前駆陣痛と胎動の違いに関する記事

前駆陣痛と胎動の痛みの違いとは?知っておくべき7つの症状

前駆陣痛と胎動の痛みの違いとは?知っておくべき7つの症状

前駆陣痛か胎動か見分ける自信がない、本陣痛と勘違いしたらどうしようと初めての出産で心配なママへ、前駆陣痛の特徴、胎動との痛み方の違いをご紹介。はじめての出産がわからないことだらけなのは当たり前、まずは痛みの間隔を測ってみましょう!

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前駆陣痛と胎動は間違えやすい?正しく前駆陣痛を見極めるには

臨月に入った妊婦さんのお腹

臨月になると胎動は減るというけれど、うちの子はよく動いている!という場合、赤ちゃんに蹴られたりする刺激で子宮が収縮することがあり、これって前駆陣痛?と間違えてしまうことがあります。また、前駆陣痛が起こった時には、これが本陣痛の前兆なのかと思い病院に行ったけれど、フライングで、結局また自宅に戻ったというケースもありますね。

出産が近づいてくると、誰もが不安を抱いていろんなことに過敏になります。そのため、前駆陣痛をほかのものと勘違いすることはよくあります。しかし、正しい知識を持っておくと、冷静に物事を判断できるようになるので、いざという時にあわてなくてもいいですよね。そのために、正しく前駆陣痛を見極める方法をご紹介します。

前駆陣痛はいつ起こるの?

時計を持つ妊婦さん

前駆陣痛とは、直接出産にはつながらない、不規則な子宮の収縮によって起こる痛みのことをいいます。いつ出産になってもおかしくない臨月に入ると、出産につながる本陣痛と騙されやすいことから、「偽陣痛(ぎじんつう)」とも呼ばれているのです。

前駆陣痛は、一般的に、臨月に入る妊娠36週から出産予定日の妊娠40週の間に起こる可能性があります。しかし、人によって、前駆陣痛のすぐ後に本陣痛が起こる人もいれば、前駆陣痛が起こってから出産までに1週間以上かかる人もいます。また、前駆陣痛をまったく感じなかったという人もいて、個人差が大きいのです。

胎動はいつまで続くの?

お腹に手を当てる妊婦さん

臨月に入ると、赤ちゃんの体が大きくなったせいで、子宮内で自由に動けるスペースが少なくなるため、
胎動は少なくなると言われています。

出産が近づくと、赤ちゃんの頭が骨盤の中に入るとともに、徐々にママのお腹が下がってきますね。赤ちゃんの頭が胎盤に入った状態でも、手や足は自由に動かせるため、出産の直前まで胎動を感じる妊婦さんもいるようです。

しかし、胎動の感じ方は人それぞれ。スペースが広いときの胎動よりも少なくなったので、あまり感じないという人もいますし、反対に力強いので痛いほどに感じるという場合もあります。

いよいよ出産という段階になり、その準備のために、赤ちゃんが回旋をはじめ産道に下りてくると、自由に手足を動かせなくなるため、胎動は自然と減ってきます。

前駆陣痛の6つの症状

前駆陣痛の症状は、主に子宮で作られるプロスタグランジンという物質が起こす副作用が関係していて、次のような症状が見られます。

1生理痛のような痛み

生理痛

生理の際、子宮を収縮させて、はがれ落ちた子宮内膜を血液と一緒に体の外に押し出すために、脳に情報を伝達する物質プロスタグランジンが分泌されています。出産の際も、子宮の中の赤ちゃんを外に押し出すために、2種類のプロスタグランジンが分泌されているのです。

前駆陣痛によって、子宮の収縮の回数が増えていくと、子宮壁と卵膜の間にずれが生じます。卵膜が少しはがれたりすると、そこから出血をするおしるしがやってきます。いよいよ出産が近くなってきたサインです。

すると、プロスタグランジンが子宮口を柔らかくするために、分泌されるようになるのです。最初に分泌されるプロスタグランジンE2によって、子宮が過剰に収縮してしまうと、生理痛と同じような痛みが起こります

2お腹の張り

プロスタグランジンには、筋肉を収縮する作用があります。そのために、前駆陣痛で激しい痛みを感じない人でも、「お腹がパンパンになる」「石のように硬くなる」などの張りの症状を感じることがあります。子宮が収縮する際、緩んで柔らかかった筋肉が緊張した状態になるため、キューとお腹が張りや硬くなったように感じるのです。プロスタグランジンは、子宮の筋肉に作用して、本陣痛も引き起こす作用を持っているのですね。

3頭痛や腰痛

腰痛で腰に手をあててる妊婦さん

プロスタグランジンには、痛みを感じやすくする作用があるため、生理の時と同じように、頭痛や腰痛などをより感じるようになります。また、血管を収縮させる作用もあるので、普段よりも冷えを引き起こすのです。冷えが起きると血流が阻害され、より痛みを感じやすくなるため、頭痛や腰痛が起こりやすくなります。

