赤ちゃんの予防接種スケジュールに関する記事

赤ちゃんの予防接種(定期・任意)いつから?【スケジュール】

赤ちゃんの予防接種(定期・任意)いつから?【スケジュール】

赤ちゃんの予防接種、定期と任意の違いは?ワクチンの種類と接種の期間・回数から推奨される時期・スケジュールについてご紹介。

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赤ちゃんの予防接種~種類と定期予防接種と任意予防接種の違い

考える女性

赤ちゃんが生まれたあと自治体から予防接種の案内が配られると思います。赤ちゃんが受けられる予防接種にはたくさんの種類があり、初めて赤ちゃんを授かったママだと「こんなにたくさん受けなきゃならないの?」とびっくりするかもしれませんね。それに「定期予防接種と任意予防接種ってどう違うの?」と疑問に思うママもいるかと思います。

予防接種を受けることで様々な病気にかかるリスクを大きく減らすことができます。また、受ける時期が決まっているので、どの順番で受けるか計画を立てることも必要です。赤ちゃんの予防接種についての知識を身に付け、しっかりと赤ちゃんを病気から守りましょう。

ここでは赤ちゃんが受ける予防接種について、定期予防接種と任意予防接種の違いや、それぞれの予防接種の種類とスケジュールなどについてご紹介します。これから出産予定のママや赤ちゃんの予防接種について知りたいママに役立つ情報満載ですよ!

定期予防接種と任意予防接種の違いとは

予防接種には定期予防接種任意予防接種がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。初めに2つの予防接種の違いからご説明していきます。

定期予防接種は国が勧めるワクチン

定期予防接種は「予防接種法」という法律で定められた、国が赤ちゃんのうちに受けることを推奨しているワクチンです。定期予防接種のワクチンは過去に大流行した病気や感染力が高い病気、子供がかかりやすく重い障害が残る病気を中心に構成されています。赤ちゃんのうちにこれらの病気に対する免疫をつけることで、病気の流行を防ぎ赤ちゃんを後遺障害などから守ることができるのです。

定期予防接種は多くの人に受けてもらうため、公費負担で行っている自治体が多くあります。そのため決まった期間に予防接種を受けると、ほとんどの自治体で無料にて受けることができます。

任意予防接種は希望者が受ける

任意予防接種は、受けたい人が病院に行って個別に接種することのできるワクチンです。定期接種以外のワクチンを受けることができ、保育園や幼稚園などで流行しやすい病気などに対する免疫をつけることができます。

任意予防接種は希望者が受けるため、接種費用は自己負担となりますが、助成金制度を設けている自治体もあります。任意予防接種を希望する場合は、ホームページなどで自治体の制度を確認してから、病院に相談するようにしましょう。

定期予防接種の種類とスケジュール

予防接種している赤ちゃん

定期予防接種はいくつかの種類があり、より免疫をつけるため同じワクチンを何度かに分けて接種する場合もあります。予防接種には生ワクチンと不活性ワクチンの2種類があり、他の種類の予防接種を受けるまでは決まった間隔を置かなければなりません。
予防接種は新生児期を過ぎた、生後2ヵ月頃から受けられるものが多くあります。無料で受けられる期間も決まっているため、予防接種を効率よく受けるためにスケジュール確認をしておきましょう。定期接種の種類と接種時期・回数についてまとめました。

ヒブ(インフルエンザ菌B型)

ヒブワクチンは細菌性髄膜炎や敗血症、急性咽頭蓋炎などを予防することのできるワクチンです。細菌性髄膜炎は特に重症化すると脳に炎症が起き、重い後遺症が残る可能性もあります。一般的な症状は、発熱・頭痛・吐き気など風邪のような症状から始まるため見逃しやすく、重症化してからの治療が困難なので近年定期予防接種に組み込まれました。

ヒブワクチンを推奨スケジュール通りに受けた場合、接種回数は初回接種3回、追加接種1回の計4回となります。初回接種は生後2ヵ月~7ヵ月の間に4~8週間の間隔を空けながら3回、追加接種は初回接種の最後のワクチンを受けた後7ヵ月から13か月の間に受ける必要があります。

小児用肺炎球菌

肺炎球菌による細菌性髄膜炎や肺炎、中耳炎といった病気を防ぐことができるワクチンです。近年は既存の抗生物質が利かない肺炎球菌も出てきたため、予防することが重要と考えられています。先にご紹介したヒブワクチンと共に接種することで、細菌性髄膜炎にかかる割合を大幅に減らすことができる有用なワクチンです。

小児用肺炎球菌ワクチンを受ける回数は初回接種3回、追加接種1回の計4回となります。初回接種は27日以上空けて3回、追加接種は1歳から1歳3ヵ月の間に1回受けることになります。接種スケジュールの似ているヒブワクチンと合わせて受けることも可能です。

