ラッチオンの正しいやり方に関する記事

ラッチオンで授乳が楽に!新生児への正しい母乳の飲ませ方

ラッチオンで授乳が楽に!新生児への正しい母乳の飲ませ方

ラッチオンは授乳を楽にする考え方です。ラッチオンの正しいやり方や間違った授乳方法などをご紹介。授乳で悩めるママ必見です

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ラッチオンで授乳がスムーズに!新生児への母乳の上手な飲ませ方

初めて母乳を与える時、赤ちゃんにうまく吸わせることができず、なんだか大変な母乳育児スタートとなることが珍しくありません。どうやったら上手に飲ませることができるのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、新生児の母乳育児に四苦八苦しているママさんに知ってほしいのが、ラッチオンという考え方です。今回は、ラッチオンについて説明するとともに、間違った母乳の飲ませ方や授乳時の抱き方などについてご紹介します。

ラッチオンとは

指しゃぶりをしている赤ちゃん

ラッチオン(latch on)とは、直訳すると「しっかりつかむ」「食いついて離れない」という意味で、赤ちゃんがママの乳首に吸いついた時、正しい位置でうまく乳首をくわえさせて授乳することを指します。

授乳は、ママと赤ちゃんの息を合わせることが大事です。ママだけが頑張っても赤ちゃんが吸ってくれませんし、赤ちゃんが一生懸命くわえようとしても、ママが合わせなければうまくいきませんよね。赤ちゃんが吸おうとした時に、ママが乳首をうまくくわえさせてあげることで、母乳育児がうまくいくというのがラッチオンの考え方なのです。

うまくラッチオンできれば、赤ちゃんが母乳をしっかり飲んでくれている感覚を感じることができます。しかし、ラッチオンの考え方を理解して取り組んでも、出産直後から完璧に授乳できるわけではありません。ママも赤ちゃんも初めてのおっぱいですから、普通は誰だって最初からうまくいかないものです。

赤ちゃんが吸おうとしているタイミングをつかみ、おっぱいをうまくくわえられるよう練習していきましょう。そのうちに、お互いのタイミングがぴったり合うラッチオンを体験することができるはずです。

間違った母乳の飲ませ方の特徴

しばらく授乳を続けた後でも母乳育児がうまくいかない時、間違った授乳の仕方をしている可能性があります。間違った授乳の特徴を4つご紹介しますので、自分の飲ませ方を再度確認してみましょう。

赤ちゃんが吸いやすいよう前かがみの姿勢になっている

赤ちゃんがおっぱいを吸いやすいようにと必死になりすぎて、前かがみの姿勢になっている場合があります。しかし、これは、ママや赤ちゃんに悪影響を及ぼす間違った授乳方法です。

授乳のたびに前かがみをしていては、ママの体に大きな負担がかかってしまいます。無理な体勢は、身体のコリを引き起こし、乳腺周りのリンパの流れや血流が滞りがちとなります。その結果、母乳を作るために必要な血液が不足して、母乳の出を悪くしてしまうのです。

また、前かがみの姿勢では、おっぱいが赤ちゃんの口にフィットしません。赤ちゃんが満足に吸えないため頻回授乳となったり、吸い残した母乳により乳腺炎を起こしたりする恐れがあります。しっかり飲んでもらおうと前かがみになりがちですが、かえって逆効果なのです。

授乳すると胸や乳首が痛い

赤ちゃんに授乳をしているお母さんのイラスト

授乳時に乳首が痛いと感じるのは、授乳方法が間違っている時に起こりやすいです。赤ちゃんが母乳を吸う時、乳首だけを吸っていると思っていませんか?実は赤ちゃんは、乳輪のあたりに溜まっている母乳を、口全体で押し出して母乳を吸っています。その時に、乳首のあたりを伸ばしてくわえているだけで、乳首を吸って母乳を出しているわけではないのです。

おっぱいのくわえ方が浅いと、赤ちゃんがしっかり吸いつくことができないまま無理に母乳を押し出そうとします。そのため、胸や乳首に無理な力がかかり、痛みを感じる原因となってしまうのです。

乳首を吸う際にチュッチュと音がする

おっぱいのくわえ方が悪いと、吸うときにチュッチュと音がすることがあります。赤ちゃんがおっぱいを深くくわえている状態が授乳の正しいポジションで、口とおっぱいがすき間なくくっついています。周りのすき間から空気が入らないので、指を吸っている時のようなチュッチュという音は聞こえないのです。

授乳時間が長い

赤ちゃんが母乳を吸ってくれないからと、授乳時間を長くするのは逆効果です。赤ちゃんが疲れてしまい、かえって不機嫌になってしまいます。授乳時間は、両方のおっぱいを合わせて10分から20分以内が理想で、正しいポジションで吸わせていれば十分間に合います。新生児の母乳は、無理やり飲まそうとする前に、正しい授乳姿勢かどうか、再度確認してみることをおすすめします。

正しいラッチオンのやり方

ラッチオンを行うためには、どのような手順で行ったらよいのでしょうか。ここでは、正しいラッチオンのやり方についてご説明します。

1赤ちゃんをママの身体に引き寄せる

ソファー

授乳する時、赤ちゃんをママの身体に引き寄せましょう。ママと赤ちゃんのおへそが向かい合うように抱っこすると、お互いの体がぴったり密着し、正しい授乳姿勢を取りやすくなります。この時、首だけをおっぱいに向けている状態だと赤ちゃんも吸いづらく、うまくラッチオンできません。赤ちゃんの身体と首が同じ方向を向いているかも要チェックです。

