授乳中のカフェインの影響に関する記事

【授乳中のカフェイン】赤ちゃんへの影響と一日の量の目安

【授乳中のカフェイン】赤ちゃんへの影響と一日の量の目安

授乳中のカフェイン摂取は、赤ちゃんに悪影響を与えるので注意しましょう。これを読めば、1日のコーヒーの適正量が分かります。

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授乳中のカフェインが赤ちゃんに及ぼす影響と1日の適正な摂取量

授乳中のカフェインの摂取量に注意していますか?
朝に目覚めや家事の合間に一息つく際に、コーヒーを飲むというママも多いことでしょう。そこで気になるのがコーヒーに含まれるカフェインです。カフェインとは、覚醒作用や解熱鎮痛作用がある成分で、眠気や疲労を解消する効果がありますが、大量に摂取すると不眠や頻脈を引き起こすことから、最近はカフェインの過剰摂取が危険視されています。

紅茶を飲む女性二人

妊娠中の妊婦さんや授乳中のママにとっても、カフェインは赤ちゃんに影響を与える怖い存在。日頃から、できるだけ摂取を控えているというママも多いようですが、実のところ、何がいけないのか分かりにくいですよね。安全なカフェインの摂取について知っていれば、コーヒーを我慢してイライラすることもありません。

そこで、カフェインが赤ちゃんに与える影響と1日の摂取量をご紹介。どれだけ摂っていいのか分かることで、授乳中でも安心してコーヒーや紅茶を楽しむことができるはずです。

授乳中のカフェインは危険?赤ちゃんへの4つの悪影響

ママがコーヒーや紅茶から摂取したカフェインは、母乳を通じて赤ちゃんに影響を与えます。カフェインは、赤ちゃんにとって良くないといわれていますが、一体どのような悪影響を及ぼすのでしょうか?

情緒不安定で不機嫌になりやすい

泣く赤ちゃん

カフェインは、脳を刺激することで眠気や疲労を感じにくくする反面、摂取する量が多いと刺激が強すぎて、興奮状態から不安感やイライラを引き起こす作用があります。そのため、赤ちゃんがカフェインの影響を受けると、情緒不安定になって機嫌が悪くなったり、感情の起伏が激しくなるのです。

「病気でもないのに、いつもよりぐずぐず泣いている」というようなときは、ママがカフェインを摂りすぎていないか考えてみましょう。

寝つきが悪くなる

コーヒーが眠気覚ましに効くことはよく知られていますが、実はこれ、カフェインによる覚醒作用が働くからなんです。ということは、母乳を通じて赤ちゃんがカフェインを摂取すると、大人と同じように眠れなくなってしまうので、当然、なかなか寝つけなくなったり、夜泣きの原因になります。

母乳にはもともと催眠作用もあるので、おっぱいを飲んでも寝つきが悪いというときは、カフェイン摂取の影響が疑われるので注意しましょう。

興奮して落ち着きがなくなる

カフェインの覚醒作用は、疲労や眠気の解消だけでなく、脳が刺激を受けることで興奮状態に陥る可能性があります。そのため、カフェインの影響で寝つかないだけでなく、興奮し過ぎてハイテンションになる赤ちゃんもいるのです。逆に言うと、これはリラックスできない状態が続いているということなので、赤ちゃんの身体に大きな負担がかかってしまうということになります。

乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高くなる

事故や窒息に関係なく、赤ちゃんが眠っている間に突然亡くなってしまう乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、はっきりとした原因は分かっていませんが、両親の喫煙のほか、カフェインの摂取によってSIDSの発症率が高くなることが分かっています。

SIDSは、育児環境に注意することで十分に防ぐことができる病気です。普段からカフェインの摂取量を守ってSIDSから赤ちゃんを守ってあげましょう。

カフェインは授乳中のママにもよくない?!

額に手を当てて俯く女性

授乳中はただでさえ貧血になりやすいですが、カフェインの摂取によって鉄分の吸収を妨げられて、ますます貧血を悪化させてしまうことにもなりかねません。

また、母乳を出すためにはたくさんの水分摂取が必要にもかかわらず、せっかく水分をたくさん摂っても、カフェインの利尿作用によって体外に排出されてしまうのです。特に、暑い時期に授乳する場合は、たくさんの水分を必要とします。利尿作用によって何度もトイレに行くようなら、カフェインの過剰摂取の可能性が高いといえます。

授乳中に摂取可能なカフェイン量とは

基本的に国内では、カフェイン摂取についてのリスク評価を実施していないことから、カフェインの一日許容摂取量は決められていません。

それに対して海外では、摂取の目安として、イギリスの英国食品基準庁は妊娠中の女性の摂取量を200mg、またカナダ保健省は授乳中の女性の摂取量を300mgと定めています。どちらも、マグカップでコーヒー2杯程度(1杯あたり237ml)の量にあたることから、1日にコーヒーを4~5杯は飲むというママは注意が必要です。

カフェインの摂取直後の授乳に注意!