BCG

BCGの予防ワクチンを接種した赤ちゃん

BCGは結核を予防するワクチンです。赤ちゃんは結核に対する免疫が弱いので、早めのワクチン接種を行うよう勧められています。激しい咳と共に発熱し、重症化すると呼吸が困難になったり、髄膜炎を併発することもあります。
BCGを受ける時期は、生後まもなくの新生児期から受けることができますが、生後1歳を過ぎると有料での任意接種となり、推奨時期は生後5ヵ月~8ヵ月です。普通の注射ではなく数本の針がついたスタンプを腕に押します。

四種混合

四種混合は、ジフテリア・破傷風・百日せき・ポリオ(急性灰白髄炎)の4つの病気に対する免疫をつけることができるワクチンです。ジフテリアは筋肉や神経に作用して、眼球や横隔膜や心臓に麻痺が出る病気です。破傷風はちょっとした傷などから入った菌が神経に作用し全身の筋肉の硬直により呼吸困難になる可能性もあります。百日せきは激しい咳が止まらなくなる病気で乳幼児の場合は上手く呼吸できなくなる場合も。ポリオは全身の筋肉が麻痺を起こす病で病気が治ったとしても後遺症が残る可能性が高くなるため予防が大切です。

四種混合の接種回数は1期4回、2期1回の計5回接種する必要があります。1期の初回接種は生後3ヵ月~12か月の間に3週間から8週間の間隔を空けて3回接種、1期の追加接種は初回接種後1年から1年半の間の接種が推奨されていますが、6ヶ月後から受けることもできるようです。2期は11歳から13歳の間までに、ジフテリアと破傷風の二種混合ワクチンを1回接種します。

MR(麻疹・風疹)

MRワクチンは麻疹(はしか)と風疹のワクチンを同時に接種することができる混合ワクチンです。麻しんは重症化すると脳炎や肺炎を引き起こす可能性がある怖い病気です。また、風しんは妊婦さんが感染するとお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性が高いことが知られており、流行を防ぐためにも赤ちゃん時代からの予防接種が推奨されています。

MRワクチンは1期と2期に分かれており、1期は1歳~2歳の間に1回、2期は小学校入学の1年前に1回の接種となっています。

日本脳炎

ボールで遊ぶ女の子

日本脳炎は蚊に刺されることにより感染するウイルスで、発病する確率は低いですが重症化しやすい病気です。日本脳炎の症状は、高熱に始まり頭痛・吐き気・目眩などで、子供の場合は腹痛や下痢などの症状がでることもあり、重症化すると意識障害や神経障害、麻痺などが起き、後遺症が残りやすく、また死亡例も高い怖い病気です。子供は外に出ることが多く、蚊に刺されて感染する可能性もあるので、定期予防接種を受けることになっています。

日本脳炎の接種回数は、1期で3回と2期で1回の計4回となっており、1期の推奨期間は3歳からで、1期の初回接種は1周間から4週間の間隔を空けて2回、1期の追加接種は初回接種後に半年から1年程の間隔をあけて接種します。2期は9歳~13歳で1回の接種となっています。

水痘

水疱瘡(みずぼうそう)で知られる水痘は水痘帯状疱疹ウイルスが原因となるウイルス性の病気です。症状としては発熱と共に身体中に発疹・紅斑ができ、発疹が水ぶくれや膿になり、かさぶたができてやっと完治となります。重症化すると熱性けいれんや肺炎などを併発可能性があり、死亡例もあるために平成26年から定期予防接種が始まりました。

水痘の予防接種は1歳から3歳までの間に3ヶ月の間隔を空けて2回接種する必要があり、推奨時期としては1歳になった時1回接種し、その後3ヶ月の間隔を空けて2回目を接種するようにしましょう。

任意予防接種の種類とスケジュール

任意予防接種は希望した人だけが受けるため、原則自費で接種料金を支払う必要があります。定期予防接種と同時期に受ける場合は、医師に接種スケジュールを相談しながら勧めるようにしましょう。ここでは任意予防接種の種類とスケジュールについてご紹介します。

インフルエンザ

任意予防接種で一番有名なのがインフルエンザの予防接種でしょう。冬に流行するインフルエンザを予防する目的で、秋から冬にかけての接種が推奨されています。生後6ヵ月から接種可能で、13歳未満は4週間程の間隔を空けて2回接種を行います。
流行する前に2回めの接種を終える必要があるので、10月中に1回目を摂取して、11月半ばまでには2回めの接種を終えるようにしましょう。

