産後うつの症状&原因と対策に関する記事

産後うつの症状をチェック!産後うつ症の原因と対策とは?

産後うつの症状をチェック!産後うつ症の原因と対策とは?

産後うつの症状のイライラや落ち込みは、放っておくと悪化してしまうかも。その原因を知って正しい対策をとることが大切です。

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産後うつはいつまで?離婚につながりかねない症状と原因

慣れない育児でいっぱいいっぱいになって、自分の時間をゆっくりと過ごす余裕がなくなったというママは多いはず。でも、些細なことにイライラしたり、急に落ち込んでふさぎこんだりなど、今までの自分じゃないみたいな言動が現れたら要注意。それは産後うつかもしれません。

産後うつはママ自身に問題があるわけではなく、産後のママなら誰にでも起こりうることなのです。ところが、産後うつの症状によるイライラが、夫への不信感や失望感につながって、最悪の場合、離婚につながることもケースも少なくありません。育児の忙しさにかまけて症状を放置しておくと、取り返しのつかない結果を招いてしまいます。

そのため、産後うつの症状や原因について正しい知識を身につけて、ママが悪いわけじゃないということをきちんと理解することが大切です。パパや周囲の人に協力してもらって、焦らず出産前の状態に戻していきましょう。

産後うつの代表的な10の症状

考え込む女性

「産後うつ」とはうつ病の一種で、産後に症状が現れるため「産後うつ」と呼ばれています。初めての育児へのプレッシャーや不安が大きい場合などに、本人の自覚なくストレスがたまり産後うつを発症してしまうのです。精神的な症状だけでなく、ストレスによってさまざまな身体的症状も現れることがあります。

また、産後うつとマタニティーブルーを同じものと誤解されることが多いのですが、マタニティーブルーは、産後うつと症状が似ていますが、一過性の情緒不安定な状態のことをいいます。産後うつがPPD(Post-partum Depression)と呼ばれる「産後うつ病」という病気なのに対して、 マタニティーブルーの症状は10日から2週間ほどで自然に治ります。

それでは、産後うつの主な症状についてみていきましょう。

1.自分自身の感情がなくなったような気がする

ただでさえ赤ちゃんと二人きりでいる時間が長いママは、誰かと話す機会もなく、笑ったり怒ったりすることが少なくなります。そのうえ、産後うつになると感情表現も乏しくなることから、赤ちゃんに話しかけたり笑いかけたりすることもできなくなってしまうことも。「出産前はよく笑ったのに…」と、パパが先に気づくことも多いようですね。

2.考えがまとまらない

家事の段取りのように物事を考えてまとめることが難しくなり、判断力が衰えてしまうことがあります。産後うつによってさまざまな感情が入り交じり、脳のキャパを超えてしまう場合もあるようです。今まで、できていたことができなくなって戸惑うママもいるのですが、これも産後うつの症状なのでママが悪いわけではありませんよ。

3.集中力がない

家事や赤ちゃんのお世話をしている途中で気づいたらボーっとしていたり、一つのことに集中することが難しくなってしまいます。産後うつによって感情がコントロールできないため、常に色々な考えが頭の中を巡っていることから、一つのことをやり遂げようと思っても集中ができなくなってしまうのでしょう。

4.いつもだるく疲れが抜けない

額に手を当てて疲れた表情の女性

強い倦怠感で何もする気にならず、だらだらして一日を過ごしてしまったということはありませんか?自分の身なりにさえ気を遣わなくなり、メイクもせず服もいつも同じままということも。出産前はビシッとメイクを決めておしゃれに余念がなかったママが、いつもすっぴんで、洋服やアクセサリーに興味がなくなったら要注意です。

5.些細なことでイライラする

自分で感情を抑えようとしても、ちょっとしたことでカッとなったりイライラしたりすることがあります。特に、パートナーであるパパに対して「どうして私だけがこんなに大変なのよ!」と怒りすら感じるようになります。このようなママの言動が産後クライシスの原因になることもあるので、産後うつの症状についてパパに知ってもらうことも大切です。

6.以前に比べて食欲がなくなった

出産前は食べることが好きだった人でも、胃がムカムカしたり、吐き気がしたりして食欲がなくなってしまいます。胃腸の不調のほか、ストレスにより下痢や便秘がおこりやすくなったり、極端な過食や拒食になることもあり、食欲のコントロールができずに「食べると吐く」を繰り返してしまうこともあります。

7.疲れているはずなのに眠れない

慣れない育児で毎日クタクタなのに、なぜか眠れないという場合も注意が必要です。精神的に不安定になると、感情のコントロールが上手くいかずに、眠ろうとしても色々なことを考えてしまって睡眠障害が起こることがあります。しっかりと睡眠がとれないことで、ますます疲れがたまってしまうという悪循環に陥ってしまうことも。

8.落ち込みが激しくやる気が出ない

訳もなく気分が落ち込み、自分の好きなことさえも興味がなくなってしまい、何かをしようとする意欲が低下してしまうことがあります。赤ちゃんのお世話に対してもやる気が出ないため、子育てが苦痛に感じて、赤ちゃんに対して愛情が持てなくなってしまうこともあるようです。

9.悲観的になることが多い

暗い表情で考えこむ女性

どんなことでもネガティブにしか考えられないようになると、悪いことばかり想像して、将来に絶望するようになります。「子どもを産むんじゃなかった」「出産しなければこんな苦労をしなくて済んだのに」「独身の友達が羨ましい」などと落ち込んで、訳もなく涙が出ることもあります。

