新生児のニキビに関する記事

新生児ニキビは白い?赤い?症状と顔・体に出る原因とケア

新生児ニキビは白い?赤い?症状と顔・体に出る原因とケア

新生児ニキビとはどのような症状なのか、また家庭でケアする方法について説明します。

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新生児ニキビとは?一般的な症状と赤ちゃんの反応について

ニキビといえば、思春期や大人だけにできるものではありません。生まれて数日の新生児にも、いわゆる『新生児ニキビ』ができます。新生児ニキビとは何なのか、どんな症状で出るのか、また赤ちゃんにとってはどんな感覚があるものなのか確認しておきましょう。

新生児にきびは赤ちゃんの湿疹の中でもポピュラーな存在

ほっぺに赤いニキビができてる新生児

生後1週間~10日ごろから、おそくとも生後3カ月までに顔にポツポツとニキビができることがあります。ニキビができてすぐは白い色をしていますが、炎症を起こすと赤くなり、いくつかのニキビが固まって、頬全体やおでこを含め顔全体が赤っぽく腫れて見えることもあります。

これを『新生児ニキビ』と呼びます。思春期の子どもや大人のニキビと同じく、毛穴に皮脂や汚れが詰まってできる炎症です。

なぜできる?新生児ニキビの原因

母親に頬ずりされている赤ちゃん

新生児とはいえ人間ですから、無菌室に入っていない限り、皮脂や汚れとは無縁に暮らすことはできません。ですが、思春期の子どもや大人と比べると、皮脂が大量に出るとは思えない新生児に、どうしてニキビが出てしまうのでしょうか。

原因としてまず考えられるのは、赤ちゃんがお腹にいるときにお母さんから受け取った『男性ホルモンの影響』です。男性ホルモンは皮脂分泌を活発にさせる働きがあるのですが、そのホルモンの影響を受けて、赤ちゃんも新生児期から活発に皮脂が分泌されることがあります。

男性ホルモンの影響を受けやすい男の子は、女の子に比べると新生児ニキビの発生率が高いことが分かっています。新生児ニキビはなかなか治らない場合があり、いつまで続くのか不安になってしまいますが、ちゃんとケアしてあげていると、生後3カ月を過ぎてホルモン分泌も落ち着き自然にニキビは治まってきます。

また、『皮脂がキレイに落とせていない』ことも原因として考えられます。赤ちゃんは皮脂や汗を活発に分泌しますが、キレイに洗い流しているならば毛穴が詰まる状態にはなりにくいものです。しかし、毛穴がふさがれてしまうと、その部分が赤く腫れてニキビ状になることがあります。

赤ちゃんはかゆい?ニキビと感覚

清潔な布団で寝ている新生児

新生児ニキビは、できたばかりの白い状態では、痒みなどは殆ど無いとされています。しかし炎症が起こって赤く腫れてくると、赤ちゃんも不快に感じるようになります。ニキビの部分をこすったりひっかいたりするだけでなく、いつでも機嫌が悪くむずがるようになることもあります。ニキビだけではなく、同時に乳児湿疹を併発することで、赤ちゃんが不快に感じてしまうようです。
汗をこまめに拭いてあげ、体に触れる部分のタオルやふとんは清潔さを保つことで、赤ちゃんが快適に暮らせるお手伝いをしましょう。
新生児のニキビと乳児湿疹の違いとしては、赤ちゃんが痒がったり不快な感じが無いかの違い程度で、見た目だけで判断するのはなかなか難しいようです。

新生児ニキビができたときのケア

では新生児ニキビができてしまったときは、何をすればよいでしょうか。症状が悪化しないだけでなく、改善するための対処方法についても見ていきましょう。

赤ちゃんの環境を清潔に保つ

沐浴で顔を洗われている新生児

赤ちゃんの余分な皮脂をキレイに取り除くことと、ニキビを刺激しないようにすることが必要となります。まず、1日に1回は丁寧に赤ちゃん用のボディソープや石鹸を使って、キレイに体を洗ってあげましょう。