母乳を飲む赤ちゃん

ママが摂ったカフェインは、尿などによって排出されて、体内のカフェイン量が1/2になるのに5時間かかります。それ対して、赤ちゃんが摂取したカフェインを排出するのに3日かかることから、ママがカフェインを摂りながら授乳を続けることで、赤ちゃんの体内にはカフェインがどんどん蓄積されてしまうのです。

また、ママがカフェインを摂取すると、30分以内に母乳のカフェイン量は最高になり、その量はママが摂取したカフェインの0.5~1.5%となります。そのため、カフェインを摂取した直後に授乳をするのはNG。赤ちゃんに影響を与えないためには、できるだけカフェインの摂取量を少なめにして、十分に時間を空けてから母乳を与えるのが安全だといえます。

カフェインを含む食品の含有量一覧

カフェインと聞くとコーヒーをイメージする人が多いかもしれませんが、他の飲食品にもカフェインを含むものはたくさんあります。特に、ママや子どもがよく食べたり飲んだりするもののカフェイン含有量をまとめてみました。

飲食品 カフェイン含有量
コーヒー

100ml

カフェイン含有量

60mg
紅茶

100ml

カフェイン含有量

30mg
煎茶

100ml

カフェイン含有量

20mg
ココア

100ml

カフェイン含有量

10mg
チョコレート

100g

カフェイン含有量

20mg

(食品安全委員会作成の資料より)

カフェインは上記の飲食品のほか、ウーロン茶やほうじ茶、抹茶、コーラ飲料にも多く含まれるため注意が必要です。特に授乳中は、カフェインが多く含まれるエナジードリンクや栄養ドリンクは控えるのがベストだといえます。

カフェでの注文は「デカフェ」がマスト!

授乳中のママだって、たまにはおしゃれなカフェでまったりしたい時がありますよね。そんな時におすすめなのが「デカフェ」です。デカフェとは、コーヒーからカフェイン成分を取り除いたもので、通常のドリップコーヒーに比べてカフェイン量が段違いに少なくなるので、安心してコーヒーを飲むことができます。

デカフェと、他の抽出方法のコーヒーに含まれるカフェイン含有量は一目瞭然です。

抽出方法 カフェイン含有量
エスプレッソ

30ml

カフェイン含有量

50~75mg
ドリップ(Automatic)

237ml

カフェイン含有量

145mg
ドリップ(Non Automatic)

237ml

カフェイン含有量

124mg
デカフェ

237ml

カフェイン含有量

2~3mg

(食品安全委員会作成の資料より)

デカフェは、スタバやタリーズのようなコーヒーチェーン店では普通に飲むことができますが、カフェインが少ないからといって安心して飲み過ぎないように注意しましょう。

授乳中におすすめのカフェインレスのドリンク

安全なカフェイン摂取量を守っているつもりでも、知らず知らずのうちにたくさん摂取してしまっていることもあります。そこで、普段からカフェインレスやノンカフェインの飲み物を飲むことで、カフェインの量を控えてみてはいかがでしょう。通常のものとほとんど味も変わらないので、カフェインレスでも満足できると思いますよ。

ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレススティック 50本

ネスカフェ    ゴールドブレンド カフェインレススティック 50本

ネスレ

価格:1481円(税込)

カフェイン配合の通常の「ネスカフェ・ゴールドブレンド」に比べて、香りやマイルドな味わいをそのままなのに、カフェインを97%カットしてくれているので、授乳中や妊娠中に嬉しいコーヒーです。個包装されている使い切りタイプなので持ち運びにも便利なうえ、コーヒーの濃さに関係なくカフェイン摂取量が一目でわかります。

デカフェ アールグレイ ティーバッグ(20P)

デカフェ アールグレイ ティーバッグ(20P)

アーマッド

価格:508円(税込)

紅茶好きには嬉しいアールグレイのノンカフェインバージョン。香りや味を損なわない特殊製法でカフェインをカットしているので、妊娠中や授乳中でも安心して飲めます。香りが豊かでリラックス効果もあり、ミルクにも合うので、ミルクティーにして栄養補給におすすめです。

キャロブサクサクチョコ【冷蔵便】

キャロブサクサクチョコ【冷蔵便】

辻安全食品株式会社

価格:452円(税込)

カフェインを成分とするカカオマスやココアを使わず、ココアに風味が似ているキャロブという木の実の粉を使用しているチョコレートです。ノンカフェインなうえに、キャロブにはカルシウムや鉄分も含まれるので、妊娠中や授乳中に最適のおやつだといえます。

ノンカフェイン緑茶

ノンカフェイン緑茶

ニュアージュ

価格:1026円(税込)~

お茶といえば、やっぱり緑茶が好き!というママにおすすめなのがノンカフェインの緑茶です。カフェイン除去後も、緑茶本来のおいしさを楽しむことができるので、食後や寝る前のリラックスタイムにピッタリです。

授乳中のママにうれしい効果があるハーブティー

カフェインレスのハーブティーも、授乳中のママにおすすめです。ハーブティーなら母乳の量や増やすだけでなく、肩こり・腰痛や睡眠不足などの、授乳中の身体の不調を改善してくれます。コーヒーやお茶代わりに良んでみてはいかがでしょう。授乳中には次のようなハーブティーがおすすめです。

ラズベリーリーフ

「安産のハーブティー」として知られているため、産前から飲んでいるママも多いかもしれませんね。ラズベリーリーフは、母乳の分泌を促してくれるので、授乳中におすすめなのです。さらに、女性ホルモンのバランスを整えたり、身体の回復力を高めるなど、産後のママにうれしい効果もあります。

フェンネル

フェンネルティーを飲むと、女性ホルモンを活性化させ、母乳の出を良くする効果が期待できます。香辛料やうがい薬としても使われるハーブで、スパイシーな風味が特徴的です。そのほかに、消化促進・ダイエット・デットクス効果もあるので、授乳期のママのビューティーメンテナンスにいかがでしょう。

ネトル

ネトルは、緑茶のような風味が特徴で、鉄分やマグネシウム、ビタミンC,βカロチンなどの栄養素を豊富に含んでおり、貧血の防止や血液の浄化作用があります。母乳を作るためには血液が欠かせないので、母乳不足に悩んでいるママには最適のハーブティーです。

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