産後の下痢の原因と対処法に関する記事

産後に下痢や腹痛が続く原因とは?産後の生活の注意点

産後に下痢や腹痛が続く原因とは?産後の生活の注意点

産後の下痢は早めに治しましょう。実は、産後は下痢になりやすい条件が揃っている?!気になる下痢の原因と対処方法を紹介します。

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産後は下痢に要注意!出産後に起こる下痢の原因と対処法4つ

出産という大きな仕事を終え、ママの身体はとても疲れています。「産後の肥立ち」といって、女性の身体は出産前の状態に回復するために3週間ほどかかるといわれています。そのためこの時期は、ホルモンの急激な変化によって体調のトラブルが出やすいうえ、出産後すぐに赤ちゃんのお世話も始まるので、「ゆっくり休みたい…」と思っていても思うようにいかないと感じているママは多いはず。

産後のトラブルの症状は抜け毛・腰痛・めまいなど、人によって様々です。便秘もよく知られていますが、実は下痢で悩む人も少なくありません。他の症状に比べ、下痢の場合は「たまたまかな?」「放っておけばすぐ治るだろう」と考えがちですが、あんまり続いていくと考えものですよね。
ここでは、なぜ産後ママは下痢になりやすいのか、その原因と対策についてご紹介していきます。

産後の下痢の主な原因

産後は身体が急激に回復しようとしているので、いろいろなマイナートラブルが出やすい時期です。その中の一つである下痢や軟便は、急な腹痛がつらいほか、毎回トイレに駆け込むのは本当に大変ですよね。どうして産後に下痢になってしまうのでしょうか。

ストレスによる自律神経の乱れ

頭痛で頭に手を当てる女性

産後の身体は、自分が思っているよりも疲れています。さらにこの時期は、休む時間も寝る時間もしっかり取れないまま、慣れない赤ちゃんのお世話や家事をこなさなければいけないので、身体的にも精神的な疲労がたまる一方。このような状態が続くと、ストレスや生活スタイルの変化などが原因で自律神経が乱れて、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによる下痢のほか、冷えや動悸、倦怠感などが起こりやすくなってしまいます。

骨盤のゆがみ

妊娠や出産によって大きな負担がかかると、骨盤が開いた状態になるほか、歪みやズレの原因になります。出産後、大きく開いた骨盤は自然と元に戻ってきますが、あまり動かなかったり筋力が低下していると、開いたまま元に戻らないことがあります。その状態が続くと、胃や内臓が下がってしまうことで腸の働きが悪くなって、下痢や便秘になりやすいのです。さらに、赤ちゃんの抱っこや授乳によって腰に大きな負担がかかると、骨盤の開きがさらに戻りにくくなるので、骨盤矯正など早めの対処が必要だといえます。

胃腸の機能が低下している

下腹を押さえる女性

赤ちゃんのお世話などで、ゆっくりとご飯を食べる時間がないからといって早食いをしてしまうと、胃腸に負担がかかることで、消化が悪くなり下痢が起こりやすくなります。また、産後の体調が戻っていない状態だと、腸の機能も低下していることから、コーヒーに含まれるカフェインが腸に刺激を与えることで下痢になることもあります。

また、出産による疲労や子育ての疲れによって抵抗力が落ちていると、腸に棲みついている善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて腸内環境が悪くなって、下痢になりやすくなります。

冷えや水分の取りすぎ

産後のママは、授乳によって代謝がよくなることで体温が上がるうえ、体温が高い赤ちゃんを抱っこすることで、夏場に授乳をしていると暑いと感じるママは多いようです。そのため、冷たいものを必要以上に摂りすぎて下痢になる場合があります。特に、疲労や寝不足によって胃腸が弱っていると下痢を起こしやすいことから、お腹の冷えには注意が必要です。

下痢の時に母乳をあげても大丈夫?!

赤ちゃんへの授乳については、下痢止めの薬を飲んでいなければ、特に気にする必要はありません。ただし、どうしてもひどい下痢が長引く場合は、医師に相談して薬を処方してもらう必要があります。
また、授乳中は水分不足になりやすいことから、下痢による脱水症状を防ぐためにも、こまめな水分補給を心がけましょう。

産後の下痢の改善に効果的な4つの対処法

産後に続く下痢は体力を消耗するし、気になって外出もままならないことから、憂鬱な気分になりますよね。産後の下痢によって日常生活に支障をきたすようであれば、しっかり対処することが大切です。ここで紹介する4つの対処法を参考に、つらい下痢にサヨナラしましょう。

腹筋や骨盤底筋を鍛える

仰向けに寝てお尻を上げる女性

運動不足や筋力低下によって胃腸の働きが弱っている場合は、腹筋や骨盤底筋を鍛えることで下痢の改善につながります。腹筋運動といえば、「つらい」「面倒」とい思われがちですが、ここでは産後ママでも簡単にできる体操を紹介します。下痢だけでなく産後のぽっこりおなかや、ヒップラインを美しくする効果があるので、毎日続けてみてください。

骨盤底筋を鍛える体操のやり方

1.仰向けになって足を肩幅ほどに開き、ひざを立てます
2.肩から膝までが一直線になるように、息を吐きながらお尻を持ち上げます
3.そのままお尻の穴をキュッと締めた状態で5秒間キープします
4.ゆっくりと1の状態に戻します
2~4の上げ下げを5回~10回ほど行うと、徐々に骨盤底筋が鍛えられます。

バランスの取れた食生活を心がける

腸内環境をよくするためには、一度食生活を見直してみましょう。この時期は赤ちゃんが優先になってしまうので、ママの食事はおろそかになりがちですが、消化吸収の良いものを、時間をかけてゆっくりと食べることで、胃腸の働きの改善につながります。

