猫と赤ちゃん同居のポイントに関する記事

猫と赤ちゃんの同居の注意点!危険な病気を予防するには

猫と赤ちゃんの同居の注意点!危険な病気を予防するには

猫と赤ちゃんが一緒に暮らすための注意点とは?猫アレルギーや病気予防を中心に、猫と安全に暮らすためのルールをご紹介します。

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猫と赤ちゃんの同居の注意点~赤ちゃんが安全に猫と暮らすために

空前の猫ブームの影響で、本屋さんで猫の写真集などを目にする機会が増えましたね。これまで猫を飼っていなかった人でも、猫をペットとして飼う人は増えているはず。また、今後猫を飼ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

ただし、現在妊娠中だったり、今後妊娠を予定している場合、猫と赤ちゃんが同居できるのか不安に思う人もいるかと思います。そこで、今回は猫と赤ちゃんが安全に同居するために知っておきたい知識をご紹介します。妊婦さんが猫と生活する上での注意点もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

見逃してはいけない赤ちゃんの猫アレルギーの発症

遊んでいる猫と赤ちゃん

赤ちゃんと猫が一緒に暮らすうえで一番気になるのが「猫アレルギー」ではないでしょうか。すべての赤ちゃんが猫アレルギーになるわけではありませんが、もし猫アレルギーの症状が出た場合には早急に対策を行わなければなりません。ここでは、赤ちゃんが猫アレルギーになった場合の症状や原因のほか、どんな対策を取ったらよいのかについて解説していきます。

猫アレルギーの原因とは

猫アレルギーは、アレルゲンと呼ばれる猫の毛やフケなどの抗原物質に、アレルギー反応を起こしてしまうことが原因で起こります。私達の体は病気にかからないよう免疫機能が働き、病原菌や異物を排除しようとします。この免疫機能が、猫に対して過剰に反応してしまうと猫アレルギーとなり、猫に接した時に様々な症状が出てしまうのです。

猫に対してアレルギーを起こすかどうかは体質によって違いますし、どんなアレルゲンにアレルギー反応を起こすかも人それぞれ違います。猫アレルギーのアレルゲンには主につぎのようなものがあります。

猫アレルギーの主なアレルゲン

  • 抜け毛
  • 唾液
  • フケ
  • 猫が持つホルモン物質
  • 猫の身体から出るホコリ

抜け毛は、短い毛の方が飛びやすいといえます。また、猫は体を舐めて毛づくろいをするため、唾液が体全体に付着しているので注意が必要です。

猫アレルギーの主な症状

目を掻いている赤ちゃん

猫アレルギーの症状は、原因と同様に人によってさまざまです。赤ちゃんに鼻水・くしゃみのほか、目を痒がったり白目が腫れて白いゼリー状の塊が出る等の症状が出たら、まずは猫アレルギーの可能性を疑ってみてください。また、呼吸が苦しそう、咳が止まらない場合も猫アレルギーが疑われます。

猫アレルギーを防ぐためにできること

猫アレルギーを起こすアレルゲンは粒子がとても細かいので、空気中に舞い上がりやすく、部屋の中に長い間漂いつづけることもあります。長期間アレルゲンに接することで、突然猫アレルギーを発症する恐れがあるため、赤ちゃんが猫アレルギーにならないようにしっかりと次のような対策をしましょう。

猫アレルギーの予防法

  • 定期的に猫のシャンプーをする
  • こまめに掃除をする
  • カーペットをやめてフローリングにする
  • クリーナーで布団やカーテンを掃除する
  • 猫を触ったら必ず石鹸で手を洗う

赤ちゃんが猫アレルギーになってしまったら

風邪や花粉症でもないのに赤ちゃんがくしゃみしたり、鼻水が出ていたら猫アレルギーかもしれません。もし、赤ちゃんに猫アレルギーの症状が出てしまったらどうしたらよいのでしょう。赤ちゃんが猫アレルギーを発症した場合にママがすべきことを3つ紹介します。

かかりつけ医に相談する

赤ちゃんにアレルギー症状が気になる場合、まずはかかりつけの小児科医に相談しましょう。症状に応じて目薬や軟膏、抗アレルギー薬などが処方されるほか、症状がひどい場合は眼科や耳鼻科を紹介してもらえます。赤ちゃんが猫アレルギーかどうかは血液検査によって分かりますが、「小さい赤ちゃんの体に針を刺すなんて可哀想」というママは、もう少し大きくなるのを待ってから検査を受けても遅くはありません。

赤ちゃんをアレルゲンから遠ざける
可愛い猫ちゃん

赤ちゃんが猫アレルギーと分かったら、アレルゲンとなる猫から遠ざけることで症状が改善します。アレルゲンは空気中に浮遊することから、同じ部屋にいるだけでもアレルギー症状が起こりることも…。そのため、猫と赤ちゃんが過ごす部屋を別にして、お互いが接触しないよう居住スペースの工夫をすることをおすすめします。

空気清浄器の使用

赤ちゃんの猫アレルギー症状を軽減するためには、空気清浄器の使用が効果的です。いくら赤ちゃんと猫の居住スペースを分けたとしても、同じ家に暮らしている以上、アレルゲンを完全に除去することはできません。そのため、赤ちゃんが過ごす部屋に空気清浄器を設置することで、アレルギーの原因となる細かいアレルゲンを取り除くことができます。