4吐き気

吐き気で口に手をあててる妊婦さんのイラスト

子宮の周りには、胃や小腸などの消化器官があります。そのために、プロスタグランジンは子宮だけでなく、胃も同じように収縮させてしまうため、吐き気やムカつきなどの症状が起こります。また、プロスタグランジンの影響で、痛みの基準が上がるため、痛みに反応しやすい状態になり、その結果、胃の痛みを感じやすくなります。

5発熱

プロスタグランジンが分泌されると、視床下部に働いて、脳から発熱の指令が出るため、体温が上がります。プロスタグランジンには、血管を収縮する作用があるといいましたが、それに反して、血管拡張作用もあるのです。血管が収縮すると、血流が阻害されます。すると、プロスタグランジンが更に分泌され、血管を広げてくれるのです。収縮したところに血液が流れようとするので、熱を持つようになるのです。循環がよくなり体温も上がるのですね。

6少量の破水

前駆陣痛の子宮の収縮によって、少し卵膜がはがれると、プロスタグランジンが分泌されます。プロスタグランジンは子宮口を柔らかくさせ、その結果、破水が起こることがあります。破水が起こると、いよいよ本陣痛の兆候ですね。破水してしまうと、子宮内に細菌が入ってお腹の赤ちゃんが感染する恐れがあるため、すぐにかかりつけ医に連絡して、その後どうしたらいいのか、指示を受けるといいですよ。

前駆陣痛と胎動の痛みの違い

前駆陣痛と胎動の痛みを比べる女性

前駆陣痛と胎動を区別するポイントは、痛みの場所です。前駆陣痛の痛みは、子宮がキューっと張るような生理痛に似た痛みや、ムカムカするような不快感や、ぎゅーっと絞られるような胃の痛みが特徴です。痛んでいる場所は子宮ですが、その周りの胃や小腸なども痛みがあるような感覚なのです。

反対に、胎動の痛みは、いきなりドンとくる痛みと、グーッと押されるような痛みの2種類があります。特に赤ちゃんが正面を向いていると、脚を伸ばした際に胃を蹴られたり圧迫されたりすることで、痛みを感じます。

赤ちゃんが大きくなってくると、力も強くなってくるので、痛みを感じるほどの胎動になるのですね。赤ちゃんの向きによって、左右のどちらかの脇腹を蹴られることもあります。赤ちゃんの手足が当たるような場所、どこの場所も痛みの発生する可能性があります。

前駆陣痛か本陣痛なのか分からないときは

前駆陣痛と本陣痛を区別する時のポイントは、痛みの強さと規則性です。前駆陣痛の痛みは、不規則な痛みが強くなったり弱くなったりするのに対して、本陣痛の痛みは規則的で、間隔が狭まるにつれて、痛みがどんどん増していくのが特徴です。

前駆陣痛は、ママがリラックスしている夜に感じやすいといいます。しかし、前駆陣痛は時間とともに治まるため、夜に眠ろうとしている時に、前駆陣痛の痛み起こっても、気づいたら眠っていたという妊婦さんは多いのです。

痛みの違いには個人差があるため、前駆陣痛なのか本陣痛なのか分からないという時にはどうしたらよいでしょうか。見分ける方法の一つは、痛みの間隔を計ってみること。本陣痛であれば、陣痛の間隔が遠のくということはありません。規則的で、なおかつ間隔が徐々に狭まっていくでしょう。

前駆陣痛が起こったらすべきこと

前駆陣痛のあと、すぐに本陣痛がくる人もいれば、なかなか本陣痛がおきない人もいるので、いつ本陣痛がきても良いように、次の3つのことを行っておくと安心です。

入院準備の最終チェックをしましょう

入院準備をチェックする妊婦さん

本陣痛が起こるといよいよ出産だと、腹が据わり落ち着く人もいますが、反対に不安になる人もいます。また、陣痛の間隔には個人差があり、本陣痛が来たからまだまだだと思っていても、どんどん間隔が狭まり、痛みが強くなるということがあるのですね。そのために、落ち着いて入院準備が出来ない可能性があります。いつ陣痛が起こってもいいように、入院準備の最終チェックをしておくことが大切です。

入浴やシャワーを済ませましょう

入浴

前駆陣痛だから、まだまだと思っていても、急に本陣痛が来ることがあります。また、子宮口が柔らかくなり前期破水をしてしまうことも。そのために、入浴やシャワーを早めに済ませ、清潔にしておきましょう。

リラックスして本陣痛を待ちましょう

ソファに座る妊婦さん

前駆陣痛も本陣痛も痛みがあるために、不安、恐怖感を感じる人がいますね。しかし、実際に本陣痛が来た時に緊張していると、分娩に時間がかかったり、いきみを逃すなど助産師さんの指示に従えないこともあります。そのために、出来るだけリラックスして本陣痛を待ちましょう。また、出産のときに体力不足となったりしないように、出産本番に備えて体調を整えておくといいですね。

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