授乳中のカラーリングへの注意に関する記事

授乳中のカラーリングやパーマは賛否両論!?6つの注意点

授乳中のカラーリングやパーマは賛否両論!?6つの注意点

授乳中にカラーリングやパーマをしたいママ、賛否両論ですので双方の意見や悪影響、注意点などを知っておきましょう。

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授乳中のカラーリングやパーマは大丈夫?実は賛否両論あり!

授乳中のカラーリング剤やパーマ液は母乳に悪影響はないのでしょうか?妊娠中は胎児への影響が心配だったり、大きなお腹で長時間施術を受けることができなかったりで、カラーリングやパーマを避けていた人も多でしょう。

出産後「やっと美容室に行ける!」と思っても、今度は母乳に影響がないのか心配。カラーリング剤やパーマ液が身体に及ぼす影響については賛否両論ありますので、施術を検討中の場合は影響や注意点など詳しく知っておきましょう。

産後いつから美容室に行ける?1ヶ月健診後からOK

美容室でカラーリングしようとしてるママ

産後何ヶ月たったら美容室に行っても良いのかということについては、ママ自身の体調や赤ちゃんの状態などによって異なるため、明確な基準はありません。マーミーに寄せられた産後の美容院体験談を見ると、1ヶ月健診で順調に回復していると診断された後、以下のようなことを目安に美容室に行く人が多いです。

  • お産のときの切開の傷が治り、長時間椅子に座ってもつらくなくなった
  • 母乳育児の場合、3時間以上授乳時間が空くようになった
  • 睡眠時間がある程度確保できるようになった

授乳中のカラーリングやパーマの悪影響は?トラブルなしと言い切れない

授乳中のママは「自分への悪影響=赤ちゃんへの悪影響」と考え、食べる物にも気を遣いまうすが、カラーリング剤やパーマ液は大丈夫なのか、悪影響を詳しくみていきましょう。

赤ちゃんへの悪影響|カラーリング剤に含まれるPPDは100%安全とは言えない

カラーリング剤やパーマ液は、化学物質であり身体に良いものとはとても言えません。特に、市販のカラーリング剤などに含まれるPPD(パラフェニレンジアミン)という物質は刺激が強く、アナフィラシキーショックなどの強いアレルギー反応を起こすこともあるのです。

新生児や乳児の場合、そのアレルギー反応によって呼吸困難を起こす可能性も高く、母乳を通じて、あるいはママの髪の毛に付いた薬剤に触れることによって、PPDの刺激を受けたら大変ですよね。カラーリングしても赤ちゃんに絶対に大丈夫とは言い切れないのです。

ママへの悪影響|PPDによる肌のトラブルにも注意が必要

PPDは1991年にフィンランドで一般向け販売が禁止されるほど、危険性の高いものとして考えられており、カラーリングによって頭皮から体内に吸収される可能性も否めません

体内に吸収されたPPDのおよそ10%は10日程度で体外に排出されると言われていますが、逆に考えれば90%は体内に残るのです。

しかもPPDは脂肪の中に蓄積しやすいため、出産後の皮下脂肪の多い身体がうってつけの保管庫になる可能性大!授乳中のママは赤ちゃんへの影響の点でも、PPDの危険性を知ったうえで、PPD不使用のオーガニック薬剤でカラーリングやパーマを行える美容室を探した方が安全です。

産後はホルモンバランスの急激な変化や寝不足などで、身体が弱っているママや体質が変わるママが多いです。そのため「普段は大丈夫なのにパーマ液やカラーリング剤にかぶれてしまった…」などの肌のトラブルも起こり易いことを知っておきましょう。

授乳中は市販のヘナカラーリングなら安全?天然成分の割合をチェック

家でヘナカラーリングをしてシャンプーで流してるママ

授乳中なら化学物質配合のカラーリング剤よりは、天然素材であるヘナのカラーリング剤を使いたいと思っているママも多いでしょう。

ヘナとはミソハギ科の植物で、紀元前のエジプトやインドでもカラーリングに使われていました。ヘナには「ローソン」というオレンジ色の色素成分が含まれており、髪の毛のたんぱく質に付着することで染色することができるのです。

一般のカラーリング剤は、アレルギー反応が起こる危険性やメラニン色素の脱色を伴うことから髪の毛を傷める可能性がありますが、天然素材のヘナに脱色作用はなく髪や頭皮にダメージを与えることはないと言われています。

ヘナの成分だけでは染色するのに時間がかかるため、市販のカラーリング剤や一部ヘアサロンで使われているものでも、ヘナと一緒に化学染料が配合されているものが多いです。

美容室でヘナによるカラーリングを行う際や市販のヘナを購入する際は100%天然成分であるかどうかの表記を確認したり、他の客にこれまでトラブルがあったかを確認すると良いでしょう。

授乳中にカラーリングやパーマをする際の6つの注意点

「弊害は分かっているけど、この白髪どうにかしたい…」「寝起きのボサボサ髪が耐えられない!」というママは、弊害が分かってもやっぱりカラーリングやパーマでリフレッシュしたいですよね。そこでこちらでは、授乳中にカラーリングやパーマをするときに気をつけるべき6つの注意点についてご紹介します。

1パッチテストをおこなう

二の腕でパッチテストをしてるイラスト

カラーリングを行う際は、カラーリング剤に皮膚がかぶれないかどうかを調べるためのパッチテスト(皮膚アレルギーテスト)をおこなうことが重要です。今まで一度もかぶれたことがない人でも、出産後は肌が敏感になっていたり体調が悪かったりしますので、必ずパッチテストを行いましょう。

美容室では、二の腕の裏くらいに薬剤を付けて30分後に皮膚の状態を見るパッチテストや、薬剤の危険性への説明があるはずです。しかし、これだけでは充分でなく、48時間後に遅延性のアレルギー反応が出ることがあるので、カラーリングの48時間前にパッチテストをおこなう美容室に行くのが万全対策といえるでしょう。

美容室の中には、PPD不使用の薬剤にこだわっている所もあるため、授乳中は安全面を考えてそういった美容室を選ぶのもおすすめですよ!