ソファーの背もたれを利用しましょう

授乳時に、どうしても前かがみになってしまったり、体に余計な力がかかってしまったりする人は、ソファーや壁などに背中をくっつけて授乳してみましょう。身体の緊張が抜けて、赤ちゃんと密着しやすくなります。

2赤ちゃんが舌をまきつけやすいよう乳首を舌の上に乗せる

おっぱいをくわえさせる時は、赤ちゃんの舌の上に乳首を乗せるように含ませます。乳頭だけをお口に入れるのではなく、舌の奥の方にぐっと入るような感じです。そうすると、乳首と舌がぴったり密着するためママの乳首の痛みがなくなります。

3乳輪までしっかりくわえさせる

おっぱいを吸う時は、乳首を舌の上に乗せるとともに、乳輪までしっかりくわえさせましょう。赤ちゃんをおっぱいに近づけて、口を大きく開けたタイミングでくわえさせるとうまくいきます。乳腺で作られた母乳は、乳輪のあたりで一時的に溜まっています。おっぱいをしっかりくわえることができると、乳輪部分の奥から手前に圧力をかけ、溜まった母乳を押し出すことができます。おっぱいをしっかりくわえることで、おっぱいをたくさん飲めて赤ちゃんも満足できるのです。

ラッチオンが上手くいくと…

ラッチオンが上手くいくと、パズルのピースがぴったりはまるような、それまでにない一体感を感じるそうです。ラッチオンが上手くいったときの、赤ちゃんやママの様子についてまとめました。

赤ちゃんがアヒル口になっている

赤ちゃんとママのタイミングがぴったり合った時、赤ちゃんの口がアヒル口になっています。口がおっぱいの形に合わせて湾曲し、アヒルのくちばしのようになれば、おっぱいをしっかりくわえることができた証拠です。

ゴクゴクおっぱいを飲む音が聞こえる

母乳を飲んでいる赤ちゃん

ラッチオンが上手くいくと、赤ちゃんがおっぱいをゴクゴク飲む音が聞こえます。正しいポジションでおっぱいをくわえたことで、母乳がたくさん吸えるようになったためです。「今までチュパチュパ吸っていたのが、慣れてきたらゴクゴク音を立てて吸うようになった」と話す先輩ママも多いですよ。

ママと赤ちゃんの身体が密着している

授乳時に、ママと赤ちゃんの体が密着していると、ラッチオンの感覚を感じやすくなります。身体が離れてしまうと、おっぱいのくわえ方が浅くなりがちです。正しい位置でしっかりくわえさせるために、抱っこの仕方を工夫して身体が密着するよう気をつけましょう。

赤ちゃんの舌が乳首を包むように筒状になっている

赤ちゃんがおっぱいをしっかりくわえている時、舌の形が乳首を包むように筒状になります。舌と乳首が密着していれば母乳を吸いやすい状態となり、ラッチオンが上手くいっている証拠と言えます。

赤ちゃんの下あごがおっぱいにくっついている

赤ちゃんのイラスト

ラッチオンが上手くいくと、赤ちゃんの下あごがおっぱいにくっついた状態となります。下あごが浮いた状態では乳管が曲がっているので、母乳をたくさん吸うことができません。下あごがおっぱいにくっついていると、乳管がまっすぐになり、たくさん母乳を吸うことができるのです。

乳首や胸の痛みがない

ラッチオンが上手くいくと、乳首や胸の痛みを感じません。ラッチオンが上手くいかず、お乳のくわえ方が浅くなると、乳首は固い硬口蓋部分に当たることになります。赤ちゃんが吸おうとするたびに乳首が擦れて、乳首の痛みや変形を起こすことがあります。ラッチオンが成功すると、乳首は柔らかい軟口蓋の部分に当たるので、痛みを感じにくいのです。

また、ラッチオンによりしっかりおっぱいを吸うようになると、授乳後は、胸が軽くなったような感じがします。吸い残しが少なくなるので、胸のハリによる痛みも軽減されます。

授乳の際はどんな抱き方をすればいいの

ラッチオンを成功させるには、ママと赤ちゃんが授乳しやすい姿勢を取ることが大事です。4つの授乳姿勢を紹介しますので、色々試して授乳しやすい姿勢を探してみてくださいね。

横抱き

横抱きは、一番スタンダードな授乳姿勢で、赤ちゃんを横に寝かせた姿勢で抱っこして授乳します。前かがみになりやすいので、背中が丸まらないよう意識して授乳しましょう。授乳クッションを利用して、無理のない姿勢を取ることをおすすめします。

縦抱き

縦抱きは、赤ちゃんを縦抱っこしてママの足にまたがらせ、おっぱいと赤ちゃんが正面から向き合う形で授乳します。体が密着しやすいですが、赤ちゃんの頭と身体を支える必要があるので、月齢の低い赤ちゃんに適した授乳方法です。

フットボール抱き

フットボール

フットボール抱きとは、赤ちゃんを授乳するおっぱい側の脇に抱えて抱っこする方法です。授乳クッションの上に赤ちゃんを乗せ、高さ調節するとうまくいきます。他の授乳方法で吸い残しがあり、胸の張りが気になる時は、ぜひ試してみてください。

交差横抱き

横抱きに似ていますが、吸わせる方のおっぱいと、反対側の手で赤ちゃんの体を支える授乳方法です。支える手を変えると、赤ちゃんの吸う向きも少し変わります。すべての乳管からまんべんなくお乳を吸わせることができ、乳腺炎の予防にもつながりますので色々試してみましょう。

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この記事を書いたライター
木下みずき

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!