首と肘の内側や手首に深いシワがある赤ちゃん

首の裏や、首や手首などのしわが深くなっている部分、頭や耳の裏などが、顔以外にも皮脂がたくさん分泌する部分です。また、洗い残しが多くて皮脂が詰まってしまいやすい部分でもあります。赤ちゃんの皮膚は大人と比べると10分の1程度に薄いので、いくら綺麗にするためとはいえ、ゴシゴシこすったりしてはニキビが悪化してしまうことがあるので、優しく丁寧かつこすりすぎないように注意して、良く泡立てた泡で汚れを落とす意識で洗ってあげましょう。
また、洗った後は充分に石鹸を流すことも忘れないでください。シッカリと石鹸を流してあげないと、雑菌が繁殖しやすい環境となってしまい、ニキビが悪化する可能性が高くなります。

余分な皮脂を流したら保湿をする

沐浴直後の新生児にクリームを塗ろうとしている母親

沐浴で余分な皮脂や汗を充分に落とせたら、クリームやミルクで軽く体全体を保湿してあげましょう。沐浴で皮脂を取り除き、そのまま保湿しないでいると、皮膚が余計に乾燥してしまいます。皮膚は皮脂に守られていないと、油分不足を感じて皮脂の分泌を活発にします。過剰に皮脂が分泌されると新たなニキビの原因になってしまいますので、皮膚が油分不足を感じない程度にうるおいを与えましょう。
不純物に少ない白色ワセリンや馬油などは副作用もあまり出ず、新生児の皮膚の保湿に使うことができます。お風呂あがりにタオルで余分な水分をおさえてあげた後に、塗ってあげるのがベストです。
ワセリンなどの塗り方は、赤ちゃんの肌でこするように塗り伸ばすと、ニキビを刺激してしまうので注意が必要です。一度ママの手に出して、こするように温めて伸ばし、赤ちゃんの肌を刺激しないようにおさえるように塗って保湿してあげましょう。
首や手首がプクプクで皮膚と皮膚が接触することで、せっかくのお風呂あがりでも汗をかきやすく、ニキビやあせもの原因となってしまいます。保湿した後に清潔なガーゼなどを挟んであげることで、皮膚の接触を防ぐことができますよ。

赤ちゃんに触れる服や布団を清潔にする

洗濯された新生児用のガーゼミトン

服や布団が汚れていると、ニキビの炎症が悪化してしまい、膿が出てしまうことがあります。服や布団はいつも清潔なものを使用し、ニキビが悪化しないようにしてください。
膿が出ている状態で、赤ちゃんが痒みから手で引っ掻いてしまうと、ニキビの部分を傷つけるだけではなく、とびひして体にも顔と同じようにニキビが出てしまうことがあります。
ニキビの部分から膿が出るようになり、数日しても治まらない場合は、一度小児科にて診察を受けるようにしましょう。
顔を引っ掻いて傷つけてしまうのを防ぐために、ガーゼ素材でできたミトンなどを、赤ちゃんの手につけてあげるのもオススメです。もちろん、ミトンも同じものを使うのではなく、常に清潔に保つように何セットや用意しておくようにしましょう。

ニキビ用外用薬は塗らない

市販のニキビ用の外用薬は新生児用には作られていません。副腎皮質ホルモン系の強い成分が使われていることもありますので、ニキビ用外用薬は塗らずに、赤ちゃんの皮膚を清潔に保ち、しっかりと保湿することで症状を改善して行きましょう。
あせもに似た症状なので、あせも用の薬を顔に塗りたくなってしまうかもしれませんが、体と顔では皮膚の薄さ、

かさぶたをはがさない

ニキビがおさまってくると小さなかさぶたが多数できてくることがあります。つい取ってしまいたくなりますが、赤ちゃんの皮膚は非常に薄くて弱いですので、無理に引っ張ることで大きな傷ができてしまうこともあります。かさぶたは外気から新しい皮膚を作っている部位を守る働きがありますので、絶対にはがさないように注意して、自然に取れるのを待ちましょう。

なかなかよくならない時は・・・

放っておいても自然治癒するのが『新生児ニキビ』ですが、なかなか良くならず炎症を起こして膿が出ている場合、また赤ちゃんがむずがるほど熱をもっている場合は、小児科を受診するようにしましょう。

場合によっては適切な内服薬や外用薬が処方されたり、他の病気が見つかったりすることもあるかもしれません。清潔に保つことや保湿することでほとんどの症状は改善されますが、長引く場合や悪化している場合は受診を検討しましょう。

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