おたふくかぜ

おたふくかぜも保育園や幼稚園で流行しやすい病気で、重症化すると難聴になったり髄膜炎になったりすることもある怖い病気です。おたふくかぜの予防接種を受ける時期としては入園前がおすすめで、1歳過ぎてから1回、3歳から7歳の間に1回の計2回接種が推奨されています。

ロタウイルス

お腹を痛がる子供

ロタウイルスは子供がかかりやすい病気の一つで、下痢嘔吐などの症状を引き起こしウイルス性胃腸炎とも呼ばれ5歳までの殆どの子供がかかる病気です。2歳未満の子供が感染すると、急激に脱水症状が進むことが多く、脱水に伴う痙攣や意識障害などの可能性があるので注意が必要です。
ロタウイルスは口から飲むタイプの生ワクチンで、生後6週間から生後24週(約5ヶ月半)までの接種が可能で、他の予防接種の兼ね合いから、生後2ヵ月に最初の接種が推奨されています。ワクチンの種類が2種類あって、1価は計2回、2価は計3回を4週間の間隔を空けて接種する必要があります。

B型肝炎

B型肝炎ウイルスに感染し肝臓内にウイルスが残ったままになっていると、肝炎や肝硬変、肝臓がんになる可能性が高くなることが知られています。乳幼児がB型肝炎に感染するのは、母親がウイルスを持っている場合と考えられ予防策がとられていましたが、近ごろ感染経路が分からないケースも増えてきたため予防接種が有効とされています。

B型肝炎ワクチンは生後まもなくから接種可能ですが、他のワクチンとの同時接種となる生後2ヶ月に最初の接種が推奨されています。計3回の予防接種が必要で、最初の接種から4週間間隔を空けて2回めを接種、その後20週から24週経った後に、3回めの接種を受けて完了します。

B型肝炎ワクチンは定期予防接種になる予定

厚生労働省の発表によると、B型肝炎ワクチンは平成28年10月から定期予防接種になる見込みです。平成28年4月以降に生まれた0歳児が対象となっておりますので、該当する子供がいる場合はお住まいの市町村にお問い合わせください。

日本経済新聞

A型肝炎

A型肝炎は保菌者の体から排出されたウイルスが口に入ったり、A型肝炎ウイルスに汚染された貝を生で食べたりしたときに感染します。症状としては発熱を嫌悪感(身体のだるさ)や、黄疸がでることで、軽く済む場合も多いですが、重症化すると完治に時間がかかったり、劇症肝炎になったりする可能性もあるので注意が必要な病気です。

A型肝炎ワクチンは1歳から接種可能で、2~4週間間隔で2回目を受け、2回目から半年後に3回目を受けます。海外にはA型肝炎が流行している地域もありますので、渡航する予定があるなら受けておいた方がよいでしょう。

予防接種のスケジュールをアプリで管理

予防接種は定期接種だけでも種類が多く、接種期間が決まっていて、しかも接種後に間隔を開けないと別のワクチンを摂取することができない場合もあるため、同時接種などをスケジューリングする必要があります。基本的にはかかりつけの小児科医師と相談することになりますが、せっかく決めた接種時期を忘れてしまう可能性があります。そこでスマーフォンのアプリを使って予防接種の時期を管理し、接種のし忘れを防ぐようにしましょう。

小児科医推奨!予防接種スケジューラー赤ちゃん・子育て母子向け

予防接種スケジューラーアプリの画面キャプチャ

多くの小児科医が所属する「NPO法人VPDを知って、子どもを守ろう会」公式の、ドコモ・ヘルスケア社との共同開発のアプリ。
今まで任意だったワクチンが定期接種に変わった場合には、ちゃんとアップデートされるから安心です。ワクチンによる効果や、予防できる病気の種類や簡単な症状の解説なども確認でき、もちろん無料で複数アカウントの利用が可能なので、子供が2人以上でもシッカリとスケジュール管理できます。通知機能があるので、忘れっぽいママも安心です。

予防接種ナビ

予防接種ナビアプリの画面キャプチャ

多数の医療系サービスを扱っている「株式会社QLife」の作成したアプリ。生年月日から自動で予防接種の時期をスケジューリングできたり、ママだけじゃなくパパにも情報を共有する機能があるのが便利。簡単なメモ機能などもあるので、簡易成長記録をつけることもできるシンプルだけど使えるアプリです。

ワクチン管理アプリ-ラブベビ手帳

ワクチン管理アプリの画面キャプチャ

医療関連アプリを多数開発している「株式会社アプラスアール」作成のアプリ。出産前の予定日や誕生日を元にした、予防接種時期のスケジューリングなどの管理機能には、ひとこと日記や写真を入れることもでき、可愛いイラストでシンプルかつ分かりやすい見た目で、使い勝手が良いアプリです。

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