10.自分に自信が持てない

完璧主義だったママに多いのが、育児に対して自信を喪失してしまうことです。育児も家事もきちんとこなしたいのに、物事が思い通りに運ばないことで、「何をやっても上手くいかない」「私は母親失格だ」と自分を責めるようになり、それまでの保たれていた自信を喪失してしまうのです。

産後うつが起こりやすい3つの原因

産後うつが起こるのは、決してママのせいではなく、産後の身体や精神の状態、環境に起因します。ママ自身ではどうすることもできないのに、産後うつになることで罪悪感を持ってしまうママも少なくないようです。産後うつの原因を正しく理解し、周囲にも知ってもらうことで、自分を責めることのないよう心がけましょう。

1産後のホルモンバランスの乱れ

出産をするとママの身体は、大きかったお腹が小さくなるなど劇的に見た目が変化するのですが、身体の中でも急激な変化が起こっています。妊娠中に多く分泌されていたエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌が、出産後に急激に減少することで、ホルモンのバランスが大きく崩れてしまうのです。

ホルモンバランスが乱れると精神的に情緒不安定になるほか、自律神経にも支障をきたすため、体調不良を起こしやすくなります。通常なら、女性ホルモンのバランスが乱れても2週間ほどで元に戻るのですが、産後は精神的にも身体的にも完全ではないため、すぐに元に戻るのが難しく産後うつが起こりやすくなるのです。

2出産後の生活環境の変化

居間で一人でいる女性

核家族化によって、毎日言葉が話せない赤ちゃんと二人っきりで過ごしていることで、産後うつを発症しやすくなります。まだまだ抵抗力が弱い赤ちゃんを外に連れ出すこともできないので、家にこもりがちになってしまい、孤独を感じ気持ちが沈んでしまうのです。

特に、出産前にバリバリ仕事をしていたママは、子育てに意義を見出せなくなってしまい、自分の存在価値に疑問を持ったり社会とのつながりが断たれたように感じたりして、余計に孤独感が強まるようです。また、夫の仕事が忙しく、子育てへの協力が得られないと、ますますイライラしたり、気持ちが沈んだまま気分転換もできないことから、さらに産後うつがおこりやすくなります。

3育児に対する責任感や真面目な性格

完璧主義で責任感が強く、何でも一人で抱え込んでしまうようなママは産後うつを発症しやすいので注意しましょう。赤ちゃんにかかりっきりなって家事がおろそかになってしまったり、思うように赤ちゃんのお世話ができないせいで落ち込んで、自分を責めてしまうことも。

特に、初産の場合は手の抜きどころも分からずに追い詰めてしまうので、経産婦さんより産後うつを発症しやすいようです。また、経産婦の場合は、二人目の育児が一人目のときのように思い通りにいかないことが産後うつの原因になります。

産後うつはいつから?いつまで続くの?

医師に相談する女性

産後直後から数日間、気分が落ち込むマタニティーブルーに対して、産後うつは出産してから数週間から数か月たって症状が見られるのが特徴です。産後うつを発症しても、1~2週間で症状が治まれば問題はありませんが、中には1年以上も続くケースもあるため、症状の改善がみられない場合は専門医の受診が必要になります。

いきなり精神科や心療内科を受診するのは抵抗があるという場合は、まずはかかりつけのお医者さんや保健師に話を聞いてもらって、その後の対策を一緒に考えてもらうといいでしょう。自分一人で抱え込まずに、誰か身近な人に相談に乗ってもらうことが何よりも大切なのです。

産後うつを予防するためにできること

産後うつには必ず原因があることから、問題を改善したり障害を取り除くだけでも、気持ちが楽になって症状が緩和されます。しっかりと対処することで、少しずつでも必ず良くなるので、まずはあきらめずに次のような対策を実践してみてはいかがでしょう。

完璧を目指さず適度に手を抜きましょう

赤ちゃんのお世話をそつなくこなし、家事も抜かりないなんてスーパー主婦を目指していたら、誰だって疲れてしまいます。少しくらい煮物の味が濃くても、部屋が散らかっていようと、多少赤ちゃんがぐずっても気にすることはありません。100点満点のママなんてこの世にはいないのです。自分のペースでのんびり行きましょう。

周囲に頼れる環境を作りましょう

24時間ずぅーと赤ちゃんと一緒に過ごしていると、息がつまってしまうのは無理もありません。ママだって、友達をお茶したり、美容室に行ったりしたいですよね。ママがママのための時間を確保するためには、周囲の協力が不可欠です。「子どもを放って出かけるなんて」と思わずに、ママが心も身体も元気でいるために夫や実家、ファミリーサポートなど周囲に頼るようにしましょう。

パパは一番の理解者です

赤ちゃんと一緒に家族で出かける

産後うつになりイライラして、思わずパパに当たってしまったこともあるのではないでしょうか。残念ながら産後のうつのような、産後の女性の体調の変化について知識がある男性は多いとはいえません。まずは、パパに産後うつについて詳しく知ってもらって、ママが大変なことを分かってもらうことが大切です。一番近くにいるパパに理解者になってもらうことが、ママの負担の軽減につながるのです。

つらい時には病院を受診しよう

産後うつは、産後の一時的な症状ではなく、れっきとした病気です。自分でなんとかしようとするのではなく、医療機関できちんとした治療を受けることが望ましいといえます。精神科や心療内科を受診することで、カウンセリングや薬物療法を受けることができます。カウンセリングだけで改善されることもあるので、一人で悩まずに気軽な気持ちで病院を受診してみてはいかがでしょう。

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