注意すべき猫から感染する病気と予防法

猫と赤ちゃんが同居する時、動物から人へと感染する人蓄共通感染症(ズーノーシス)に注意する必要があります。猫から人間へと感染する病気にはどのようなものがあるのか、感染を予防するための方法についてご紹介します。

猫から感染する主な病気

猫から人へ感染する病気はいくつかありますが、その中でも代表的なのがパスツレラ症とねこひっかき病です。パスツレラ症は猫に噛まれることで感染し、傷口が腫れて風邪のような症状が出ます。また、ねこひっかき病はその名の通りひっかかれたことで感染し、傷口やリンパ節の腫れ、微熱などの症状が出ます。

そのほかに猫の排泄物から感染する病気には、回虫が体内に住みつく回虫症、腹痛・下痢を引き起こすサルモネラ症、まれに風邪のような症状を引き起こすトキソプラズマ症が有名です。

感染を予防するには?

猫からの人獣共通感染症の感染を防ぐためには、日常生活の中で日頃から注意が次のようなことを注意しましょう。

猫にワクチンの予防接種を受けさせる
ワクチンと注射器

猫から感染する病気を防ぐには、まずは猫に予防接種を受けさせることが大事です。猫が病気にかかると、免疫力が低下し人獣共通感染症を媒介する可能性が高くなるのです。室内飼いの猫でもいつ病気にかかるか分かりませんから、念のために予防接種を受けるようにしましょう。

猫用の予防接種は、1歳前の子猫だと年に2~3回、2歳以降は年に1回受ける必要があります。

猫を触った手で赤ちゃんやベビー用品に触れない

猫をなでたり触ったりすることで病原菌が手に付着する可能性もあるので、猫を触った手で赤ちゃんやベビー用品に触らないようにしましょう。特に、小さな赤ちゃんは何でもなめるのが当たり前。口から病原菌や回虫などが入る可能性が高いので、猫を触った後はしっかり手を洗うよう心がけましょう。

猫を赤ちゃんのスペースに入れない

猫から感染する病気は、噛まれたり引っかかれたりすることで感染するため、活発な赤ちゃんのそばに猫が行かないようにしましょう。好奇心旺盛な赤ちゃんは動く猫に興味を示し、きっと触ってみたくなるはず。嫌がった猫に噛まれて病気になると大変なので、できるだけ赤ちゃんと猫を接触させないよう注意が必要です。

出産前は要注意!妊娠中のトキソプラズマ感染

猫が原因の感染症は、直接赤ちゃんに感染するものだけではありません。猫に体内に生息するトキソプラズマに妊娠中のママが感染すると胎児も一緒に感染し、出産後に先天性トキソプラズマ症を発症する恐れがあります。健康な赤ちゃんを出産するために、妊婦さんはトキソプラズマ症に十分注意が必要です。

先天性トキソプラズマ症とは

歩いている赤ちゃん

寄生虫の一種であるトキソプラズマは、ネコ科の腸の中でのみ増殖します。猫から人間へとうつる病気で、過去に感染経験がない抗体を持たない妊婦さんが感染すると、胎盤を通ってお腹の赤ちゃんがトキソプラズマに感染してしまうのです。胎児がトキソプラズマに感染すると、主に脳や目に影響を与えるため、視力や運動機能に障害がでる可能性が高くなります。

お腹の赤ちゃんをトキソプラズマ症から守る3つの方法

胎児のトキソプラズマ感染を予防するためには、ママが感染しないように注意するだけでなく、猫をトキソプラズマの感染から守ることが大事です。トキソプラズマ対策には次のような3つの方法があります。

素手で猫のトイレの始末をしない

トキソプラズマは猫のフンから感染するため、猫のトイレを素手で片付けるのは危険です。感染した猫は「オーシスト」と呼ばれるトキソプラズマの赤ちゃんを糞と一緒に排出するので、糞を介して、人間の口や目の粘膜から体内に入って感染する可能性があります。

妊娠中は猫のお世話を他の家族に頼む、手袋やマスクを着用して片付けるなどして、トイレの扱いには十分に気を付けましょう。

猫のトイレは毎日きれいにしましょう

オーシストが感染力を持つまで1~5日程度かかるので、糞は早めに片付けると感染の可能性が低くなります。

猫を外に出さない

猫のトキソプラズマ感染を予防するために、外に出さず室内で飼育しましょう。外に出てほかの猫やネズミと接触したり、トキソプラズマのいる土や砂に触れたりしてすると、感染の可能性が高まります。特に、感染力があるトキソプラズマは感染経験のない初期感染の猫の糞に含まれるため、子猫やまだ一度も外に出たことがない猫は室内飼いを徹底しましょう。

生肉を絶対に与えない

トキソプラズマは「終宿主」の猫の体内でのみ増殖しますが、「中間宿主」として猫以外のさまざま動物に感染します。そのため、トキソプラズマが付着した動物の生肉を猫が食べると、トキソプラズマに感染する恐れがあります。牛や豚、鶏など、どんな生肉にもトキソプラズマは潜んでいる可能性があるので、猫が食べる食事にも十分に気をつけましょう。

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