2ママの身体に負担がかからない時間内で

産後しばらくはお産の影響で開いた骨盤が元に戻っていなかったり、赤ちゃんの授乳や抱っこで肩こりや腰痛がひどかったりで、長時間座りっぱなしは思ったよりキツイと感じることでしょう。また施術中におっぱいが張ってきてつらいことも…。張りを我慢すると乳腺炎を起こすこともあるので注意しましょう。

出産後であることをあらかじめ美容師さんに伝え、カットの翌週にカラーリングをするなど、なるべく身体に負担がかからないように配慮しましょうね。

3ママの体調の良い日を選ぶ

出産後は、ホルモンバランスが乱れて肌が敏感になっていることがあります。出産前は大丈夫だったカラーリング剤やパーマ液によっても、頭皮がかぶれたり抜け毛がひどくなったりするのです。そのうえ、慣れない育児での寝不足や疲れで体調が悪い場合はなおのこと、抜け毛や髪の傷みもひどくなってしまいます

そうなると薬剤が浸透しにくくなり、きれいに染まらなかったり、パーマがかかりにくかったりしてしまうこともありますし、リフレッシュするつもりがさらに疲れてしまって、せっかく美容室に行っても台無しです。ママの体調の良い日を選んで素敵な時間を過ごせるようにしたいですね。

4カラーリング剤が頭皮に付かないようにする

頭皮からカラーリング剤やパーマ液が体内に吸収されるとしたら心配ですよね。また、産後は皮膚トラブルも多いため、美容師さんに産後で授乳していることを前もって伝え、頭皮にできるだけ薬剤がかからないように施術を行ってもらいましょう。

5髪の毛が赤ちゃんに触れないようにする

髪を染めたママに抱っこされてる赤ちゃん

赤ちゃんへのカラーリング剤やパーマ液の悪影響は、髪が赤ちゃんに直接触れることでも起こります。美容室では施術後にしっかりと髪を洗ってくれますが、それでも帰宅後に髪をシャンプーすると暫くの間はシャンプーの泡や流したお湯が茶色くなったり、薬剤で髪が臭かったりしますよね。

カラーリングやパーマ後の髪の毛には化学物質が多くついていますので、髪を縛るなどの配慮をし、抱っこや授乳のときに赤ちゃんの皮膚に髪が触れないように気をつけましょう。

6市販のカラーリング剤やパーマ液はNG!

市販のカラーリング剤やパーマ液の取扱い説明書には、「妊娠中や授乳中には使用を控えましょう」と書かれていることが多いと思います。市販のものは、美容室で使用する薬剤と違って、素人でもきれいに染めたりパーマをかけたりできるように、成分が濃くなっているのです。

前述したような薬剤に含まれるPPDという化学物質を、成分が濃くなった分、より多く体内に吸収してしまう可能性があるため、授乳中の市販の薬剤の使用はおすすめできません。

授乳中のカラーリングやパーマに関する医師の見解

授乳中のカラーリングやパーマについては、医師によって異なった見解です。それには「経皮毒」に対する考え方が関わっており、経皮毒がママの身体や母乳を通じて赤ちゃんに与える影響に関して、意見が分かれているのです。

経皮毒とは、化学物質を皮膚から体内に吸収してしまうことです。腕などの皮膚よりも頭皮の方が3~4倍吸収率が高く、経皮毒は子宮にたまりやすいと言われています。

問題ない派の医師の意見|すぐに大きな問題はない

説明してる男性医師

「カラーリングやパーマは、頻繁におこなうものではなく、たとえ薬剤に有害物質が含まれていたとしても、授乳中のカラーリングやパーマは問題ない」という意見です。

この意見を主張する医師は、経皮毒に関する研究が進んでいないため、有害性を示す結果が明白になっていないことから、経皮毒によって体内に有害物質が侵入したとしても、今すぐに大きな病気を引き起こすことはないという見解なのです。

問題あり派の医師の意見|有害物質は長時間かけて体内に蓄積する

一方で、問題ありという医師の意見もあります。それは、経皮毒の問題点は、長い年月をかけて有害物質を体内に蓄積してしまうと考えられるからです。

特にカラーリング剤に含まれるPPDは、「健康な成人が10g摂取すると命の危険に晒される」と言われるほど毒性が強いため、ママの血液から体や母乳が作られる妊娠、授乳中は心配です。

カラーリングは授乳中だと美容室に伝えてから行いましょう

授乳中に美容室に行くときは、電話で事前に授乳中であることを伝えましょう!美容室によっては毎回パッチテストを行わず初回のみの所も多いのですが、妊娠中や産後は体質が変わるため、伝えておけば行ってくれるはず。逆に、PPD配合の薬剤を使用しているのに、パッチテストを行わない美容室は要注意でしょう。

妊娠後、安心できる薬剤を使用している美容室に変えるママも少なくありません。赤ちゃんが大きくなると、ママと一緒に美容室に通うようになるでしょうから、出産を機に一度美容室に薬剤の成分を確認しておくとよいですね。