないのですが、形が大きくなって盛り上がると衣服などと擦れて痛みますし、目立ってしまうと美容上で気になる人も多いですね。

ほくろは、出来た場所によっては除去が難しいケースもあるのですが、ほくろがあることで生活に支障が出る場合には、生後数ヶ月の赤ちゃんでも皮膚科や形成外科で保険診療の対象としてほくろ除去ができることがあります。ただし、保険外になるケースもあるため、まずは病院で確認してみるとよいでしょう。

赤ちゃんのほくろの除去や治療方法

まずは、ほくろが悪性か良性かを調べるために、診断をおこないます。除去が必要な場合には、ほくろのある部位や状態に応じて、小さいほくろであればメスやパンチで患部を除去する治療方法、あるいはレーザー光線を患部に照射して異常な細胞を死滅る治療方法のどちらかとなります。ただし、目の周りなどのほくろにはレーザー治療をすることができません。

レーザー治療は、ほくろの色に反応する安全な光線を使いますから、出血もなく、小さな赤ちゃんの体に比較的負担のかからない治療方法です。赤ちゃんにレーザー治療をする場合には、光線の量を調整して数回にわたって時間をかけて治療をしていきますので、生後数か月から治療をすることは可能!赤ちゃんは私たち大人よりも新陳代謝が良く、レーザーによる治療効果が表れやすい傾向があります。

赤ちゃんのほくろへの考え方

レーザーによるものであっても、ほくろの除去や治療は多少の痛みは伴います。また、施術の際に体を拘束されることに強いストレスを感じる赤ちゃんも多いので、必ずしもほくろを全て除去してしまうことが正解だとはいえません
一度ほくろを除去し始めると、次々と現れる新しいほくろが気になってしまい、赤ちゃんの負担も考えずに何度も治療を繰り返し、逆に赤ちゃんにダメージを与えてしまうといったケースも発生しています。

基本的に悪性の症状に該当しない大きさが1cm以下の小さなほくろであれば、緊急性はありません。経過を観察して安全さえ確認していれば、赤ちゃんが成長して自分の意思でほくろを取りたいと考えた時に治療を受けても決して遅くはないのです。

赤ちゃんのほくろをしっかりと観察し、できるだけほくろを増やさない生活を心掛けることが大切です。赤ちゃんの身体のほくろとは気楽に、長く付き合っていくくらいの気持ちで向き合いましょう。

赤ちゃんのほくろ予防法!4つのホームケア

腹這いの赤ちゃん

ほくろができるリスクは、赤ちゃんが生きていく以上避けようがないことですが、悪性へ変化する可能性や見た目のことを考えれば、できないに越したことはありませんね。ほくろができる原因を少しでも取り除いて、赤ちゃんのキレイなお肌にほくろができるのを防いであげましょう。

外出時は日焼け止めと帽子を!

赤ちゃんのほくろを予防するためには、メラニン色素を作る紫外線にできるだけさらさないことが肝心です。お出かけの際には日焼け止めを塗り、帽子をかぶせ、ベビーカーには日よけをつけるなど、赤ちゃんへの紫外線対策をしっかりと行いましょう。紫外線は晴れた日だけでなく曇りの日や、春や秋の日差しの柔らかな時期にも多いので、秋、春にも油断しないように心掛けてましょうね。

お肌に刺激を与えないことを心掛けましょう

赤ちゃんの肌は薄くデリケートなので、ゴムの締め付けの強い下着や、固く荒い生地の衣服ばかりを着せていると、刺激でほくろができやすくなってしまいます。下着や衣服は柔らかい、刺激の少ないものを選んであげましょう。

また、赤ちゃんは皮脂分泌が盛んで汚れやすいからといって、汚れ落ちの強い洗剤を使ったり、ナイロンタワシでゴシゴシ擦ったりするなんてことも厳禁です。子どの肌はママの手で軽く洗ってあげれば十分ですので、入浴方法なども見直していきましょう。

リズムのある生活習慣を整えましょう

紫外線や外部からの刺激でダメージを受けた肌は、夜眠っている時に脳から分泌される成長ホルモンによって修復されます。子供は新陳代謝が盛んで多くの成長ホルモンを必要としていますから、早寝早起きを心掛けて生活のリズムを整えて、タップリ睡眠をとって肌の回復を助け、ほくろができるのを予防しましょう。

栄養をたっぷりと取りましょう

母乳育児の赤ちゃんの場合、ママが食生活に注意をしてたくさんのおっぱいを飲ませてあげれば、離乳食が始まるまでは特に栄養面の問題はありませんね。ところが、離乳食が始まるとさまざまな食材から多くの栄養をとらないと、体が弱ってしまいほくろができやすくなってしまいます。

離乳食が進んで来たら、肌の修復を助けるビタミンやミネラルの多い食事を心掛け、体の中からほくろを予防していきましょうね。

神経質にならずに、赤ちゃんのほくろと付き合いましょう

赤ちゃんの肌にできた小さなほくろに過敏に反応をしてしまうのは、ママがとっても赤ちゃんを大事にして心から愛している証拠ですね。ですが心配をしすぎていると、赤ちゃんにもママにも良い影響を与えません

赤ちゃんのほくろをとても気にしてしまうママもいますが、そのストレスがママのほくろを作る原因となってしまうこともありますし、ママの様子から赤ちゃんがストレスを感じることもあります。ほくろは誰にでもきるものです。あまり神経質にならないようにし、ほくろも赤ちゃんのチャームポイントの一つと考えて、気楽にお付き合いをしていきましょう。

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