お粥や柔らかく煮込んだうどんを主食にすると胃の負担にならないほか、タンパク質が豊富な食品は湯豆腐や茶碗蒸しなどのような、温かい料理にして食べるとよいでしょう。また、バナナは腸内環境の改善につながることから、消化にいい熟したものを食べることをおすすめします。

また、飲み物は冷たいものを避け、常温のものや白湯などを飲むようにし、日頃から善玉菌を増やしてくれるヨーグルトや納豆・チーズなどの発酵食品を積極的に摂りましょう。

リラックスしてストレスをためない

産後は、ストレスによって自律神経が乱れやすくなることから、下痢が気になるという場合はストレスをためないようにして過ごすことが大切です。慣れない子育てで思ったようにいかないことがあっても、「ま、いっか」と楽観的に割り切ってしまいましょう。

また、ママに子育てが集中しないよう家族で協力し合って、たまには外出して買い物をしたり、自分の好きなことをするようにするなどして、うまくストレスを発散していくことも大切です。趣味や好きなことに時間を費やすことができると気分もよくなりますよ。

他にも、産院で知り合ったママ友たちとのおしゃべりは、共通部分も多いので話も弾むほか、仲のいい友達や母親に話を聞いてもらうのもよいですね。また、1日のうち少しでも赤ちゃんを連れて散歩をすると、体を動かすことで気分が紛れてストレスも発散できます。

安静に過ごす

睡眠をとる女性

赤ちゃんのお世話や睡眠不足で疲れが溜まっていると感じたら、慣れない育児が下痢の原因となっている可能性があることから、こまめに休みをとることが大切です。家事などは、少しくらい手を抜いても何とかなるものです。赤ちゃんを連れての買い物が大変な場合は、スーパーのネットショッピングを利用して、食材を配送してもらうこともできるほか、宅食を利用するのも家事の時短につながります。

一人で頑張りすぎずに、旦那さんや両親にサポートを頼めるという場合は、我慢せずに時には甘えることも大切です。また、自治体によっては家事を支援してくれる行政サービスがあることから、保健婦さんに相談したりや市町村に問い合わせてみるとよいでしょう。

こんな時はすぐに病院へ!注意が必要な下痢の症状

血便が出た

産後の下痢で、血が混じった便が出ているというときは何か病気かもしれません。黒ずんだ血が混じっている場合は胃や腸に問題があることが考えられるほか、鮮血の場合は肛門の近くで出血しているか、または痔の可能性があります。出血が続くと貧血を引き起こす恐れがあるため、今後のためにも思い切って検査を受けることが大切です。

嘔吐や発熱が続く

額を押さえて苦しげな女性

下痢以外に発熱や嘔吐などの症状がある場合は、食中毒(細菌性腸炎)が疑われるため病院の受診が必要になります。特に産後は体力が落ちているため、健康な人に比べて食中毒になりやすいため注意が必要です。産後は、貝類などの生ものは避けるほか、夏場の食事の作り置きには十分に気を付けましょう。

帝王切開後のお腹の張りや腹痛

帝王切開による出産後に切開した部分が腸に癒着することで、下痢になりやすいほか、腹痛やお腹が引っ張られるような感じがするなどの症状がみられる場合があります。最悪の場合は不妊症になる恐れがあるため、気になる場合は主治医に相談してみましょう。最近は癒着防止シート(フィルム)を使用した手術が増えていることから、以前ほど帝王切開の手術による癒着のリスクは軽減されています。

産後の下痢で苦労した先輩ママの体験談

産後の下痢は私だけじゃなかった!産後の下痢に悩まされたママたちは、どのような症状でどのように乗り越えたのでしょう?先輩ママ達の体験談をご紹介します。

ちはや
29歳

A体質が変わったかと思った

出産するまで一度も下痢で悩んだことはなかったのに、産後1ヵ月目くらいからひどい下痢に悩まされました。産後は下痢になりやすいとはあまり聞いたこともなかったので、「授乳の時におなかが冷えているのかな?」と思い、温めたりもしましたが、あまり効果もなく…。

胃腸科に受診をしたところ、「過敏性大腸炎」と診断されました。処方された薬を飲んだら止まるのですが、薬を飲まなければまた下痢になるという、つらい日々でした。下痢は産後半年くらいで落ち着きましたが、それまではトイレの往復と赤ちゃんのお世話でヘトヘトでした。

エリりん
30代後半

A下痢で大変でした

産後しばらくして、下痢になりやすくなりました。ひどいときは1日5回以上トイレに駆け込むこともありました。貧血の治療のために処方されていた造血剤は、便秘になりやすいと聞いていましたが、私の場合は薬が合っていなかったため下痢になったようです。

薬を飲むのをやめたところ、徐々によくなってきました。妊娠中に飲んでいた時には下痢を気にしたことはなかったので、産後のストレスのせいで、身体がデリケートになっていたのかな、と後になって感じています。

スネ夫
34歳

A疲れから下痢に?

産後まもなくから、定期的に下痢になるようになりました。おなかが痛くなって、トイレに2~3回駆け込む日々でした。もともと下痢をしやすかったので、こんなものかなと思っていましたが、友達から産後の疲れが原因では?と言われ、そうかもしれないと納得しました。

生活サイクルがガラッとかわり、睡眠不足で産後は全然休めていなかったので…。検査に行くほどでもないし、薬を飲むのも抵抗があったので、おなかを冷やさないように腹巻をしたり、飲み物は常温で飲むようにしていたら、少しずつ下痢から軟便に変わってきました。

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